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平成23年2月7日に第8代西東京市議会議長に就任しました。

平成25年3月議会から26年6月議会までの主な発言は、この下にあります。

あわせて、ご覧下されば幸いです。

 

平成23年2月11日より公務開始をしました

 

議会日程

2

2011

曜日

時間

会議名

1

 

 

 

2

 

 

 

3

 

 

 

4

 

 

 

5

 

 

 

6

 

 

 

7

 

 

臨時議会

8

 

 

臨時議会

9

 

 

臨時議会

10

 

 

臨時議会

11

8:30

市民ロ-ドレ-ス大会

12

 

 

 

13

 

 

公務 通夜

14

 

 

臨時議会

15

 

14:30

議長・武蔵野市へ挨拶回り

16

 

 

 

17

 

 

 

18

 

 

 

19

 

 

 

20

 

8:30

市民バスケット大会

21

 

 

 

22

 

10:00

議会運営委員会 

 

 

 

 

代表者会議

 

 

 

13:30

西東京市表彰式

23

 

10:00

柳泉園組合議会第1回定例会

24

 

 

 

25

 

 

議会初日 本会議

26

 

 

 

27

 

 

 

28

 

 

代表質問

 

平成23年3月 

 

曜日

時間

会議名

1

 

 

 一般質問

2

 

 

 一般質問

3

 

 

 一般質問

4

 

 

 予算特別委員会 補正

5

 

 

 

6

 

 

 

7

 

 

 予算特別委員会 補正

8

 

 

 予算特別委員会 補正 他

9

 

 

 企画総務委員会

10

 

 

 議会運営委員会

11

 

 

 予算特別委員会 14:30ごろ 震災発災

12

 

 

 

13

 

1300

【延期】 西東京市社会福祉協議会10周年記念式典

22:00〜翌04:30 緊急防災会議 

14

 

 

 議会運営委員会 予特中止

15

 

1800

 予特中止 消防団団員ご尊父様通夜

16

 

 

 予特中止

17

 

1000

 予算特別委員会

18

 

1000

 予算特別委員会

19

 

 

 

20

 

 

 

21

1700

 【中止】   ソフトトボ-ル協会定期総会・懇親会

22

 

1000

 予算特別委員会

23

 

 

 議運 予算特別委員会

24

 

1000

 予算特別委員会 消防団分団長ご尊父様通夜

25

 

 

 予算特別委員会 議運

26

 

 

 

27

 

 

 

28

 

1000

 予算特別委員会

29

 

1000

 本会議 予算特別委員会

30

 

1000

 本会議 予算特別委員会 2130終了

31

 

 

 

 

平成23年4月

 

曜日

時間

会議名

1

 

0855

 発令交付式 消防署長来訪

2

 

 

 

3

 

0930

 ターゲットバードゴルフ オープン大会

4

 

14:00

市議会議長会監事会

5

 

10:00

北多摩議長連絡協議会監事会 三鷹市

6

 

10:30

谷戸第二小学校入学式

7

 

9:30

田無第二中学校入学式

8

 

14:30

北多摩議長連絡協議会事務引継 立川市

9

 

1600

西東京市ソフトボ-ル協会定期総会

10

 

 

 

11

 

15:00

東京都市議会議長会臨時総会 自治会館

12

 

14:00

三水協 監事会

 

 

15:30

議運の打ち合わせ

13

 

 

 

14

 

 

 

15

 

14:00

三水協 正副会長・委員長会議

 

 

19:00

西東京市建災防協会懇親会

16

 

 

 

17

 

13:00

東伏見総合型地域スポ-ツクラブ設立総会

18

 

 

 

19

 

1400

東村山法人会西東京ブロック支部合同通常総会

20

 

 

 

21

 

1000

西武鉄道の議員への説明会

 

 

1400

北多摩北地区保護司会西東京分区定期総会

22

 

 

 

23

 

 

 

24

 

 

 

25

 

 

 

26

 

9:30

田無農友会・田無緑化組合通常総会 

26

 

 

 

27

 

1000

議会運営委員会

 

 

終了後

会派代表者会議

28

 

1000

建設環境委員会正副委員長・下水道課との会議

29

 

 

30

 

 

 

 

平成23年5月

 

曜日

時間

会議名

1

 

 

 

2

 

 

 

3

 

 

4

 

 

5

 

 

6

 

 

 

7

 

1800

 通夜

8

 

 

 

9

 

1000.

 市長より6月議会の申し入れ 

10

 

1300

 会派会議

11

 

 

 

12

 

 

 

13

 

1700

国民体育大会西東京市実行委員会第1回常任委員会

 

 

1830

西東京市水友会総会

14

 

1500

体育協会総会 

 

 

1900

谷戸商店街協同組合通常総会 

15

 

1000

田無身体障害者福祉協会第51回定期総会

16

 

1400

「社会を明るくする運動」実施委員会総会

17

 

 

 

18

 

 

 会派会議

 

 

14:00

北多摩北地区保護司会定期総会

19

 

14:00

三多摩上下水及び道路建設促進協議会事務引継

20

 

1900

にしはらスポ-ツクラブ総会

21

 

 

 

22

 

9:30

西東京青年会議所わんぱく相撲 西東京場所

23

 

1000

企画総務委員会

 

 

1330

西東京市高齢者クラブ連合会式典・総会

24

 

14:00

西東京商工会通常総会

25

 

14:00

三水協正副会長・委員長会議

26

 

14:30

西東京市交通安全協会総会

27

 

14:30

三多摩地区消防運営協議会通常総会

28

 

 

 

29

 

930

西東京市合同総合水防訓練

 

 

1400

西東京市防衛協会

30

 

14:00

三水協理事会  15:00~総会 自治会館

31

 

10:00

議会運営委員会

 

 

14:00

市議会議長会 理事会 ・ 1500~定例総会

 

 

 

 

 

 

平成23年6月

 

曜日

時間

会議名

1

 

 

 

2

 

1400

武蔵野市議会議長来訪 関東市議会議長会定例総会

3

 

930

議会運営委員会

 

 

1000

本会議

4

 

 

 

5

 

 

 

6

 

1000

本会議【一般質問】

7

 

1000

本会議【一般質問】

8

 

1000

本会議【一般質問】

9

 

1000

本会議【一般質問】

10

 

1000

文教厚生委員会

 

 

1000

建設環境委員会

 

 

1600

西東京市防犯協会創立10周年記念式典

11

 

9000

田無第二中学校第54回運動会

12

 

 

 

13

 

1000

企画総務委員会

 

 

1000

建設環境委員会

14

 

1000

駅周辺再開発等特別委員会

15

 

1000

予算特別委員会

 

 

1030

全国市議会議長会第87回定期総会

16

 

1400

西東京市シルバ-人材センタ-第1回定時総会

17

 

1000

議会運営委員会

18

 

 

 

19

 

 

 

20

 

1000

文教委員会

 

 

1000

建設委員会

 

 

1000

0

21

 

 

事務整理日

22

 

930

議会運営委員会

 

 

1000

本会議

23

 

1000

議長お客様来庁

23

 

 

 

24

 

 

 

25

 

 

 

26

 

 

 

27

 

 

 

28

 

15:00

北多摩議長連絡協議会事務局長会

29

 

 

 

30

 

1040

中学校給食視察 碧山小

 

 

 

18:00

68回国民体育大会西東京市実行委員会第2回総会

 

平成23年7月

 

曜日

時間

会議名

1

 

15:00

北多摩議長連絡協議会定例総会

2

 

830

東伏見ふれあいプラザ オ-プニングセレモニ-

3

 

830

10回防犯少年野球大会

 

 

930

西東京市茶道華道文化協会七夕茶会・いけばな展

 

 

1300

40回多摩地区躰道優勝大会

4

 

 

自民党会派視察(高知県)【6日まで】

5

 

1330

河川改修(理事会)

6

 

 

 

7

 

 

 

8

 

 

 

9

 

10:00

民謡大会(保谷民謡連合会)

10

 

 

 

11

 

 

 企画総務委員会視察 浜松市

12

 

 

 企画総務委員会視察 藤枝市

13

 

 

 

14

 

 

 

15

 

 

 

16

 

 

 

17

 

1100

防犯少年野球大会 決勝戦・閉会式

18

 

 

19

 

14:00

模擬議会視察 越谷市

20

 

 

 

21

 

1330

全国市議会議長会 地方財政委員会

22

 

1000

議運打ち合わせ

 

 

 

1800

谷戸東日本大震災復興支援盆踊り大会

23

 

1800

谷戸東日本大震災復興支援盆踊り大会

24

 

 

 

25

 

 

 

26

 

1000

議会運営委員会

27

 

1000

文教厚生委員会

28

 

1015

田無地区都市農政推進協議会 第39回通常総会

 

 

1400

スポ-ツ祭東京2013実行委員会第5回総会 京プラ

29

 

1330

第1回東京都後期高齢者医療広域連合議会臨時会

30

 

8:20

2回西東京市ティーボール市民交流大会

31

 

 

 

 

平成23年8月

 

曜日

時間

会議名

1

 

 

 

2

 

0900

市長より9月議会の申し入れ

3

 

1300

ひばり祭り

 

 

1530

北多摩議長連絡協議会研修会

 

 

18:00

建災防協会暑気払い

4

 

13:00

東京河川改修促進連盟総会・促進大会

5

 

 

 

6

 

 

 

7

 

 

 

8

 

1430

市議会議長会理事会・1500~定例会

9

 

 

 

10

 

 

 

11

 

 

 

12

 

 

 

13

 

 

 

14

 

 

 

15

 

 

 

16

 

 

 

17

 

 

 

18

 

1000

全員協議会 議運

19

 

 

 

20

 

600

夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会

 

 

710

ラジオ体操東京大会

 

 

830

防犯協会少年野球大会

21

 

830

西東京市総合体育大会 開会式

22

 

1000

駅特委員会

23

 

 

 

24

 

 

 

25

 

 

 

26

 

1100

青年会議所 わんぱく相撲代表来訪

 

 

1800

ひばりが丘駅北口商店街夏祭り盆踊り大会

27

 

15:00

FM西東京交流会

28

 

 

 

29

 

 

 

30

 

1230

早稲田稲門会 明治大学OB会来訪 

31

 

 

 

 

平成23年9月

 

曜日

時間

会議名

1

 

 

 

2

 

1000

 本会議 初日

3

 

 

 

4

 

 

 

5

 

 

 一般質問

6

 

 

 一般質問

7

 

 

 一般質問

8

 

 

 一般質問

9

 

 

 一般質問

10

 

1800

 民生・児童委員協議会元会長受章を祝う会

11

 

 

 

12

 

12:15

自衛消防訓練審査会 文教厚生委員会

13

 

 

 予算特別委員会

14

 

 

 予算特別委員会

15

 

 

 駅周辺再開発特別委員会

16

 

 

 議会運営委員会

17

 

 

 谷戸ふるさと祭り

18

 

830

西東京市少年野球大会 開会式

 

 

930

西東京市総合体育大会 市民ソフトボール大会

 

 

1630

谷戸ふるさと祭り

19

 

消防団員 通夜

20

 

 

事務整理日

21

 

1000

議運打ち合わせ

22

 

 

 議運 本会議 最終日

23

 

 

24

 

1220

西東京芸術祭健康フェスティバル

 

 

1730

10回自主制作映画コンペティション

25

 

1000

ボーイスカウト西東京第2団発団50周年記念会

26

 

 

 決算特別委員会

27

 

 

 決算特別委員会

28

 

 

 決算特別委員会

29

 

 

 決算特別委員会

30

 

 

 決算特別委員会

 

 

平成23年10月

 

曜日

時間

会議名

1

 

 

 

2

 

 

 事務整理日

3

 

 

 

4

 

1000

 本会議 最終日

5

 

 

 全国都市問題会議

6

 

 

 全国都市問題会議【鹿児島市】

7

 

 

 全国都市問題会議

8

 

 

 

9

 

 

 

10

900

西東京市総合体育祭弓道大会

 

920

西東京市民スポーツまつり 開会式

11

 

13:00

安全・安心まちづくりネットワーク市民のつどい

 

 

 

自民党議員視察【花巻市】

12

 

 

全国市議会議長会研究フォ-ラム【青森市】

13

 

 

全国市議会議長会研究フォ-ラム

14

 

10:10

合唱コンクール(田無二中)

15

 

900

青梅市市制施行60周年記念式典

16

 

930

西東京市総合体育大会 空手道競技大会

17

 

 

 

18

 

 

 

19

 

10:00

西東京市高齢者福祉大会

20

 

1330

固定資産評価審査委員会事務協議会定期協議会

21

 

 

 

22

 

 

 

23

 

8:00

西東京市消防団ポンプ操法大会

24

 

15:00

関東市議会議長会第1回理事会

 

 

1400

沖縄県宜野湾市議会行政視察受入

25 

 

13:00

栃木県足利市議会行政視察受入

26

 

9:20

ゲートボール大会

 

 

15:00

地域経済懇談会(西東京商工会主催)

27

 

1300

22回東京都道路整備事業推進大会

28

 

13:20

ひばりが丘中学校開校50周年記念式典

 

 

17:00

国民体育大会西東京市実行委員会第2回理事会

29

 

0800

防災訓練 向台小〜小金井公園

30

 

10:00

羽村市市制施行20周年記念式典

31

 

 

公務 通夜

 

平成23年11月

 

曜日

時間

会議名

1

 

 

 

2

 

1400

けやき小学校10周年記念式典(予定)

 

 

 

菊友会菊花展

3

 

 

4

 

14:00

東京都後期高齢者医療広域連合議会議案説明会

4

 

10:30

公務 告別式参列

5

 

 

 

6

 

 

 

7

 

 

 

8

 

1000

議員研修会 江藤俊昭先生

 

 

1000

議員研修会

9

 

 

東京たま広域資源循環組合視察(9日~10日)

10

 

 

 

11

 

1330

全国市議会議長会第91回評議員会

12 

 

11:00

MOA美術館西東京市児童作品展 市民まつり

13

 

0900

市民まつり パレード 開会セレモニー他

14

 

1420

島根県出雲市議会行政視察受入

 15

 

18:00

スポーツ祭東京2013西東京市実行委員会第2回常任委員会(18:002000

16

 

 

 

 17

 

13:30

平成23年度西東京市表彰式

18

 

 

 

19

 

 

 

20

 

 

 

21

 

13:30

全国市議会議長会地方財政委員会

22

 

10:00

関東市議会議長会事務局職員研修会

23

1000

わくわく折り紙教室 

24

 

1000

会派会議

 

 

14:00

泉小学校創立40周年記念式典

25

 

 

 

26

 

 

緑化組合 

27

 

 

 

28

 

10:00

議運打ち合わせ

29

 

 

議運 臨時議会

 30

 

 

 

 

平成23年12月

 

曜日

時間

会議名

1

 

 

 

2

 

1000

議運 本会議 初日

3

 

 

2中餅つき

4

 

9:30

冬季ターゲットバードゴルフ大会

5

 

1000

一般質問 西東京建災防協会防災訓練慰労会

6

 

 

 一般質問

7

 

 

 一般質問

8

 

 

 一般質問

9

 

 

 企画総務委員会 文教厚生委員会

10

 

13:00

社会福祉協議会 10周年記念式典

 

 

18:00

西東京市医師会 忘年会

11

 

1000

 

12

 

1000

 建設環境委員会

13

 

19:00

西東京青年会議所12月例会 卒業式

14

 

18:00

北多摩北地区保護司会西東京分区忘年会

15

 

 

議運打ち合わせ

16

 

14:00

西東京市農産物品評会褒賞授与式

17

 

 

 

18

 

 

 谷戸餅つき大会

19

 

 

 議運 本会議 最終日

20

 

 

 

21

 

 

 

22

 

 

 

23

 

 

24

 

 

 

25

 

10:00

消防団第8分団詰所引き渡し式

26

 

 

 

27

 

 

 

28

 

 

 

29

20:00

西東京市消防団歳末特別警戒

30

20:00

西東京市消防団歳末特別警戒

31

 

 

 

平成24年1月

 

議会日程

1

2012

曜日

時間

会議名

1

 

 

2

 

 

3

 

 

4

 

13:15

 西東京消防署長 商工会三役 来訪

5

 

 

 

6

 

 

 

7

 

 

 

8

 

10:00

西東京市消防団出初式

9

10:00

成人式(第1回9:30受付 第2回11:30受付)

10

 

19:00

西東京市献血推進協議会新年会

11

 

 

 

12

 

 

 

13

 

 

 

14

 

14:30

田無警察署武道始式

 

 

17:00

西東京市体育協会新年賀詞交歓会 

 

 

19:00

西東京青年会議所賀詞交歓会

15

 

13:00

西東京市高齢者クラブ連合会新年会 

16

 

 

 

17

 

 

 

18

 

 

 

19

 

15:30

西東京市商工会新年賀詞交歓会

 

 

18:30

西東京市歯科医師会新年会

20

 

16:30

市議会議長会 局長連絡会議

 

 

1430

東京都三多摩地区消防運営協議会 

 

 

19:00

田無商業協同組合新年懇親会

21

 

16:30

民生委員児童委員協議会新年会

 

 

19:00

谷戸商店街協同組合新年会

22

 

930

総合体育館リニューアルオープンイベント

23

 

 

 

24 

 

18:00

西東京消防団関係団体・合同新年賀詞交歓会

 

 

14:00

埼玉県 県南部都市問題協議会視察

26

 

 

 

27 

 

13:00

JA東京みらい・JA東京あぐり合併予備契約調印式

 

 

 

 

 

28

 

14:00

シルバー新年会 

29

 

 

 

30

 

1330

群馬県太田市議会行政視察

 

 

17:00

田無農友会・田無緑化組合合同新年会

 

 

18:00

西東京市建災防協会新年賀詞交歓会

31

 

18:00

田無地区防犯協会連合会・田無地区母の会懇談会

 

平成24年2月

 

曜日

時間

会議名

1

 

 

 会派視察 山陽小野田市

2

 

 

 会派視察 下関市

3

 

19:00

西東京市水友会新年会

4

 

15:00

FM西東京交流会

5

 

18:00

西東京料理飲食業組合新年会

6

 

 

 

7

 

1330

京都府宇治市行政視察

8

 

午前

市長より3月議会の申し入れ

9

 

13:30

全国市議会議長会第92回評議員会

 

 

14:00

東京都市議会第2回議会報研究会

10

 

17:30

西東京防犯協会新春懇親会

11

830

西東京市ロードレース大会 開会式

 

10:00

西東京市消防団第4分団詰所落成式

 

12:00

民生委員の叙勲をお祝いする会

13

 

1400

市議会議長会 議員研修会

14 

 

1400

市議会議長会 理事会・1500~定例総会

15

 

1100

千葉県勝浦市行政視察

 

 

14:00

全国市議会議長会地方財政委員会第127回委員会

16

 

15:30

商工会

17

 

14:00

西東京防衛協会30周年記念式典

 

 

 

18:00

国体常任委員会

18

 

 

 

19

 

 

 

20

 

13:30

田無安全・安心まちづくりネットワーク市民のつどい

21

 

10:00

議運

22

 

 

 

22

 

 

 

23

 

 

 

24

 

9:30

議運・本会議

25

 

 

 

26

 

 

 

27

 

10:00

本会議 代表質問

28

 

10:00

本会議 代表質問

29

 

10:00

本会議 代表質問

 

平成24年3月

 

 

曜日

時間

会議名

1

 

1000

本会議 代表質問 一般質問

2

 

10:00

予算特別委員会 補正

3

 

9:00

小学生ミニバスケットボール大会

 

 

11:20

西東京市少年サッカー招待大会 中止

 

 

10:30

保谷駅南口地区第1種市街地再開発事業完了式典

4

 

 

 

5

 

 

予算特別委員会 補正

6

 

9:30

議運・本会議

7

 

1500

消防 防災講演

8

 

 

企画総務委員会

9

 

 

駅再開発等特別委員会

10

 

13:00

東京都平和の日記念式典

11

 

 

 公務 通夜

12

 

1000

 議運 文教厚生委員会

13

 

1000

 予算特別委員会

14

 

 

 予算特別委員会

15

 

 

 予算特別委員会

16

 

 

 予算特別委員会

17

 

18:00

西東京市ソフトボール協会定期総会

18

 

 

 

19

 

9:00

 予算特別委員会

20

 

 

21

 

 

 予算特別委員会

22

 

 

 予算特別委員会

23

 

10:00

 予算特別委員会

24

 

 

 

25

 

 

 

26

 

 

 予算特別委員会

27

 

 

 本会議 会期延長

28

 

 

 本会議 会期延長 文教厚生委員会

29

 

 

 本会議 最終日

30

 

 

 

31

 

 

 

 

平成24年4月

 

曜日

時間

会議名

1

 

 

 

2

 

 

 議運打ち合わせ

3

 

 

 

4

 

19:00

西東京市建災防協会定期総会懇親会

5

 

 

 

6

 

10:00

谷戸第2小学校入学式

7

 

 

 

8

 

 

 

9

 

9:30

田無第二中学校入学式

10

 

 

 

11

 

 

 

12

 

1100

 田無平和の日

13

 

14:15

東京都市議会議長会理事会

13

 

15:00

東京都市議会議長会臨時総会

 

 

 

北多摩議長会役員市議長及び局長会

14

 

 

 親和会 総会

15

 

 

 

16

 

 

 

17

 

 

 

18

 

14:00

三水協監事会

19

 

 

 議運打ち合わせ

20 

 

18:00

消防団第8分団長関係通夜

21

 

 

 

22

 

 

 

23

 

 

 

24

 

 

 

25

 

13:00

関東市議会議長会第2回理事会、定期総会

26

 

9:30

田無農友会・田無緑化組合通常総会

27

 

10:00

議会運営委員会

 

 

19:15

西東京市水友会定期総会

28

 

 

 

29

 

 

30

16:00

武蔵野徳洲苑竣工祝賀会

 

 

平成24年5月

 

曜日

時間

会議名

1

 

 

 

2

 

 

 

3

 

 

4

 

 

5

 

 

6

 

 

 

7

 

1000

 市長からの6月議会の申し入れ

8

 

15:00

西東京市献血推進協議会定期総会 

9

 

15:30

東村山法人会西東京支部合同総会・懇親会

 

 

19:00

ココスポ東伏見懇親会

10

 

 

自民党会派視察 神戸市

11

 

18:00

スポーツ祭東京西東京市実行委員会第3回総会

 

 

15:00

北多摩議長連絡協議会定例総会

12

 

19:00

谷戸商協通常総会・懇親会

13

 

 

 

14

 

 

 

15

 

 

 

16

 

9:30

スポーツ祭東京除幕式 

 

 

18:30

田無商業協同組合第49回通常総会・懇親会

17

 

1100

水友会来訪

18

 

14:00

東京都市議会議長会局長連絡会議

 

 

14:00

「社会を明るくする運動」実施委員会総会

19

 

13:30

高齢者クラブ連合会総会

 

 

14:00

西東京市防衛協会定期総会

 

 

15:00

?西東京市体育協会平成24年度総会

20

 

9:30

わんぱく相撲西東京場所 

21

 

1000

 文教厚生委員会

22 

 

15:00

西東京商工会通常総会・懇親会【会費1,000円】

23

 

10:30

全国市議会議長会 第88回定期総会 

24

 

 

 

25

 

18:30

にしはらスポーツクラブ通常総会

 

 

8:40

天皇陛下拝謁

27

 

9:30

西東京市合同総合水防訓練

28

 

15:00

東京都市議会議長会定例総会

 

 

15:00

西東京市交通安全協会総会・懇親会

29

 

10:00

議運 公務通夜

30

 

14:00

三水協理事会(14:00)

 

 

15:00

三水協総会(15:00)

31

 

14:00

東京都三多摩地区消防運営協議会 通常総会

 

 

平成24年6月

 

曜日

時間

会議名

1

 

1000

第3回定例会初日 

2

 

 

谷戸2小運動会

3

 

10:00

剛柔流空手道松拳会一門空手道競技大会

 

 

10:00

 一般質問

4

 

10:00

 一般質問

5

 

10:00

 一般質問

6

 

10:00

 一般質問

7

 

10:00

 一般質問

8

 

10:00

 企画総務委員会 建設環境委員会

9

 

 

 

10

 

 

 

11

 

1000

 文教厚生委員会

12

 

1000

 駅再開発等特別委員会

13

 

1000 

 議会運営委員会

14

 

 

 事務整理日

15

 

 

 事務整理日

16

 

845

田無第二中学校第55回運動

17

 

 

 

18

 

9:30

議運 本会議 最終日

18

 

 

会派代表者会議(本会議終了後)

19

 

 

 

20

 

 

 

21

 

 

 

22

 

13:30

東京みらい農業協同組合第17回通常総代会

23

 

9:30

町田市新庁舎落成記念式典・新庁舎見学会

24

 

 

公務通夜

25

 

 

 

26

 

 

 

27

 

 

 

28

 

14:00

シルバー人材センター第2回定時総会

29

 

 

 

30

 

 

 

 

平成24年7月

 

曜日

時間

会議名

 1

 

10:00

西東京市茶道華道文化協会いけばな展・お茶会

2

 

 

 議運打ち合わせ

3

 

13:30

128回地方財政委員会

4

 

 

 

5

 

 

 

6

 

 

 

7

 

 

 

8

 

 

 

9

 

1000

 議運打ち合わせ

10

 

15:00

西東京市防犯協会平成24年度定期総会

 

 

18:30

オリンピック トライアスロン日本代表選手壮行会

11

 

 

議運打ち合わせ 自民党会派会議

12

 

 

企画総務委員会行政視察 一宮市

13

 

 

企画総務委員会行政視察 多治見市

14

 

 

 

15

 

13:00

平成24年度第11回防犯少年野球大会閉会式

16

 

 

17

 

13:30

三鷹・立川複々線、多摩地域都市モノレール協議会

18

 

 

 

19

 

 

 

20

 

14:00

三水協第2委員会正副委員長会議

 

 

18:00

谷戸商店街協同組合納涼納涼盆踊り大会

21

 

 

谷戸商店街協同組合納涼納涼盆踊り大会

22

 

 

 

23

 

13:30

スポーツ祭東京2013実行委員会第6回総会

24

 

 

 

25

 

9:00

映像配信メンテ

26

 

10:00

西東京市田無地区都市農政推進協議会総会

27

 

 

 

27

 

16:00

監査委員例月出納検査

28

 

 

 

29

 

1600

 西東京サマーフェスティバル

30

 

 

 

 

 

 

 

31

 

 

 

 

平成24年8月

 

曜日

時間

会議名

1

 

 

 

2

 

13:00

東京河川改修促進連盟総会・促進大会

3

 

15:30

北多摩議長連絡協議会研修会

4

 

 

 

5

 

 

 

6

 

14:00

三水協第2委員会第1回会議

 

 

19:00

建災防協会暑気払い懇親会

7

 

 

 

8

 

1400

ひばり祭

9

 

15:00

東京都市議会議長会定例総会

10

 

14:00

1回東京都市議会調査事務研究会

11

 

 

スポーツ祭バスケットボールリハーサル大会

12

 

 

スポーツ祭バスケットボールリハーサル大会

13

 

 

スポーツ祭バスケットボールリハーサル大会

14

 

 

 

15

 

 

 

16

 

 

 

17

 

14:00

市議会議長会議会報研究会

18

 

1500

防犯協会野球大会 表彰式

19

 

830

12回総合体育大会開会式

20

 

 

 

21

 

 

 

22

 

 

 

23

 

 

 

24

 

18:00

ひばりヶ丘駅北口商店街協同組合夏まつり盆踊り大会

25

 

 

 

26

 

 

 

27

 

 

 

28

 

 

 議運打ち合わせ

29

 

10:00

議会運営委員会

30

 

 

 

31

 

 

 

 

平成24年9月

 

曜日

時間

会議名

1

 

 

 

2

 

0900

 総合防災訓練

3

 

0930

 議運 本会議初日

4

 

1000

 一般質問

5

 

 

 一般質問

6

 

 

 一般質問

7

 

 

 一般質問

8

 

 

 

9

 

1200

北原体操会「敬老の集い」

10

 

12:15

自衛消防訓練審査会 企画総務委員会

11

 

 

 建設環境委員会

12

 

1000

 予算特別委員会

13

 

1000

 予算特別委員会

14

 

1000

 駅周辺再開発等特別委員会

15

 

14:00

保谷和太鼓会創立20周年記念演奏会

16

 

9:00

12回少年野球大会開会式

 

 

16:30

谷戸ふるさと祭り

17

10:00

東京老人ホーム敬老祝賀式

18

 

 

会派代表者会議 議運終了後

19

 

 

事務整理日

20

 

 

 

21

 

0930

議運 本会議 最終日

22

12:20

12回西東京市芸術祭 健康フェスティバル

23

 

9:40

54回北多摩地区消防大会

24

 

1000

 決算特別委員会

25

 

1000

 決算特別委員会

26

 

1000

 決算特別委員会

27

 

1000 

 決算特別委員会

28

 

1000

 決算特別委員会

29

 

 

 

30

 

0930

12回西東京市総合体育大会剣道大会

 

平成24年10月

 

曜日

時間

会議名

1

 

 

 事務整理日

2

 

 

 決算特別委員会終了後 本会議 決算承認

3

 

 

 

4

 

9:30

平成24年度全国都市緑化祭

5

 

 

 

6

 

 

 

7

 

13:30

東京都原爆犠牲者追悼のつどい

 

 

9:00

西東京市総合体育大会弓道大会

8

9:20

12回市民スポーツまつり

9 

 

14:00

自民党会派視察 丸亀市

10

 

 

全国市議会議長会研究フォーラム(松山市)

11

 

 

全国市議会議長会研究フォーラム(松山市)

12

 

 

 

13

 

 

 

14

 

 

西東京市総合体育大会ターゲットバードゴルフ大会

 

 

10:00

12回西東京市総合体育大会市民民踊舞踊大会

 

 

 

田無神社例大祭神輿宮入り

15

 

 

 

16

 

 

 

17

 

10:10

田無第二中学校合唱コンクール

 

 

2000

青年会議所 講演

18

 

 

 

19

 

10:00

 

20

 

10:00

小平市制施行50周年記念式典

21

 

9:00

12回少年サッカー大会

 

 

9:30

西東京市総合体育大会空手道競技大会

 

 

13:00

12回西東京市総合体育大会・市民躰道優勝大会

22

 

 

 

23

 

13:00

東京都道路整備事業推進大会

24

 

15:00

自民党会派視察(熊谷フィルムコミッション)

25

 

10:00

自民党会派視察(太陽光発電推進施策)

26

 

 

 

26

 

 

 

27

 

 

 

28

 

 

 

29

 

9:20

市長杯等争奪ゲートボール大会

 

 

18:00

北京市・人民代表大会友好代表団歓迎夕食会 中止

30

 

 

 

31

 

 

 議運打ち合わせ

 

 

 

 

平成24年11月

 

曜日

時間

会議名

1

 

10:00

議員研修会 幸田先生

 

 

13:30

会派代表者会議 議運打ち合わせ

2

 

11:00

市長より12月議会の申し入れ

 

 

14:00

谷戸第二小学校開校40周年記念式典

 

 

 

12回西東京市市民文化祭菊友会菊花展

3

 

公務通夜

4

 

 

 

5

 

10:00

駅周辺再開発等特別委員会

6

 

 

 

7

 

10:00

高齢者福祉大会

8

 

 

 

9 

 

13:45

田無第三中学校開校50周年記念式典

10

 

10:00

12回市民まつり

 

 

11:00

17MOA美術館西東京市児童作品展

11

 

9:00

12回市民まつり パレード参加

12

 

 

 

13

 

10:00

香川県観音寺市議会総務委員会行政視察

14

 

13:20

市の表彰式

15

 

13:30

129回地方財政委員会

16

 

10:00

議運打ち合わせ

17

 

13:00

西東京市民映画祭2012

18

 

13:00

総合体育大会柔道大会

19

 

10:00

議運

20

 

16:00

東京都市議会議長会定例総会

21

 

10:00

柳泉園代表者会議

22

 

13:30

柳沢中学校開校40周年記念式典

23

9:00

第二回緑のアカデミー 2中餅つき大会

24

 

9:30

ターゲットバードゴルフ協会創立20周年記念大会

 

 

16:00

全国表彰西東京市ラジオ体操会連盟会長受賞祝賀会

 

 

19:00

一般社団法人西東京市薬剤師会設立祝賀会

25

 

8:30

国体ティボールリハーサル大会

26

 

9:30

議運打ち合わせ

27

 

1000

議運

28

 

 

 

29

 

 

 

30

 

1000

本会議 初日

 

 

 

会派代表者会議

 

平成24年12月

 

曜日

時間

会議名

1

 

 

 

2

 

 

 親和会総会 講演

3

 

1000

 議場コンサート 一般質問

4

 

1000

 一般質問

5

 

1000 

 一般質問

6

 

1000

 建設環境委員会 文教厚生委員会

7

 

1000

 企画総務委員会

8

 

18:30

西東京市医師会忘年会

9

 

 

 

10

 

13:00

菊花展表彰式

11

 

 

事務整理日

12

 

10:00

議会最終日 保護司会西東京分区忘年会

13

 

10:30

市長のご義父様告別式

14

 

 

 

15

 

 

 

16

 

 

 

17

 

 

 

18

 

 

 

19

 

14:00

西東京市農産物品評会褒章授与式及び反省会

20

 

 

 

21

 

 

 

22

 

 

 

23

1900

 青年会議所卒業式

24

 

 

25

 

 

 

26

 

 

 

27

 

 

 

28

 

 

 

29

20:00

西東京市消防団歳末特別警戒

30

20:00

西東京市消防団歳末特別警戒

31

 

 

 

平成25年1月

 

曜日

時間

会議名

1

 

 

2

 

 

3

 

 

4

 

14:00

商工会新年あいさつ

 

 

15:00

消防署長あいさつ

5

 

 

 

6

 

 

 

7

 

 

 

8

 

 

 

9

 

 

 

10

 

 

 

11

 

 

 

12

 

14:30

田無警察署武道始式

 

 

17:00

西東京市体育協会新年賀詞交歓会

 

 

18:20

西東京市青年会議所1月第一例会「賀詞交歓会」

 

 

19:00

谷戸商店街協同組合新年会

13

 

10:00

消防団出初式

14

9:30

成人式1000〜 1200〜 大雪

15 

 

14:00

小平市視察受入(議会報編集について)

16

 

 

 

17 

 

14:30

佐世保市視察受入(行財政改革特別委員会)

 

 

15:30

西東京商工会賀詞交歓会

18

 

 

 

19

 

 

 

20

 

13:00

西東京市高齢者クラブ連合会・新年会

21

 

 

 

22

 

10:00

栃木県小山市行政視察(公共施設適正配置)

 

 

19:00

西東京市献血推進協議会新年会

23

 

14:30

東京都三多摩地区消防運営協議会第二部会

 

 

18:00

平成25年西東京消防関係団体・合同新年賀詞交歓

24

 

18:30

西東京市歯科医師会新年会

25 

 

17:00

田無農友会・田無緑化組合合同新年会

26

 

14:00

シルバー会員交流会新年会

27

 

12:30

西東京市民生委員児童委員協議会新年会

28

 

 

 

29

 

14:00

三水協第2委員会第2回会議

30

 

 

 

 

 

 

公務 通夜

31

 

 

 

 

平成25年2月

 

曜日

時間

会議名

1

 

 

 

2

 

14:30

都民スポーツ功労賞受賞を祝う会西原スポーツクラブ

3

 

 

 

4

 

 

 

5

 

 

議運打ち合わせ

6

 

10:00

近江八幡市視察受入(自民会派)

7

 

14:30

東京都市議会議長会議長研修 東京ガス

 

 

18:00

田無地区交通安全協会連合会定期大会

8

 

10:00

会派代表者会議

 

 

19:00

西東京市水友会新年会

9 

 

10:00

ふれあいクラブ(議会から見た市政について)

10

 

17:30

西東京料理飲食業組合新年会

11

 

8:30

13回ロードレース大会

12

 

10:00

議会運営委員会・会派代表者会議

 

 

14:00

東京都市議会議長会議員研修会

13

 

 

 

14

 

14:30

全国市議会議長会第130回地方財政委員会

15

 

 

市長 副市長 監査に挨拶

16

 

17:30

文部科学大臣表彰受賞を祝う会(西原スポーツクラブ)

17

 

10:00

たまろくご当地グルメフェスティバルINくるめ

18

 

15:00

市議会議長会理事会・定例総会 臨時議会招集請求

19

 

 

 

 

 

17:30

西東京市防犯協会新春懇親会

21

 

 

公務通夜

22

 

1000

丸山新市長より申し入れ

 

 

13:30

東京たま広域資源循環組合第1回定例会

23

 

18:00

西東京市医師会創立10周年記念式典・祝賀会

24

 

12:00

武蔵野徳洲会病院地鎮祭・地鎮祝賀会

25

 

18:00

西東京市建災防協会新年賀詞交歓会 

26

 

1000

議運 臨時議会 議長任期満了により辞任

27

 

 

 

28

 

 

 

以上2年以上にわたり第8代 西東京市議会議長という大役を努め

させて頂きました。

上記は、基本、公務行事の一部で議員活動とは別のものになります。

ここに、通常の議員活動が加わりますので、ほとんど休みも無く、

今更ながら驚いております。

 

平成25年3月議会 関連質問

 

3月議会での関連質問です

 

19番(小林たつや君)  浅野高司代表の代表質問に対し、関連して質問をさせていただきます。私からは、市長の所信表明の「もっと健康、もっと元気に」の部分について質問させていただきます。

 市長は、東京都の職員時代、疾病の早期発見・早期治療を促す政策づくりに携わったと聞いております。早期発見・早期治療となると、本人の自覚と努力によるところが大きく、東京都職員という立場では直接都民また市民と向き合うこともあまりなく、さぞかしもどかしい思いをされてきたことと思います。市長になって市民と直接向き合う部署を抱えることにより、いよいよ本格的に早期発見・早期治療をこの市で根づかせていただくこと、これを大いに期待するところでございます。

 それでは、質問に移らせていただきます。まず最初に、所信表明にあります「保健・医療・福祉の連携」とは具体的にどのようなことを指すのか、詳しく御説明をいただきたいと思います。大まかに分けて、保健とは、健康を保ち、それを維持すること。医療とは、予期せずに病気やけがをした人々を治す行為。そして、福祉とは、その後の後遺症、それから障害者の皆様の暮らしを行政として支えることと認識いたします。この3つの連携とはどういうものか、これをまず伺いたいと思います。

 続いて、健康都市宣言について、その取り組みが必ずしも十分でないと御指摘されておりますが、どのような点に不備があり、どの部分を改善し、今後何をされていかれるのか、これを伺いたいと思います。

 また、医療機関情報や健康づくり情報を市民の立場に立ち、わかりやすく市民に伝えたいとされておりますが、どのような方法を考えていらっしゃるのか、これをお聞きいたしたいと思います。

 次に、高齢者疾病の早期発見・早期治療の具体的考え方を伺います。若年層の方はもちろんのこと、高齢者の皆様に関しては、いざ病気となったときの予後は、若年層に比べ当然のことながら悪いと思います。そこで、疾病に対する早期発見と治療が求められるわけでございますが、どのようにお考えなのか、ここも伺いたいと思います。

 各種検診事業の検診率向上は、前市長である坂口市政でも課題となっておりました。医師会、また歯科医師会をはじめとする各師会との連携も含め、どうお考えになるか。検診事業は、やはり何といいましても本人の検診を受けるという意識が肝心で、幾ら行政が努力いたしましても難しいということもありますが、市長としてこの件についてどのように取り組んでいかれるのか、これを伺いたいと思います。

 続いて、メンタルヘルスケア(心の健康)の啓発。鬱や自殺予防対策の必要性を述べられておりますが、基礎自治体で取り組むテーマとしては非常に難しい問題と理解はしております。しかし、何もしないというわけにはいきません。市としてはどのように考え、何をしようとしているのか、伺います。

 障害者雇用の促進について伺います。障害者雇用の促進については、特別支援学校卒業後の就労支援が課題となっております。民生費の自然増は市財政に与える影響が大きく、民間に委ねられる部分は積極的に民間に行ってもらう必要があると我々自民党西東京市議団は考えておりますが、市長の御見解はいかがでしょうか。

 続いて、社会を取り巻く環境から生活保護費の増加が懸念されます。また、いろいろな面から見ても障害者も増加傾向にあり、これに伴う経費の自然増が見込まれることとなりますが、経済効果もまだすぐには見えないと思います。景気低迷の影響もあり、精神的な不安から精神性疾患に陥る方などがふえているという話もお聞きします。市長はこの点に関しどのようにお考えか、お聞かせ願います。

 最後に、「誰もがスポーツ・文化・芸術に親しめる環境整備を」とありますが、具体的な考え方を伺いたいと思います。そもそも文化と芸術はその範疇の定義が難しいところではございますが、その基本的な考えと、どのようなことをしていくかを伺いたいと思います。また、スポーツの振興についても、先ほどの健康づくりとも連動するテーマとなると思いますが、お考えを伺いたいと思います。近隣自治体と連携して本格的なマラソン大会の実施などということが政権公約としてありました。また、それ以外にも、現状ある総合型地域スポーツクラブの設立の推進などを含んだお考えも含めて、お伺いしたいと思います。

 以上、1回目の質問とします

 

 

市長(丸山浩一君)  小林議員から9つの御質問をいただきました。

 今回、暫定予算の本会議ということで、通年の6月に向けて今おっしゃっていただいたようなことを何とか盛り込むべく、これからやっていきたいと思います。現時点での御質問に対するお答えということでさせていただきたいと思います。

 まず最初の保健・医療・福祉の連携。少子高齢化の進展に伴い、市民にとって何が幸せかを考えるときに、私は健康で元気に長寿を全うすることだと思っております。そうした市民を一人でもふやすため、これまで医師、行政マンとしての現場経験を生かし、地域医療、在宅医療を充実させることによって健康寿命の延伸を図り、もっと元気な人、もっと健康な人をふやすために努力してまいりたいと考えております。約6割の市民が医療や介護が必要になっても自宅等住みなれた環境での生活を希望していることは、厚生労働省の調査や今期策定計画の調査でも明らかでございます。そこで、保健・医療・福祉における多職種の専門家がチームとなり、高齢になっても病気になってもさまざまなサービスや多様な地域資源を生かし、包括的・継続的に支援していくための仕組みづくりを進める必要があると考えております。市内8カ所の地域包括支援センターを中心に、地域住民のニーズに応じて保健・医療・福祉サービスを適切にコーディネートし、適時に提供する地域包括ケアシステムの実現を目指していきたいと思っています。

 次に、健康都市に関しまして、健康都市宣言についてでございます。市は、健康都市宣言を3年前にしております。これまでは、庁内に健康都市推進委員会を設置し、職員が健康都市を認識しながら既存事業において可能な横断的取り組みを実施していると認識しております。具体的には、各課や学校などが開催するイベントで市オリジナルのしゃきしゃき体操を紹介したり、ミニ健康講座を併設実施するなどで市民の健康意識を高める機会づくりに取り組んでおります。しかしながら、市民にわかりやすい健康情報の提供など、課題が残っていると認識しております。健康都市の理念を積極的に普及し、実践している市民をふやすことがこれまで以上に必要であると考えているところでございます。健康都市を実現させるためには、健康を人と環境の両面から捉えることを前提とし、5つの柱である「健康把握」「食・栄養」「運動・スポーツ」「こころ・休養」「学び・創造」につきまして、市民みずからが取り組むための動機づけとなる情報提供と取り組みやすい環境づくりを推進してまいりたいと考えております。

 医療機関情報、それから健康づくり情報、これを市民の立場からわかりやすく市民にということでございます。医療機関情報につきましては、身近な医療機関がわかる医療マップを作成し、情報提供しているところでございますが、診療科目や診療日、時間など、受診ニーズに応じて調べやすい情報の提供を検討してまいりたいと考えております。健康づくり情報につきましては、市民が取り組むための動機づけとなるように、健康診査の結果やアンケートなど、具体的にわかりやすい身近な情報を各種事業の案内に盛り込むとともに、ホームページなどを活用して情報発信に取り組んでまいりたいと思っています。現状と課題を整理しながら、今後わかりやすく市民に伝える方法を検討してまいりたいと考えております。

 次に、高齢者の疾病の早期発見・早期治療でございます。この西東京市も65歳以上の方が4万2,828人、その中には100歳以上のお年寄りが59人いらっしゃいます。この高齢者の方々がより元気でいていただくためには、健康寿命を延ばすことが大切であると考えております。高齢者の疾病を早期に発見し、早期治療を可能とするためには、かかりつけ医を持ち、定期的に健康診査やがん検診を受けていただくことが重要と考えております。健康診査につきましては、40歳から74歳までを対象とする特定健康診査、75歳以上の後期高齢者を対象とする一般健康診査がございます。いずれも該当者には個別通知により受診の案内、勧奨を行っております。西東京市の後期高齢者の健康診査につきましては、約半数の市民が利用している状況でございます。身近な地域で健康診査や生活機能評価、治療が受けられる体制を構築するため、高齢者それぞれの身体特性や生活習慣などをよく理解したかかりつけ医、かかりつけ歯科医、かかりつけ薬局の重要性を周知しているところでございます。今後も医療機関情報や健康づくり情報を市民の立場に立ち、さらにわかりやすく市民に伝え、かかりつけ医、かかりつけ歯科医、かかりつけ薬局を持つよう推進し、身近な機関で定期的に健康診断が受けられるよう、疾病の早期発見・早期治療に資することに努めてまいりたいと考えております。

 各種検診の検診率の向上は、各種検診の受診率を向上するために、市と医師会・歯科医師会において事業の検討会を実施し、課題を共有しながら改善に努めているところでございます。平成24年度につきましては、市民の利便性を図るため、電子申請を活用した申し込みに着手しました。また、個別通知している女性特有のがん検診や特定健康診査では、受診率の向上を目指して、未受診者の方に再勧奨通知を行いました。がん検診事業につきましては、平成24年度には、無作為抽出による市民5,000人とがん検診利用者2,500人を対象に、受診率の向上に向けてのがん検診に関する意識調査を実施しているところでございます。この調査結果を分析しまして、東京都の補助金を活用しながら、受診率の向上を目指して新たな対策を展開してまいりたいと思っています。

 次に、メンタルヘルスケア(心の健康)、自殺予防対策等に関しまして。自殺者・未遂者の多くは、複数の生活上の課題や悩みを抱え、それに追い詰められた結果、精神的にも追い詰められ、死に至るということがわかってきております。西東京市の取り組みといたしましては、庁内19課による連絡会を立ち上げ、相談者からの相談の背景にある問題に気づき、関係する相談先につなぐことで追い詰められることを防ぎ、生きる支援につないでいくという観点から、職員研修の実施により、気づいてつなぐためのゲートキーパーを養成してまいります。自死遺族への支援など、基礎的自治体で取り組むテーマとして難しい問題につきまして、東京都に対し、広域的に取り組む課題として要望しているところでございます。心の問題については、ライフステージのさまざまな時期に、さまざまな形であらわれることから、各ステージで生じやすい心の課題について、関係機関との連携を図ってまいりたいと考えております。

 障害者雇用の促進に関しまして。本市におきましては、障害者、特に知的障害者及び精神障害者が年々増加していると認識しております。特に今後、特別支援学校高等部を卒業する生徒が大幅に増加することが見込まれていることから、福祉作業所の定員がいっぱいになり、新規で人を受け入れることが難しくなると懸念されております。これにつきましては、現在市内の事業所における定員変更や定数の弾力化によって対応を図っているところでございますが、今後さらに拡大する施設需要については、御指摘のとおり、行政のみで対応することは不可能であると考えております。今後につきましては、民間事業者の新規誘致等、民間活力をさらに積極的に導入することで、将来の需要に応えてまいりたいと考えております。なお、障害者の一般就労に対する取り組みにつきましては、障害者就労支援センター・一歩において実施しているところでございますが、本年4月より法定雇用率が上がることもあり、ハローワークや特別支援学校とさらに連携を図りながら取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 社会保障経費の自然増に関しまして、御指摘のとおり、長引く景気、雇用の低迷のする中、生活保護費、障害福祉費を中心に民生費全体として大きく増加している状況でございます。生活保護費の西東京市の現状といたしましては、社会情勢を反映し、被保護者世帯の伸び率は緩やかにはなりましたが、増加を続けている状況でございます。生活保護制度を実施するに当たって、生活保護法及び実施要領等を遵守することを基本として、真に保護が必要な方に必要な支援が行き渡るよう、適正な保護の実施に努めているところでございます。あわせて、貧困の連鎖を防止し、若者の就労、生活困窮状態の脱却、社会参加と自立支援の方策として各種の自立支援プログラムを行い、適正な保護の実施に向けて取り組んでまいります。

 また、精神障害者数の増加の傾向でございますが、精神障害者保健福祉手帳所持者だけでなく、自立支援医療を申請して通院される方が年々ふえているのが現状でございます。精神科の病院によりますと、最近の動向としては、特に鬱病がふえているとのことで、就職難等の社会背景も影響しているのではないかと考えております。国の雇用、経済対策にも期待を寄せるところでございますが、精神障害者の方に対する支援につきましては、医療機関及び保健所との連携を図りながら対応してまいりたいと考えております。

 最後の御質問で、スポーツ・文化・芸術に対する環境整備の推進ということにお答えしたいと思います。スポーツ・文化・芸術は、人々に感動と喜びを与え、心豊かに、元気にするだけではなく、世代を超えたさまざまな人々が集い、楽しみ、結びつくことにより地域の活性化にもつながるなど、社会全体を元気にする原動力となります。元気で健やかな地域づくり、まちづくりのためには、スポーツ・文化・芸術に親しむ環境の整備は重要な施策の1つであると考えております。文化芸術に関しましては、本市では、平成21年に文化芸術振興条例を制定し、以後、さまざまな文化芸術に関する施策に取り組んでまいりました。昨年3月に策定いたしました文化芸術振興計画では、多くの市民の皆様からお聞きした意見等を踏まえ、各施策を展開しております。市民団体等の文化芸術活動が盛んな本市の地域特性を鑑みまして、さまざまな人々が活動しやすい環境づくりが重要であると考えております。活動者のニーズを十分に把握した上で、施設面だけではなく、文化芸術の享受、創造、発信の機会の提供も含めた環境づくりに努めるとともに、そのために必要な文化芸術を支える人材の育成や交流による活動の拡大、活性化などについて着実に取り組んでまいりたいと考えております。

 スポーツに関しましては、本市では平成18年3月にスポーツ振興計画を策定し、市民の誰もがいつでも、どこでも、いつまでもスポーツに取り組める環境づくりを推進しております。今後につきましても、市民の誰もが参加して楽しめることができるよう、さまざまなスポーツ事業の実施などを推進し、豊かで潤いのあるスポーツライフを満喫できるよう環境整備を図ってまいりたいと考えております。

 

9番(小林たつや君)  それでは、先ほど市長からいただきました多くの御答弁に対しまして再質問させていただきます。

 まず最初に、保健・医療・福祉の連携については、市長は健康で元気に長寿を全うすることが重要だと申されておりました。そういう市民をふやすためには、医師として、また行政マンとしての現場経験を生かし、地域医療、在宅医療を充実させていくと言われております。そのためには多くの問題点もあるということが先ほどの御答弁の中にもありましたが、西東京市医師会という太いパイプをお持ちの市長におかれましては、その連携を一層強化し、市全体の多くの医療、また介護等の職種が連携した仕組みづくりが必要だとも言われております。この件については、市民の皆様はもとより、我々議会といたしましても大変期待しているところでございます。どうぞよろしくお願いいたします。他市に誇れる医療連携を構築されることを期待しております。それでこの点につきましては終わります。

 次に、健康都市宣言についてですが、具体的取り組みとして、しゃきしゃき体操の紹介や普及を進め、市民の健康意識を高める機会づくりに取り組むということでございましたが、このしゃきしゃき体操はスポーツ選手の施術などにかかわっている鍼灸師としての私が見ましても、すばらしい体操だと思います。体を伸ばすストレッチを中心に、子どもから高齢者までが楽しくできる体操であると思っております。市民指導員の体操会の皆様の御指導や模範演技も大変すばらしく、この議会においても議場で開会前に全員でやったほうがいいんじゃないかと私は思っております。体を伸ばす、ストレッチをするということは、本当に体のためにいいし、ぎっくり腰をよくやる方とかいらっしゃると思いますので、この3月議会は特に長い時間ここに座りっ放し、そういうときに皆さんでしゃきしゃき体操をやるのも一考かなと思っております。先ほどの御答弁にもありました課題もまだまだありますが、取り組みやすい環境づくりの推進をぜひともお願いいたしたいところでございます。我々議員もその一翼を担うことができると思いますし、そうしなければならないことと思いますので、ぜひとも協力させていただきたいとも思っております。この点についても終わります。

 また、医療機関情報については、医療マップの作成をし、情報提供されているとのことですが、御答弁もありましたとおり、受診ニーズの把握を再検討し、よりわかりやすい情報の提供をお願いいたします。これも終わります。

 続いて、高齢者疾病の早期発見・早期治療についての具体的な考え方については、40歳から74歳までが対象の特定健康診査と75歳以上の高齢者を対象とする一般健康診査がありますが、この中でも後期高齢者の健康診査については約半数の市民が利用しているとのことですが、この割合は他市と比較してどのようなものか、ここだけ再質問をさせていただきたいと思います。ちょっと話がずれますが、40歳から70歳までの特定健診ですね、この市の功績というのは大変すばらしいものがあると思います。先日の医師会の石田会長の10周年のお祝いのときにお話をお聞きしたと思ったんですけれども、平成24年度に行っております胃がんのハイリスク検診につきましては、12名の進行がん、そして33名の早期がんが見つかったと。合計45名の方──進行がんはどうなるかわかりませんが、33名の早期がんの方に関しては、多分その予後はかなりいい状態になるかと私は思っております。やっぱり45人の方の命が救われた、これは大変大きなことだと私は思うんですよ。

 その中に実は私も含まれておりまして、早期がんとかではなかったんです。私はその手前の段階、ハイリスク検診でひっかかりました。いつも行っているお医者さんのところで……(「メタボ」と呼ぶ者あり)メタボは関係ない。近い人に言われたくないと思いますが。(笑声)早期がんというか、がんの検診ですね、胃がんのハイリスク検診をやりますかと言われたので、せっかくだから先生やってくださいと言ったら、その先生は、絶対ひっかかるよと言われたんです。小林さん、ひっかかっちゃうよ、絶対と。君の生活状況を見ていたら間違いないよと、その当時議長でしたからね、議長をやっているんだからいっぱい飲む機会もあるだろうから、大変だろうから、なっちゃうよと言われました。血液検査と問診でしたかね、検査をやりました。そうしたら、AランクからEランクまであるんですけれども、見事Dランクになりまして、即胃カメラをのみなさいという形になりまして、先ほど言った石田医師会長のところを紹介していただきました。胃カメラというのは昔やっぱり胃が悪いときにのんだことがあって、やってもらったんですけれども、そのときはすごくつらかったんですね。まず、やる前に口にくわえるものがあるじゃないですか、あれをくわえただけで「おえっ」とかなっちゃって、もう大変な状態で、全く麻酔なんか効いたものじゃなくて苦しい思いをして、あれをやられるぐらいだったら全身麻酔をかけて胃を開いてもらったほうがいいんじゃないかと思ったぐらいつらかったんですけれども、今回、そちらの石田クリニックでは鼻から入れる──全然細いんですね、割り箸とか菜箸程度の細さ。すごく楽だったので、本当にちょっと「うっ」となったぐらいで楽にできました。それで、やっている間もずっと映像を見せていただいて、「あ、これは」というところが2カ所ぐらい自分で見ていてありました。これはだめかなと。だから、それが去年の2月の初めごろですから、3月議会を最後まで、今、佐々木議長が座っているところにいられるかななんていうことも考えていたのが現実です。しかし、その10日後ぐらいに結果を見たら、あ、大丈夫だよと。胃炎だから薬を飲んで、また来年来なさいと言われて、まだ行っていないんですけれども……。そういう状態で私は事なきを得たんです。大丈夫だと言われたので調子に乗ってまた飲みに行ったんですけれども、友人たちと飲んでいる席でそんな話をしていましたら、1人の友人が、実は僕もちょっと胃の調子が悪くてと。あ、それはいいから、じゃ行ってごらんといって、行ってもらったんですね。彼も40代ですので、特定健診にひっかかりましたので。やったら、すぐに石田先生のところに行かれて、早期がんだったんですが、見事にひっかかり、その後、手術をして、その術後も良好であると。彼はその33人の1人であると私は思いますが、そういうこともあると。これはやはり自慢していい市の功績だと私は思っております。医師会と市の功績だと思っております。

 また、各種検診事業の検診率の向上を含め、これまでに質問してきた保健・医療・福祉の連携、また健康都市宣言の取り組み、医療機関情報、それから高齢者疾病の早期発見・治療にも関連しますが、医療情報の統一化。例えば1枚のカード等に一括化し、違う病院等で同じような治療薬を処方されたりすることのないように──これは医療費の削減にも大きくかかわることと思いますので、今すぐどうしろということではございませんが、こういうこともお考えいただきたいと私は思っております。

 この件については、もうきょうは答弁を求めませんが、私が鍼灸師として以前勤務していた市外の整形外科での話ですが、ある患者さんのおばあちゃんが、たくさんもらった湿布薬を待合室で別の患者さんに配っているんですね。私、いっぱい持っているからあげるよと。こういう話はよく聞かれる話なんです、これは笑える話かもしれませんけれども。それから、このような二重処方が薬を含めまだまだあるとも聞いております。患者さんが何らかの事情でほかの病院に行った場合、御自分で申し出ない限り、ドクターも忙しい診療の中で詳しい問診ができず、既往歴はもちろんのこと、現病歴を調べ、その後どのような処方が行われているかというところまで全て聞けないときがあると私は思っております。それが現状ではないかと思っております。このようなことから、医療費の削減を図るためにも、また緊急で搬送されて高齢者の患者さんが話せないような場合、医療情報を入力されたカードを持っていれば、その方の現状がわかり、より早い治療に取りかかれるのではないかと思っております。現在、市では住基カードが発行されておりますが、このカードなどに医療情報を入力し、市内の病院ではその情報を読み取れる機材を用意すれば、その方の医療情報である現病歴、既往歴、そして処方薬の状況もわかり、市長の言う早期発見・早期治療が行われるのではないかと私は思います。この質問については後日また質問させていただきます。このようなことも医師会との本当に太いパイプを持つ市長でなければできないことかと思っております。この話は田無市議会時代にもしたことがありますが、時代が早過ぎたのか、全く相手にされておりません。それから、私以外にも多分ほかの議員さんでも何名かが、ここにいる何名かも同じような件を話されていたような記憶がございます。今後はそのような意味合いも含めて質問していく予定ですので、きょうはこの辺で終わりにさせていただきたいと思います。

 次に、メンタルケアについては、庁内連絡会の立ち上げや職員研修の実施など、ゲートキーパーの養成も含め、今後ともよろしくお願いしたいと思います。

 この件についても、実は私の友人にいわゆる鬱という状況に陥ってしまった人がいまして、その彼は先ほどの生活保護なんかにも絡んでくるんですけれども、生活保護を受けてアルバイトをしながら頑張っていて、それで仕事が少しできるようになってきて──ある事情から生活保護に陥ったんですが、その後、仕事を見つけて生活保護から抜け出して、5年から7年くらいはそれで頑張っていたんです。アルバイト的なことで、正規社員にはなれなかったんですけれども、一生懸命とりあえず自分で生活をして、市には迷惑をかけない状態でずっと頑張ってまいりました。しかし、やはりちょっと精神的なところに弱いところが──小学校時代の友人ですので、そのころから知っているんですけれども、精神的に弱いところがありまして、そこからまた鬱状態に陥ってしまいまして、入院するときに私がまた精神病院に連れて行ったんですけれども、市外の精神病院でしたが、行く途中で彼は迷惑をかけて申しわけないとぼろぼろ泣いたりするので、大丈夫だからと、おまえは心配しなくていいから病院に行ってのんびりしてこいと言って、約3カ月ぐらいですか、入院しました。その後、仕事も当然そこでできないということでやめてしまいましたが、今は生活保護と障害者福祉のほうでお世話になって、大分落ちついて、うちも近所ですので、たまに散歩しているところで会ったりして話をすると、随分元気になってきましたなんて喜んで、また少し仕事をできたら始めたいなんていうことも言い出すようになって、これもやはり彼がその後よくなっていく、また生活保護から外れるようにしていく、これが市が本当にやっていかなきゃいけないことではないかと思っております。このような方がたくさんふえるように願っております。この件についても終わります。

 続いて、障害者雇用について。知的・精神障害者の増加があると認識いたしました。福祉作業所の定員がいっぱいになる懸念もあるということですが、やはり市長も言われていたように、民間事業者の新規誘致などを早急に進めていただきますよう、これはお願いいたします。ここも終わります。

 それから、社会保障経費の増額については、生活保護の費用を中心に増加を続けているとのことですが、貧困の連鎖の防止、そして生活困窮からの脱却を目指し、各種の自立支援プログラムの推進を強く望みます。また、生活保護者の中には、昨今話題になっております不正受給の問題もあります。当市においてはそのようなことがないとは思いますが、不正受給とはいかないまでも、見た感じですけれども明らかに働けるだろうと、働けないのではなく、働く気がない、こういう人たちも確かに多いと。そして、普通に生活されている市民の方から、あいつらは本当に働けるだろう、そのお金を何で使うんだといって怒られるんです。でも、行政側としても一生懸命やっているのも聞いていますので、なかなか難しいところだということはわかっておりますが、そのような人たちにいかに働く気を起こさせるか、また、自立支援プログラムの1つであろうと思いますが、先進事例の研究も含め、対処されますことをお願い申し上げます。これも終わります。

 それから、最後、スポーツ・芸術・文化の件では、元気で健やかな地域づくり、そしてまちづくりのためにも環境整備が重要であるとのことでございました。これからは人材育成や団体同士の交流等が重要であるということもわかりました。平成24年度の取り組みでは、田無神社での「地域の伝統文化を散策 田無神社あれこれ」というテーマの講演と散策などが行われ、大変好評であったと聞いております。また、ミニコンサートや東京ニューシティ管弦楽団の御協力による市内小学校での演奏会の開催やアスタセンターコートでのミニコンサートなどの気軽に文化芸術に触れることができる機会の提供が行われ、大変好評を得ているということも聞いております。これからも各種文化団体や芸術団体へのきめ細かいアプローチと連携を密にされ、いつでも、どこでも、誰もが親しめる環境整備の充実をお願いいたします。

 ちなみに、私ごとで恐縮でございますが、私も文化芸術には深い造詣を持っておりましてと言わせていただきますが、御存じの方もいらっしゃると思いますけれども、平安の昔より伝わる雅楽をやっておりまして、装束を着てそれなりの顔をつくりまして、「雅楽とは悠久のいにしえより」なんて話し出すと、ざわざわしていた会場がしんと静まり返るぐらいやはり──まあ、ほぼ装束でおどかしているだけだと思うんですが、そういう状況でございます。市内にはまだまだ私たちの雅楽のような団体も含めいろいろな文化芸術が眠っていると思っております。そのような新しいものも含んだ文化芸術のさらなる振興を望みます。

 また、スポーツのほうでは、先ほど話しましたしゃきしゃき体操も含め、市独自のイベントが他市を巻き込むくらいの勢いで進むことを望んでおります。まずは2月11日の市民ロードレース大会、ことしも開催されました。この市民ロードレース大会を本格的なマラソン大会にできたらいいかなと私も思っております。だけれども、道路使用許可など難しい問題もあるとは思います。近い将来には本格的な大会になればなと思っております。あの大会では、たくさんのボランティアの方、交通安全協会の皆さんとか、それから市の職員さんも寒さにもめげずにお手伝いをされていたことが特に印象に残りました。前市長の坂口さんと私がスターターをやるんですね。開会式の前、その1時間以上前から職員さん、それからボランティアの方、そういう方々が集まっていろいろと相談をして、走るコースの角々に立ったりとか。すごく寒いんですよ、ことしはまだ天気もよくてよかったんですけれども、おととしですね、2年前の2月11日は雪が降っていました。あの中で震えながら、レインコートを着ながらやっていた職員さん、それからボランティアでお手伝いをくださっている方々に、本当にこの場をおかりして御礼申し上げたいと思います。こういう人たちのためにも──大会というのは、マラソンを走る人たちだけの大会ではなく、市の職員、ボランティアの方々、そして市民全員を巻き込んでやるものではないかと私は思っておりますので、そういうことをぜひ進めていただきたいと思っております。

 以上で質問は終わりますが、1点先ほど申しました高齢者疾病の早期発見・早期治療のところでの後期高齢者の健診率の割合が他市と比べどのようなものか、御答弁できればお願いいたしたいと思います。

 

市民部長(宮寺勝美君)  後期高齢者の健康診査の受診率についての御質問でございますけれども、東京都後期高齢者医療広域連合の資料によりますと、平成23年度の資料でございますけれども、23区平均が52.05%、それから26市平均が53.54%の受診でございます。西東京市におきましては54.02%の受診率ということで、若干ではありますが、平均を上回っている実績が出ております。

 

 

 

 

 

平成25年6月議会の関連質問です。

 

8番(小林たつや君)  保谷なおみ議員の代表質問に関連して質問いたします。

 まず最初に、本年行われるスポーツ祭東京2013の現在までの進捗状況、確認の意味で今回の大会の概要を市長より伺いたいと思っております。

 続いて、大きな2点目としてまとめて4点、健康に関する情報発信の充実について、第2次健康づくり推進プランについて、健康指導員・健康応援団の創設等の仕組みづくりについて、そしてWHO健康都市連合への登録について、まとめてお伺いいたします。まず、健康に関する情報発信の充実については、市長の施政方針では、第2次健康づくり推進プランを策定し、「市民の健康づくりの推進と健康都市の実現に向けて、今後は計画に定めた重点的な取組を実施し、あわせて、健康に関する情報発信の充実、健康指導員・健康応援団の創設等の仕組みづくりやWHO健康都市連合への登録も視野に入れた検討を進める中で、最終的には市民の健康寿命の延伸を目指していきたい」とありますが、具体的にはどのようなことを行われるか、これを伺いたいと思います。

 大きな3点目として、施政方針「災害に強い快適な都市インフラ整備を進めよう」と、総合計画の「みどりの保全と低酸素社会づくりの推進」に関連して、東大農場と西3・4・9号線、また公園整備とドッグランについて伺いたいと思います。東大農場につきましては、周辺地区計画の進捗状況とそれに伴う西3・4・9号線保谷東村山線の進捗状況を伺います。市長は市内にある公園の公園整備とドッグランについて、どのようなお考えを持ち、また今後どのようにされていくかを伺います。私は、通常1日に2回、愛犬の小太郎と市内巡回視察を行ってまいりました。その折に考えることは、市内のどこにでも、市民のそばに公園があるのだろうか。また、公園のそばを通るとごみが散乱していたり、草が伸びていたりと、市民の憩いの場として市はどのように管理されているのか。また、近隣住民はどのようにその管理に参加できるのかなどのことを考えます。この点に関し市長のお考えをお聞きいたします。また、現職丸山市長は御存じないかもしれませんが、ドッグランについては、以前予算化までされましたが、諸般の事情でできなくなったことがあります。千駄山広場に設置予定でありましたが、都立東伏見公園となった今でもその願いはかなっておりません。私としては、何としてもドッグランをつくるべき、と考えます。ぜひ市と市民ボランティアとの協働で考えられないか、この点について伺います。

 大きな4点目、「いこいーな」の活用について。これは施政方針「あなたと変えるいっしょに変える」から、先ほど保谷なおみ議員の質問にもありました「いこいーな」の活用について伺います。ロイヤリティー関連については保谷(な)議員からも質問がありました。私からは、施政方針にもある地域資源の活用が生み出したキャラクターと言える「いこいーな」の着ぐるみの積極的活用について、また「いこいーな」の貸し出し等もできるのか、この点についてお伺いしたいと思います。

 大きな5点目、最後になりますが、総合計画にある「産業の振興と地域経済の活性化」、市内工業の発展について伺いたいと思います。私からは、特に市内工業の発展についての部分について伺います。市内にはまだまだ多くの工業所があり、精密機械部品などをつくられておりますが、まだまだ景気のよいときのようにはいっていないようです。そこで、市として市内工業事業者のバックアップができないか、今年度の新規事業等はないか、この点についてお伺いいたしたいと思います。

 以上、御答弁により再質問させていただきます。

 

市長(丸山浩一君)  小林議員の関連質問にお答えさせていただきたいと思います。

 まず、スポーツ祭東京2013、第68回国民体育大会の西東京市での開催内容と現在の進捗状況についてお答え申し上げます。西東京市では、正式競技のバスケットボールを10月4日から6日までの3日間、総合体育館において、成年女子11試合、成年男子3試合の計14試合を実施するとともに、デモンストレーションとしてのスポーツ行事として、9月15日に早稲田大学東伏見キャンパスにおいてティーボールを実施する予定でございます。正式競技のバスケットボールにつきましては、西東京市とともに武蔵野市、立川市、小金井市、東村山市の5市で本年10月4日から8日までの5日間にわたり、成年男女、少年男女の4種別、合計83チームの参加で開催されるものでございます。市といたしましては、西東京市で開催されるスポーツ祭東京2013を成功させるため、リハーサル大会同様、スポーツ祭東京2013西東京市実行委員会からの要請を受け、市職員96名、市民協力員73名、計169人の構成で本大会実施本部体制を組織し、実施本部長である私がみずから先頭となり、市民協力員並びに実施本部員と一丸となって万全の体制でスポーツ祭東京2013の成功に向け取り組んでまいります。

 健康に関する情報発信の充実ということでございますが、これまでも市民に向けましては市報やホームページによる各種の健診、がん検診についての御案内は適宜行ってまいりました。また、年度当初には毎年「健康事業ガイド」という市報のサイズと同じもので1年間保存しなから御参照いただく御案内を全戸配布しておりますが、多くの市民に御活用していただいているものと認識しているところでございます。今後の情報発信の充実につきましては、本年度から更新しました市民の健診結果等を管理しております健康情報システムを活用いたしまして、各健診、がん検診、予防接種などの精度管理を進め、市民お一人お一人にきめ細かに対応してまいりたいと考えております。具体的には、受診勧奨を行う際にあわせて受診者の統計分析について市民について伝えることで、受診するメリットや健康課題等を知っていただき、受診行動の動機づけにつながるのではないかと考えております。

 第2次健康づくり推進プランにつきましては、国の策定した「健康日本21」及び「健やか親子21」の地方計画として平成25年3月に策定したものでございます。全ての市民が乳幼児期から高齢期までの一生を通じて健やかで心豊かに生活できる活力あるまちにしていくことを目指し、市民、地域、そして西東京市が一体となり、ともに健康づくりに取り組むことを目的としております。特徴といたしましては、市の役割として、市民の取り組みの支援だけではなく、新たに地域の取り組みを追加し、地域の連携・協働を支援する役割を示しております。また、西東京市健康都市宣言の目指す理念を大切にし、「健康把握」「食・栄養」「運動・スポーツ」「こころ・休養」「学び・創造」という5つの要素にあわせ、重点的取り組みを挙げております。新たな取り組みといたしましては、市民周知用に本プランの概要版を関係医療機関に御協力いただきまして閲覧、配布をお願いしているところでございます。今後も順次地域で活躍されている団体などと連携をとりながら、市民の健康に対する意識啓発に努めてまいります。さらに、計画の進捗状況につきましては、取り組み目標の達成状況を数値指標等で随時把握し、健康づくり推進協議会で評価していただくこととしております。

 健康指導員・健康応援団についてでございますが、先進施策の一例となりますが、東京都におきましては、都民の生涯を通じた健康の保持・増進を社会全体で支援し、健康的な社会をつくるために、自主的に健康づくり活動を行っている団体の協力のもと、東京都健康づくり応援団を設立しております。東京都健康推進プラン21の趣旨に賛同し、その目標に沿って都民の健康づくり活動を支援する団体が、平成25年5月現在で38団体の参加があると聞いております。仕組みの詳細につきましては、担当部長から答弁させます。

 WHO健康都市連合につきましては、WHOの呼びかけで2003年に創設され、都市に住む人の健康を守り、生活の質を向上させるため、健康都市に取り組んでいる都市のネットワークを広げることで、各都市の経験を生かしながら国際的な協働を通して健康都市の発展のための知識や技術を開発することを目的としているものでございます。加盟都市等は2013年4月現在で10カ国、145都市45団体が加盟し、日本からは22都市6団体が加盟していると聞いておりますが、東京都近郊では台東区と千葉県市川市が加盟していると伺っております。加盟に関してはさまざまな条件がありますので、庁内で組織しております健康都市推進委員会で加盟条件や加盟後の役割などの調査や先進自治体の活動状況等の調査を始めたところでございます。いろいろな条件があり、推進体制の構築なども課題がございますので、検討を進めてまいりたいと考えております。

 東大で進めるキャンパス整備計画につきましては、都市計画道路3・4・9号線の整備にあわせて南北に新たなキャンパスを整備し、北側に教育研究機能、南側に地域連携機能を配置する計画と聞いております。また、キャンパス整備計画の着手に向けて、平成23年度から東京における自然の保護と回復に関する条例に基づく開発許可の手続を行っており、東京都自然環境保全審議会を経て平成25年2月に開発許可がおりたと聞いております。地区計画の進捗状況につきましては、東大キャンパス整備、都市計画道路3・4・9号線の整備状況を踏まえ、良好なまちづくりを図るため、地区計画の範囲を谷戸新道から所沢街道までとすることでおおむね東京都の合意を得られたところでございます。市といたしましては、当該地域が抱える問題点や課題を整理し、都市計画道路3・4・9号線事業の進捗状況、東大キャンパス整備との整合性を考慮した上で、地区計画の策定とあわせて用途地域の見直しもしてまいりたいと考えております。

 次に、都市計画道路3・4・9号線につきましては、谷戸新道から東久留米市境まで、東京都が平成23年9月28日に事業許可を取得し、平成30年3月までの完了に向けて用地折衝中であると聞いているところでございます。また、谷戸新道から都市計画道路3・2・6号線までの約1,210メーターの区間につきましては、昨年1030日、11月1日の2日間、事業概要及び測量説明会を開催し、事業内容や測量の進め方などにつきまして説明を行ったと聞いております。

 次に公園についてですが、現在、市内の公園は225カ所ございます。24年の新設公園が4カ所、緑地は10カ所と、毎年ふえております。公園の利用者は乳幼児から高齢者まで幅広く、その地域の状況にも違いがあります。市民の皆さんには、近くの公園があり、憩いの場があるという状況が望ましいと考えております。定期的に清掃や維持管理にシルバー事業団や業者等が入っておりますが、利用者もマナーを守り、近隣ボランティアが公園の維持管理に協力し安全点検や清掃をしていただくことで、利用者、ボランティア、行政が協働して憩いの空間づくりを進めるのが望ましいと思っております。

 なお、ドッグランの設置については、民家から一定の距離がある場所、駐車場の確保、ボランティア団体等の協力、緊急連絡・対応ができる施設、さらには近隣住民の理解と、5点の大きな課題がございます。この大きな課題を満たすことが市内において難しいことから設置に至らなかった経過がございます。このような状況を考慮しますと、ドッグランの設置は現状では難しいと考えております。

 次に、「いこいーな」の着ぐるみの活用につきましては、着ぐるみの取り扱い方法や安全面の確保から、「いこいーな」の着ぐるみ作製当初より市主催・共催事業等において市職員が着用し補助することで運用してきたところでございます。「いこいーな」の着ぐるみの活用による地域活性化に向けましては、市職員以外の第三者による使用について、庁内での検討及びシンエイ動画株式会社との協議を経て、昨年11月より、一定の制約はございますが、市以外の第三者に対する一般団体貸し出しを開始し、昨年1115日号の市報やホームページで広報を行ったところでございます。今後の取り組みといたしましては、著作権者でありますシンエイ動画株式会社から「いこいーな」のキャラクター性を守りながら「いこいーな」の着ぐるみを活用してほしいという御意向を踏まえ、着ぐるみの貸し出しに当たっては市民の皆様にその趣旨を御理解いただけるような説明をしながら、市民の皆様の自主的な地域活性化へ向けた取り組みに「いこいーな」の着ぐるみを活用していただきたいと考えているところでございます。

 最後に、市内工業の発展についての御質問でございますが、西東京市内の製造業には高い技術力を持つ事業所などが存在することも承知しております。本市といたしましても、このような事業所が持つ潜在能力を広く周知するとともに、その技術力を有効に活用することの必要性は理解しているところでございます。事業所の周知につきましては、平成25年度に実施いたします物販・サービス系の一店逸品事業を通じまして、その事業所の持つすぐれた技術や製品を紹介できるよう、市内事業所に当該事業を周知し、御参加いただくよう促してまいりたいと考えております。また、技術力の活用につきましては、西東京商工会が運営する創業支援・経営革新相談センターにおいて平成24年度から本格実施しておりますマッチングコーディネート事業を通じまして、異業種のコラボレーションによる新たな技術力の活用に結びつけられるよう、商工会を通じて事業者の皆様に積極的に働きかけてまいりたいと考えております。

 

市民部長(宮寺勝美君)  健康指導員・健康応援団の創設等の仕組みづくりについてお答えいたします。この仕組みづくりといたしましては、まず、健康施策を推進するための庁内PTの健康都市推進委員会と作業部会を組織して、先進自治体の類似施策について調査検討を行ってまいりたいと考えております。そうした調査検討の上で、当市における健康指導員・健康応援団としての内容や機能、考え方につきまして外部委員から成る健康づくり推進協議会で検討していただき、この健康づくり推進協議会、それから庁内検討組織の推進委員会、同作業部会という3層の検討組織を活用いたしまして課題を整理し、創設に向けた検討を進めてまいりたいと考えております。

 

18番(小林たつや君)  御答弁ありがとうございました。

 まず、スポーツ祭東京2013についてですが、本大会に先立って9月15日に行われるデモンストレーション事業のティーボール大会の実施本部体制はどのようになっているんでしょうか。これをまずお聞きしたいと思います。

 それから、健康事業の関係ですね。まとめて4点伺いましたが、こちらとしましては、市長の御答弁、また部長の御答弁から、全体として市民の健康情報を管理し、その中からニーズを抽出し、今以上に市民の健康寿命の延伸を図るということと理解いたしました。そこで、健康指導員・健康応援団の創設等の仕組みづくりの御答弁の中で、都では都民の健康づくり活動を支援する団体が38団体あるというようにお聞きしたんですが、具体的にはどのような団体があるのか、代表的なもので結構ですので、教えてください。

 3点目として、農場と公園ですね。まず農場の関係ですが、3・4・9号線に関しては、農場周辺に生息する猛禽類の存在が気になるところでございます。一部の団体からは、この猛禽類がいるから道路はできないというような過激な発言も聞かれますが、この点については問題がないのか、これを伺いたいと思います。

 それから、公園については、今後も市民の皆様が憩える公園の維持管理に努めるということですが、西東京市の市民1人当たりの公園面積というのはたしかかなり低いというように聞いておりますが、現状、近隣市などと比べてどのようになっているか。それから、まだまだ新しい公園をたくさん欲しいろところでございますが、そう簡単にできるものではないということも承知しております。しかし、まだ公園ができる可能性というものがあるのか、そういう要素はあるのか、その点について西東京市にまだこういう点があるかについて質問いたします。それと、ドッグランですが、冷たい御答弁をありがとうございます。市内には今全くないと、小金井公園が近隣にあるのはたしかなんですけれども……。ここで質問です。犬の飼い主さんたちが大体朝と夕方だと思うんですけれども、いろいろなところでその地区地区で集まる公園や空き地があることを、もちろん御存じのことと思いますが、この点について御承知か、これは担当の部長にお聞きしたいと思うんです。

 大きな4点目として、「いこいーな」の活用につきましては、以前にもお話があったかと思いますが、庁用車や「はなバス」にこの「いこいーな」の大きなイラストを入れるとか、こういうことができるかどうか。まさに市長の言われる西東京ブランドづくりを考えることはできないか。この点について再質問いたします。

 5点目の産業振興と地域経済の活性化の市内工業発展というところで、先ほどの御答弁での一店逸品事業の件はよくわかりました。もう1つ、マッチングコーディネート事業というのが異業種のコラボということであるということですが、これは具体的にどのようなことか、御答弁をお願いしたいと思います

 

市民部長(宮寺勝美君)  東京都の健康づくり応援団の具体的な例ということでございますけれども、東京都医師会、歯科医師会、薬剤師会はもとより、地域活動を通じた健康づくりの団体というところで、練馬健康と生きがいを語る会とか、小石川気功健康会、それから食を通じた健康づくりの団体として東京都の麺類生活衛生同業組合等が登録されております。それから、運動を通じた健康づくりということで、NPOの東京都ウオーキング協会とか、社団法人東京都レクリエーション協会とか、このような団体が登録されております。

 

生活文化スポーツ部長(手塚光利君)  まず、ティーボールの実施本部体制についてお答えをいたします。デモンストレーションとしてのスポーツ行事でございますティーボールにつきましても、バスケットボール競技同様、実施本部体制を組織し、大会の運営を行ってまいります。実施本部員は、担当課でございますスポーツ振興課が所属いたします生活文化スポーツ部の職員で組織し、成功に向け取り組んでまいります。

 次に、マッチングコーディネート事業でございますが、業種の異なる事業者を結びつけることにより、技術力の活用を図るとともに、新たな事業を展開するものでございます。一例を御紹介させていただきますと、豆腐の製造・販売会社と金型を製造する会社が連携、し、豆腐の保管・配送用の容器を開発した事例などがございます。

 

企画部長(池田正幸君)  「いこいーな」に関する小林議員の再質問にお答えいたします。再質問にございました庁用車、はなバスなど車両への「いこいーな」のステッカーの張りつけにつきましては、「いこいーな」の認知度の向上、さらには市のイメージアップにつながるものと私どもは認識しておりますので、今後検討してまいりたいというふうに思っております。

 

都市整備部参与(伊藤憲一君)  東大農場の猛禽類の保護対応につきまして御答弁申し上げます。東京大学からの報告によりますと、東京大学キャンパス整備にかかりましての東京都からの開発許可の許可条件といたしまして、14項目の条件が付されておりまして、御指摘の猛禽類の生息が確認されているため、モニタリング調査を実施し、猛禽類への影響がないよう十分配慮するとされております。また、猛禽類の生息状況に異常があった場合には、工事を中止するなど適切に対応するとともに、状況を専門家に報告し、保護対策について東京都と協議し指示に従うこととなっております。一方、東京大学からは、東京都建設局に対しまして、猛禽類の飛翔ルートにかかる道路につきましては、ストレスがなく道路上空を移動できるよう、道路内を街路樹等で覆い、上空の猛禽類から道路や車両、光等を目立たなくするなど、環境に対する配慮を要請していると聞いております。なお、東京大学の猛禽類の保護対策といたしましては、東京大学の敷地内でございますが、都市計画道路沿道に緑地を設置すると聞いております。

 

みどり環境部長(金谷正夫君)  私からお答えいたします。市内の公園の市民1人当たりの面積は1.22平方メートルです。また、4月1日に一部開園しました都立東伏見公園を加えますと1.79平方メートルとなります。現在は三多摩地区でも低いランクになっております。公園についても年々ふえておりますが、現在も協議している公園がありますので、さらにふえていくものと思っております。今後の公園用地の取得は財源の問題が大きな課題と思っておりますので、今後も検討していきたいというふうに思っています。

 さらに、小林議員御指摘のように、犬の散歩と飼い主の健康のために市内の公園や空き地でたくさんの方がお散歩されていることは、公園巡回等で見ております。

 

18番(小林たつや君)  1点目のスポーツ祭東京2013については、昨年のリハーサル大会では多くの団体や職員の方々に御協力いただき、大会がスムーズに行われ、また本番に向けての問題点の抽出や課題が見えてきたことと思います。私も鍼灸師会のほうの鍼灸師として参加選手のケアのお手伝いをさせていただきました。施政方針にも、「これまでも実行委員会が中心となって開催に向けたさまざまな準備と広報活動を精力的に行い、引き続き全庁的な取り組みを進めていく」とあります。今回は柔道整復師の先生方と私たち鍼灸師が御一緒にお手伝いをさせていただくことになると聞いております。細かくなりますのでそのときのことは言いませんけれども、リハーサル大会での反省点を十分に生かして、すばらしい大会になりますことを心よりお祈り申し上げます。

 それから、健康関連の、健康に関する情報発信の充実以下4点のいただいた答弁につきましては、施政方針の「もっと健康 もっと元気に」の中にあります、西東京市が23年の8月に健康都市宣言をし、その宣言の目指す価値を生かしながら、より具体的に政策の実現が始められることになるであろうと理解いたしました。ぜひ頑張っていただきたいものだと思います。この質問は終わります。

 3点目の東大農場と公園の整備です。東大農場にサイロやポプラ並木がなくなってしまったことは残念なことですけれども、この東大農場の存在というのはやっぱり西東京市にとっては大変大きな意義のあるものだと常々言わせていただいております。これをやはりある意味市民の公園として使えるようなと、そうすると、坂口前市長のときは、あそこは研究施設ですからと冷たく言われ、東大農場側の態度がそういうものなので仕方がない面もあると思うんですけれども、そういうところをぜひ、できれば市民参加でやっていっていただきたいと思っております。また、先ほどの猛禽類の件にもかかわりますけれども、自然への配慮ということでは、やっぱり市内における貴重な緑の1つだと思うんです。公園面積には入っていないと思いますが、あれを公園面積に加えたらまたそれで相当の緑の量がふえると思うんです。残念なことですが、そういうふうにはなりませんけれどもね。また、そういう面も含めて今後の地区計画に期待するところでございます。

 また、公園については、今度、平成25年度には国土交通省より緑あふれる東京を次世代に継承する公園緑地整備に関する交付金というのが約66億円ぐらいあるんですけれども、その中に西東京市分もあるというように情報を得ております。ぜひこのようなものを使って公園整備のますますの充実を願うものでございます。

 それから、ドッグラン、先ほどいろいろお話ししてきた公園関係全部含めてですけれども、先ほど言いました愛犬の小太郎は、実は先月の中旬に亡くなってしまいまして、1カ月半ぐらい私はとっても寂しい思いをしておりました。ですから、1カ月半ほど市内巡回にも行っていませんので、電灯が切れていると言っているところが直っているかどうかも、先ほど東原課長ともお話ししたんですけれども、確認していないんですという話をしていたんです。今、小太郎の次を育成中でございまして、もう少しすると3回目のワクチンを打って、狂犬病の注射をして、市に登録をして、そして散歩デビューさせて、それからまた市内巡回を始めたいと思っております。先ほど部長答弁でありました、人が集まっている、犬を連れた皆さんが集まっている場所は、植え込みでぐるっと囲まれたような小さなところですけれども、ほぼドッグランになっているんですね。皆さんちゃんとマナーを守ってリードはつけられています。こういうところを例えばミニドッグランとして──どういう名前でも構わないんですけれども、ドッグランとしても使われていますみたいな看板を立て、それで「御理解を願います」、またそのドッグランとして使う方々には「御協力を願います」というようなやり方をすれば、市長が言われる地域コミュニティの1つがまたここでできると思うんです。そういうことをぜひ進めていただきたいと思います。また、この地域コミュニティは公園ボランティアにもなってくれる、そのように私は思うんです。今、そういう公園的なところでやっている方、空き地みたいなところでやっている方、それから道路の広いところ、そういうところでやっている方がいるんですね。私の確認しているところではその3点なんですけれども、そういうところが市内に結構あるというお話をよく聞きます。その中で、レトリバーの雑種のタロウ君というのがいるんですけれども、小太郎と仲よしだったんですけれども、このタロウ君のお父さん、もちろん飼い主なんですけれども、この方はいつでもお手伝いするよと言っている。そういう方が何人もいらっしゃるんですよ。探せばそうやって集まってくると思います。だから、このドッグランのことも、できませんと冷たく言わないで、部長、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。この質問についても終わります。

 それから、「いこいーな」の活用についてでございます。先ほどの御答弁で、はなバスのほうはシールのステッカーをつけるということで、庁用車なんかもつけられるんじゃないかと思うんですけれども、どうなんですかね。

 市長、痛車って知っていますか。イタリア車じゃなくて、フェラーリやマセラティじゃなくて、痛車という、痛い車という意味なんですけれども、車全体にアニメのキャラクターの女の子なんかがどかんと載っている車で、あれを痛い車と呼ばれる痛車と。あそこまでやっちゃったら……。ちょっと考えたんですけれども、市長と議長がそういう車に乗って、ドアをあけたら「いこいーな」の格好で出てきたら最高に目立つかなと思うんです、そこまでやったら怒られるだろうというところもありますが。そういうことが西東京市の宣伝になると思うんです。ボンネットの上に大きな「いこいーな」を張れとは言いませんけれども、ぜひそういうこともお考えになって──先ほど保谷なおみ議員の御質問にもあった、いろいろとキャラクター商品というのも多少のロイヤリティーを払ってでも、西東京市が先頭となって、商工会、工業部会ともいろいろとお話しになって、いろんなグッズをつくってやっぱり販売するべきだと私は思うんです。「くまモン」しかり、「ひこにゃん」しかり、億単位のお金が動くんですよね。それは商業の発展であり、工業の発展であり、そして市の知名度のアップと、このように幾つもおいしいものが返ってくるんじゃないかと。多少のロイヤリティーを払ってもそれはやるべきではないかと。特に「いこいーな」のイメージというか、イラストですか、あれはクレヨンしんちゃんの……。小さい子が指を指して言うんですよ、「あれ、クレヨンしんちゃんだ」と言うんですよね。クレヨンしんちゃんの絵にとっても絵の感じが似ている。クレヨンしんちゃんの妹かな、赤ちゃんの顔があるんですけれども、その子にもちょっと似ているんじゃないかというような話を聞いたことがあります。そういう意味からも、ドラえもんはだめだったけれども、だったらクレヨンしんちゃん系の「いこいーな」でということはできるんじゃないかなと私は思いますので、ぜひ前向きに御検討いただきたいと思います。

 最後に、5点目の産業振興の工業の発展のことですけれども、マッチングコーディネートにつきましてはよくわかりました。なかなかおもしろいことだと思います。コラボというのは、今、いろんな業界、いろんなところで何々と何々のコラボ、コラボレーションということでやられている、はやっているということを聞いておりますが、どんどんやっていくべきだと思っております。私の知っているのでは、この前も話したかもしれませんけれども、ある都内の工業者が全然違う分野として文房具をつくったんです。その文房具は、車のシリンダーのような筒に専門のボールペンを差すんですね、それを差すとすうっとゆっくり沈んでいって、約5秒かかって、内側の芯がすっと浮き上がって、またそれが沈むと。それだけのただのボールペンで、金属ですから重いものですけれども、そこそこの値段がするんです。私、1個買って持っているんですけれども、それを見ているだけでなかなか「おおっ」と。そのすうっと落ちていくのは何かというと、すごい技術、日本の工業力でこそのできばえなんですね。ほんのコンマ何ミリの中でその入れ物が動いて、間から空気が抜けていくのに時間がかかるからすとんと落ちないで、すうっとゆっくり落ちていく。それで、その周りがきちっと研磨されているからきちんとそれが動く。そういうものを実は西東京市でも絶対できるはずなんですよ。それは商工会の工業部会の方にもお話ししていますが、そういうものをやったらどうだということで。この間、実は工業部会の方から見せていただいたのは、金属の大きなカブトムシをつくってみたなんていって見せていただきました。ああいうのをやはりどんどん市と一緒になって進めていかれたらいいかなと思います。また、この間も話しましたけれども、この市内の工業者の中には世界のダイワ、釣り道具のベアリングをつくられている。一番重要な部品をつくられている。ベアリング、それからピニオンギアかな、そういう一番重要な部品。特にこの辺に関しては、私、この後1時間でも2時間でもしゃべっていられるんですけれども、まだまだ後ろにもいらっしゃいますので、この辺で終わりにさせていただきますが、何かできると私は思っております。ぜひ市の主導のもと商工会とかと組んでいただいて、工業発展、また西東京市のブランド名を上げる、そのようなことやっていただくことをお願い申し上げまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。

 

 

 

 

平成25年9月議会での一般質問です。

 

18番(小林たつや君)  通告に基づき一般質問をいたします。かなり久しぶりの質問となりますので、大変緊張しております。先ほどのリダンダンシーという言葉が、うちのちょっと上の段のところに行くと、何か「地団駄踏んだ」みたいな感じの話になってしまうような、その辺で少し緊張がほぐれたとは思っておりますが……。

 質問の前に、所見を述べさせていただきます。

 平成2212月に行われた市議選において5期目の当選をし、翌23年2月の臨時議会で議長に当選させていただき、2年と1カ月の長きにわたり議長職を務めさせていただきましたこと、その間、議事進行はもとより御指導、また御鞭撻をいただきましたことについて、この場をおかりいたしまして、議会の皆様、そして執行部の皆様に厚く御礼申し上げます。思い起こせば、議長就任直後、初の定例会である平成22年3月11日の金曜日、予算特別委員会のときにあの大震災が起き、翌々日の日曜の深夜には、当時の坂口市長や加藤副市長をはじめとする執行部の皆様と、その後の議会対応をはじめ、停電や燃料不足などの予測により、学校等の公共機関及び施設の開始ができるかなどという重要な会議をしたことが大変印象に残っております。震災や、その後の津波災害でお亡くなりになられた皆様や、その後の復興に対する不手際から、いまだ生活に困っていらっしゃる東北の皆様方に対しましては、心より哀悼の意とお見舞いを改めて申し上げさせていただきます。

 議長就任時には、苦しいことばかりだけではなく、数々の市民団体の総会や市の公式行事等において、市議会を代表いたしまして御挨拶をさせていただきました。また、その折には、多くの市民の皆様から数多くの叱咤激励をいただき、ほとんどは叱咤だったような気もしますが、私自身が人として成長できたのではないかと思っております。また、昨年の5月には、全国市議会議長会として天皇陛下への御拝謁の栄に預かり、温かいお言葉をちょうだいいたしましたことも大変感慨深い思い出となりました。その後は、昨年12月の衆議院選挙、そして、本年2月には丸山新市長が誕生され、経済的にも明るい兆しが見え出し、ことしの参議院選挙と日本を取り戻すために自民党の活躍が期待されるところであります。

 とまあ、ここまで話してまいりますと、何だか議員を勇退される先輩方のお話のような感じになってしまいましたが、この後、仏門に入ったり、どこぞの方のように責任を投げ出して四国の巡礼の旅に出るなんていうことは考えておりませんので、よろしくお願いしたいと思います。

 それでは、一般質問に入らせていただきます。

 まず、1点目として、公共施設の喫煙場所について質問いたします。通告にもあるとおり、市内小学校などで運動会等のイベントがあるときに、保護者の中の喫煙者の方が公共施設内での喫煙を禁止するという決まりのために、当然のごとく、公共施設の外に出て喫煙をされます。当然、出入り口付近の公共の場、大体歩道とか道路上と思いますが、そこでの喫煙となりますので、その周辺にお住まいの皆様は、毎日ではなくても、煙害に苦しまれることとなります。事例としては、先日の参議院選挙の投票日に、田無小学校の正門前の歩道で、多分職員さんも含まれるのではないかと思いますが、多くの方が喫煙をされていて、煙が洗濯物などににおいを残して困るという近隣のマンションの方からの苦情が私にありました。私は、公共施設はきちんとした分煙ができる整備をされるべきと以前から申してきました。ただ単に禁煙にしても、その先で喫煙者は喫煙をします。これではまさにイタチごっこであります。さきに述べたような事例による苦情が多分他の公共施設でもあると思いますが、この点については市長はどうお考えか。また、今後どのようにされるべきとお考えか伺います。

 大きな2点目として、医療情報の共有について伺います。本年3月の第1回定例会におきまして、浅野高司議員の代表質問に対しての関連質問でお聞きいたしました保健・医療・福祉の連携や高齢者疾病の早期発見・治療に関連する事項として、医療情報の統一化で、例えば1枚のカード記録媒体に個人の医療情報を入力し、市内の医療機関や救急車などでその情報が閲覧・変更・記入などができるような先進事例を西東京市でつくり上げることはできないか、それを伺います。それ以外でも、6月の予算特別委員会でお聞きしましたが、住基カードの記憶媒体には、医療情報程度のデータなら記憶できるとの御答弁をいただいております。住民基本台帳法第30条の44、第12項に「市町村長その他の市町村の執行機関は、住民基本台帳カードを、条例の定めるところにより、条例に規定する目的のために利用することができる」。また、個人番号カードになっても、マイナンバー法の第18条に「市町村機関 地域住民の利便性の向上に資するものとして条例で定める事務。特定の個人を識別して行う事務を処理する行政機関、地方公共団体、民間事業者その他の者であって政令で定めるもの」の、当該事務につき、個人番号カードのICチップのあき領域を利用することができると規定されているとも聞いております。この点について、医師会、歯科医師会、そして薬剤師会の3師会をはじめとする医療関係者に太いパイプを持つ市長としては、どのようなお考えを持っておられるか、お聞きいたします。

 3点目として、西東京フィルムコミッションについて伺います。先ほどの何とかシーではないんですが、フィルムコミッションの「コミッション」というのは「仲介」という意味でございます。別説では「口きき料」とか「賄賂」という意味もあるそうでございますが、当然のことながら「仲介」という意味です。昨年の10月に会派で熊谷市に視察に参りましたが、こちらでは、平成20年から市内での映画やドラマなどの撮影をスムーズに進めるため、ロケ地に関するさまざまな情報の提供や公共施設の利用などを支援する窓口としての業務を開始されております。経済効果は、ロケ隊の宿泊費や食費なので大したことはなさそうですが、市民が自分の住むまちの魅力を再発見したり、近年の邦画人気の中では、新たな観光地として成り立つという可能性もあります。また、市内商工団体や農家の皆様に協力をお願いして、御自分の店内や工場などや古い蔵の中を撮影場所にすると、映画やドラマの最後のエンドロールにその店名や事業所名が流れます。それはほぼ無料の宣伝となり、こちらの経済効果ははかり知れないものがあると思います。また、ことしも1117日にこもれびホールで行われる自主制作映画コンペティションが行われますが、この市の映画好きの皆さまが集まる西東京シネマ倶楽部の皆様などに御協力をいただければ、相当ディープなロケ地を紹介していただいたり、撮影のボランティアやエキストラの手配などもお願いできるものではないかと私は思っておりますが、この点についてはどうお考えか、伺います。

 4点目としては、スポーツ祭東京について。第68回国民体育大会「スポーツ祭東京」が9月28日~10月8日までの間に行われますが、当市では10月4日~6日までの間に、総合体育館におきましてバスケットボールが、また、それに先立ち、915日には早稲田のグラウンドにおいてデモンストレーション競技としてのティーボールが行われる予定でございます。担当部署の準備は万全であると確信いたしますが、その準備状況と進捗状況を伺います。

 最後に、5点目として、市内の公園行政について伺います。その中のまず1点目として、市内の公園の現状をお知らせください。

 次に、2点目としては、ことしも猛暑が続きました。きのうは埼玉県越谷市、それから、千葉県野田市ですか、先ほど佐藤議員からもお話がありましたスーパーセルという大きな積乱雲ができて大変な竜巻被害が起きた。こんなことも起きておりますが、そのような中で、市内の緑被率は下がる一方だとも聞いております。緑の保全は大変重要な市行政の一つと思いますが、その観点からの公園のあり方について、市長はどのようなお考えをお持ちか伺います。

 3点目は、これも昨今の猛暑に関連いたします局地的なゲリラ豪雨に対して、市の雨水対策はすぐに対応ができません。東京都の区部では、1時間当たり降雨量50ミリ対応から75ミリに、また、多摩地区では65ミリに変更したという話も聞きました。それ以外にも、調整池を事業中も含め28カ所建造しているとも聞いております。西東京市でも本年、時間当たり72ミリ相当の降雨があったと聞いております。このような中、市が早急にゲリラ豪雨に対抗するとしたら、市内の公園に貯水槽をふやすしかないと思いますが、いかがでしょうか。

 4点目は、コミュニティの場としての公園の位置づけについてです。ことしの猛暑のようなときはともかく、涼しいときには市民の皆様は自宅近隣の公園等で犬の散歩をはじめ、小さな子どもさんは噴水があれば涼み、お年寄りは木陰で憩われているような光景をよく見かけております。まさに地域コミュニティの始まりはここからかと思いますが、いかがでしょうか。

 5点目としては、同じく6月議会の関連質問でお聞きしたドッグランについてです。諸事情により大きなものはできないとも聞いており、一度ついたあの予算はどうなってしまったんだろうかと思うばかりでございます。まずは、組織づくりという意味で、道路建設予定地や市内のスポット公園でのミニドッグランづくりはできないか伺います。既にお話ししているとおり、ほぼドッグラン状態になっているところもあり、これらの場所をミニドッグランに指定し、その後につなげたいと私は思いますが、いかがでしょうか。

 以上、御答弁により再質問をさせていただきます。

 

市長(丸山浩一君)  冒頭2年間議長という要職、浅野議長の後、務め上げられて、その間に大震災というようなことの中で、本当に深謝します。ありがとうございます。

 小林議員の一般質問についてお答えいたします。

 まず、西東京市の公共施設の喫煙場所についてでございますが、平成16年4月から屋内の全面禁煙を実施しており、多くの公共施設におきましては、屋外の出入り口から離れた場所に灰皿を設置し、さらに、近隣住民の方々にも配慮して、喫煙場所を定めております。なお、指定場所以外での喫煙につきましては慎んでいただけますよう、引き続き働きかけていきたいと考えております。

 続きまして、住基カードを使った医療情報の共有についてお答えいたします。住民基本台帳カードのICチップの中には、議員御指摘のように、市町村が条例で定めることにより独自に利用できる領域があり、今後導入が予定されております個人番号カードにも同様に、地域住民の利便性の向上に資する事務に利用できる領域が確保されていると承知しております。一方、厚生労働省では、個人番号制度導入に当たり、議員が御提案になっている医療情報の連携を番号制度の中で取り扱うことができないか検討を進めているところでございます。医療情報は、個人情報の中でも大変機微性の高い情報であり、個人情報保護について他の個人情報より一層厳しい対策を講ずる必要があることや、国民的な理解を得る必要があることなどから、番号制度スタート時には、取り扱う情報の中には医療情報は含まれておりません。番号法附則第6条では、法施行後3年後に、特定個人情報の提供の範囲の拡大を検討するとされており、この際に医療情報の取り扱いについても検討されるものと考えております。市といたしましては、厚生労働省の今後の検討状況や個人番号制度の進捗状況、医療情報を活用するためのさまざまな環境整備等の状況を注視しながら、調査研究を重ねてまいりたいと考えております。

 続きまして、西東京フィルムコミッションについてお答えいたします。近年、映画やテレビドラマ等のロケ撮影の円滑化を図るとともに、映像作品を通じてまちの魅力を発信し、観光客の誘致や地域の活性化を促すことを目的として、フィルムコミッションに取り組む地方自治体や観光協会等がふえつつあることは承知しております。多摩地域におきましても、10団体が取り組んでいるほか、日野市などを中心とした広域事業も展開されると伺っております。一方、本市におきましては、これまでフィルムコミッションに関する具体的な議論は行われていないのが実情でございます。今後、映画の自主制作などを熱心に活動されている西東京シネマ倶楽部などの意見交換のほか、広域的な取り組みについて近隣自治体とも情報交換を行ってまいりたいと考えております。

 続きまして、スポーツ祭東京2013、第68回国民体育大会の準備状況についてお答え申し上げます。西東京市では、正式競技としてバスケットボールを10月4日~6日までの3日間、総合体育館において実施いたします。また、デモンストレーションとしてのスポーツ競技として、9月15日に早稲田大学東伏見キャンパスにおいてティーボールを実施いたします。本番目前となったティーボールにつきましては、会場地となる東伏見駅から早稲田大学までの沿道にのぼり旗を掲出し、開催気運の醸成を図っているところでございます。小中学生及び障害者の37チーム、約540名の選手が参加することとなっております。正式競技のバスケットボールにつきましては、大会運営のための実施本部体制が整い、会場設営の準備も順調に進んでおります。また、大会期間中、会場では来場者をお迎えする歓迎装飾を行い、本市の魅力を伝える一店逸品事業の冊子やめぐみちゃんメニューのパンフレットなどによるPRも行うこととしております。西東京市で開催されるスポーツ祭東京2013を成功させるため、市民協力員をはじめさまざまな関係団体、また、市議会議員の皆様からも御協力をいただきながら、市全体で取り組んでいるところでございます。

 続きまして、公園行政についてお答え申し上げます。市内の公園の現状でございますが、7月末現在、市の管理している公園は、人にやさしいまちづくり条例による提供緑地も含め230カ所となっております。公園の緑は、人々の生活に潤いを与えてくれるだけではなく、ヒートアイランド対策など都市の環境を守る役割があることから、公園の緑を保全していくことが重要であると認識しております。

 次に、公園の貯水槽についてでございますが、現在、いこいの森公園、向台公園、おおぞら公園の3カ所に貯水槽、新町さつき公園に浸透槽を設置し、周辺地域の溢水対策として活用しております。今後も溢水地域において、公園用地を含む公共施設用地を効果的に活用しながら、計画的に対策を進めてまいります。

 地域コミュニケーションの場としての公園の活用につきましては、レクリエーションの場の提供と同様に、公園の役割の1つであると考えております。

 公園におけるドッグランの設置につきましては、近隣住民の理解、ボランティア団体等の協力、民家から一定の距離がある場所、駐車場の確保、緊急連絡に対応できる施設の設置などの課題があり、これらの課題を満たすことが難しいことから、設置に至らなかった経過がございます。しかしながら、小型犬専用のミニドッグランにつきましては、近隣の都立公園にあるような大きなスペースは必要ないと思われます。民家からの一定の距離がある場所の確保や近隣住民の理解、地域のボランティアの協力などの課題がありますが、まずはモデルケースとしての設置につきまして、調査研究してまいりたいと考えております。

 

18番(小林たつや君)  御答弁ありがとうございました。それでは、再質問をさせていただきます。

 まず最初に、喫煙場所の件でございますが、本年度の予算でもたしか9億円近いたばこ税の税収があるということを確認しておりますが、高額納税者である喫煙者に対して、先ほどの御答弁でよいのか。ある程度は、その一部を使って、喫煙者のために使うべきではないか、私はこう考えております。もう1点、保谷庁舎の喫煙場所が減ってしまったとお聞きします。浅野議員が怒っているんですけれども、その理由はなぜか。この点を再度質問させていただきます。

 大きな2点目としての医療情報の共有についてですが、先進事例はないか。他市の事例がないのであれば、先進的な取り組みをすべきかと思いますが、この点についてお聞きいたします。また、これを使うことにより医療費の抑制となると思うが、これはどうお考えか。また、先ほども言いましたが、医療機関に太いパイプを持つ市長だからこそできることではないかと私は思っております。この2点についてお聞きします。

 大きな3点目としての西東京フィルムコミッションについて。これは、何か市民団体との意見交換を既に行っているということでしょうか、その点をお聞きしたいと思います。あと、広域的な取り組みとしての近隣自治体とはどの辺を考えているのか、この辺をお聞きしたいと思います。

 4点目としてのスポーツ祭東京について、これはもう意見になりますが、準備も万端整っているというように感じました。私も実は、昨年の8月141516日でたしか、あの辺でプレ大会をやったときに、鍼灸師として、トレーナー役としてお手伝いさせていただきましたが、今回は柔道整復師の先生方も一緒になってそういうことをやっていくということを聞いておりますし、私も参加させていただいて、お手伝いさせていただきたいと思います。大会がまずはうまくいくこと、それを期待しております。ゆりーと君をはじめとして、また、めぐみちゃんメニューも出るということで一店逸品の冊子も配るということでございますので、特に、この大会に関して、スポーツ振興課の皆さんはすごく一生懸命頑張られて、その間に鍼灸師会の関係もあるのでいろいろとお話を聞いたりしているんですけれども、きょうもこの議場にスポーツ祭東京の看板、それからのぼり旗、横断幕と、ゆりーと君もそこにおりますが、こういう形で大変いい宣伝をされている、また、職員さんは一生懸命頑張っている。ですから、この大会がぜひ成功裏に終わることを祈っております。この質問はこれで終わります。

 それから、公園について、あとは意見になるんですけれども、市内の公園の状況、雨水貯留層関連の件、これはよくわかりました。特に、貯留層関連の件は、溢水地域にこれからも計画的につくっていくということで、これがあるだけで溢水箇所の対策には十分なるのかなと。そういう場所というのが、市の財産としてできるという、一番いいのはやっぱり公園じゃないかと私は思っています。また、その水を、できれば再利用できたりしたらもっといいのかなとは思うんですけれども、その辺も含めて、これからも調査研究をお願いしたいと思います。

 それから、コミュニケーションとしての公園の位置づけについても、よくわかりました。

 次に、大きなドッグランのほうですね。こちらは、設置条件は御答弁いただきましたが、先ほど御答弁いただいた設置条件の近隣住民の理解、ボランティア団体等の協力、民家から一定の距離がある場所、駐車場の確保、緊急連絡に対応ができる施設などの設置の課題と。この課題を考えていくと、千駄山広場の件では、ここ2年間、酒井議員が一生懸命頑張ってやってきたんだけれども、なかなかいい御答弁はいただけなかったような記憶をしておりますが、ほかにどこかでできるのかなというと、私はやっぱりいこいの森公園じゃないかなと。今、文理台もできるんじゃないかというお話も受けましたが、そういうところをこれから考えていかなければいけない。それを使うに当たって、近隣住民の理解はもちろんのことですが、割とボランティア団体も僕はできると思うんですよ。ただ、一番の問題は、駐車場とかそういう施設がないとだめだということになると、やっぱりいこいの森公園しかないのかなと。ただし、いこいの森公園には、設立当初、市民の皆様が最初につくったときに、ドッグランはつくるのをよそうということでやっていた。これを既に10年たったから、それを変えていってもいいんじゃないかと私は思っております。この話を事前にちょっとお話ししたときに、担当部長さんから「いや、まだ10年しかたっていないという意見もありますよ」というお話もお聞きしておりますけれども、どちらが強いかは、これから少しずつやっていけばわかることかと思いますので、これも引き続き私はやっていきたいと思います。

 それから、いわゆるミニドッグラン、これは私が勝手にミニドッグランという言葉自体も造語としてつくっちゃったんですけれども、事実上、既にドッグラン化しているようなところ、ほぼドッグランのような状態になっているところもあり、ここに逆に無理に縛りをかけるつもりもありませんので、先ほど質問いたしましたコミュニティの場としての観点からも、まずはモデルケースづくりからの調査研究という御答弁をいただきましたが、ぜひその先の実施に向けての行動を起こすことをお願いしたいと思います。

 わんわんパトロールは今でも多分あると思うんですけれども、犬の飼い主さんたちは必ず朝夕、大体朝と夕方、暑い時期は夜なんかも多いんですけれども、アスファルトが70度ぐらいになっちゃうので、特に小さな犬はアスファルトから10センチとか15センチの高さに首や頭がありますから、50度ぐらいあるんで、そのところで歩かせているとすぐ熱中症になって、犬がすごくぐあい悪くなってしまうから、大体昼間は出さないのが普通なんで、そういうことを考えると、朝と夕方という形になるんですが、そういう方々は皆さん、犬の名前の○○ちゃんのお父さん、○○ちゃんのお母さんとかという呼び方をし合って、大変いいコミュニティをつくっておられます。同好の士ということもあり、本当に良好なコミュニティを形成していると思う。このコミュニティを利用しない手はないと私は思っているんです。昨日の石田ひろこ議員の御質問の中でも、学校飼育動物のお話ではありませんが、動物と触れ合いながらの人間関係というのは大変良好なものが生まれるという話も言われていたと思うんです。これを利用しない手はないと私は思っております。私も亡くなってしまったうちの小太郎の遺志を継ぎ、新しく飼いました藤丸、この藤丸ともども頑張っていく所存でありますので、どうぞよろしくお願いいたします。これはこれで終わりたいと思います。

 以上、何点か再質問、御答弁お願いします。

 

副市長(池澤隆史君)  喫煙に関する御質問につきましてお答えをさせていただきます。

 まず、たばこ税の収入の関係でございますけれども、約9億円の税収を見込んでおります。御承知のとおり、たばこ税につきましては、一般財源ということでございますので、今後とも一般財源として市政運営の全般に有効に活用させていただきたいと考えております。

 また、喫煙場所でございますけれども、保谷庁舎の喫煙場所を中庭に設置しておりましたが、煙が庁舎内に流れ込むということから廃止をさせていただきました。また、保谷庁舎3階のベランダに設置しておりました喫煙場所につきましては、保谷事業場の安全衛生委員会からの意見に加えまして、健康課が実施しております健診事業の参加者からの要望もございまして、廃止をしたものでございます。御理解をいただければと思います。

 

市民部長(宮寺勝美君)  医療情報の共有化についての再質問にお答えいたします。住民基本台帳カードの医療情報への活用の先進例につきましては、全国でも実施例は大変少なく、現在把握している範囲では三重県の名張市と山口県下関市で行われていると聞いております。どちらの市も、このサービス内容は、健診結果等を行政の情報端末で確認することができるというサービスでございまして、議員御提案の医療情報の共有とは異なるサービスとなっております。また、それぞれの市に実施状況をお伺いいたしますと、利用件数等は大変少ないと、その辺の課題も多いということでございました。

 また、医療の適正実施につきましては、議員御指摘の方法のほか、電子レセプトデータの有効活用など、きめ細かい対応等によりその実現に近づけていくことが可能ではないかと考えており、今後とも検討を続けてまいりたいと考えております。

 医療情報の共有について、西東京市における先進的な取り組みとして検討いただきたいとの御提案でございますが、医療情報について、市単独でシステムを構築するということは、個人情報の保護の関係や医療機関等への御負担、それから環境整備等に多くの課題があると現状では考えているところでございます。議員御提案の趣旨も踏まえるとともに、先ほど市長から御答弁申し上げましたように、厚生労働省の今後の検討状況や個人番号制度の進捗状況、それから医療情報を利活用するためのさまざまな環境整備等の状況を注視しながら、調査研究重ねてまいりたいと考えております。

 

生活文化スポーツ部長(手塚光利君)  フィルムコミッションの再質問にお答えをいたします。まず、映画の自主制作などを熱心に活動されている市民団体との意見交換でございますが、これまで特に行っておりません。

 次に、広域的な取り組みの範囲でございますが、近隣5市で構成いたします多摩北部都市広域行政圏協議会における専門委員会が定期的に開かれておりますので、このような場を活用いたしまして、各市と情報交換を行ってまいりたいと考えております。

 

18番(小林たつや君)  それでは、喫煙場所についてから行きます。まず、保谷庁舎の件ですけれども、廃止したその経緯はわかりましたが、であれば、やっぱりほかに場所を考えるべきではないかと私は思うんですよ。基本的に、喫煙場所をふやせと言っているんじゃなくて、きちんとした分煙をするべきだと私は思っております。9月2日、森田いさお議員からは路上喫煙防止対策についての御質問がありました。私の意見も根本では同じで、違うところは、喫煙を取り締まるか、取り締まる前に分煙をすれば、取り締まりは必要なくなると私は思っているんですよね。ですから、きちんと分煙を進めるということではないかと。取り締まるよりも、まずはきちんとした分煙をする、これが一番重要でないかと思っております。きちんとした分煙をすれば、路上喫煙も含め、法的には何の根拠もない取り締まりは必要なくなると思います。たばこを吸う人は、できる限り他人の迷惑にならず、その嗜好を楽しみたいと常に思っていると私も考えておりますし、聞いてもおります。当然、たばこを吸う方々は、肺がんのリスクとか、そういう病気になるリスク、また、吸わない方に対して迷惑をかけると、こういうことは重々承知しているんです。ですから、きのうの森田議員の質問の中にもあったけれども、田無駅のペデストリアンデッキのところに喫煙の場所がありまして、あそこにちゃんと来て、皆さんたばこを吸っているんですよ。「ここに吸う場所があります、ここだったら大丈夫ですよ」というふうにやれば、そこにちゃんと行くんです。ですから、そういうところがないと、公共施設のように、あまりにもきちきちで「入っちゃだめ、ここで吸っちゃだめ」というから、「じゃ、出て吸えばいいんだろう」と、こうなってしまうんですね。だから、逆に、公共施設の中にきちんとした分煙で、煙害がないような設備をつくって、「ここで吸えますよ」という形にすれば、このようなことは全て起きなくなる、そのように私は思います。ですから、そのようにぜひ進めていただきたい。市側としては進めにくい、健康面のこともあるから、なかなか進めにくいことかもしれませんけれども、やはり嗜好品、そして、ある意味では高額納税者の皆様であるわけです。9億円というお金が入ってきているんです。その中の一部です、全部使えと言っているわけじゃないです。先ほど副市長が言われたように、ほとんどは一般財源として使われているわけで、大きな収入だと思いますよ。9億円ですからね。見たことないです、私は。それだけお金、束で積んだのはね。ですから、ぜひそういうことをこれからも進めていっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 それから、医療情報の共有につきましては、これからだというお話、また、マイナンバー法なんかの進みぐあい、厚労省の状況を見てということはよくわかりましたが、体調に不安を持たれる高齢者の希望者のみでもいいので、まずは市内の救急指定病院とその希望者の方々──例えば、今の住基カードにそのデータを入れることは多分簡単にできると思うんですよ。ただ、それを今度読むカードリーダー、それからそのセキュリティの問題、こちらが重要だと思うので、どのぐらいお金がかかるのか私は試算もできないし、そういうことはわかりませんけれども、こういうことは、医療関係者である丸山市長でなければ私はできないと思うんです。ですから、こういう先進的な事例を西東京市はやっていますという意味も含めて、やられたらいかがかと。これは実は、前にも言ったかもしれませんが、田無市議会の時代、田無市議会議員の時代ですから、末木市長に向かってこういうことをやったらどうだろうかということをずっと言っているんです。だから、先ほど言った調査研究をしてまいりたいと、ずっともう、多分1617年ぐらい調査研究をされているはずなんですね、申し送り事項があればの話ですが。ですから、ぜひ、もうそろそろ実現化してもいいんではないかなと。ほかの議員さんも、たしか佐藤議員とかが言われていたかと思うんですけれども、少なくとも同じ内容でございます。先ほど田中議員からもあった薬の関係も同じだと思うんですけれども、そういうものをまとめたカード、別に住基カードを使わなくてもいいんですが、そういうことは意外と簡単にできるのではないかなと。先ほど言ったスマホなんかを使う手もあるだろうし、携帯電話なんかの中にデータを入れると、そういうこともできるのではないかなと。そういうことをまずは救急指定病院とその希望者だけという形でそれこそ調査研究をし、その後の実現を期待しておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 最後に、フィルムコミッションでございますけれども、フィルムコミッションは熊谷市でもいろいろと問題点もあるんだそうです。古い建物、女子校かなんかだった建物で映画撮影をしていて、自主制作映画だったらしいんですけれども、そのときに興奮して暴れて、暴れたときに、ガラスのランプがあったんですが、それをばりんと割っちゃったんです。それはもう復元できなかったということで、そういう貴重な財産を壊されてしまったなんて、苦笑いをしながら、その市の担当の職員さんも言われていましたけれども、そういう弊害ももしかしたらあるのかもしれませんが、それよりもやっぱり、「ああ、ここを使っているんだ」と。何年か前に韓国の映画でペ・ヨンジュンという人が出ていた「冬のソナタ」でしたか、ああいうのでも、あれで「冬のソナタ」ツアーみたいなものがあって、日本の観光客が、女性の方が多いらしいですけれども、そういう方がわざわざ韓国まで行って、ここでチェ・ジウとペ・ヨンジュンがキスしたとかなんとか、そんなところを見に行く、こんなツアーができ上がっちゃう。もう既に西東京市を舞台にした、西東京市を使われた映画がちらちらと見られるんですよね。でも、それは市には何の断りもなくといったらおかしいですけれども、やっている。警察とか道路使用許可とかそういうのだけでやっていらっしゃるのかなと。また、先ほども言いましたけれども、1117日に自主映画コンペティションが行われる西東京シネマ倶楽部というとってもいい団体、この皆さんにお手伝いいただく、これが一番いいことだと思うので、ぜひやっていただきたいと思っております。

 また、商工会の一部の方とこの間ちょっとある会合でお会いしてお話を受けたんですけれども、そちらもこの話をしたら意外と乗り気で、「ああ、いいですね」と。例えば、商店街のあるお店の居酒屋さんでもいいですね。居酒屋さんのある部分を使って、ちょっと特殊なお店だったりとか、そうじゃなくてもいいとは思うんですけれども、「このお店はどこなんだ」と、その映画やドラマに使われた「あのお店おしゃれじゃないか」といって、そこでお客さんが来る。これはすごい宣伝になるんですよね。エンドロールに、最後に字幕で出てくる、あそこをよく見ていると、特に邦画のときは「○○市の皆さま」、例えば「西東京シネマ倶楽部の皆さま」とか、そういうふうに載って上がってくるんです。その人たちは絶対に映画を見ますし、見た人が今度は「へえ、西東京でやっているんだ。近くだから、見に行ってみようかな」と、こんな話になって、西東京に来る。西東京に来れば、そこで食事をしたり、買い物をしたり、そういうことも起きる。こういうのが西東京の宣伝になるんじゃないかなと私は思っています。また、それによって、市長が言われる市の魅力の再発見になるのではないかと思いますので、ぜひともこちらもお進めいただきますことをお願い申し上げて、私の質問を終わりにします。

 

 

 

 

平成25年12月議会の一般質問です。

 

18番(小林たつや君)  議長の御指名をいただきましたので、通告に基づき一般質問をいたします。

 まず最初は、2020年開催のオリンピックへの市の対応について質問いたします。2020年東京オリンピック開催が先日決定いたしました。「いつやるか、今でしょ!」「倍返しだ」ではなくて、滝クリちゃんの「お・も・て・な・し」というあれがことしの流行語大賞になるんじゃないかと私は思っております。(「じぇじぇじぇだ、じぇじぇじぇ」と呼ぶ者あり)「じぇじぇじぇ」もありましたね。猪瀬知事の御活躍については、ちょっと状況が状況なので、今微妙なところなのでコメントを控えさせていただきたいと思います。

 また、10月4日から6日まで第68回国民体育大会・スポーツ祭東京が行われ、無事終了いたしました。本市ではデモンストレーション行事のティーボールの大会も行われ、悪天候で順延になりましたが、順延日当日も多くの方が集われました。また、正式協議ではパスケットボールの成人男子と女子の部が開催されました。大会開催中の天気もあまりよいとは言えなかったのですが、多くの来場者に来ていただき、関係部署の部課長をはじめ多くの職員の皆様やボランティアの市民の皆様の御協力のもと、大会も無事終了したことは大変喜ばしいことでございます。私がこの場をおかりしてお礼申し上げるものではないかもしれませんが、準備段階のときには議長として都内での会議等にも参加したことなども含め、感慨深いものがありました。また、大会当日は鍼灸師として、トレーナー室で柔道整復師の皆様とともに、大会選手をはじめ審判員の皆様のお体のメンテナンスと事故予防のお手伝いをさせていただきました。この国体についての御報告を簡単にお聞きいたしたいと思います。また、国内とはいえ全国大会である大会の準備もかなり早い時期からされていたという話を、大会当日にその当時の担当課長さんからお聞きいたしました。7年後とはいいましても来月には6年後になってしまいますので、東京オリンピックについて市はどのような準備をなさっていくのかお聞きいたしたいと思います。

 大きな2点目として、市内の自動二輪車の駐車・駐輪場について伺います。まず、その中の第1点目としましては、市内の原動機付自転車を含む自動二輪車、いわゆるオートバイの登録台数は何台ぐらいあるか。また、その台数に対する税収はどれほどか伺います。(2) としては、市内にある今言いましたオートバイに対する、有料・無料を問わず駐輪ができる場所と台数はどれほどあるのか伺います。市で把握している台数はどれほどか、このお伺いであります。

 この質問に当たりましては、議員さん皆様にも届いているのかもしれませんが、先日、日本自動車工業会より資料をお送りいただき、その資料にのっとった質問でございます。資料によりますと、最近では政令市等をはじめ二輪車の駐輪場整備が進みつつあると聞いておりますが、それでもまだまだなのが現状ではないでしょうかと思っております。平成24年3月末現在の国内の二輪保有台数は原付、自動二輪車合わせて1,1985,085台となっており、国民の10人に1台の割合で普及しているそうです。インターネットでは全国バイク駐車場案内というサイトがあり、全国2,166カ所の駐車場が登録されているそうです。このサイトでは無料掲載が可能であり、自治体をはじめ駐車場業者は告知や広報ができるそうです。公設の駅前等の駐輪場では原付バイク、いわゆる50ccのスクーターなどは収容できるところもあると聞きますが、現状はいかがでしょうかお聞きいたします。

 大きな3番目として、市内通学路の交通安全について伺います。その1点目としましては、市内で把握している危険箇所はどのくらいあるのか伺いたいと思います。

 2点目としましては、その対策方法にはどのようなことをお考えか伺いたいと思います。一般的に通学路については交通規制がかかっていると思うのですが、市内小中学校に通う児童の通学時間帯は当然のことながら通勤時間帯でもあります。通学路になっている道路を走っているのはその近隣に居住する方々が多いと思います。特に地元の小学生は学校で交通教育を受けており、歩道がある場合はきちんとそこを歩いておりますが、その脇を猛スピードですり抜けていく車やオートバイがあることは、私の住んでいる北原町のかいわいだけではないのではないかと思い、質問いたします。

 大きな4点目、最後になりますが、学校の適正規模・適正配置について質問いたします。先ほど浜中議員、そして田中議員からも関連する質問があり、統廃合に関する基本方針の考え方や施設改修の方向性については理解いたしました。小規模4校の統廃合に当たり、泉小学校を閉校し、住吉小学校を指定校とする方針を教育委員会が決定したわけですが、私からは、この方針の中で、あくまでも特例措置ではありますが、隣接する保谷小学校、谷戸第二小学校の選択も可能としていることについて質問いたします。統合後、現在の泉小学校の学区域が分割されることになるわけで、保護者の一部の方々はそれを理由に学校を自由に選択でき、それぞれに手厚い対策が講じられていると考えているように感じます。しかし、私が考えるには、廃校となる学校は泉小学校の1校であり、これを受ける指定校は住吉小学校の1校であることを考えると、予算措置を含めた対策は住吉小学校に傾注され、先ほどの浜中議員の質問の御答弁にもありましたが、今回の検討対象校であった保谷小学校や隣接する谷戸第二小学校にはそれほど対策は講じられないと考えるわけですが、御見解をお伺いいたします。また、大規模改造をはじめ国や東京都の財政支援が期待できると思いますが、指定校に限らず複数の学校が支援を受けられるものなのでしょうか、この点について伺います。

 以上、1回目の質問といたしまして、御答弁により再質問させていただきます。

 

市長(丸山浩一君)  小林たつや議員の一般質問についてお答え申し上げます。

 初めに、2020年開催のオリンピックの市の対応についてお答えします。まず、スポーツ祭東京2013・第68回国民体育大会についてでございますが、9月29日に開催しましたデモンストレーションとしてのスポーツ行事ティーボールは約2,000名の来場者がございました。また、10月4日から6日まで開催いたしました正式競技のバスケットボールは3日間で約1万2,000人の来場者があり、両大会とも無事に終了いたしました。両大会で市民や関係団体と市職員が一体となり培った関係は、今後のスポーツ施策を推進する上でも大変貴重なものでございます。市議会の皆様をはじめ多くの市民並びに団体の皆様に多大なる御支援、御協力に心より感謝申し上げます。

 2020年のオリンピック・パラリンピックにつきましては、ことし9月、開催地が東京に決定したところでございますが、国や東京都からまだ具体的な方針や対応などについて示されてはおりません。2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた取り組みとして、「気運醸成のためのイベントの開催や普及啓発活動の推進」などを現在策定しております西東京市スポーツ推進計画の中に位置づけ実施してまいりたいと考えております。今後とも国や東京都の方針を踏まえ、スポーツ祭東京2013同様、市民のスポーツ推進に寄与できるよう取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、市内における自動二輪の関係でございます。西東京市における自動二輪車の登録台数及び課税額についてお答え申し上げます。自動二輪車につきましては、排気量等に応じて、50cc以下の原動機付自転車第一種、50ccを超え125cc以下の原動機付自転車第二種、125ccを超え250cc以下の軽自動車二輪、250ccを超える二輪の小型自動車に区分されます。平成25年4月現在、市の登録台数は、原動機付自転車第一種が6,099台、原動機付自転車第二種が2,661台、軽自動車二輪が2,165台、二輪の小型自動車が1,994台、合計で1万2,919台で、その課税総額は2,3285,000円となっております。

 次に、駐輪場の場所と収容台数についてお答え申し上げます。自動車駐車場整備センターが運営する有料自転車駐車場の収容可能台数は市内5駅合わせまして約1万8,800台となっております。そのうち125cc以下のバイクの収容可能台数は5駅8カ所で約520台分を確保しております。民間で運営されている駐車場につきましては、市では把握しておりません。

 

教育長(江藤巧君)  初めに、通学路の交通安全についてお答えいたします。西東京市立小学校では毎年、PTAや地域の方々の御協力を得ながら通学路の安全点検を行っており、その中で抽出された危険箇所を教育委員会へ報告することになっております。今年度は6月に報告を受けております。その報告書をもとに、学校、保護者などの学校関係者、警察署、道路管理者、教育委員会で通学路の合同点検を実施いたしました。合同点検実施後、警察署、道路管理者と安全対策の具体的な内容を協議し、カーブミラーの設置などの安全対策を順次実施しているところでございます。今後とも学校や保護者、地域の方々、関係部署等と連携をとりながら通学路の安全確保に努めていくことが必要であると考えております。

 次に、学校施設の適正規模・適正配置についてお答えいたします。まず申し上げたいことは、繰り返しになりますが、浜中議員の御質問にも御答弁申し上げましたとおり、廃校とする泉小学校の児童にとって最大の支援、最大の負担軽減は、児童が培ってきた交友関係を維持することにあり、これを支援するために、指定校である住吉小学校の一層の教育環境の改善、向上に努めることが教育委員会に求められているものと理解しております。その結果として、指定校である住吉小学校に対し、予算措置においても最優先に取り組む必要があると考えております。小林議員より御指摘のありましたとおり、統廃合につきましては、廃校とする学校が1校、統合後の指定校も1校であり、1対1の関係にあります。東京都教育委員会に照会いたしましたが、統合後の通学区域を分割したとしても、1校を閉校した場合に支援できる学校は1校とする旨の見解が示されております。教育委員会といたしましては、今後、東京都に対し、教員の加配をはじめとする人的支援、また財政的な支援を求めていきたいと考えておりますが、統廃合に伴い生じる人的支援、財政的支援につきましては、指定校に対するものに限定されると考えております。

 いずれにいたしましても、泉小学校の児童が一緒に指定校に移動し、同じ学校で交友関係を維持し、さらに新たな交友関係を構築し、よりよい環境のもと充実した学校生活が送れるよう、特定財源の確保を含め、最大限の努力を続けてまいります。

 

18番(小林たつや君)  まず、オリンピックの件につきましてはよくわかりました。西東京市スポーツ振興計画の中に位置づけていかれるということで、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 ここで提案です。先日まで田無庁舎、そして保谷庁舎に国体の大会までの日数を示すカウントダウンボードがありました。たしか残日数表示が3桁だったと思うんですね。このカウントダウンボードの除幕式みたいなのも私はその当時の議長として行った記憶があります。だから、3桁ということは約3年くらい前からしか使えないものなんだとは思うんですけれども、このボードは田無工業高校の皆様が枠をつくってくれて、中身のタイマー部分は指定管理者の協賛でできていると聞いております。これをすぐにではなくても、利用されるか、またリニューアルするなり、そういうことをして使ったらどうかなということを意見として申し上げておきます。

 また、スポーツ祭東京におきましては、繰り返しになりますが、関係部署の皆様、体協の皆様をはじめ関係諸団体、また市民ボランティアの皆様が本当に大会を盛り上げようとして一生懸命頑張られ、大会が無事終わられたことは本当によかったことと思います。議会からも多くの議員さんがいろいろな関連団体の関係者や市民のボランティアとして頑張られていたことをここに私から報告させていただきます。市民ボランティアとして頑張られておりました大林議員とは会場で何度もお会いしまして、ぬれネズミになりながら一生懸命頑張られていたことがとても印象に残っております。本当にお疲れさまでございました。また、市の職員さんも、部課長以外にもたくさんの方がボランティアとして参加されていたこと、これは西東京市がだんだん一つになってきたというレベルではなく、本当にきっちり西東京市としてまとまったんではないかと、私はそれをとても強く感じられました。この件については、本当に皆様お疲れさまでしたということで、終わらせていただきます。

 それから、オートバイの駐輪場の件ですね。こちらの登録台数は約1万2,900台ということで、わかりました。かなりの台数となるわけですね。駐車場の台数は580台ぐらい、税収は約2,300万円ぐらいと。私立のほうでやっている台数はちょっとわからないということですが、多少は何々駐輪場みたいな形で駅前なんかにあるんですが、地方なんかに視察で行くと駅前にはたくさんあるんですよね。それはもう距離的な問題もあるとは思うんですけれども、そういうことも含めてたくさんあるんではないかと。西東京市はそんなに遠くないから、自転車で動ける範囲で十分なのかなというところもあるかもしれません。それでもやっぱり税収が2,300万円という金額が入っていて、この税収は当然一般財源に入れられるものと思います。前回の9月議会で喫煙所の関係で質問いたしましたが、これも市民から一定の税金をいただいているわけですから、その一部を今回の場合は二輪の駐車場として使われたらいかがでしょうかという私の提言でございます。この点についてもう一度、市のお考えがありましたらお願いいたしたいと思います。

 それから、通学路の件です。こちらは私の住んでいる主に北原町を中心としたあたりでは、朝、大体7時45分から8時15分ぐらいの間ですけれども、ここで私、御存じの藤丸と朝の市内巡回視察をしているわけでございますが──簡単に言うと藤丸の散歩をしているだけなんです。この中である程度車種やナンバーを特定できる、かなり危険な運転をされている車、これが毎日ではないんですけれども、何日かに1回は必ず見かける。90度のカーブをタイヤが鳴るぎりぎりぐらいのスピードで来て、急ブレーキを踏んで曲がって、またフル加速をしていく、こういう車が何台かあります。それ以外にも、多分お子さんを乗せて駅に向かうお母さんの車ですが、ファミリーカーで、中学生、高校生ぐらいのお子さんが後ろに乗っていたり助手席に乗っているんですけれども、こういう車は割と大きな、いわゆるバンタイプの車なんかが多いと思うんです。こういう車が歩いているたくさんの通勤の人たち、通学の児童たち、それから犬の散歩をしている人たちの間を障害物を縫うように走っていっちゃうんですよね。多分そのお母さんは、朝の忙しいときに子どもを駅まで送っていってやらなきゃいけないとか、そういう使命感に燃えて急いでいるんだと思うんですけれども、歩いている人たちは単なる障害物ぐらいの扱いをされているなというのを強く感じたんです。それがたまにかするぐらいのときがあって、これは危険だなと私は思いましたので、今回の質問になりました。

 もう何年も前ですけれども、1度質問して、北原の私の言っているそのあたりでは、その当時の道路管理課長だったかな、今の湊部長がやってくれたんだと思うんですけれども、「歩行者に注意してください」という看板は何カ所か立ててくれているんです。でも、そんなものは完全に無視されて、すごい勢いで走っている車があります。先日、教育部長とお話ししたところ、どうも同じ車種の同じ人が運転している車らしきものなんですが、この車が東久留米方面から北原を抜けて、どうやら都内のほうに走っていっているようで、多分この人は同じ人だと思うんですよ。この人がすごい勢いで走っている。この人は特殊なぐらい飛ばしていますから。かなり危険だと思います。また以前のことですけれども、介護保険関係の送迎車両で、お年寄りを乗せたままかどうかまでは確認できなかったんですけれども、すごい勢いでやっぱり走っていまして、それも若い運転手さんで、すっと抜けていっちゃうんですよね。これもかなり危険だということで、それはその当時の福祉部で対応していただいて、最近はそういうことはないと思います。このように市から言えるような車両なら対応も可能ですけれども、さきに述べた車両は、推測ですが、市外から流入する車両ですので警察対応になるかと思います。この点について市として警察に依頼して、このような危険車両を取り締まってもらうことができるかどうか、この辺を再度お聞きしたいと思います。

 それから、学校の統廃合の件ですが、教育長の御答弁ありがとうございます。学校の適正規模・適正配置についてですが、教育長の御答弁で、教育長の統廃合に対する考え、そして廃校となる泉小学校の児童への配慮と思いが大変伝わってまいりました。私も小学校時代に谷戸第二小学校が開設され、5年生のときに谷戸小学校から転学した経験を持っております。5年生のとき、たしかちょうど11月から12月にかけてぐらいの今ごろだったと思うんですが、自分たちで机や椅子を持って谷戸新道を渡り新校舎へ入ったことを思い出します。1学期と2学期の途中まで私のいた5年1組で、谷戸小学校の理科室の背もたれのない椅子と実験などに使われる机で勉強したことも懐かしい思い出です。学校を移動する際、不安を感じていたかどうかと聞かれたら、今回とは時代も状況も全く違うとは思うんですが、意外とすぐに新しい学校になじみ、たくさんの友達ができましたし、嫌な思い出や苦しい経験も思い出せません。どちらかというと、新しい学年になりクラスがえになってしまい、旧友とは別れてしまったんですけれども、新しい学友がふえてまた楽しい学校生活が始まり出したという状況になり、今回もそうなるんじゃないかと思います。

 また、中学校時代は、私は私学のほうに行ったんですが、1年生のときは実は単学級の学校におりました。中2のときに編入試験を受けまして別の私立学校に移りまして、こちらはF組まであって、高校までも続いていましたが、高校ではK組まであるといういわゆるマンモス校。単学級と複数の学級のどちらがいいかと申しますと、単学級には単学級のよさもあったように思いますが、私は多くの仲間がいる学校のほうが楽しかった思い出があるような気がします。ただ、私のいたマンモス校は男子校だったんですね。これに編入するまで気がつかなかったんです。同じ駅に別の学校の女子高生がいっぱいいて当然共学だと思っていたら、行ったら男子校で黒い詰め襟を着ている者ばかりでがっくりした。これが私の人生の中でも大きな選択ミスであったような気がしてなりません。(「それがあって今日の……」「それをずっと引きずっているんじゃないか」と呼ぶ者あり)そうかもしれません。今日がなかったほうがよかったんじゃないかと思うんですけど……。

 子どものいない私が言うのもおこがましいこととは思いますが、私の経験から申しますと、子どもというのは親が思う以上にたくましく順応性もあると思います。教育長の統廃合に対する思いが実行され、統廃合後、よかったと保護者にも児童にも実感してもらえるようになることを期待しております。先ほどの話のとおり、そのような経験も含めまして再度質問をさせていただきます。

 泉小学校の児童の交友関係の維持継続はとても大切なことだと思いますが、新しい友達との関係づくりも大切だと思います。そのためには統合前にも取り組めることがあると思いますが、御見解を伺います。

 また、教育長から、国や東京都からの財源確保に努めるとの答弁がございました。最終報告書の統合における措置の中にも、東京都の支援事業を活用してという記述があります。統廃合に伴う施設改修を含む対応については多額の経費が必要となり、教育委員会の課題のみならず、市の重点課題とはいえ、厳しい財政状況下、特定財源の確保は必要です。そこで質問ですが、具体的にハード、ソフトの両面でどのような支援が想定されるでしょうか。

 3点目として、先週の金曜日、議会の初日ですが、議員室の入り口にあるポストに泉小学校統廃合対策委員会からの資料が入っておりました。挨拶文には、「保護者の不安や要望」、「保護者の思いや心配」とあり、子どもたちのことは置き去りになっているのではという、これはちょっときつ過ぎるかもしれませんが、そんな感じがしました。こちらのお手紙では、「保護者は保谷小を選択する児童が多いにもかかわらず指定校が住吉小であることに戸惑いを感じ、大きな不安を抱えております。保護者の思いや心配が行政に酌み取ってもらえず現在に至っていることが混乱の大きな要因です」とあります。この点につきましても児童不在の顕著な考えがあらわされているような感じがいたしてなりません。この件に関係している教育長をはじめとする市の職員さんたちがそのような考えのもとこの件に携わっているとは私は思えないんですが、この点についてのお考え、御見解があればお聞かせください。

 4点目、委員会と先ほど言いました、泉小学校統廃合対策委員会とは正式なものなのか。それとも私的につくられた市民団体で、言い過ぎかもしれませんが、先ほど申しました「保護者の不安や要望」、「保護者の思いや心配」についてが何となくメインテーマになってしまったのか。最初は多分違うと思うんですけど、そうなってしまっているような気がいたしますが、この点についての御見解も伺いたいと思います。

 また、同封の資料の中には移動希望校アンケート結果がありまして、移動希望校の73%が保谷小学校となっております。しかし、このアンケートをよく見てみますと、小学校2年生の回収率だけが多く、また1年から4年までのその他の学年では半分以下、総合回収率も45%と半数以下の低い数字となっております。この結果をよく考えてみますと、残りの55%の方は現状の進め方で問題ないということなのか。また、その表の下段には「谷戸二小学区から保谷小に行く傾向が顕著」とあります。私には谷戸二小学区から保谷小へ行くというのは、学区の位置にもよるとは思うのでこれは難しいところだと思うんですが、かなり問題があるのではないかと思いますが、このあたりの御見解があれば伺いたいと思います。

 以上、再質問といたします。

 

都市整備部長(貫井英彦君)  自動二輪の駐車場の関係でございます。これまで市といたしましても放置自転車対策の一環といたしまして自転車駐車場整備に努めてきているところでございます。この中でバイクの利用についても一定程度利用が可能となっておりますけれども、まだ利用率が低いかなという状況でございます。このような状況の中で、今後、自動二輪の駐車場についてどのようなことができるかも含めて調査研究をしてまいりたいと考えております。

 2点目、通学路でのスピード違反等の取り締まりについての御質問をいただいております。通学路での交通規制区間の通行における違反車両の取り締まり等につきましては、教育委員会とも連携をしながら、所轄の田無警察署に要望をしてまいりたいと考えております

 

教育部特命担当部長(飯島享君)  学校施設の適正規模・適正配置について幾つか御質問をいただきましたので、お答えいたします。

 まず、統合前の取り組みでございます。教育委員会といたしましては、統合前から住吉小学校と泉小学校の両校での新しい交友関係を構築するための取り組みが必要であると考えておりまして、これを支援してまいりたいと考えております。しかしながら、まずそこで必要になりますのは両校の教員の理解と連携にあると考えております。教育委員会では、中間報告作成後、対象4校に谷戸二小を加えた5校の校長先生方と定期的に会議を開催いたしまして、意見交換あるいは情報交換を続けているところでございます。そして、11月に入りましてからは泉小学校と住吉小学校の両校の間で、校長、副校長を中心に、平成26年度、統合前の年度の年間計画において交流事業を盛り込むべく検討を開始していただいております。最終報告書にもお示しいたしましたが、合同遠足でありますとか合同社会科見学といった具体的な交流事業についても既に調整を始めたところでございます。また、検討段階でございますけれども、学年ごとの交流でありますとか合同の給食会等、さまざまなアイデアも意見の中で出されております。引き続き両校におきましては検討をお願いしつつ、教育委員会といたしましても積極的に支援をしていきたいと考えているところでございます。

 次に、財政支援でございます。学校の施設改修につきましてはこれまでも実施してまいりました老朽化に伴う大規模改造に対する国庫補助事業がございます。また、今回のような統合に伴う場合には、老朽化に伴う制度とは別に国庫補助制度がございます。一方で、東京都におきましては教員加配の人的支援、さらには備品購入や交通擁護員の増員に対する財政支援制度等がございます。いずれもそれぞれの所定条件がございますので、教育委員会といたしましては、これらの財政支援について積極的に活用を図るべく、国、東京都と協議をしてまいりたいと考えております。

 次に、泉小学校の対策委員会の資料についてでございますが、議員の質問の中で、定例会の初日に委員会から各議員の皆様に資料がお配りされたというお話でございますけれども、教育委員会の事務局には御指摘いただいたような資料の提出は受けておりませんので、内容については具体的に承知をしていない状況にございます。御質問にありました泉小学校統廃合対策委員会につきましては泉小学校の校長先生からも認知されているということで、校長先生を通じて私どもに設置がされたという報告を受けておりますけれども、その委員会の会則でありますとか、保護者全員がこの会に参加されたか、そういった詳細は把握していないところでございます。保護者の皆様の不安というものは、これまでもお話ししたとおり十分理解しているところでございますけれども、この統廃合対策委員会の趣旨は、先生からは児童のために設置されたと聞いておりますので、協議の内容がもし議員の御指摘のような保護者の思いに重きが置かれているとすれば、事務局としては若干残念に感じるという感想を述べさせていただきたいと思います。

 また、御質問の希望意向調査につきましても、詳細が私どもに届いておりませんので軽々に評価できませんが、御質問によりますと回答率が45%ということで、7月に教育委員会が実施しました統廃合に関する意識調査の回答率が対象4校全体で約60%、泉小学校だけ見ましても回答率55%程度頂戴しておりますので、アンケートとしてはやや回収率が低いかなというのが率直な感想でございます。それから、アンケート調査の手法とか条件がわかりませんので見解を申し上げるのはなかなか難しいんですけれども、未回答の方が55%いらっしゃったということでございますので、議員御指摘のように、現状の進め方に問題がないとか、教育委員会の方向性について理解をいただいているとか、そんな関係を皆さん方にお持ちいただいていればありがたいなというふうに期待をしているところでございます。

 また、2年生の回答率が非常に高いということでございますけれども、私ども今後、移動希望調査をやる予定でございますが、現在の4年生が統合年度、平成26年度には6年生となりますので、一番関心が高いのは4年生かなと考えておりましたので、2年生のほうが高いというのはちょっと意外な感じを持っております。調査の方法はわかりませんけれども、回答を預かりに歩かれた保護者の皆様方が2年生中心に動いたとかいった理由が背景にあるかとは推測しますが、事情についてはわかりかねるところでございます。

 また、御質問の中で、谷戸二小区域から保谷小に行く傾向が顕著という部分でございますが、こちらも資料がございませんのでお答えするのは非常に難しいんですけれども、中間報告を出した後の調査と思われますが、この調査結果をもって保谷小に移動する希望者が多いと結論づけることは非常に疑問に感じております。回答率から見てもやや信憑性に欠けるかなと感じておりまして、逆に児童、保護者の不安が一層募るのではないかとちょっと危惧しているところでございます。いずれにいたしましても、教育委員会といたしましては、教育長が申し上げた基本的な考え方に基づきまして、児童にとって一番望ましい環境を確保すべく、引き続き精いっぱい努めてまいりたいと考えておりますし、移動希望調査につきましては、今後、統廃合に関する対応策を具体的に教育委員会として提示した後に確実に実施してまいりたいと考えておりますので、御理解いただければと思います。

 

18番(小林たつや君)  御答弁ありがとうございます。二輪駐輪場からいきますが、これから調査研究をしていくということですので、よくわかりました。ぜひお願いしたいと思います。元来、二輪車、スクーター等も含めてオートバイというのは自転車同様にパーソナルな移動手段として利用されておりますが、自転車に比べて人力ではないわけですので、その登坂能力や距離的な輸送能力もあり、また自動車に比べると省スペースで省エネルギー性にすぐれております。当然、環境に対する負荷も小さいわけでありますので、寒冷期と悪天候時には大変寒いとか、びしょびしょになってしまうとか問題もあるわけでございますが、それ以外は大変すばらしい乗り物でございます。私もオートバイ乗りで若いころからずっと乗っておりまして、職員さん、部長さんとか、たしか副市長も持っていらっしゃったかな、何人かはオートバイに乗っていらっしゃるなんていうお話を聞いて、たまにそんなお話もさせていただきます。今、実動車というか、ナンバー登録してあるのが4台あるんですけれども、それに修理中が1台あって、5台も所有しております。一番新しいのが8年前くらいのスクーターですけれども、これがバッテリー切れで動かない。90ccのオートバイは何とか動くんですけれども、あと大きなオートバイはマニア的な、古い1964年モデルのオートバイですので、この間も走っていて信号でとまったら、ころころとねじが落っこって、「何だ、これ」みたいな感じで拾って、タンクのねじが外れていたとか。そういう笑えるようなオートバイではございます。

 オートバイに乗っていて、例えばどこかへ行きますよね、吉祥寺なんかへ行くとよくわかるんですが、吉祥寺は今ちゃんと駐輪場があったりするんですけれども、それでもやっぱりかなり遠い。駅の中心市街地からちょっと離れたところで、「わざわざそこまでとめに行かなきゃいけないの。じゃ、車の駐車場にとめさせてよ」と言うと、車の駐車場は、同じお金を払うと言っても、だめですと言われるそうですね。だから、そういうことを考えると、前にも言ったんですけれども、例えば、アスタの駐輪場はデッドスペースが、ぐるっと回る端っこのほうにあるんで、そういうところに斜めにオートバイをとめていったら何十台ととめられるんじゃないかと思うわけです。有料駐車場でそういうことをすることも可能でしょうし、そういうところがありますよと、先ほどのインターネットでそういうものに登録すれば、またオートバイで来てくれるお客さんがたくさんふえるかと思います。駅前で車がとまっていて、そのせいで車が青梅街道まで渋滞しているというものが、何台かでもオートバイになればぐっと減るというように私は思います。そういう意味での駐輪場の調査研究も含めまして、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 また、通学路に関しましては、警察にも相談していただけるというように私は理解いたしました。先ほども言いましたが、我々は障害物ではございませんので、朝忙しいからといって、障害物扱いでぐいぐい行かれてしまう、特に女性の方が多いような気がする。男性のほうがゆっくり走って、営業車、いわゆるトラックとか軽自動車なんかの小型トラックとか軽トラとかは逆にゆっくり走っているんです。危険なのはファミリーカーです。先ほど言った人は、実は1127日、この質問を考えていて、そのときも保谷のゴルフセンターのそばのところを藤丸と歩いていて、あそこも道幅が3メートルちょっとぐらい、4メートルあるかないかぐらいなので車がすれ違えないところがある、そういう狭い道をすごい勢いでいく音がするのでわかるんですよね。ああ、やってきたと思ったら、ほとんどスピードを落とさないんですよ。私の横をすり抜けて、危ないから、ちょっととまれと言ってとめようとしたんです。とまれと言ったところに持っている藤丸のうんち袋がミラーにバーンと当たって、そのまま行っちゃうんです。そういう方なんです。これは交通事故とまでは言わないかもしれないですけれども、ほぼそれに近い危険運転をされている人がいるということ。これは私がわかっていて、とまれとやっているからいいようなものの、子どもがぱっと飛び出してきたらどうなるだろう。これがとても怖くて、いつ事故になるか、それがとても心配です。ですから、早急に警察との御連絡をよろしくお願いいたしたいと思います。

 それから、最後の統廃合の件です。先ほども言いましたが、最初は子どもさんたちのために、お母さんたち、この委員会の方々もやったと思うんですよ。だけど、やっているうちにいろんな情報が入ったり、いろんな方からいろんな話を聞くので、自分たちが不安になってきちゃって、だんだん話をまとめていくのが難しくなってしまったのかなと、そのように私は今御答弁を聞いて感じました。

 それから、アンケート調査の件ですけれども、アンケートもそういう方がなされば当然のことながら御自分の動かしたい方向に持っていってしまったりとか、そういう回答をしてくれるだろう方のところの回答で、返ってこないものはそのままにしてしまう。それがこの回収率なのかななどとも思いました。これは私の感想です。

 最後、意見になりますが、児童の交流につきましてはとても大切なことだと思いますが、状況をお聞きいたしまして安心したところでございます。引き続きよろしくお願いしたいと思います。統廃合に伴う特定財源についても理解いたしました。多くの財政支援、人的支援が得られるよう、引き続き協議をお願いしたいと思います。

 それから、住吉小学校につきましては、統廃合の指定校でなかったとしても大規模改造の優先順位が高い学校だったとの御答弁があったかと思います。財源の確保が前提になるとは思いますが、統廃合後の教育環境の向上という点からも、住吉小学校の大規模改造については最優先に取り組んでいただきたいことを要望します。たしか一般的な工程といたしましては、基本設計に1年、実施設計に1年、改造工事については、授業への影響も配慮し、夏休みを中心に工事をするため2年が必要となり、設計から完了まで4年を要するというお話をお聞きした記憶がございます。つまり、仮に最優先課題として平成26年度から計画的に改修を行ったとしても、工事完了年度は平成29年度となってしまう計算です。統合後最初の卒業生は現在の4年生になると先ほどもお聞きしたと思いますが、この児童たちにとって思い出に残る校舎とするという意味からも、この児童たちが卒業する平成27年度には一定程度の施設環境改善を進めてもらいたいと思っております。私の勝手な考えで実現可能かはわかりませんが、基本設計と実施設計を1年で完了し、統合後の27年には工事に着手できる準備を進め、27年の夏休み前後で最低6年生が過ごす校舎の部分だけでも、また卒業式を挙行することになっている体育館についてだけは工事を完了してもらいたい。施設環境面においても満足いただける体制をとっていただくこと。先ほどから言われていますように、子どもたちのためを思えばそういうことを強くやっていただくことを要望いたしまして、学校についての質問、それから私の今回の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

 

 

 

 

平成26年3月議会の関連質問です。

 

18番(小林たつや君) それでは、浅野高司議員の代表質問に関連して質問をさせていただきます。

 私からはまず1点目として、市長の施政方針にあります平成26年度の主要な取り組みの中からの「もっと健康 もっと元気に」から健康応援団、そして健康都市連合、健康診査事業、がん検診事業、ロコモティブシンドローム、そしてスポーツボランティアについて伺います。まず最初に健康応援団の創設、健康都市連合への加盟について伺います。まち全体が健康を実感できること、先ほど我が会派の代表質問でも触れましたが、健康に関心がない方に振り向いてもらうきっかけには創意工夫が大事かと私も思っております。その1つが健康応援団の創設かと思いますが、健康応援団の創設に当たり、このような具体的なイメージがありますなどとか、どのような分野の方々の参加を期待されているのか伺います。また、何か応援事業に取り組むきっかけづくりのようなものは想定されているのか、そのあたりも含めてお聞かせ願います。あわせて健康都市連合への加盟の時期、さらには西東京市が健康都市連合に加盟することの意義と、連合に入るメリットは何かについても伺います。

 続いて、医師会の公益事業として実施されております胃がんハイリスク検診が市の検診事業として実施されるとのことですが、この胃がんハイリスク検診とはどのような効果があるのか。以前にもこの検診事業によって友人の早期がんが発見されまして、その後もその友人は幸か不幸か元気でやっております。たしか平成24年度に行っております胃がんのハイリスク検診につきましては、12名の進行がん、そして33名の早期がんが見つかった。合計45名の方、進行がんはどうなるかはわかりませんが、33名の早期がんの方に関しては、多分その予後はかなりいい状態になるのではないかと私は思っております。これも同じことを前回も言ったような記憶があります。先ほど友人は幸か不幸かというのは、今も元気でやっておるんですが、そのぐらい元気で、しょっちゅうお酒を飲んではそんなことを言って、「やっぱりここで殺してやる」なんてふざけたことをふだんやっているような友人ですから言えることではございますが、そういう話をしておりました。胃がんハイリスク検診の実施主体が変わることで、検査を受ける市民からしてどのような違いがあるのか、検査の内容も含めお尋ねいたします。

 それから、その他のがん検診事業についてです。がん検診の受診率向上事業について、モデル事業の子宮頸がん検診での平成25年度の成果は、この事業により得られた成果があるのであれば具体的にお示し願います。さらに乳がん検診についても、この向上事業を拡大するということでありますが、具体的にはどのような事業展開を予定しているのかあわせて伺います。

 健康課関連の最後ですが、ロコモティブシンドローム健康教育について伺います。ロコモティブシンドロームとは、先ほど保谷なおみさんの関連質問にもありましたが、年齢とともに運動機能が低下し、自立度が低下することと言われており、介護が必要となる可能性が高い状態のことであります。全国でその予備軍も推定4,700万人という試算もあるようでして、かなり衝撃的な数字でございます。厚生労働省は健康な人のための身体活動量の新基準として、健康づくりのための身体活動基準2013を公表いたしました。この基準の中では3つの年齢層に分け、各層での必要な身体活動量を示しております。3世代共通のテーマとして、+10(プラス・テン)から始めようということで、今よりもプラス10分、体を動かすこと、例えば10分多く歩くなどを啓発しております。本市もロコモ対策として健康教育を進めていくとのことでございますが、その内容、取り組みについて伺います。

 続いてスポーツ振興課関連として、スポーツボランティアの育成について伺います。施政方針の中では、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けてスポーツボランティアの育成をするとありますが、どのように進めていかれるのか。当然、人材の育成が必要と考えますが、昨年の国民体育大会のときのように市の職員さんや各種スポーツ団体の皆様、そして我々議員などがその中心になるべきと思いますが、どうお考えか伺います。

 大きな2点目の質問は、施政方針の見出しの8 「災害に強い快適な都市インフラ整備を進めよう」という中からの良好な景観の形成、東大農場と周辺地区の地区計画についてと緑地の保全整備について関連質問を行います。東大農場周辺地域は西東京の重要な景観地区でありまして、また緑の保全の観点からも大変重要な地域であると私は考えております。私の住む谷戸、北原、緑町地域はまだ農地もあり、谷戸せせらぎ公園、発想の森、西東京いこいの森公園、そして東大農場へと続く景観は、西東京市にとって大変重要で、また憩いの場として多くの市民から親しまれております。せせらぎ公園は私が田無市議時代に当時の青年会議所を巻き込み、薬大の移転が決まった跡地に公団が来るということで、そこの公園用地をどうしたらいいかというワークショップを行いまして、ビオトープを持つ初めての公園として平成13年に建設されたと思いますが、そういう公園でございます。その後、今度は反対側の発想の森は、御存じの合併記念公園であるいこいの森公園が建設され、東大農場との連携もささやかれつつ、市の中心部であるこの地域に公園を中心とした地区が生まれました。農場の借景を利用したいこいの森公園は、これが都内かと思うほどすばらしい景観を今も残します。今回の施政方針の中でも、「東大生態調和農学機構とその周辺の地区を対象に地区計画の策定を進めてまいります」とありますが、この地区計画の進捗状況について伺います。

 続いては、同じく「災害に強い快適な都市インフラを進めよう」から、西3・4・9保谷東村山線の進捗状況について伺います。こちらも先ほどの東大農場周辺の地区計画と近接というより、その東大農場を南北に分断するような形での計画でありますが、東京都の道路であり、その経緯は随分と昔にさかのぼるということです。私は、田無市議時代から東大農場とこの道路の関係を一般質問にも多々取り上げ、多くの提言を行ってまいりました。いこいの森公園と東大農場の間にある非常用通用門を開放し、歩行者と自転車を通れるようにしろとか、最近まで使えた東門側の開放とか、3・4・9号線の農場部分の一部地下化、立体化などもその一つでございますが、残念ながらどれも農場側の積極的な協力は得られず、研究機関であるからとの一方的な見解から、末木達男市長をはじめ保谷高範市長、そして坂口光治市長も話し合いが持てなかったようでございます。また、昨年の地域住民の方々への道路説明会で、今さらのように、さきに述べました地下化や立体化を言われている道路建設反対派の皆さんが実はいらっしゃいましたことに大変驚きました。多分この方々はほかの道路の反対運動で手が回らず、今ごろになってこちらにやってきて道路反対だとか、オオタカを守れだとか言われているようにも見えますが、10年以上前に私が話しているときには何のリアクションもなかったことは、一言ここで述べさせていただきたいと思います。また、このとき来られていた地域住民の方々は、本当に住んでいる我々の話は聞かずに何が反対だと言われていた方もいらっしゃいました。限られた時間内での質問タイムに、10年前に始めなければいけないようなことを言って、本当に聞きたい話が聞けなかったという苦情を実は私も受けまして、大変怒られたという記憶がございます。そこで言うわけではございませんが、3・4・9号線の進捗状況を再度伺いたいと思います。

 続いてはいつもの質問分野である緑の保全とドッグランについて伺います。毎回の質問で市長も耳が痛いかもしれませんが、おつき合い願います。まずは市内の公園の現状とレクリエーションの場としての公園の役割について伺います。続いてコミュニケーションの場としての公園の機能、犬と飼い主との公園の関係について伺います。先ほどちょっと酒井議員からもお話があったようなことでございます。最近、いこいの森公園に運動不足解消のために私もよく藤丸と出かけております。多くの方はマナーもよく、犬のふんはきちんと片づけられておりますが、公園内の「べからず看板」には犬の飼い主のマナーが悪いと、先ほどの東伏見公園と同じように書かれているものがあります。このままでは犬を連れた市民の立ち入りが禁止されてしまうのではないかと危惧する声もあると聞きますが、私の杞憂でございましょうか。

 続いて西東京いこいの森公園へのドッグランの設置については、昨年の9月議会の一般質問で提言したところではございますが、設置条件の近隣住民の理解、ボランティア団体等の協力、民家からの一定距離がある場所、駐車場の確保、緊急連絡に対応ができる施設の設置などの課題があるということでした。この課題を考えていくと、千駄山広場の件ではここ2年間、酒井議員が一生懸命やってきたんですけれども、なかなかいい御答弁はいただけておりません。ほかにどこかできるのではないかというと、私はやっぱりいこいの森公園じゃないかと思っております。こういう話をいたしました。この点についてもう一度伺います。そして、今の話とは別に、都立東伏見公園では事業認可区域も拡張されており、将来は駐車場や管理棟も設置された13.7ヘクタールの都立公園が整備される予定でありますが、その中にドッグランの設置を検討できないか伺います。

 以上、何点かになると思いますが、御答弁のほどよろしくお願いいたします。

 

市長(丸山浩一君) 小林たつや議員の関連質問にお答えいたします。

 初めに健康応援団の創設についてお答え申し上げます。健康応援団の創設目的は市民の主体的な健康づくりを支援し、その取り組みを発展させること、そして、地域全体が協働して市民の健康づくりを応援する仕組みを構築することでございます。市民活動団体、地域NPO、市内企業等から健康応援団への参加を募り、それぞれの団体が取り組む健康づくりに関し、市のホームページを通じ、情報発信してまいりたいと考えております。あわせて、健康応援団が提供する健康応援プログラムをメニュー化し、市民の方々の主体的な健康づくりを支えられるような関係を構築できたらと考えております。健康プログラムの一例としましては、自主グループによるウオーキング体操の企画、食育に関連した料理教室のほか、飲食店等での健康メニューのレシピ提供等をメニュー化できればと考えております。また、市民の方々が主体的に健康づくりに取り組める期間を設ける等、多くの方に参加できるように工夫を凝らした事業と考えております。

 次に、健康都市連合及び健康都市連合日本支部への加盟についてお答え申し上げます。健康都市連合日本支部の総会が平成26年7月下旬に予定されております。本市としてはこの時期を目途に加盟申請を考えているところでございます。加盟の意義といたしましては、地域住民の健康を守り、生活の質を向上させるための健康都市に取り組んでいる都市のネットワークに加わることで、各加盟都市の経験に学びながら、健康都市の発展のための知識等を習得することにあると考えております。健康的な生活を送るためには自己管理も重要でありますが、インフラ整備や情報、サービスの提供を円滑にする社会基盤整備も欠かせないと言われております。この基盤をつくるためには、多様な人々が参加し、市民がみずから健康を推進、育成できる健康都市に取り組んでいる加盟都市の実績等は大いに参考にできるものと考えております。健康都市連合の日本支部に加盟している都市は、それぞれ特色のある取り組みをしていると伺っておりますが、各地域で健康都市を推進することで、健康的で暮らしやすい健康都市の拡大につながることが期待できます。健康は人類共通の願いであり、本市といたしましても、市民が健康であることを実感できるよう、このネットワークに加わり、健康的で暮らしやすい健康都市を目指してまいりたいと考えております。

 次に、胃がんハイリスク検診についてお答え申し上げます。胃がんハイリスク検診は、胃がんそのものを見つける検査ではなく、ヘリコバクターピロリ菌の感染の有無と慢性萎縮性胃炎の程度の2種類を血液検査で調べ、胃がんの発生リスクを判断するものであり、ABC検診とも呼ばれております。この検診結果を参考に年1回の胃がん検診と組み合わせてお受けいただくことで、より一層の胃がんの早期発見が期待され、個人の死亡リスクの減少に寄与できると考えております。胃がんハイリスク検診は平成23年度から平成25年度まで、40歳から74歳で健康診査を受診する人を対象に、西東京市医師会が公益事業として実施した血液検査でございます。平成23年度と平成24年度の2年間の実績といたしましては、早期胃がんが38例、進行がんが13例、その他のがん8例の報告が医師会からあり、市民の健康に大いに役立つと考えております。平成26年度から実施主体が医師会から西東京市に移りますが、市民の方が受診する上では特に変更が生じるものではなく、今後は市の事業として医師会に委託して実施してまいりたいと考えております。

 次に、がん検診の受診率向上事業についてお答え申し上げます。この事業は今年度から東京都の医療保健政策区市町村包括補助事業による3カ年事業として取り組んでおります。平成25年度は子宮頸がん検診を対象に実施しております。内容といたしましては、24歳、28歳及び34歳の女性に対し、個別勧奨や再勧奨を繰り返し、受診行動にどれだけ結びつくかを分析してまいりました。また、事業の対象者にアンケートはがきを送付し、がん検診の必要性や勧奨方法に関しての評価等を調査させていただきました。個別勧奨の結果、対象とした年齢層では、その他の年齢層と比べ、申し込み数、受診率ともに高い結果となっております。勧奨を行わなかった22歳、32歳に比べ、勧奨を行った24歳、34歳では、受診率に約10%の開きがございました。今後は勧奨に用いる素材等も研究し、最小の経費で最大の効果を得ることができるよう検討を重ねてまいります。また、平成26年度は子宮がん検診で得られた知見をもとに、対象を乳がん検診に拡大し、東京都の補助事業を最大限活用し、受診率の向上を図ってまいります。

 次に、ロコモティブシンドローム健康教育事業についてお答え申し上げます。ロコモティブシンドロームとは、足腰の骨や関節、筋力が劣化し、歩行や立つ、座るなどの日常動作が困難になる状態のことで、運動器症候群とも言われております。本事業では市内フィットネスクラブ等を活用した健康教育を委託事業として計画しております。事業の対象といたしましては、日ごろ運動習慣のない方を対象に約2カ月間、フィットネスクラブ等に通っていただき、ロコモティブシンドロームの予防に効果的で安全な運動方法の指導を受けていただくほか、効果測定を実施し、事業終了後においても運動習慣が継続できるように促していくことを目的に事業を実施する予定でございます。

 次に、オリンピック・パラリンピック開催に向けたスポーツボランティアの育成についてお答え申し上げます。2020年に東京で開催が決定されましたオリンピック・パラリンピックにおきまして、大会を支えるスポーツボランティアの人材育成が求められることは認識しております。本市におけるスポーツボランティアの活動につきましては、現在、各種スポーツ大会やスポーツ教室など、イベント時の準備や当日の運営、審判などが主な活動となっており、大会などの運営には不可欠な存在となっております。また、昨年開催した国体においても、市民や関係団体と市職員が一体となって培った関係は、今後のスポーツ施策を推進する上でも大変貴重なものでございます。スポーツボランティア人材は2020年東京オリンピック・パラリンピックにおいても活躍することが期待されることから、今後とも国や東京都の動向を注視しながら、西東京市の実情に合ったスポーツボランティアの育成を図ってまいりたいと考えております。

 次に、東大生態調和農学機構周辺における地区計画につきましては、東京大学によるキャンパス整備や都市計画道路3・4・9号線の事業進捗状況を踏まえ、良好なまちづくりを規制、誘導するために行うものでございます。現在の進捗状況でございますが、市といたしましては、当該地域が抱えるまちづくり上の課題を整理した上で、緑の拠点としての緑地機能を保全することを念頭に、東京大学によるキャンパス整備との整合性を考慮しながら、現在、地区計画の素案作成に向けて東京大学と協議を進めているところでございます。今後、東京大学との協議が調いましたら、地区計画案や用途地域等の見直し案の作成、公告縦覧による市民意見の聴取、都市計画審議会の審議など、都市計画手続を進め決定してまいりたいと考えております。

 次に、東京都が施行している都市計画道路3・4・9号線の事業進捗状況でございますが、東久留米市境から谷戸新道までの延長約1,380メーターの区間につきましては、平成26年1月末現在の用地取得率は約60%と聞いております。また、谷戸新道から都市計画道路3・2・6号線までの延長約1,210メーターの区間につきましては、現在、測量作業を進めており、平成26年度以降の事業認可取得に向け準備を行っていると聞いております。

 最後に都市公園行政についてお答え申し上げます。市内の公園の現状でございますが、1月末現在、市の管理している公園は、人にやさしいまちづくり条例による提供緑地を含めた236カ所となっております。公園は人々の生活に潤いを与えるだけではなく、散歩や語り合いなど、人々のさまざまな活動の場となっており、野外活動などレクリエーションの場としての機能があると認識しております。地域のコミュニケーションの場としての公園の活用につきましては、レクリエーションの場の提供と同様に、公園の役割の一つであると考えております。また、公園におきまして、飼い犬の立入禁止については考えておりませんが、一般利用者と犬の飼い主がともに公園で楽しんでいただくためには、お互いの理解が大切であり、公園のルールを守り、犬の飼い主のマナーアップも重要であると考えております。ドッグランの設置につきましては、近隣住民の理解、ボランティア団体等の協力、民家から一定の距離がある場所、駐車場の確保、緊急連絡に対応できる施設の設置などの課題があり、これらの課題を満たすことが難しいことから設置に至らなかった経緯がございます。西東京いこいの森公園には管理棟や駐車場がございますが、近隣住民の理解などさまざまな課題があると考えております。都立東伏見公園につきましては、現状では設置することは困難ですが、用地取得が進み、駐車場等が整備されるなど、事業の進捗状況を考慮しながらドッグランの設置に関する市民要望があるということを東京都にお伝えしてまいりたいと考えております。

 

18番(小林たつや君) 御答弁ありがとうございました。順を追って再質問させていただきます。

 まず健康応援団、健康都市連合、この2つなんだけれども、健康応援団というのは、最初、私は市長がいわゆる羽織はかまを着て応援団の格好をして、福祉部長がチアリーダーをやられるのかなと、ミニスカートを履いて出てくるんじゃないかと、それで頑張れとやるのかなというようなイメージを持っていたんですが、そういうものではないということはよくわかりました。本当にいろいろなことがあると思うんですけれども、続きます胃がんのハイリスク検診とか、健診事業、こういうものもどんどん進めていただきたいと思います。ハイリスク検診におきましては、自分が診てもらって、私も何でもなかったんですけれども、友人が助かったと。これは大きなことなんですよ。それを医師会がやっていてくれた。今度、市側がやると。それだけのことで、やる主体が変わったというだけだということなので、安心いたしました。また、検診事業については、今言ったようなハイリスクもそうですけれども、こういうことをいろいろなところで言うことで、じゃ、私も受けてみよう、僕もやってみようという話になっていくと思うので、いろいろなところで私も話してはいるんです。我々ができるのはそんな程度だと思うんですが、市としてはきちんとやっていただきたいと思います。また、そういうことによって、健康的な生き方ができるということで、ロコモティブシンドロームなどのことにも入っていくのではないかと私は思います。

 スポーツ振興関係ですけれども、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催は6年後ということで、国や東京都からはまだ具体的な施策などは出てきていないと思いますが、オリンピック・パラリンピックをさまざまな場面で支えた経験を持ったスポーツボランティアの方々がオリンピック・パラリンピック終了後も西東京市のスポーツボランティアとして活躍していただければ、本市のスポーツ推進をさらに進めていくことができるのではないかと考えます。これは先ほどの健康にも当然関与してくるものかと思います。私も昨年の国体では鍼灸師として柔道整復師の先生方と一緒にトレーナーとして参加させていただきました。以前もお話ししたことがありますが、選手はきちんとした専属のトレーナーなりコーチがついておりますが、選手と同様か、それ以上の動きをする審判の皆様には大変喜ばれて施術をさせていただいたという記憶を思い出します。先日の東京シティマラソンでも実は東京都鍼灸師会ではボランティアで施術ブースというのを出しておりまして、選手の皆様の事前、また事後の施術に当たり、大変好評を得ている。私は仕事があって行けなかったんですけれども、そういう話も聞いております。市内にはまだまだ我々のような有資格者をはじめとする団体、それから、思いもかけぬようなところから関係・関連団体があるのではないかと思います。このような社会的資源を無駄にすることなく、ただいま申し上げました趣旨を踏まえた上でスポーツボランティアの育成を進めていくことを要望させていただきたいと思います。

 先ほどの健康応援団の関係につきましても、柔道整復師の先生、鍼灸師とかあんまマッサージというきちんとした国家資格を持っていらっしゃる先生方のところにお願いに行っていただければ、こういう先生方から、こういう市の情報があるよ、こんな情報があるよといった、例えば市がそういうパンフレットをつくれば、それを持っていって配っていただく。そういうことに協力していただけると思うんですよ。別にお金がかかるような仕事でもないですし、何か事業ということでもないと思いますので、ぜひそのようなことをやっていただきまして、また、お医者様ほどではないかもしれませんが、専門知識もある程度あります。それなりの知識はお持ちだと思いますので、そういうように……。怪しげなところも多々あるような、本当かよというような値段で施術をされている。施術というのと、治療というのと、単なるケアとかというのと、いろいろあるみたいで、マッサージと書いてあるけれども、その中にもいろいろなものがあるわけですね。それは市長はよく御存じだと思いますけれども、これをしゃべっているといつまでたっても終わらないと思いますのでやめますが、ぜひともそういうグループの参加も、専門的な知識を持つ、国家資格を持つグループの参加もお願い申し上げまして、この質問は終わりにさせていただきます。

 それから、「災害に強い都市インフラを進めよう」のほうで、今度は、先ほどの緑の保全のことでは農地の保全という観点から、緑の保全をするためには農地も保全しなければいけないと私は思うんです。この農地の保全には税制が大きな課題となっておりまして、以前にも一般質問で坂口市長の時代に質問したことがあるんですが、固定資産税等でも農家の納屋や倉庫が所在する土地の税額というのは、住宅用地と比較して非常に高いものになっているそうでございます。農地保全の観点からこのような問題に対する市の見解を伺いたいと思います。

 ドッグランについては、いこいの森公園や東伏見公園などで一日体験ドッグランというのができないか、このようなことを考えてみました。私の周りには、いこいの森公園の近隣の、谷戸、北原の方々と、ふだんから犬を連れて歩いていて、仲がいいものですから、俺、手伝ってやるという人はたくさんいらっしゃるんですよ。こういう方にもお願いして、そういう方々が言うには、ドッグランやってよと。事実、ドッグランになっちゃっている場所もあるという話は前にもしましたけど、そういう方がたくさんおります。もしできればボランティアとして参加するよと言ってくれている方もたくさんいらっしゃいますので、本格的なドッグランになると、大型犬や小型犬が一緒にいても大丈夫なのかとか、気性の荒い子やおとなしい子を一緒にして大丈夫なのかとか、いろいろな問題がたくさん、不安もあると思うんです。そこで、できればですが、獣医師会の皆様のお力をおかりして、まずは一日体験ドッグランなど、このようなものをやってみることができるのかという質問。先ほどもしつけ方教室なんていうのもどうだろうかと酒井議員が言われていましたけれども、できればこういうのも一緒にできたら、もっといいのかもしれませんが、以上、何点か再質問いたします。

 

生活文化スポーツ部長(手塚光利君) 私からは農地保全の観点から、農家の税制に関する再質問にお答えいたします。都市農業の保護及び農地の保全に関しまして、税制が大きな課題となっていることは理解しているところでございます。国税に関しましては、東京都内の自治体で構成する都市農地保全推進自治体協議会などを通じ、国に対し改善の要望を行っております。御質問の固定資産税に関しましては、地方税法の規定から大変難しい問題であると認識しておりますが、都市農業の保護に向け、税務担当部門とは意見交換を行ってまいりたいと考えております。

 

みどり環境部長(湊宏志君) 一日ドッグランに関する再質問にお答えいたします。都立東伏見公園における一日ドッグランの開設につきましては、ボランティアの協力が必要になりますが、実施に向けた検討を東京都へ要望してまいりたいと考えております。

 

18番(小林たつや君) まず農地の保全、それからドッグランも含めてですけれども、とにかく西東京市には緑が比較的多いといっても、やっぱり市民の1人当たり公園面積、これは人口が多いのもありますけれども、当然、あまりない。いろいろなニーズがありますから、遊具が欲しいという方もいる、ただの原っぱがいい、犬は入れるな、いろいろなものがあると思うんですよ。でも、犬を自由にさせてやりたいという方々もたくさんいる。これはよく覚えておいていただいて、部長からいい御答弁もいただけたと私は勝手に思いますので、お手伝いもさせていただきたいと思いますが……。それから、東大農場の特に地区計画、こちらは本当に大切なあそこの緑、それから景観、これは本当に美しいです。毎日あそこを歩いているんですけれども、東大農場の東側、万年塀がずっとあった、あそこの万年塀をきれいにしろと、以前は倉根議員がよく言われていましたけれども、あそこのところ、ちょうど僕の背だと向こう側が見えるんですよ。雪のときなんか見事なほどきれいな景色でしたし、あと夕日がちょうどおりるころ、よく歩いていますので、そうすると、とてもきれいなんですね。それから、たまにカラスがそこでワーワーやっている。あのとき、多分オオタカがその中のどこかに1羽いる、そういうふうに見える。そういうシーンが見られるのは、今、西東京はあそこだけじゃないかと思います。だから、あの景観はできる限り残せるような、東大農場の都合もあるでしょうから、なかなか難しいところもあるのは重々承知しておりますが、ぜひその辺の御努力をよろしくお願い申し上げます。

 それから、農地のほうは前にも言ったんですけれども、たしか市長の判断である程度のところまでできるはずだというところまで、当時の農業委員会の会長さんからそういうお話を聞いております。税制ですから、今また変わっている可能性もあるんですけれども、私もそこまで今回調べ直せなかったものですから、まことに申しわけないですが、また別の機会にやらせていただきますけれども、そういう考えもまた一つの緑の保全としてやっていけるのではないかということを提言申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。

 

 

 

 

 

平成26年6月議会の一般質問です。

 

18番(小林たつや君) 通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。

 質問に当たる前に一言申し上げさせていただきます。5月10日に亡くなりました父、小林莞爾の葬儀の際には、市長、そして議長をはじめ、多くの議会関係者の皆様、また行政側の皆様にも大変お心遣いをいただきましたこと、この場をおかりいたしまして深く感謝いたします。ありがとうございました。顧みますと、父は若いころは早稲田大学で箱根駅伝の選手、またラグビー同好会GWでのフルバックとして活躍し、議員になってからは田無町議会議長、また同じく田無市議会議長、そして東京都議会議長と、3つの行政の議長を歴任いたしましたことを大変誇りに思い、晩年は東京都議会議長時代に天皇陛下を当時の新庁舎にお迎えいたしましたことを大変誇りにいたしまして、また思い出として過ごしておりました。残念ながら体調のほうは、議長時代の大病から数回の病を患い、このたびも新しい病が見つかり、これからどのような対処をしていくか、病院の先生方と相談をし始めたやさきの出来事でございました。生前は各種の関係者の皆様方には、一方ならぬ御交誼をいただき、さらには多くの皆様にお見送りいただき、さぞかし故人も感謝していることだと思っております。晩年には私が当市の第8代議長になれたことを大変喜んでおりましたが、「俺のレベルにはまだまだだな」なんて私に語るようなちゃめっ気もある人でございました。これからも父の遺志を継ぎ、西東京市民の皆様のためになる真の市政運営を議員として補佐できるような政治活動を続けていくことをここに誓いまして、一般質問に入らせていただきます。

 まず1点目として、西東京市のオリンピック機運醸成活動について伺います。2020年のオリンピック・パラリンピックは昭和39年の東京オリンピックから50年以上の月日がたっての開催であります。その当時、私もこの世に生を受けてはおりましたが、実際のところ、まだ幼少であったため、本当の意味での記憶はございません。私の友人で幼稚園時代からの親友は、現在、ある食品メーカーの宣伝部長をしており、卓球の愛ちゃんやレスリングの吉田選手とツーショットの写真も持っているようなうらやましいやつなのでございますが、その彼の父親、今、私の鍼灸の患者さんでもありますお父さんから最近聞いた話があります。かの東京オリンピックのとき、甲州街道まで幼い彼を連れてマラソンを見に行き、そのお父さんは大変感動したそうです。映像などでも十分感動できることでしょうが、やはり生で、体で感じた感動というものは他にかえがたい体験になるものであろうと思い、この質問をいたします。東京都ではオリンピックに関する準備が進みつつあるようですが、西東京市に何かアプローチがあるのか、また市の総合計画やスポーツ推進計画ではどのようなことを行っていく気があるのか伺います。それから、市として検討中の計画などがあれば伺います。

 2点目として、市内防犯カメラの設置について伺います。日本という国は海外の方から見ると大変治安がよく、礼儀正しく、思いやりがある、すばらしい民族性の国だと、一部の日本を敵対視しないと自国民の不安や不満を抑え切れない国を除けば、そのような評価がなされているようです。治安がよいと評価されてはおりますが、しかし、最近は犯罪がないわけではございません。そのような中、防犯カメラの設置が犯罪の抑止力になったり、犯人逮捕の一助を担っているとも聞いております。そこで、市内の防犯カメラの設置状況や設置に当たっての補助条件などを伺います。また、現状ではまだまだ設置が行き届いていないと思いますが、その辺についてのお考えを伺います。

 続いて、地域福祉コーディネーターについて伺います。現在、市内を4圏域に分け、4名の地域福祉コーディネーターが御活躍されていると聞きますが、そのコーディネーターのお仕事というものは、私が想像するだけでも大変なものと思っております。昨年度は第3期地域福祉計画が策定され、今年度からはその計画に基づき地域福祉が推進されていくと思いますが、そこでの中心的な役割はほっとネットであり、そのキーパーソンとなるのが地域福祉コーディネーターだと思っております。地域福祉コーディネーターはその専門性を生かしたお仕事をされることと思いますが、その手前のほっとネットの皆様はそこまで専門性がなかったり、全ての市民ニーズに対する対応ができ得るのか、複雑多様化した課題もふえていると聞き及びますが、この事業のさらなる市民周知やその現状と課題についてお聞きいたします。

 続いて、ひばりヶ丘駅南口駅頭にイルミネーションの設置を考えられないかという趣旨で質問いたします。御存じのように、西東京市には5つの駅があり、田無駅にはきれいなイルミネーションがありますが、市内では乗降客数も田無駅に次いで2番目のひばりヶ丘駅頭にもイルミネーションの設置があれば、ますます西東京の魅力がアップするものと思いますが、イルミネーション事業の補助の状況などを含めて、現状はどのようなものか伺います。

 最後に、「はだしのゲン」の市内図書館及び学校図書館への閉架について伺います。西東京市教育委員会に漫画「はだしのゲン」の教育現場からの撤去を求める陳情があったとお聞きしますが、その陳情の取り扱い、教育委員会の考え、今後の対応について伺います。私個人としての意見ですが──小学校時代に「はだしのゲン」を、たしか「少年ジャンプ」に連載されていたものと思いますが、読んでいた記憶がございます。その内容は、当時の小学生であった私にはかなり過激で、特に原爆投下後の何も悪いことをしていない広島の民間人の皆様が高熱に焼かれ、焦土と化したまちを、両手からやけどをして垂れ下がってしまった皮膚をぶら下げながら、うめき声を上げながらさまよう姿は、まさに衝撃的な映像として今でも脳裏に浮かべることができます。この部分については史実どおりで原爆投下という悲惨な状況をあらわしたものと思います。しかし、今回の陳情はその部分ではなく、かなり思想的な部分についての内容に可否があるとの陳情であるとも聞いております。上述の部分とは別に、この思想的部分については、史実とは大分違いがあるとも聞きますが、この点から見ますと、閉架にするべき図書ではないかと思いますが、教育長の御見解をお伺いいたします。御答弁により再質問いたします。

 

市長(丸山浩一君) 小林たつや議員の一般質問にお答えします。

 初めに、西東京市のオリンピック機運醸成活動についてでございます。2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会については、1964年に夏季大会が開催されて以来、56年ぶりの開催となることから、このことを契機にスポーツの振興はもちろんのこと、日本全体が元気になり、次世代を担う子どもたちにとって大きなレガシーになることを念願しております。東京都におきましては、本年1月にオリンピック・パラリンピック準備局が設置され、本年5月に開催しました特別区長会議、市長会議並びに町村長会議において、区市町村と都が連携して大会機運醸成等の各種取り組みを進めていくこととなり、連携に向けた事業についての調査の依頼があったところでございます。また、平成26年3月に策定した西東京市第2次総合計画や西東京市スポーツ推進計画の中でもお示ししておりますが、オリンピック・パラリンピックの競技大会を通じたスポーツボランティアの育成など、市民がスポーツを身近に感じて取り組める社会の構築を進め、地域活動や地域コミュニティの活性化にもつなげていきたいと考えているところでございます。

 次に、防犯カメラの設置についてお答え申し上げます。防犯カメラについては、街頭犯罪の抑止効果や、犯罪が発生した際には録画された映像から犯人検挙につながることがあるなど、安全対策上さまざまな効果があると考えております。市内では現在、ひばりヶ丘駅北口街頭に7台、田無駅北口街頭に10台の防犯カメラが設置されておりますが、設置費用については中小企業庁から3分の2の補助費用、商店街が3分の1の費用を負担しております。現在、市が単独で行っている補助はございませんが、東京都では地域における見守り活動支援事業として区市町村が選定した安全・安心まちづくり推進地区において、町会・自治会、PTA、商店街等の地域団体が複数連携する活動を行う場合のガイドラインを示し、東京都と市が一定の割合、補助をする制度がございます。市といたしましては、平成26年度に関係課による検討委員会を立ち上げ、地域安全対策が推進・強化されるための仕組みを調査研究するとともに、自治会・町内会、商店街等との協議を踏まえ、東京都の補助金制度活用に向けた検討をしていきたいと考えております。

 次に、地域福祉コーディネーターについてお答え申し上げます。西東京市ではさらに地域福祉を推進させるため、今年度から5カ年計画として第3期地域福祉計画を策定いたしました。この計画では、市民、福祉関係団体、社会福祉協議会、行政などがそれぞれの役割の中でお互いに力を合わせる関係をつくり、自助・共助・公助を重層的に組み合わせて推進していくことにしております。身近な地域における暮らしのニーズが多様化している現在、市民の支え合いによる問題解決に取り組む共助が地域福祉の重要なポイントと考えております。そして、平成25年度から本格的に展開しているほっとネットがその中心的な役割を担いながら、地域福祉の推進に取り組んでまいります。そのためにも、本事業についてさらなる市民周知が必要と考えておりますので、積極的に取り組んでまいります。また、ほっとネットには数多くの相談が寄せられ、その相談も複雑多様化し、解決に時間を要する案件も増加しており、このあたりが課題かと認識しております。地域の課題を解決するために、みずから課題発見、解決のために活動し、圏域のコーディネーターにつなぐ、一緒に動く、このようなほっとネット推進員の存在が欠かせません。ほっとネット推進員をはじめとする地域福祉の担い手を育成することにより、地域の裾野を広げるとともに、ボランティア団体やNPO法人など、関係機関とさまざまな地域のネットワークの有機的な連携を進めることにより、ほっとネットが機能していくものと考えております。

 続きまして、ひばりヶ丘駅南口駅頭のイルミネーション設置についてお答え申し上げます。市内の駅前等におけるイルミネーション事業は、地元の商店街が主体となり実施されているもので、駅周辺のにぎわいと華やかさを演出し、年末年始の商戦を盛り上げることで集客力の向上につながっております。産業振興マスタープラン中期計画におきましては、市の顔としての役割を意識した商業空間づくりを図ることが産業振興の目指す項目の1つに挙げられており、市内各駅周辺エリアの特徴を生かす振興策の展開が求められております。市では商店街が実施するイルミネーション事業につきまして、商店街の活性化を目的とした補助金の対象事業としているところであり、東京都からの補助金とあわせ、一定の基準の中で経費の一部を支援しております。御指摘のひばりヶ丘駅前のイルミネーション設置につきましては、地元の商店街が実施主体となり、関係部署等との調整を行っていただき、あわせて市の補助制度の活用を検討していただければと考えております。

 

教育長(江藤巧君) 私からは、漫画「はだしのゲン」の陳情にかかわるお尋ねにお答えいたします。ことし1月、教育委員会宛てに「漫画本「はだしのゲン」の教育現場から撤去を求める陳情」が提出されました。その後、「はだしのゲンの自由閲覧の維持を求める請願書」並びに「はだしのゲンの自由閲覧を維持することを求める請願書」が提出され、教育委員会第1回定例会において議題として審議いたしました。審議の過程では、本の一部には過激な表現が存在し、児童生徒が読本するに当たっては教育上の配慮が必要であるなどの意見が出されましたが、学校の図書館資料の選定及び学校図書館の運営は校長の権限と責任により行うものであり、教育委員会として個別に措置等の審議をすべきではないという結論に至りました。したがいまして、提出されていたいずれの陳情・請願も不採択といたしました。教育委員会といたしましては、今後も校長による図書館資料の選定事務や学校図書館管理が適切に行われるよう指導していくとともに、児童生徒にとってよりよい読書環境が維持されるよう努めてまいります。

 

18番(小林たつや君) 御答弁ありがとうございました。オリンピック機運醸成事業については、現在、東京都からは連携に向けた調査の依頼があったということがわかりました。また、市としてはスポーツボランティアの育成や地域コミュニティの活性化にもつなげていくという考えがあることもわかりました。そこで2回目の質問として、西東京市独自の、西東京○○オリンピックという冠をつけた事業を、例えば市民まつりや体育大会などで行えないか伺います。その内容は何でもいいと私は思っておるんです。例えば早食いや大食いのフードファイト系もいいと思うんですけれども、これはいろいろと事件が起きたり事故が起きたりすることがあるので、反対もあるかと思います。めぐみちゃんメニューのコンテストや、野菜や植木の品評会、これにも西東京○○オリンピックという冠を名づければ一つの機運醸成事業になるのではないでしょうか。それ以外にも、ある職員さんのアイデアですが、私から紹介させていただきます。当市には時計の大メーカー、シチズンがありますので、シチズンと協力し、体内時計の正確さを競う西東京体内時計オリンピック。例えば目隠しして10秒、30秒、1分間をぴっちりボタンを押して争うとか、こういうことをやってみたらおもしろいんじゃないかなと思います。市の考えを伺いたいと思います。また、何といいましても、東京オリンピックに当たり市として機運醸成事業をするとき、「東京」という言葉を簡単に問題なくつけられる市は全国広しといえども、この西東京だけではないかと思いますので、それを利用しない手はないのではないかと思います。その点、お答え願います。

 それから、防犯カメラにつきましては、市内の防犯カメラの設置については、ひばりヶ丘駅北口で7台、田無駅北口で10台がそれぞれの商店街により設置され、設置費用については中小企業庁から3分の2の補助があり、当該商店街が3分の1を負担したということがわかりました。また、市単独の補助事業はまだないんですが、東京都の補助事業と連携した場合、一定の補助金制度があることがわかりました。そして、今後は検討委員会でその補助金制度の調査研究や補助金制度活用に向けた検討を行うとの御答弁でしたが、御答弁をお聞きいたしますと、市内の公園や市の施設への防犯カメラの設置がないようにも聞こえます。市内の小中学校に設置されているのは私も知っておりますが、そのほかには例えば市内の公園などには設置がされていないのでしょうか。先日も文理台公園での事件が報道されておりましたが、ここにも防犯カメラがあれば、もしかしたら事件は起きなかったかもしれないと思います。また、その他の施設などには防犯カメラの設置はあるのか、2回目の質問といたします。

 地域福祉コーディネーターの件につきましては、市民、福祉団体、社会福祉協議会、行政などが互いに力を合わせ、自助・共助・公助を重層的に組み合わせていき、その中心となるのがほっとネットであるということがわかりました。しかし、正式名称、ほっとするまちネットワークシステムの実施実態は市民ボランティア的存在の推進員の皆さんが中心だと思います。まだ始まったばかりなので仕方がないのかもしれませんが、今、問題となっている孤独死などに対応し得るのか、少し私には不安が残ります。また、この推進員の方々が活躍するにも個人情報保護法がすごく邪魔になっているのではないでしょうか。例を挙げますと、昨年のちょうど今ごろ、私と同年齢の、精神障害もあり生活保護を受けている友人が突然、原因不明で亡くなりました。そのときも近所の酒屋さんが私に情報をくれ、その後、生活福祉課の方々とフォローしたのですが、時既に遅く、残念な結果となってしまいました。残念ながら民生委員の方々やほっとネットのアプローチはなかったように思います。もう少し早く気づいてあげれば、彼は今も元気でいられたのではないかとも思います。ほかにも、市議会議員を長くやっているといろいろな事例に当たりますので、切りがありませんが、その中には個人情報保護のために行政各分野での連絡がとられていなかったりするものもあるようでございます。一昔前ならば、近所のうるさいおせっかいやきのおじさんやおばさんがこのようなことに対しては活躍されていたことと思います。そのかわりになるのがほっとネットではないかと思うんですが、これは市長が推進する地域ネットワークの再構築にも大きく影響することであると思います。できたばかりのシステムを批判する気は毛頭ありませんが、さらなるネットワークの拡充と、先ほどの答弁にもありました関係諸機関のさらなる重層的な拡大、拡充をお願いいたしまして、この質問は終わります。

 次に、イルミネーションの設置については地元商店街が主体となり実施されているものであるということがわかりました。また、補助としては、都の補助金とあわせ市も支援しているとのことですが、それでは2回目の質問として──例えばひばりヶ丘駅南口のロータリーの植栽部分に大きないこいーなの形をしたイルミネーションをつくるとすれば、あの土地は市のものと思いますが、その使用許可はおりるのでしょうか。また、産業振興マスタープランの目指すべき項目にあるそうですが、商店街が行うとしたら、どのような事業計画の中に入れて市に依頼をすればよいのでしょうか、この2点についてお伺いいたします。

 最後に、「はだしのゲン」の2回目の質問です。閉架、開架の判断については各校の校長先生が責任を負うとの御答弁と認識しますが、このような内容について校長先生に任せきりでよいのでしょうか。また、この図書の取り扱いはどのようなものになるのか。史実としての歴史書の扱いなのか、それとも単なる物語、フィクションであるのか、この点について伺いたいと思います。また、このような書物に対しては歴史的史実ではなく、あくまでもフィクションであるなどとの注釈的な文章を書物の腹帯にでもつけるべきと私は考えますが、いかがでしょうか。

 以上、再質問とさせていただきます。

 

生活文化スポーツ部長(手塚光利君) オリンピック機運醸成活動についてお答えいたします。オリンピック・パラリンピック機運醸成活動につきましては、今後、東京都全体としてさまざまな取り組みが進められることと思います。本市といたしましても、市民の皆様や関係機関の方々と調整を図り、西東京市の地域性や独自性を生かした施策を検討し、大会の成功を目指すことはもとより、地域全体の活性化も続けてまいりたいと考えております。

 次に、商店街からのイルミネーション事業に係る補助制度の申請につきましては、商店街みずからが商店街を活性化するために実施するイベント事業として申請を行っていただくこととなります。なお、キャラクターの使用などの関係機関との調整につきましては、実施主体でございます商店街の皆様方に行っていただくこととなります。

 

危機管理室長(小谷野佳一君) 防犯カメラの設置について御答弁申し上げます。現在、市の施設や市内公園の防犯カメラの設置場所でございます。ひばりが丘及び下保谷児童センター、障害者総合支援センター、住吉会館、ひばりアム、いこいの森公園など、各施設に担当部署が設置をしているところでございます。今後の市内公園や市施設への防犯カメラの設置につきましては、防犯、犯罪抑止の観点、また市民要望などを踏まえながら、関係部署と協議してまいりたいと思っております。

 

都市整備部長(貫井英彦君) イルミネーションの許可の関係だと思いますけれども、ひばりヶ丘駅の南口の広場につきましては、現在、市の道路管理となっておりますので、使用に当たりましては一定の手続をしていただくことになります。申請に当たりましては、先ほど生活文化スポーツ部長からもございましたように、商業振興、産業振興等に取り組む団体であるとか、市の補助団体が取り組む事業であることが一つの要件となっております。許可に当たりましては、周辺の交通状況、または安全対策状況等を検証いたす関係から、1週間程度の日数が必要と予定しているところでございます。

 

教育部長(櫻井勉君) 「はだしのゲン」に関しましての再質問にお答えいたします。校長は司書教諭や教員、学校図書館専門員から提案されました図書館資料につきまして、発達段階や児童の興味、関心に即しているかなどを総合的に判断いたしまして、自校の図書館資料を決定しております。また、学校図書館の管理についても、組織的に行う学校経営をしております。教育委員会では、司書教諭研修会や学校図書館専門員連絡会におきまして、読書指導の専門家による研修を行うことにより、司書教諭や学校図書館専門員の資質向上に努め、学校の図書館資料の選定が適切に行われるよう支援しております。

 もう1点、御質問のございました本の帯の関係でございますが、「はだしのゲン」は作者みずからの体験や私的な見解を作者独自の表現によりまして漫画として作品にしたものであり、学習指導要領に基づく記述が求められております教科用図書とは異なるもので、物語や絵本の項目に分類されております。学校図書館では本の設置につきまして、分類ごとに整理されております。また、学校では学級指導の中で、学校図書館の利用について指導しておりまして、その内容として本の分類についても学ばせております。

 

18番(小林たつや君) まずオリンピックのほうから。市としても関係諸団体と調整を図りつつ、地域全体の活性化にもつなげたいということがわかりました。先ほども言いましたが、小さく西東京○○オリンピックといけば、何やっているんだろうとなると思うんですよね。何のオリンピックだよ、まだ早いのにと。それでも西東京○○オリンピックという形でいけば、それができるのはこの西東京市だけということをぜひ心置きいただいて、いろいろな事業に使っていただければと思っております。これで終わります。

 防犯カメラにつきましては、市の施設にもいろいろなところにあると。今後は防犯上の状況を見て考えていくということでございましたが、今、どんどん高齢化も進んでおります。そういう方々が町なか、特に人通りの少ないところを歩いているときに、自転車やバイクに乗ったよからぬやからにひったくりをされる、こういうことが多く出てきている。だけど、防犯カメラ設置地域とか、ピッキングアラーム作動中と玄関に張ってある、本当はついていないけどついていると同じような効果で──もちろん防犯カメラを設置できるのが一番なんですが、それ以外にもいろいろとお考えいただきたい。そういう危険地帯、もしくは問題のある地帯には早急に市としての防犯カメラの設置をお願いいたしたいと思いまして、この質問も終わらせていただきます。

 あと、イルミネーションに関しても、許可はできるということで、道路許可もいただける。また、イベント事業として申請を行っていけばできるということですが、キャラクターのいこいーなのほうは、関係機関との調整はまた別の問題とは思いますが。それ以外にも電源の引き込みとか、先ほど言ったシンエイ動画との調整とかいろいろあると思うんです。例えばひばりのロータリーのところ、あのロータリーの丸い部分に、植栽全部を覆うような大きないこいーながどーんとあったら、これは相当に目立つと思うんです。「あのかわいいキャラクターは何?」「西東京のいこいーなちゃんですよ」、こういう話。こういうふうにやっていけば、西東京市の宣伝にももちろんなるし、電車からも見えるんじゃないかなと私は思うんですよね。そういうことをぜひやっていきたいなと。それは商店街が主体でやっていかなければいけないのでしょうけれども、そういうことをやるべきだと思いますので、また市としてもいろいろお考えいただければありがたいと思います。

 最後に、「はだしのゲン」はあくまでも物語や絵本といった分類であるという御答弁をいただきました。まさにフィクションであるわけでございます。そのように解釈いたしました。しかし、その点を考慮いたしましても、まだまだ問題点は私はあると思います。例えば平成3年の公益社団法人全国学校図書館協議会が採択した学校図書館憲章には、「学校図書館は、選定基準に基づいた質の高い資料を選択し、収集する」と定めております。その学校図書館協議会図書選定基準の「まんが」の項には、「学問的な真理や歴史上の事実が故意に歪められたり、無視されたりしていないか」、また、「読者対象にふさわしい作品となっているか」など、13項目の基準があります。私の記憶と調査では、「はだしのゲン」は当初、「少年ジャンプ」に連載され、中岡ゲン少年が戦後の焼け跡から、原爆での放射能被曝症や家族の死からもめげずに前向きに生きていくという大変すばらしい部分で終わっている、このように思っておりました。これが1部とされる意見、こう分類をされている意見。それから、先日、隣の図書館で借りてきた最終巻、10巻を見ますと、これが1部完。最後までいっているのが1部完、これが作者の正しいあれだと思うんです。本当はそちらが正しいのかもしれません。そういうふうに分かれているんですが、あるところの分類では、「少年ジャンプ」連載時の部分が1部であるとされております。しかし、現在の「はだしのゲン」にはその続きがあります。「少年ジャンプ」の後がありまして、その話は、左派系オピニオン雑誌「市民」に1年、その後は日本共産党機関誌「文化評論」に約3年、そして約2年あいてから日教組の機関紙「教育評論」に3年ほど連載された。これが便宜上の第2部、もしくはその部分があるとのことです。この2部、もしくはその部分には、卒業式での「君が代」斉唱のボイコットや、昭和天皇に対するばり雑言、1つ例を挙げますと、原爆投下についてのところで、これは漫画のせりふですが、「原爆の破壊力と惨状がなかったら、戦争狂いの天皇や指導者は戦争をやめんかったわい、日本人は広島、長崎の犠牲に感謝せんといけんわい」と言っております。日本国憲法で国の象徴と定められている天皇に対し、また、終戦に向けた和平に努力したという史実に反する天皇批判をするこの漫画は、果たして子どもたちに読ませる図書としてふさわしいものでしょうか。また、最終巻には中国共産党の政治宣伝そのものである旧日本軍の事実とは言いがたい蛮行が描かれております。これはもう、フィクションです、物語ですでは済まされないレベルではないかと私は思っております。広島の原爆投下に関する話なら、私も大変尊敬する井伏鱒二氏の「黒い雨」や、その原作であるとも言われている「重松日記」などが取り上げられるべきと私は思います。もっとも漫画化されているかどうかはわかりませんが……。また、書物に注釈等の帯をつける件に関しましては、ある意味、検閲に当たってしまうことにもなりかねないので、仕方がないことかと思いますが、この件についてはわかりました。

 話が少しそれますが、少し前にマスコミをにぎわしました「美味しんぼ」という漫画があります。その件は御存じだと思いますが、主人公の新聞記者が震災後の福島へ行ってきた後、鼻血を流すシーンが大問題となり、物議を醸しました。最初は強気の発言が目立った編集者も原作者も、最終的には医学的・科学的知見について是非を判断できる立場にないという言いわけめいたコメントを残し、当該作品は休載になってしまいました。放射能と鼻血の因果関係は証明されていないということは以前から言われていることであります。このシーンを見て、私はさきの「はだしのゲン」を思い出しました。この作品にもたしか同じシーンがあったような気がいたします。「美味しんぼ」は私も最初は楽しく読んでいました。連載当初は北大路魯山人のコピーのような父親と、それに反発する主人公の記者が、究極のメニューと至高のメニューという料理で対決するというグルメ料理漫画で、大変おもしろく読んでいたのですが、時折、思想的な主人公の発言が見られ、それに違和感を覚え、読むのをやめてしまったという経緯があります。フィクションの中に現実を散りばめ、あたかも真実のようにすることで物語にリアリティーを与え、その物語がよりおもしろくなるわけですが、この原作者は自分の思い入れやその取材対象をどうやら間違えてしまったようだと思います。

 数日前のNHKの「クローズアップ現代」で見ました「漫画家たちの模索」という番組では、「美味しんぼ」事件以来、震災後の福島を描いていた漫画家たちの作品が書店で品薄になっているということだそうです。また、その中に出演されていた学習院大学の中条教授によれば、「美味しんぼ」は福島の人々の痛みへの想像が欠けていると言っておられました。たしか同じ出版社の別の雑誌に連載している、おそばをメインテーマにした「そばもん」という作品では、震災以降の東北の皆様の苦労がリアルに描かれ、放射能数値も検出されていないそば粉が、いまだに福島産というだけで県外には売ることができないというような事実が描かれております。その作品を描いている山本氏は、客観的データを示すべきだと言っておられます。それ以外にも原発事故後の原発作業員として働いていた体験を「いちえふ」という作品にした竜田一人氏のところには、御自分が体験した事実を描いているだけなのに、政府のプロパガンダだなどと言われ、いわれのない批判を受けているということでございます。

 このように日本人は、また日本という国は、戦後の歴史的史実をきちんと整理してこなかったためか、また世界で唯一の原爆被爆国として放射能問題に関して、ある意味正しいかもしれませんが、放射能に対し、異常と言わざるを得ないような反応をするようです。震災直後の予算特別委員会では、どなたかは忘れましたが、関西方面からの給食食材を仕入れるべきだという意見もあったような記憶がございます。また、先日、同僚議員からの質問の中では、海産物はイタリア産のムール貝しか食べていなかったという方がいらっしゃるというようなお話もありました。これも栄養学的に見たらかなり偏ったものではないかと思いますけれども、そういうような話がたくさんあります。

 私も実はたまに鹿島漁港に釣りに行って、フグとかを釣るんですけれども、ここでアイナメという魚、根魚なんですが、これが釣れてくるんですよ。このときに、東京湾ではアイナメに放射能汚染があったなんていう話を聞きましたので。鹿島のほうは……(「東京湾は関係ないじゃん」と呼ぶ者あり)何ですか、静かにしてください。今、私がしゃべっているんです。(発言する者あり)

 

議長 お静かに願います。質問を続けてください。

 

18番(小林たつや君) アイナメというのは、要するに根魚で、いろんな海産物の貝、カニ、甲殻類、そういうものを食べるので、どうしても放射能数値が上がる魚だそうです。結構いい形のが釣れて、地元の漁師さんに、「これ、どうだろうね」と聞いたら、「多分数値はあると思うよ。だけど、そんなこと気にしてたら俺たちは生きていけねえからな」、これが鹿島ですからね。福島とは大分離れているんですけれども、それでも東京湾よりはかなり近い。ですから、汚染度としては高いかもしれません。「ただ、毎日食べるわけじゃないからさ」と、こうなんですね。私はアイナメを食べましたし、最近もフグを釣りに行っておいしくいただきました、今、白子が入っていて大変おいしい状態でございますので。さばくのはちゃんと専門の漁師さんがやってくれますので、心配ないんです。こういうことをやっていて、その結果がいつ出るかといったら、30年後なんですよね。ですから、こういうことを考えても、そういう心配をされる方のお気持ちも重々わかりますけれども、それだけではいけないんじゃないかと私は思っております。

 

 話がそれてしまいましたが、「はだしのゲン」しかり、「美味しんぼ」しかり、作者や原作者が意図したかどうかはわかりませんが、極端な表現や描写のある作品に関しては、冷静な視点からの再考が必要なのではないかと私は思います。そういった意味からも、「はだしのゲン」の特に後半部分、私は2部と便宜上言いましたが、「少年ジャンプ」連載以降の部分については、学校図書からの閉架を強く求めまして、私の質問を終わりにさせていただきます。

 

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