平成19年度12月議会報告
付議案件・結果(平成19年第4回定例会)
案件 件名 議決結果
議案第136号 平成19年度西東京市一般会計補正予算(第2号) 可決
議案第137号 平成19年度西東京市保谷駅南口地区第一種市街地再開発事
業特別会計補正予算(第2号) 可決
議案第138号 西東京市議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一
部を改正する条例 可決
議案第139号 西東京市長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例
可決
議案第140号 西東京市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改
正する条例 可決
議案第141号 西東京市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例 可決
議案第142号 西東京市児童保育費用徴収条例の一部を改正する条例
可決
議案第143号 西東京市住吉会館条例 可決
議案第144号 損害賠償の額の決定について 可決
議案第145号 エコプラザ西東京条例 修正可決
議案第146号 西東京市人にやさしいまちづくり条例 可決
議案第147号 市道路線の認定について 可決
議案第148号 市道路線の認定について 可決
議案第149号 市道路線の認定について 可決
議案第150号 市道路線の認定について 可決
議案第151号 市道路線の認定について 可決
議案第152号 市道路線の認定について 可決
議案第153号 市道路線の認定について 可決
議案第154号 市道路線の認定について 可決
議案第155号 市道路線の認定について 可決
議案第156号 市道路線の認定について 可決
議案第157号 市道路線の認定について 可決
議案第158号 市道路線の認定について 可決
議案第159号 市道路線の認定について 可決
議案第160号 市道路線の認定について 可決
議案第161号 市道路線の認定について 可決
議案第162号 市道路線の認定について 可決
議案第163号 市道路線の認定について 可決
議案第164号 市道路線の認定について 可決
議案第165号 市道路線の認定について 可決
議案第166号 市道路線の認定について 可決
議案第167号 市道路線の認定について 可決
議案第168号 市道路線の認定について 可決
議案第169号 市道路線の認定について 可決
議案第170号 市道路線の認定について 可決
議案第171号 市道路線の認定について 可決
議案第172号 市道路線の認定について 可決
議案第173号 市道路線の認定について 可決
議案第174号 西東京市スポーツ施設条例の一部を改正する条例 可決
議案第175号 西東京市スポーツ・運動施設の指定管理者の指定について
可決
議員提出議案
議案第17号 石油価格高騰にかかわる緊急対策を求める意見書 可決
議案第18号 防衛省、軍需産業、政治家の利権疑惑の徹底解明を求める意
見書 可決
議案第19号 「沖縄戦」をめぐる教科書検定の撤回を求める意見書
可決
陳情・請願の取り扱い
陳情第27号 西東京市の個人情報保護制度に関する陳情 不採択
陳情第28号 保険でよりよい歯科医療の実現を求める意見書採択に関する
陳情 継続審査
陳情第29号 西東京市特別職の報酬に関する陳情 不採択
陳情第30号 西東京市特別職の報酬改定に関する陳情 不採択
陳情第31号 投票区の見直しに関する陳情 継続審査
陳情第32号 妊産婦健診に関する陳情 継続審査
陳情第33号 いこいの森公園の噴水の使用再開を求める陳情 継続審査
陳情第34号 西東京市特別職報酬引き上げの条例に反対する陳情 不採択
陳情第35号 特別職報酬改定案を白紙に戻す陳情 不採択
陳情第36号 特別職報酬額改定案に対する陳情 不採択
継続案件・結果
案件 件名 議決結果
議案第127号 平成18年度西東京市一般会計歳入歳出決算の認定について
認定
議案第128号 平成18年度西東京市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の
認定について 認定
議案第129号 平成18年度西東京市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認
定について 認定
議案第130号 平成18年度西東京市受託水道事業特別会計歳入歳出決算の
認定について 認定
議案第131号 平成18年度西東京市中小企業従業員退職金等共済事業特別
会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第132号 平成18年度西東京市老人保健(医療)特別会計歳入歳出決
算の認定について 認定
議案第133号 平成18年度西東京市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認
定について 認定
議案第134号 平成18年度西東京市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定
について 認定
議案第135号 平成18年度西東京市保谷駅南口地区第一種市街地再開発事
業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
陳情第2号 西東京市新町一丁目都営住宅跡地の緑地保全に関する陳情
継続審査
陳情第10号 石川島田無工場跡地超高層マンション建設に関する陳情
継続審査
陳情第11号 まちづくり条例、高層建築物紛争に関する市の関与条例、建
築物の絶対高さ制限の条例制定の陳情 継続審査
陳情第16号 保険業法の制度と運用を見直し、自主的な共済の保険業法の
適用除外を求める陳情 継続審査
陳情第22号 東京都後期高齢者医療広域連合へ意見書提出の陳情
継続審査
陳情第26号 ひばりヶ丘駅北口の道路整備における陳情 継続審査
平成19年度9月議会報告
付議案件・結果(平成19年第3回定例会)
付議案件・結果
案件 件名 議決結果
議案第109号 平成19年度西東京市一般会計補正予算(第1号) 可決
議案第110号 平成19年度西東京市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
可決
議案第111号 平成19年度西東京市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
可決
議案第112号 平成19年度西東京市中小企業従業員退職金等共済事業特別
会計補正予算(第1号) 可決
議案第113号 平成19年度西東京市老人保健(医療)特別会計補正予算(第
1号) 可決
議案第114号 平成19年度西東京市介護保険特別会計補正予算(第1号)
可決
議案第115号 平成19年度西東京市保谷駅南口地区第一種市街地再開発事
業特別会計補正予算(第1号) 可決
議案第116号 政治倫理の確立のための西東京市長の資産等の公開に関する
条例の一部を改正する条例 可決
議案第117号 西東京市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条
例 可決
議案第118号 西東京市長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例
可決
議案第119号 西東京市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例
可決
議案第120号 西東京市印鑑条例の一部を改正する条例 可決
議案第121号 西東京市国民健康保険条例の一部を改正する条例 可決
議案第122号 西東京市市税条例の一部を改正する条例 可決
議案第123号 西東京市立公園条例の一部を改正する条例 可決
議案第124号 東京都市収益事業組合規約の一部を改正する規約 可決
議案第125号 西東京市土地開発公社定款の一部を改正する定款 可決
議案第126号 仮処分命令申立事件に関する和解について 可決
議案第127号 平成18年度西東京市一般会計歳入歳出決算の認定について
継続審査
議案第128号 平成18年度西東京市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の
認定について 継続審査
議案第129号 平成18年度西東京市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認
定について 継続審査
議案第130号 平成18年度西東京市受託水道事業特別会計歳入歳出決算の
認定について 継続審査
議案第131号 平成18年度西東京市中小企業従業員退職金等共済事業特別
会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第132号 平成18年度西東京市老人保健(医療)特別会計歳入歳出決
算の認定について 継続審査
議案第133号 平成18年度西東京市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認
定について 継続審査
議案第134号 平成18年度西東京市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定
について 継続審査
議案第135号 平成18年度西東京市保谷駅南口地区第一種市街地再開発事
業特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議員提出議案
議案第9号 割賦販売法の抜本的改正に関する意見書 可決
議案第10号 国際園芸博覧会の多摩地域での開催に関する意見書 可決
議案第11号 公団住宅居住者の居住の安定に関する意見書 可決
議案第12号 安心して出産ができる環境の整備を求める意見書 可決
議案第13号 事務所費問題をはじめ、「政治とカネ」をめぐる疑惑の徹底
解明を求める意見書 可決
議案第14号 テロ対策特別措置法の延長に反対する意見書 可決
議案第15号 国庫負担の引き上げなど、後期高齢者医療制度の見直しを求
める意見書 可決
議案第16号 後期高齢者医療制度への財政支援を求める意見書 可決
陳情・請願
請願第3号 割賦販売法の抜本的改正を求める意見書を政府等に提出する
ことを求める請願 採択
請願第4号 国際園芸博覧会の多摩地域での開催に関する意見書提出を求
める請願 採択
陳情第17号 悪質商法を助長するクレジットの被害を防止するため、割賦
販売法の抜本的改正を求める意見書を政府等に提出すること
を求めることに関する陳情 採択
陳情第18号 西東京市在住の私立小・中学校就学者に対する教育費助成に
ついての陳情 採択
陳情第19号 西東京市北東部圏域における地域高齢者福祉施設整備のため
の社会福祉法人都心会保谷苑3階部分の増床を求める陳情
取下げ
陳情第20号 公団住宅居住者の居住の安定に関する意見書提出を求める陳
情 採択
陳情第21号 西東京市の個人情報保護制度に関する陳情 審議未了
陳情第22号 東京都後期高齢者医療広域連合へ意見書提出の陳情
継続審査
陳情第23号 2008年4月実施の高齢者医療制度中止・撤回を求める陳情
不採択
陳情第24号 「政府及び国会に対し『テロ対策特措法』の廃止などを求め
る意見書」の提出についての陳情 取下げ
陳情第25号 西武鉄道の駅名に関する陳情 不採択
陳情第26号 ひばりヶ丘駅北口の道路整備における陳情 継続審査
継続案件・結果
案件 件名 議決結果
陳情第2号 西東京市新町一丁目都営住宅跡地の緑地保全に関する陳情
継続審査
陳情第9号 東大農場の検見川への移転中止と存続を求める陳情
審議未了
陳情第10号 石川島田無工場跡地超高層マンション建設に関する陳情
継続審査
陳情第11号 まちづくり条例、高層建築物紛争に関する市の関与条例、建
築物の絶対高さ制限の条例制定の陳情 継続審査
陳情第12号 (仮称)早稲田大学田無学生寮新築工事に関する陳情
審議未了
陳情第13号 三角山(南入経塚遺跡)の保存を求める陳情 審議未了
陳情第16号 保険業法の制度と運用を見直し、自主的な共済の保険業法の
適用除外を求める陳情 継続審査
平成19年度6月議会報告
■ 6月議会
平成19年度6月議会(平成19年第2回定例会)報告
平成19年第2回定例会(平成19年度6月議会)が6月6日から22日までの日程で開催されました。
定例会に上程された付議案件とその審議結果を掲載します。
付議案件・結果
付議案件・結果
案件 件名 議決結果
議案第70号 西東京市総合計画策定審議会条例の一部を改正する条例 可決
議案第71号 西東京市行財政改革推進委員会条例の一部を改正する条例 可決
議案第72号 西東京市使用料等審議会条例の一部を改正する条例 可決
議案第73号 西東京市都市計画税条例の一部を改正する条例 可決
議案第74号 西東京市男女平等参画推進委員会条例の一部を改正する条例 可決
議案第75号 田無市中小企業従業員退職金等共済条例の一部を改正する条例 可決
議案第76号 西東京市消防委員会条例の一部を改正する条例 可決
議案第77号 西東京市保健福祉審議会条例の一部を改正する条例 可決
議案第78号 西東京市予防接種健康被害調査委員会条例の一部を改正する条例 可決
議案第79号 西東京市健康づくり推進協議会条例の一部を改正する条例 可決
議案第80号 西東京市子ども福祉審議会条例の一部を改正する条例 可決
議案第81号 市道路線の認定について 可決
議案第82号 市道路線の認定について 可決
議案第83号 市道路線の認定について 可決
議案第84号 市道路線の認定について 可決
議案第85号 市道路線の認定について 可決
議案第86号 市道路線の認定について 可決
議案第87号 市道路線の認定について 可決
議案第88号 市道路線の認定について 可決
議案第89号 市道路線の認定について 可決
議案第90号 市道路線の認定について 可決
議案第91号 市道路線の認定について 可決
議案第92号 市道路線の認定について 可決
議案第93号 市道路線の認定について 可決
議案第94号 市道路線の認定について 可決
議案第95号 市道路線の認定について 可決
議案第96号 市道路線の認定について 可決
議案第97号 市道路線の認定について 可決
議案第98号 市道路線の認定について 可決
議案第99号 市道路線の認定について 可決
議案第100号 市道路線の認定について 可決
議案第101号 市道路線の認定について 可決
議案第102号 西東京市交通安全対策会議条例の一部を改正する条例 可決
議案第103号 西東京市立学校給食運営審議会条例の一部を改正する条例 可決
議案第104号 西東京市文化財保護審議会条例の一部を改正する条例 可決
議案第105号 西東京市スポーツ振興審議会条例の一部を改正する条例 可決
議案第106号 西東京市議会議員及び西東京市長の選挙における選挙運動の公
費負担に関する条例の一部を改正する条例 可決
議案第107号 公平委員会の委員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する
条例 可決
議案第108号 訴えの提起について 可決
議員提出議案
議案第2号 西東京市議会会議規則の一部を改正する規則 可決
議案第3号 西東京市議会委員会条例の一部を改正する条例 可決
議案第4号 最低保障年金を含め、公的年金制度の抜本的な見直しを開始する
ことを求める意見書 可決
議案第5号 原爆症認定制度の抜本改善を求める意見書 可決
議案第6号「消えた」年金問題を国の責任で解決し、社会保険庁改革法案の廃
案を求める意見書 可決
議案第7号 後期高齢者医療制度への国庫負担引き上げを求める意見書 可決
議案第8号 医師不足の解消と地域医療を守ることを求める意見書 可決
請願第1号 石川島播磨重工跡地開発に伴う田無駅南地域の都市基盤整備に関
する請願 採択
請願第2号 水路網の管理・運営に関する請願 採択
陳情第10号 石川島田無工場跡地超高層マンション建設に関する陳情 継続審査
陳情第11号 まちづくり条例、高層建築物紛争に関する市の関与条例、建築物
の絶対高さ制限の条例制定の陳情 継続審査
陳情第12号(仮称)早稲田大学田無学生寮新築工事に関する陳情 継続審査
陳情第13号 三角山(南入経塚遺跡)の保存を求める陳情 継続審査
陳情第14号 石川島播磨重工業(株)田無工場跡地の開発に関する陳情 採択
陳情第15号 原爆症認定制度の抜本改善を求める意見書採択に関する陳情
採択
陳情第16号 保険業法の制度と運用を見直し、自主的な共済の保険業法の適用
除外を求める陳情 継続審査
継続案件・結果
案件 件名 議決結果
議案第27号 西東京市長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例 否決
議案第29号 西東京市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正す
る条例 否決
陳情第2号 西東京市新町一丁目都営住宅跡地の緑地保全に関する陳情 継続審査
陳情第5号 交付金に関しての陳情 趣旨採択
陳情第7号 公的年金等控除・老年者控除をもとに戻すことを求める意見書提
出に関する陳情 不採択
陳情第9号 東大農場の検見川への移転中止と存続を求める陳情 継続審査
趣旨採択に当たっての意見
陳情第5号…「陳情の趣旨にかんがみ、改善に向けて努力されたい。」
平成19年度3月議会報告
平成19年度第1回定例会(3月議会)が平成19年3月1日から30日まで行われました。
平成19年度の一般会計当初予算額は、585億3,800万円(前年度比1.2%増)です。一般会計と8つの特別会計を
あわせた予算総額は、1,070億134万円です。
国の「三位一体の改革」の影響等による財源不足が依然として解消されていないことから、平成17年9月に策定
した「第二次行財政改革大綱(地域経営戦略プラン)」に基づき、行政評価制度を踏まえた事務事業の見直し、職員
定数の削減、民間委託の推進、使用料・手数料の見直し等を行いました。
今後も、高齢化や人口増加等による新たな社会的行政需要に適切に対応していくため、引き続き、行財政改革を
推進していく必要があります。
私が所属する、西東京自由民主党・無所属9名は、選挙後のドサクサ的な値上げのオンパレードとも取られかねない坂口
市長の提案した案件について慎重審議を重ね、西東京市の健全な財政運営を考えると総合的にやむなしとの立場か
らむやみに議会日程を延ばすような対応は取らずに市長提案に一定の理解を示しました。
今後は行政側に対してこのような議案の提案に対しては、市民説明の更なる徹底と議会に対しての早期からの説
明を強く要望いたしました。
市報より掲載しました。
ゴミ問題
議案第41号「西東京市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例」については一般家庭から排
出する廃棄物の処理を有料化し、指定の収集袋による収集を行う他、関連する規定の整備を行うものです。
この議案については、様々な質疑の後、建設環境委員会で、
「一般家庭のゴミ有料化を平成19年11月1日施行から平成20年1月1日施行へ」との修正議案が賛成多数で可
決されました。
この件については、10月から始まるプラスチック容器包装類の分別収集(いわゆる容リ法)に基づきゴミの最終
処分場の確保や環境への配慮等を考え次世代への良好な地球環境を引き継ぐ事を目指したために行われるものです。
9月から可燃・不燃ゴミの個別収集が始まり、10月よりプラスチック容器包装類・金属類・廃食用油の資源物収
集が開始され、20年1月1日から指定袋による有料化収集が始まります。
下 水 道 料 金 値 上 げ に つ い て
議案第53号「西東京市下水道条例の一部を改正する条例」については、特別会計である下水道会計の不足分、年間
約24億円を一般会計から持ち出し(繰出金)ています。この軽減を図るため下水道料金を一般家庭の平均で月額約1
70円(年間約2000円)程度値上げいたします。
付議案件・結果
案件 件名 議決結果
議案第3号 平成18年度西東京市一般会計補正予算(第3号) 原案可決
議案第4号 平成18年度西東京市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 原案可決
議案第5号 平成18年度西東京市下水道事業特別会計補正予算(第3号) 原案可決
議案第6号 平成18年度西東京市受託水道事業特別会計補正予算(第1号) 原案可決
議案第7号 平成18年度西東京市中小企業従業員退職金等共済事業特別会計補
正予算(第2号) 原案可決
議案第8号 平成18年度西東京市駐車場事業特別会計補正予算(第2号) 原案可決
議案第9号 平成18年度西東京市介護保険特別会計補正予算(第2号) 原案可決
議案第10号 平成18年度西東京市保谷駅南口地区第一種市街地再開発事業特
別会計補正予算(第2号)の専決処分について 承認
議案第11号 平成19年度西東京市一般会計予算 原案可決
議案第12号 平成19年度西東京市国民健康保険特別会計予算 原案可決
議案第13号 平成19年度西東京市下水道事業特別会計予算 原案可決
議案第14号 平成19年度西東京市受託水道事業特別会計予算 原案可決
議案第15号 平成19年度西東京市中小企業従業員退職金等共済事業特別会計
予算 原案可決
議案第16号 平成19年度西東京市老人保健(医療)特別会計予算 原案可決
議案第17号 平成19年度西東京市駐車場事業特別会計予算 原案可決
議案第18号 平成19年度西東京市介護保険特別会計予算 原案可決
議案第19号 平成19年度西東京市保谷駅南口地区第一種市街地再開発事業特
別会計予算 原案可決
議案第20号 平成18年度西東京市保谷駅南口地区第一種市街地再開発事業特
別会計補正予算(第3号) 原案可決
議案第21号 西東京市手数料条例の一部を改正する条例 修正可決
議案第22号 西東京市組織条例の一部を改正する条例 継続審査
議案第23号 西東京市副市長定数条例 原案可決
議案第24号 西東京市職員定数条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第25号 財産の交換について 原案可決
議案第26号 西東京市特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例
原案可決
議案第27号 西東京市長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例 継続審査
議案第28号 西東京市長等の退職手当の特例に関する条例の一部を改正する条
例 原案可決
議案第29号 西東京市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正す
る条例 継続審査
議案第30号 西東京市表彰条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第31号 西東京市市税条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第32号 西東京市民会館条例の一部を改正する条例 継続審査
議案第33号 西東京市コール田無条例の一部を改正する条例 継続審査
議案第34号 西東京市保谷こもれびホール条例の一部を改正する条例
継続審査
議案第35号 西東京市市民交流施設条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第36号 西東京市消費者センター条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第37号 西東京市保谷こもれびホールの指定管理者の指定について 原案可決
議案第38号 西東京市中小企業事業資金融資あっせん条例の一部を改正する条
例 原案可決
議案第39号 西東京市勤労者等住宅資金融資あっせん条例の一部を改正する条
例 原案可決
議案第40号 西東京市国民健康保険条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第41号 西東京市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する
条例 修正可決
議案第42号 西東京市田無総合福祉センター条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第43号 西東京市保谷障害者福祉センター条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第44号 西東京市生活つなぎ資金貸付条例の一部を改正する条例 原案可
決
議案第45号 西東京市予防接種健康被害調査委員会条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第46号 西東京市入学資金融資あっせん条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第47号 西東京市奨学資金支給条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第48号 西東京市乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条
例 原案可決
議案第49号 西東京市義務教育就学児の医療費の助成に関する条例 原案可決
議案第50号 西東京市児童保育費用徴収条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第51号 西東京市立公園条例の一部を改正する条例 継続審査
議案第52号 西東京市駐車場条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第53号 西東京市下水道条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第54号 西東京市立学校施設使用条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第55号 西東京市スポーツ施設条例の一部を改正する条例 継続審査
議案第56号 東京都市収益事業組合規約の一部を改正する規約 原案可決
議案第57号 多摩六都科学館組合規約の一部を改正する規約 原案可決
議案第58号 東京市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約 原案可決
議案第59号 昭和病院組合規約の一部を改正する規約 原案可決
議案第60号 柳泉園組合規約の一部を改正する規約 原案可決
議案第61号 西東京市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
同意
議案第62号 西東京市、柳泉園組合及び多摩六都科学館組合公平委員会委員の
選任につき同意を求めることについて 同意
議案第63号 西東京市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める
ことについて 同意
議案第64号 西東京市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める
ことについて 同意
議案第65号 西東京市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める
ことについて 同意
議案第66号 西東京市副市長の選任につき同意を求めることについて 同意
議案第67号 西東京市固定資産評価員の選任につき同意を求めることについて 同意
陳情第1号 「日の丸」「君が代」の強制に対する陳情 継続審査
陳情第2号 西東京市新町一丁目都営住宅跡地の緑地保全に関する陳情 継続審査
陳情第3号 ひばりヶ丘駅北口のエレベーター・エスカレーター設置に関する
陳情 趣旨採択
陳情第5号 交付金に関しての陳情 継続審査
陳情第6号 最低保障年金を含め公的年金制度の見直しを求める意見書提出に
関する陳情 継続審査
陳情第7号 公的年金等控除・老年者控除をもとに戻すことを求める意見書提
出に関する陳情 継続審査
陳情第9号 東大農場の検見川への移転中止と存続を求める陳情 継続審査
◎趣旨採択に当たっての意見
・陳情第3号…「条件が整い次第、願意に沿うよう努力されたい。」
◎審議未了
・陳情第4号 住民税納入額の見直し願いの陳情
平成18年第4回定例会の付議案件とその結果を掲載いたします。
付議案件・結果
案件 件名 議決結果
議案第109号 平成18年度西東京市一般会計補正予算(第2号) 可決
議案第110号 西東京市組織条例の一部を改正する条例 可決
議案第111号 西東京市立保育所設置条例の一部を改正する条例 可決
議案第112号 西東京市児童保育費用徴収条例の一部を改正する条例 可決
議案第113号 アスタ市営駐車場の指定管理者の指定について 可決
議案第114号 西東京都市計画事業保谷駅南口地区第一種市街地再開発事業施行に関する条例の一部を改正する条例 可決
議案第115号 東京都水道事業の事務の受託の廃止及び西東京市公共下水道使用料徴収事務の委託について 可決
議案第116号 東京都市収益事業組合規約の一部を改正する規約 可決
議案第117号 東京たま広域資源循環組合規約の一部を改正する規約 可決
議案第118号 損害賠償の額の決定について 可決
議案第119号 東京都後期高齢者医療広域連合の設立について 可決
議案第120号 工事請負契約の締結について 同意
議案第121号 西東京市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改する条例 可決
請願第5号 「教育基本法改正案の審議に関する意見書」の提出についての請願 不採択
陳情第21号 療養病床の廃止・削減計画の凍結と介護保険事業等の充実等を求める陳情 審議未了
陳情第22号 公衆用道路等の駅前広場開放に関する陳情 採択
陳情第23号 義務教育の土台を守り、教育の機会均等を保障する義務教育費国庫負担制度を堅持し、国の負担率を2の1に復活すること等を求める陳情 不採択
陳情第24号 教育基本法の十分な討議に関する陳情 不採択
次に継続案件の件名を掲載いたします。
継続案件・結果
案件 件名 議決結果
議案第100号 平成17年度西東京市一般会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第101号 平成17年度西東京市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第102号 平成17年度西東京市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第103号 平成17年度西東京市受託水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第104号 平成17年度西東京市中小企業従業員退職金等共済事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第105号 平成17年度西東京市老人保健(医療)特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第106号 平成17年度西東京市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第107号 平成17年度西東京市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第108号 平成17年度西東京市保谷駅南口地区第一種市街地再開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
請願第4号 高齢者への住民税大増税の中止を求める請願 継続審査
※陳情第2号 西東京市学齢期の障害児支援についての陳情 採択
※陳情第19号 容器包装リサイクル法に基づいた「ごみ減量」システムの整備に関する陳情 採択
※陳情第24号 「西東京いこいの森公園」の騒音対策要請についての陳情 継続審査
※
陳情第25号 西東京いこいの森公園の水遊びの遊具(噴水)の使用禁止についての陳情 継続審査
陳情第5号 今までどおり「田無障害者福祉センター」を利用することについての陳情 趣旨採択
陳情第7号 容器包装リサイクル法その他プラスチックの処理を早急に行うことを求める陳情 採択
陳情第19号 住民税の大幅負担増から、市民の営業と暮らしを守るために緊急の施策を実施することを求める陳情 継続審査
※は平成17年に受理した陳情です。
◎趣旨採択に当たっての意見
・陳情第5号…「陳情者との調整は継続しつつ、可能な限り願意に沿うよう努力されたい。」
平成18年度第3回定例会の付議案件と審査結果を掲載します。
議案第55号 平成18年度西東京市下水道事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分について 承認
議案第56号 平成18年度西東京市一般会計補正予算(第1号) 可決
議案第57号 平成18年度西東京市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 可決
議案第58号 平成18年度西東京市下水道事業特別会計補正予算(第2号) 可決
議案第59号 平成18年度西東京市中小企業従業員退職金等共済事業特別会計補正予算(第1号) 可決
議案第60号 平成18年度西東京市老人保健(医療)特別会計補正予算(第2号) 可決
議案第61号 平成18年度西東京市駐車場事業特別会計補正予算(第1号) 可決
議案第62号 平成18年度西東京市介護保険特別会計補正予算(第1号) 可決
議案第63号 平成18年度西東京市保谷駅南口地区第一種市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号) 可決
議案第64号 工事請負契約の締結について 同意
議案第65号 西東京市手数料条例の一部を改正する条例 可決
議案第66号 西東京市国民健康保険条例の一部を改正する条例 可決
議案第67号 西東京市消防団条例の一部を改正する条例 可決
議案第68号 西東京市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例 可決
議案第69号 西東京市立児童館条例の一部を改正する条例 可決
議案第70号 市道路線の変更について 可決
議案第71号 市道路線の認定について 可決
議案第72号 市道路線の認定について 可決
議案第73号 市道路線の認定について 可決
議案第74号 市道路線の認定について 可決
議案第75号 市道路線の認定について 可決
議案第76号 市道路線の認定について 可決
議案第77号 市道路線の認定について 可決
議案第78号 市道路線の認定について 可決
議案第79号 市道路線の認定について 可決
議案第80号 市道路線の認定について 可決
議案第81号 市道路線の認定について 可決
議案第82号 市道路線の認定について 可決
議案第83号 市道路線の認定について 可決
議案第84号 市道路線の認定について 可決
議案第85号 市道路線の認定について 可決
議案第86号 市道路線の認定について 可決
議案第87号 市道路線の認定について 可決
議案第88号 市道路線の認定について 可決
議案第89号 市道路線の認定について 可決
議案第90号 市道路線の認定について 可決
議案第91号 市道路線の認定について 可決
議案第92号 市道路線の認定について 可決
議案第93号 市道路線の認定について 可決
議案第94号 市道路線の認定について 可決
議案第95号 市道路線の認定について 可決
議案第96号 市道路線の認定について 可決
議案第97号 西東京市における地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例 可決
議案第98号 西東京市地域生活支援事業の費用負担等に関する条例 可決
議案第99号 損害賠償の額の決定について 可決
議案第100号 平成17年度西東京市一般会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第101号 平成17年度西東京市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第102号 平成17年度西東京市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第103号 平成17年度西東京市受託水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第104号 平成17年度西東京市中小企業従業員退職金等共済事業特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第105号 平成17年度西東京市老人保健(医療)特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第106号 平成17年度西東京市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第107号 平成17年度西東京市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第108号 平成17年度西東京市保谷駅南口地区第一種市街地再開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議員提出議案第6号 出資法及び貸金業規制法の改正に関する意見書 可決
議員提出議案第7号 青年の雇用確保を進めることを求める意見書 可決
議員提出議案第8号 子育て環境の抜本的改善と支援策の充実・強化を求める意見書 可決
議員提出議案第9号 坂口光治西東京市長の公職選挙法に関する問責決議 否決
請願第2号 上限金利の引き下げ等により、中小零細事業者・消費者等の健全な生活を守り、多重債務問題を根絶するため、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める請願 採択
請願第3号 出資法の上限金利引き下げに関する請願 採択
請願第4号 高齢者への住民税大増税の中止を求める請願 継続審査
陳情第9号 ひばりヶ丘駅北口のエレベーター・エスカレーター設置に関する陳情 趣旨採択
陳情第10号 保谷駅北口駅前広場に、地域の充実・発展にインパクトを与える「シンボルモニュメント」の設置を求める陳情 趣旨採択
陳情第11号 「はなバス」第2ルート(保谷駅南口−東伏見駅北口)運行に関する陳情 趣旨採択
陳情第12号 石川島播磨重工業(株)田無工場移転後の跡地に建設予定の高層マンションに関する陳情 採択
陳情第13号 市内交通空白地域である栄町地域への「はなバス」ルート設置を求める陳情 趣旨採択
陳情第14号 西東京市在住の私立小中学校就学者に対する教育費助成についての陳情 採択
陳情第15号 市内公共施設における禁煙推進のための基準(指針)・条例等を定めることを求める陳情 趣旨採択
陳情第16号 集中豪雨等による道路及び一般住宅への冠水災害の解消と消毒に関する陳情 趣旨採択
陳情第17号 出資法及び利息制限法の上限金利引き下げを求める陳情 一部採択
陳情第18号 ひばりが丘地域に認知症デイサービス、宿泊施設及び小規模介護老人福祉施設を設置することに関する陳情 趣旨採択
陳情第19号 住民税の大幅負担増から、市民の営業と暮らしを守るために緊急の施策を実施することを求める陳情 継続審査
◎趣旨採択に当たっての意見
・陳情第9号…「条件が整い次第、願意に沿うよう努力されたい。」
・陳情第10号…「地域住民の意見を聞き、創意工夫の上、願意に沿うよう努力されたい。
・陳情第11号…「今後のルート見直しの中で適切に対処されたい。」
・陳情第13号…「今後のルート見直しの中で適切に対処されたい。」
・陳情第15号…「市内公共施設における禁煙推進については、健康増進法の精神に沿って、より実効性の高い対応に努めるよう求める。なお、未成年者対象の市の主な公共施設については、敷地内禁煙についての取り組みを求められたい。」
・陳情第16号…「可能な範囲で改修を進め、願意に沿うよう努力されたい。」
・陳情第18号…「地域指定の部分にかかわらず、高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画に基づいて、願意に沿うよう努力されたい。」
◎一部採択
・陳情第17号…陳情項目1を除いて採択。
◎審議未了
・陳情第20号 国民健康保険料・介護保険料の大幅負担増から、市民の営業と暮らしを守るために緊急の施策を実施することを求める陳情
継続案件・結果
案件 件名 議決結果
議案第23号 田無駅北口地区再開発事業に伴う建物取得等資金の融資あっせん条例を廃止する条例 可決
議案第28号 西東京市国民保護協議会条例 可決
議案第29号 西東京市国民保護対策本部及び西東京市緊急対処事態対策本部条例 可決
※陳情第2号 西東京市学齢期の障害児支援についての陳情 継続審査
※陳情第19号 容器包装リサイクル法に基づいた「ごみ減量」システムの整備に関する陳情 継続審査
※陳情第24号 「西東京いこいの森公園」の騒音対策要請についての陳情 継続審査
※陳情第25号 西東京いこいの森公園の水遊びの遊具(噴水)の使用禁止についての陳情 継続審査
陳情第5号 今までどおり「田無障害者福祉センター」を利用することについての陳情 継続審査
陳情第7号 容器包装リサイクル法その他プラスチックの処理を早急に行うことを求める陳情 継続審査
※は平成17年に受理した陳情です。
【用語の解説】
○趣旨採択…請願等の事項(内容)については十分理解できるが、市の財政事情その他の事情から直ちに実現が難しいと議会が判断した場合に、意見を付け、その趣旨を採択するものです。
○一部採択…請願等の事項(内容)のほとんどについて賛成できるが、一部賛成できない事項がある場合に、その部分を除き、採択とするものです。
○審議未了…会期中に審議が終了せず、継続審査の手続もしないまま会期が終わること。審議未了となった場合、その案件は廃案となります。
平成18年度 第2回定例会付議案件 審査結果と私の一般質問を掲載いたします。
一般質問では市内公園行政と統一された景観を持つ商店街づくりに付いて質問しました。
《 一 般 質 問 》
通告に基づき質問いたします。
一般質問ももう30人を超えていまして、毎回この時期に私たちの会派がやっているような気がしまして、ひとえにくじの運が悪いのかということで、3回くらい連続してやっているような気がするんです。もう皆さんもいい加減にしろという形ではあるかと思いますが、しばらく御辛抱をお願いいたします。
今回はというよりも、今回もですが、公園行政と統一された景観を持つ商店街づくりについて、市長の御意見及び行政側の現状説明と今後の取り組み等の御答弁をいただきたいと思います。公園行政について、アとして、いこいの森公園と東大農場の非常時連絡通用門の開放について伺います。これはいこいの森公園の南側と東大農場北側の災害などが起こった場合に開放される開閉可能なフェンスの部分のことですが、昨年の平成17年第2回定例会予算特別委員会におきまして、ここの部分を平日の東大農場が一般市民に開放されている時間だけでも開放することができないかという質問をしたのが始まりでございます。当時は今後農場側に打診をしてみるとの御答弁をいただいたものと記憶しております。また、昨年の平成17年第4回定例会の一般質問でその後の経緯をお聞きいたしました。そのときは担当の都市整備部長より、「いこいの森公園と東大農場の間の非常用連絡通用門の設置については、東京大学と協議を行い、非常時の避難口として設けた経過がある。その後、いこいの森公園が開園し、市民の方が出入り、この門の開放を希望される声が多く上がっている。市もそれを受け、東大農場側に平日に時間を限って開放できないかというお願いをしたが、東大側からは通常開放している際に見学者が立ち入り禁止区域に立ち入ってしまうというケースもあって、慎重な検討が必要という回答をいただいているところである。この件については東大側に働きかけを継続して行っていく」との御答弁をいただきました。その後本年の第1回定例会での保谷育彦議員の代表質問でその後の経緯と今後どうされていくかを伺いましたが、残念ながらそのときは時間切れで御答弁をいただけなかったと記憶しております。今回の質問はその後の東大農場側との話し合いについての経緯と結果を伺うものです。
続いて、イ せせらぎ公園の観察池から流れる小川の改修やその他の公園改修に関する経緯について伺います。せせらぎ公園の小川は平成17年第2回定例会で部長より「現在防水シートが露出している状況で、対応策については考えなければならないと認識している。今後勾配等の構造部分も含めた改良検討をしてみたいと考えている」との御答弁をいただいております。また、平成17年第4回定例会では、「小川の改修については、勾配がきついため、勾配を緩くするとなると、かなり大がかりな改修工事というようなことも予想され、なかなか解決策が見出せないでいる。しかしながら、課題としては十分認識しているので、また何らかの方法がないか、引き続き検討してまいりたいと考えている」その後の再質問に対し、「現在、いこいの森公園、それからせせらぎを含め、公園の管理は基本的に直営でやっているが、ボランティアの方々の協力が得られるようになったので、いろいろな面で協力をいただいている。またせせらぎ公園の小川の関係とか、もっと管理にボランティアの協力を得た方がいいといったことについては、御提言として私どもも今後の参考にさせてもらう」との御答弁をいただきました。この件について、その後の経緯とその他の代表的なこれまでに行われた公園改修等も含め、御答弁いただきたいと思います。
続いて、ウ 千駄山公園──正しくは千駄山広場でしょうか、ここにできるドッグランのその後の経緯をお聞かせください。これも平成17年第2回定例会で市長より「ドッグランの設置につきましては、(仮称)合併記念公園の整備懇談会でも検討され、この公園内には設置しないということになった。また、現在開園している公園の規模では、ドッグランの設置は困難と考えている」という御答弁から始まり、17年第4回定例会では「ドッグランを設置する際の課題としては、騒音等に関する近隣にお住まいの方々の苦情等があろうと考えている。既存の公園につきましては、ほとんど住宅が隣接しているので、近隣住民の理解が得られるかが難しいのではないかと考えている。また、公園の一部を囲ってドッグランとして利用する際には、同じ場所をドッグラン以外に使った場合の衛生上の問題等も懸念される。市内の公園ではドッグランとして利用するにはなかなか制約が多いのが現状である。しかし周辺に住宅がないといった適地がないのかどうか、それも探しており、現在、候補地を絞り込んでいる。また小金井公園のドッグランの例を見ると、ドッグランを成功させるためには、ドッグランを利用する愛犬家の方々が積極的に運営等にもかかわるというような協力が不可欠と考えている。今後はこのドッグランの設置を希望する方々により、まず組織の立ち上げとか、市と一緒になって設置に向けた準備をしていただくとか、そういったことが必要になるものと考えている」との御答弁を、せんだって行われた平成18年第1回定例会の代表質問では、「ドッグランにつきましては、これまで要望いただき、設置場所や設置のための問題点の検討を行ってきたが、このたび東京都の了解が得られ、千駄山広場に試行的に整備を行うこととした。しかし、ドッグランはさまざまな問題が予想され、近隣の方の理解を得ることが重要である。そのためには施設の設置場所周辺の住環境を壊さないこと、次いで愛犬家の方が主体となってドッグラン施設をつくるための組織を立ち上げるとともに、近隣の方に働きかけ理解を得なければ管理運営は難しいと考えている。設置後の管理は、都立公園などでも行われているように、ボランティア団体の組織で運営してほしいと考えている」との御答弁をいただきました。その後のボランティア等の組織づくりを含めた進捗状況をここでお聞きしたいと思います。
最後に、統一された景観を持つ商店街づくりについて伺います。これも平成17年第2回定例会において私の同僚の代表質問に対し、「古くからの町並みを保存したり、アニメのキャラクターを利用したりして、西東京市の活性化事業の可能性について、地元商店街等、関係者に相談するなど検討していきたいと考えている」との御答弁を市長よりいただいております。その後平成18年第1回定例会では、「統一された景観を持つ商店街づくりに関しては、西東京市商店街振興プランでテーマ性のある商店街の整備という事業に位置づけているが、これは調和のとれた町並みや明るい町並みづくりを行うもので、都市計画の連携と市街地の整備と一体となった商業振興施策を実施していくことが重要となっている。平成17年には青梅が大賞を取りましたが、全国的にも昭和の雰囲気を残した町並みを保存したり、アニメで有名になったキャラクターや歴史上の人物を利用したりして、何々通りと愛称をつけたことが話題を呼び、大勢の観光客が訪れ、町の活性化に成功した事例を幾つか見ている。統一された景観を持つ商店街づくりについては、町並み保存、アニメのキャラクターの利用、電線の地中化や電話線の地中化など、幾つかの手法が考えられるが、何よりも、地元の商店街のこうしたいという熱意、これがないと行政主導のものは大体うまくいかない、それが重要なポイントであると思う」。また、「京都の町並み保存とか、長野市の善光寺の前の町並み保存とか、いろいろなことがトピック的にも私のところに情報として入ってきている。地元商店街のこうしたい、またはこうしていきたいというような熱意が大変重要なポイントであろうかと思う。関係者の意見も聞きながら進めていきたいと思う。自助・共助・公助また顔合わせ、心合わせ、力合わせと常々言っているが、その線でぜひこの町並みの保存、または商店街の振興等にも積極的に取り組んでいきたいと考えている」との御答弁をいただいておりますが、その後関係者との意見交換等はどのような経緯があったかをお聞かせください。
市長(坂口光治君) 小林たつや議員の一般質問にお答えをいたします。
まず、公園行政についてでございますけれども、いこいの森公園と東大農場の非常時連絡通用門の開放についてということでございますけれども、この件につきましては、担当部長から答弁をさせていただきたいと思います。
次いで、せせらぎ公園の観察池から流れる小川の改修やその他の公園改修に関する経緯、これにつきましても、申しわけございませんが、担当部長から答弁をさせていただきます。
私の方はドッグランについて、何回となく御質問をいただく中で、千駄山のところに試行的にということになったわけでございますが、千駄山公園内のドッグランの設置については、試行的に設置するドッグランの管理運営方法や、必要な事項について検討を行う市民、獣医師、市職員から成るドッグランの設置に関する検討会の設置準備を進めているところでございます。やはり私も深大寺のわきにありますドッグランを見てまいりましたけれども、あそこはあまり周辺に住宅がないですね、それでかなり広々している。結構遠くからも来ています。大変幸いなことに隣地に駐車場などもあるという地の利を得ています。西東京の場合にはなかなかそういう場所とはいかないわけでございますけれども、やはり試行的にというわけですが、周辺の方々の理解と協力が得られるかどうか、それからやはり市民の皆さんからも愛されるような施設づくりや運営をぜひ心がけていきたいものである、またお願いしたいと、そんなふうに考えます。
その他の公園行政の具体的対応につきましては、担当部長から答弁をさせていただきます。
それから、統一された景観を持つ商店街づくりということでございまして、いろいろ資料ですとか、御報告を見せていただきましてありがとうございました。これまでもお答えしておりますが、西東京市では西東京市商店街振興プランに基づいて商店街まちづくり懇談会の開催、街なかサロンの開設など、商店街振興に取り組んでいるところでございます。商業者と消費者の率直な意見交換により、お互いの立場を理解し合うという懇談会の成果として、街なかサロンの開設へ発展している商店街もあり、一定の効果が出ていると評価をしているところでございます。御質問の統一された景観という観点から、商店街振興策については、幾つかの手法がございます。また今までも、先ほど小林議員が復唱してくれましたけれども、いろいろな考えを述べさせていただいてきたところでございます。地元商店街御自身の思いといいますか、または将来に向けてのビジョンというものが大変重要であろうかと考えております。そんなことで地元の商店街の皆さん、または関係者の皆さんと懇談会を時々持たせていただきまして、いろいろなお考えを聞かせていただいておりますが、ビジョンがプランになるには、今しばらくの時間がやはり必要だと、そんなふうに考えております。その中で後に質問があれば若干触れさせていただきますが、まちづくり三法のうちの2つの法律が改正されまして、また先ほどもちょっと海老沢議員の御質問のときに触れさせていただきましたが、これからの地域における町の活性化をどうしていくかということにつきましても、国土交通省が今議論を進めて、来年あたりにはその法律ができる方向に動いていると、そんな情報もつい数日前の紙面でかなり大きく取り上げられていたところでございます。制度がありませんと、西東京だけでやるというのはなかなか難しい部分がありまして、そういう国や東京都の動向なども注意深く見守りながら、西東京市としてどのようなビジョンが持てるのか、または具体的なプランに展開ができるのか、そういったことを模索をしていきたいと思います。また、今後とも関係者の御意見も含めまして、ぜひお聞かせをいただければと、そんなふうに考えているところでございます。
都市整備部長(高根和孝君) それでは、私から公園につきまして、補足させていただきます。
まず、いこいの森公園と東大農場の間の非常時の連絡通用門の関係でございますけれども、前回御答弁させていただいた際には、口頭レベルでの協議の結果というのを御報告させていただいたところでございます。その後昨年12月に文書をもちまして東大側に申し入れを行ったところでございます。そこで東大の農場長からやはり文書で回答をいただきまして、少し読ませていただきますけれども、「現在公園の南側通用門に接続する農場側道路及びその周辺は、通常の見学範囲外となっております。また見学者の増加が予想される見学範囲のさらなる拡張については、見学者の安全確保と農場の円滑な職務遂行の面から、農場としては当面考えておりません。同時に公園南側通用門はあくまでも非常用と考えております。よって、貴市からの御要望に沿うことはできかねますので、御理解、御了承をいただけるようお願いいたします」このような残念な回答をいただいているところでございます。聞いたところ、いこいの森の側、農場でいいますと北側でございますけれども、あそこの境のあたりは現在でも見学のエリア外だということで、御遠慮願いたいということでございました。
続きまして、2点目の谷戸せせらぎ公園の関係でございます。こちらの小川の改修につきましても、この間御答弁させていただいているところでございますけれども、さきに御答弁いたしましたように、改修するためには流れの勾配を緩くする必要があるということで、現在具体的な改修方法について検討をしているところでございます。方向性といたしましては、既存の予算の中で段階的に改修ということを考えております。
その他の公園の改修に関係してでございますけれども、公園の遊具施設や管理用施設の補修や改修が必要なところにつきましては、基本的には既存の施設と同程度になるように私どもの方で対応をしているところでございます。例えば木製の遊具が腐食をした場合などにつきましては、残存の機能を検討した上で、新規の部品を取りつけることにより、新しい遊具としていると。改修に費用がかかるものもございますので、そういったものにつきましては、年次計画で対応などをしているところでございます。
(小林たつや) 通用門の方からいきますけれども、今部長の御答弁で東大農場から文書回答で安全確保のためと、通常の見学の範囲外だということで、考えていないということでしたけれども、こうなると市長から一言、それで「ああそうですか」で終わるわけにもいかないと思うので、やはり私も言ってしまった以上ということを横から言われておりますけれども、市長の方からも要望していただきたいと、私は思います。非常時の通路については、以前もお話ししたとおり、ここが開放されると田無駅北口よりまっすぐいこいの森公園まで行けて、東大農場という特殊な場所を借景としたすばらしい、もう数倍になる公園ができると思います。ただ単に見た目の公園面積をふやすだけでなく、ごみ拾いとか、公園管理なんかも多少はボランティアの方々なんかの活動により、そういうことによりまた西東京市民や西東京市が東大農場を大切に思っているということが周知、再認識され、先日から問題になっております3・4・9号線の道路開発等の関係も含めて、東京都へのいい意味でのプレッシャーになるのではないかと私は思っております。直接関係しなくても、市民の皆様に対しても、こんなすばらしい場所があるということを再認識してもらえると思うので、ぜひ非常用通用門の開放に対しては、引き続き鋭意努力していきたいと思います。この間市長は多分この東大農場についていろいろなお話を東大農場側ともされているとは思うんですが、この件については市長としてはお話しされていないのかどうか、この1点だけお聞きしたいと思います。
次に、せせらぎ公園の改修の部分ですね、その他の公園についてはわかりました。先日いこいの森公園とせせらぎ公園に、しょっちゅう行っているんですけれども、御存じの愛犬「小太郎」と散歩に行ってきましたところ、いわゆる「べからず」看板がとってもふえているように思えました。ボール投げ禁止、せせらぎ公園の方ですけれども、夜10時以降の入園禁止とか、管理を行う市側の苦労はわかりますが、「べからず」看板だけではもともと倫理を守らない者たちに対して、残念ながら効果は余りあるとは思えません。以前市長も言われていましたように、西東京市は緑被率が20%台、公園面積が1人当たり、いこいの森公園を足してたしか1.77平米程度、これは1畳分ぐらいしかないと。人間寝て1畳、起きて半畳なんていう言葉もありますが、こういう公園面積については、それではよくないのではないかと。26市中では25番目、26市平均が6.48平米くらい。それと比べると3分の1以下になるということもあります。だからこそ一つ一つの公園を大切にし、管理も行き届いた市民のだれもが本当の意味で憩える公園行政を行えば、いつもきれいにされている場所にはこういうやからは──夜10時以降に騒いでいるとか、そういうためにああいう看板が立っていると思うんですが、そういう人たちは集まらないのではないかと、私は思っています。
先ほどのせせらぎ公園のことですが、小川の改修ですが、前回の私の、勾配を緩くするには石を置いたりして、ダムをつくったりするのはいかがだろうかと、この点については御検討をされたのか。それからボランティアともいろいろ話をしていくと、これはビオトープの件だったと思うんですけれども、ボランティアの方々にはそういうお話をされているのか、その点を部長にお聞きしたいと思います。
それから、ドッグランについては、これから組織づくりということでございますが、実は管理体制についてですけれども、6月3日の土曜日に千駄山広場に行きましたら、ボーイスカウト西東京第2団の有志の方々が草刈りをしていらっしゃいました。公園のある程度の管理をこのような方々にお願いするのも一考ではないかと私は思っております。今は大変きれいな状態だと思います。そのほかにも先ほど言われたようなボランティア等が集まらないのであれば、獣医師会との連携や連絡をもっと密にしていただいて、獣医師会からの御紹介をいただくとか、市報による公募とか行うのもいいかと思いますので、提言させていただきます。そういうことをやることによって、将来的にはわんわんパトロール等の防犯組織づくり、新しい形のコミュニティづくりに役立つよう、市の強いリーダーシップを望みたいと思います。
とりあえずこの3点だけ先にお答えいただけますか、大きく分けると3点になりますかね。
市長(坂口光治君) 東大農場に対する働きかけでございますけれども、私の方から直接はしておりません。先ほど部長が答弁しましたとおり、場長とは時々会う機会があるんですけれども、やはり言われるのは1つは研究所だということです。生命科学研究所という特殊な育種、育苗ですとか、いろいろなことをやっておりますので、不特定多数の人が恒常的に入るというものに対しては、ちょっとなじまない部分が基本的にあります。もう1つは、あれだけ畑ですとか、樹木のあるところでございますから、安全性の確保ですね、それがあるのではないかと思います。例えば東大農場の中で何か事故が起こるというようなことがありますと大変なことになりますので、その管理責任があるように思います。それから、あれだけ広い場所なんですが、管理をしている人が少ないんですね。教授、助教授ですとか、技官の方ですとか、本当に限られた人数で農場の方も演習林の方もやっておりますので、その辺の問題点があって、なかなか一般の人が通行できるような形にならないのではないかと思います。しかし、今後の問題も東大農場や東京大学の本部とも協議をしていく、また意見交換をしていく必要を感じておりますので、議会が終わりましたら、日程を調整しまして、今後の問題を含めてその種の意見交換についてもしてまいりたいと考えております。
その他でございますが、緑の確保という点から、御質問がありましたけれども、そのとおりでございまして、先般の答弁でもさせていただきましたが、大規模な緑地や公園を守る、またはつくるということとともに街路、例えば調布保谷線でも10メートル、10メートルの環境施設帯がとられますので、3キロ区間ということになりますと、副道が入りますから全部が緑というわけにはいかないんですが、単純に計算しますと、成熟してくると6ヘクタールくらい──成熟するためには10年、20年、30年かかると思いますが、外苑ですとか、この前も挙げました国立の学園通りですとか、そういったところを想起していただけるとわかると思いますが、そういう緑のベルトをつくることもできるんですね。ですから、そんなことも含めまして、今後、緑をふやしていきたいと思うんです。また農家の緑を農家に守っていただいているわけでございますけれども、農家だけに求めるのではなくて、遠くの緑はいいけれども、近くの緑は困るみたいな議論がいまだにありますので、そういったものをみんなで克服していくためにはどうしたらいいかという検討も必要だと思います。
それから、もう1つグリーンデモクラシーと言いましたけれども、一人一人が何ができるか、たとえプランターであっても、1人1平米緑をふやす、または壁面緑化でもいいですね。そうしますと19万2,000人いるわけですから、理屈の上からいきますと19ヘクタールの緑をふやすことができるということになりますので、そういう発想も必要なのではないかと。学校では教育長から答弁があったと思いますが、グリーンカーテンの取り組みが今始まっているところでございます。それぞれのレベルでも考えていく、取り組んでいくということの必要性を今感じているところです。
都市整備部長(高根和孝君) 谷戸せせらぎ公園の件でございますけれども、以前御提言いただいた件につきましては、内部的に検討をしております。また、ボランティアの方々にはビオトープの意見をお聞きしておるところでございます。
(小林たつや) 通用門のところに関しては、これから市長が直接会ってお話ししていただけるということで、ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。やはり東大農場はいろいろな方々がいろいろな考え方をお持ちになって、いろいろな御意見があると思いますが、やはり大きなあれだけの自然を、できる限り残すべきだと思います。そのために市民が利用できる場所でなければいけない。今はもちろん人の物を勝手に利用するわけにもいかないので、お願いをするわけですが、東大農場側にも多少はそういう点に関して考えていただき、また先ほど言われた安全面の確保とか立ち入り禁止地域に入らないとか、これはある程度道徳や倫理の問題になってくると思うんですけれども、そういうところはいこいの森公園なんかの公園ボランティアの方々に御協力をいただくとか、西東京自然を見つめる会という、こういう形の会の方々とか、いろいろな団体がいらっしゃると思うんです。そういう方にもどんどんお声がけして、東大農場というのはこういうものだと、とてもいい場所なんだと、大切な自然がたくさんあると。いまだにタヌキなんかもいるのを、私の家のあたりにもタヌキはよく走ってきますので、そういうものも含めて市民によく知っていただくためにも、そういうことを進めていっていただきたいと思いますので、強く開放の件を要望させていただきたいと思います。
それから、せせらぎ公園の小川の改修については、ぜひ早急にお願いしたいと、もうこれ以外の何物でもありません。かれこれ2年ぐらい前からずっと私は言っているんですが、ちっとも進まないで、一時期今の部長じゃなくて、前の都市整備部長だったか、その前の部長か、ちょっと記憶がないんですけれども、1回やりますと、直しますと言ってくれたんですけれども、何か諸般の事情によりできなくなってしまったという経緯があったことを、もちろん部長は御存じだと思います。そういうこともあって、やはりあそこはブルーシートが出たたままで、あそこでも子どもさんたちは遊んでいるんですよ、楽しそうに。もうこの時期になったら暖かいですから、ばしゃばしゃ水の中に入って、楽しんで遊んでいるとってもいい公園だと思うんです。ですから、もうちょっときれいにしてあげれば、もっと大事にされる。植栽の真ん中部分のところ、今植栽に変更になって、これから木が植わって直りかけているのを私は知っています。ですから、ああいうところも含めてこれからいい公園に、公園というものは育てるものだと、私は思いますので、ぜひ部長の方にもそういうところの御検討を強く要望させていただきます。
それから、ドッグランに関しては、ぜひこれからもよろしくお願いしたいということで、獣医師会の皆様ともよく御相談いただいて、私も協力できることがあれば協力させていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。
それから、最後になりますけれども、統一された景観を持つ商店街づくりについてですが、これは先ほど海老沢議員、鈴木(久)議員の方からもお話がありました5月9日から11日まで、会派の行政視察に行きました。初日の9日に九州の大分県豊後高田市に行ってまいりました。豊後高田市は九州の東北部、国東半島の西側に位置し、西は風光明媚な周防灘に面しているところです。人口は約2万5,000人、面積は約260平方キロメートルに及び近年の大型店舗出店や過疎化による後継者不足等により、いずれの商店街も衰退の道をたどっていました。商店街の中では通りで鉄砲を撃っても人に当たらないとか、犬や猫しか歩いていない等の冗談ともつかない会話が交わされるほどでした。そのような中、平成4年商工会議所や商店街で豊後高田市商業活性化構想を策定し、中心市街地、既存商店街へのこだわりを江戸、明治、大正、昭和の時代背景の中から、昭和の時代へと決定されました。事業内容は建築再生として外観の建築、その建物が建築された当時の趣を再現、例えばアルミ製の建具を木製の建具に復元したり、看板も現在のものを木製やブリキ製の、いわゆる昭和の看板に改修しました。歴史再生としては、1店1宝というその店に代々伝わる珍しい道具の展示──これは珍しい道具といっても、昔の昭和の時代の古い洗濯機だったり、白黒のテレビ、倉庫や物置でほったらかしにされてほこりのかぶっていたものを引っ張り出して、お店の真ん中のショーウインドーに並べていると、テレビはたまたま映っていましたが、半分くらい薄暗くなっている白黒のテレビで、またそこに多分ビデオなんでしょうけれども、白黒のその当時のビデオを流していたりして、そうすると周りの観光客やその他人たちがやってきて、これは珍しい、懐かしいとやっている、そういう状態でした。それから、商品再生としては、1店1品というお店自慢の商品を販売、これは金物屋さんに実は行ったんですけれども、金物屋さんで昭和の物って何を売っているだろうと。古い包丁を売ってもしようがないだろうと思ったんですが、実は肥後守という折り畳み式のホールディングナイフを売っていまして、早速買ってきて帰りに空港で困ってしまいましたが、別の袋に入れて持ってまいりました。没収はされなかったんです。
それから、商品再生としては、客と店主が向かい合い会話をする商いを展開し、再生を軸とし商店街の魅力を高め、商店街の活性化を目指しました。私が強く感じたのは町並みに魅力を感じる世代が若い世代では30代ぐらいから、高齢者の方では80代ぐらいまで、昭和の時代というのは一番その時代をわかる人たちが多いのが大きな要因ではないのかと私は思いました。各種補助事業の実施状況については、事業開始当初、平成13年の補助率では県が3分の1、市が3分の1、地元負担が3分の1となっており、事業費は平均1店舗500万円程度、初年度実施店舗数は11店舗、この程度で始まっているんですよ。ですから、西東京市のどこかある場所を考えてやっていけば、どこからでも別に昭和に限る必要は私はないと思います。市長の持っているビジョン、また商店街からの意見、こういうものはまだ時間がかかると、先ほどビジョンがプランに変わるには少し時間がかかると言われましたが、そういうところも含めて、今後進めていっていただきたいと。
また、旧田無の下田名主役宅のあの辺を中心に何かをやっていくことも一つのやり方としてはあるのではないかと、私は思います。人の流れが変わるというのは、以前末木市長も言われていました。商店街を活性化させるには、人の流れを変える、これが一番だと。もうかっていると言うと失礼ですが、繁栄している商店街というのは、やはり人が集まりやすく、人の動線というんですか、これがとてもいい動き方をしている、それがすばらしいところ。武蔵野市の吉祥寺の商店街がまさに今この近隣ではそうなのではないかと私は思っております。そういうことも含めまして、統一されたものがいいというのは、もういろいろと皆さんも御存じだとは思うんですが、例えば青梅の映画の看板、これはもうしょっちゅう週刊誌とかテレビに出ています。この間ちらっとうちの会派の壁に張ってあったこれは坂口市長の故郷のお近くなんですか、「ぴんころ地蔵様」、野沢の。ぴんぴん生きてころっと死ねるという、とてもシュールなお地蔵様の商店街というんでしょうか、「ぴんころ地蔵界隈図」、お地蔵様のある近所の、こういう何か1つメインになるものがある、それを何にするか。アニメのキャラクターでもいいし、昭和の時代でもいいし、田無の宿場町をやってもいい、別の保谷の何かいいものがあれば、それを使ってもいいし、何でもいいと思うんです。それをどうにかする。市長はいつも商店街からの声が上がらないと言われるんですが、もうしばらくすると、私は上がってくると思うんです。実はこれは2代目、3代目の商店街の人たちの世代交代がぼちぼち始まっている。3代目の世代ですね、多くの商店街がこれに入っているんじゃないかと。私、実は先日市長にもお渡しした豊後高田市の視察報告と同じ資料を2つの商店街の青年部に渡してきました。こういうのを考えてくれと。わかったと言って、その後はまだ何も聞いていませんので、どうなるかわかりませんが、こういうことも含めてだんだん変わっていかなければいけないというのは商店街の皆様も考えていることだと思いますので、ぜひ強い市長のリーダーシップも含めて、これからも商店街づくりにいろいろと努力をしていただきたいと思うことをお願いいたしまして、私の質問を終わりにさせていただきます。
議案第43号 平成18年度西東京市老人保健(医療)特別会計補正予算(第1号)の専決処分について 承認
議案第44号 西東京市市税条例の一部を改正する条例の専決処分について 承認
議案第45号 西東京市都市計画税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の専決処分について 承認
議案第46号 西東京市都市計画税条例の一部を改正する条例の専決処分について 承認
議案第47号 工事請負契約の締結について 同意
議案第48号 工事請負契約の締結について 同意
議案第49号 工事請負契約の締結について 同意
議案第50号 西東京市職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例の一部を改正する条例 可決
議案第51号 西東京市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例 可決
議案第52号 西東京市市税条例の一部を改正する条例 可決
議案第53号 西東京市下水道条例の一部を改正する条例 可決
議案第54号 西東京市乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例 可決
議員提出議案第4号 西東京市議会委員会条例の一部を改正する条例 可決
議員提出議案第5号 坂口光治西東京市長の政治倫理に関する問責決議 可決
請願第1号 西東京市勤労者福祉サービスセンター補助金の交付継続に関する請願 採択
陳情第7号 容器包装リサイクル法その他プラスチックの処理を早急に行うことを求める陳情 継続審査
継続案件・結果
案件 件名 議決結果
※議案第59号 西東京市長等の退職手当の特例に関する条例 可決
※議案第60号 西東京市教育委員会教育長の退職手当の特例に関する条例 可決
議案第23号 田無駅北口地区再開発事業に伴う建物取得等資金の融資あっせん条例を廃止す る条例 継続審査
議案第28号 西東京市国民保護協議会条例 継続審査
議案第29号 西東京市国民保護対策本部及び西東京市緊急対処事態対策本部条例 継続審査
議案第37号 西東京市長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例 可決
議案第38号 西東京市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条 可決
※陳情第2号 西東京市学齢期の障害児支援についての陳情 継続審査
※陳情第19号 容器包装リサイクル法に基づいた「ごみ減量」システムの整備に関する陳情 継続審査
※陳情第24号 「西東京いこいの森公園」の騒音対策要請についての陳情 継続審査
※陳情第25号 西東京いこいの森公園の水遊びの遊具(噴水)の使用禁止についての陳情 継続審査
陳情第1号 「公共サービスの安易な民間開放は行わず、充実を求める意見書」提出に関る陳情 不採択
陳情第5号 今までどおり「田無障害者福祉センター」を利用することについての陳情 継続審査
※は平成17年に提出された議案及び受理した陳情です。
平成18年度 第1回定例会が開催され、予算額が決定されました。一般会計予算は約578億円で前年度比5、4%の増額となりました。
特別会計予算を合わせるとおよそ1,030億円にもなります。
以前から市に提言していたドックランが千駄山広場に建設される事となりました。
今後は、市民ボランティアや獣医師会の皆様とともに運営を協議する予定です。
興味のある方は私か市の公園緑地課へご連絡ください。(市の代表番号 042-464-1311)
付議案件・結果(平成18年第1回定例会)
案件 件名 議決結果
議案第1号 平成17年度西東京市一般会計補正予算(第3号) 原案可決
議案第2号 平成17年度西東京市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
原案可決
議案第3号 平成17年度西東京市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
原案可決
議案第4号 平成年17度西東京市受託水道事業特別会計補正予算(第1号)
原案可決
議案第5号 平成17年度西東京市保谷駅南口地区第一種市街地再開発事業特別会計補
正予算(第2号) 原案可決
議案第6号 平成18年度西東京市一般会計予算 原案可決
議案第7号 平成18年度西東京市国民健康保険特別会計予算 原案可決
議案第8号 平成18年度西東京市下水道事業特別会計予算 原案可決
議案第9号 平成18年度西東京市受託水道事業特別会計予算 原案可決
議案第10号 平成18年度西東京市中小企業従業員退職金等共済事業特別会計予算
原案可決
議案第11号 平成18年度西東京市老人保健(医療)特別会計予算 原案可決
議案第12号 平成18年度西東京市駐車場事業特別会計予算 議案撤回
議案第13号 平成18年度西東京市介護保険特別会計予算 原案可決
議案第14号 平成18年度西東京市保谷駅南口地区第一種市街地再開発事業特別会計
予算 原案可決
議案第15号 西東京市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第16号 西東京市職員の公益法人等への派遣等に関する条例の一部を改正する条
例 原案可決
議案第17号 西東京市非常勤特別職の職員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部
を改正する条例 原案可決
議案第18号 西東京市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第19号 外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例の
一部を改正する条例 原案可決
議案第20号 財団法人西東京市文化・スポーツ振興財団に対する助成等に関する条例
を廃止する条例 原案可決
議案第21号 西東京市商工業振興基本条例 原案可決
議案第22号 西東京市不況対策基金条例を廃止する条例 原案可決
議案第23号 田無駅北口地区再開発事業に伴う建物取得等資金の融資あっせん条例を
廃止する条例 継続審査
議案第24号 西東京市国民健康保険条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第25号 西東京市老齢福祉年金加算交付金支給条例を廃止する条例 原案可決
議案第26号 西東京市環境基本条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第27号 西東京市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例
原案可決
議案第28号 西東京市国民保護協議会条例 継続審査
議案第29号 西東京市国民保護対策本部及び西東京市緊急対処事態対策本部条例
継続審査
議案第30号 西東京市介護給付費準備基金条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第31号 西東京市高齢者センターきらら条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第32号 田無市老人住宅資金貸付条例を廃止する条例 原案可決
議案第33号 西東京市障害程度区分認定審査会の委員の定数等を定める条例
原案可決
議案第34号 西東京市乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例
原案可決
議案第35号 西東京市立児童館条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第36号 西東京市菅平少年自然の家条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第37号 西東京市長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例 継続審査
議案第38号 西東京市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例
継続審査
議案第39号 西東京市介護保険条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第40号 平成18年度西東京市駐車場事業特別会計予算 原案可決
議案第41号 西東京市長等の給料月額の特例に関する条例 原案可決
議案第42号 西東京市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
同意
議員提出議案第1号 西東京市議会議員定数条例 原案可決
議員提出議案第2号 第31回オリンピック競技大会の東京招致に関する決議
原案可決
議員提出議案第3号 児童扶養手当の減額率の緩和を求める意見書 原案可決
陳情第1号 「公共サービスの安易な民間開放は行わず、充実を求める意見書」提出
に関する陳情 継続審査
陳情第2号 児童扶養手当の減額率の緩和に関する陳情 採択
陳情第3号 西東京市議会議員の定数削減を求める陳情 不採択
陳情第4号 患者・国民負担増計画の中止と「保険で安心してかかれる医療」を求
める陳情 不採択
陳情第5号 今までどおり「田無障害者福祉センター」を利用することについての
陳情 継続審査
陳情第6号 国民健康保険料の均等割の値上げに反対する陳情 不採択
継続案件・結果
案件 件名 議決結果
※議案第59号 西東京市長等の退職手当の特例に関する条例 継続審査
※議案第60号 西東京市教育委員会教育長の退職手当の特例に関する条例 継続審査
※議案第122号 アスタ市営駐車場の指定管理者の指定について 原案可決
※陳情第2号 西東京市学齢期の障害児支援についての陳情 継続審査
※陳情第19号 容器包装リサイクル法に基づいた「ごみ減量」システムの整備に関す
る陳情 継続審査
※陳情第24号 「西東京いこいの森公園」の騒音対策要請についての陳情 継続審査
※陳情第25号 西東京いこいの森公園の水遊びの遊具(噴水)の使用禁止についての
陳情 継続審査
※陳情第27号 保谷駅南口再開発の見直しまたは中止を求める陳情 不採択
※陳情第28号 介護保険改正に関する陳情 採択
※陳情第29号 「医療制度構造改革」による高齢者への負担増等に反対する意見書の
採択を求める陳情 不採択
※ 陳情第30号 居住費・食費に対する西東京市独自の軽減対策を求める陳情
不採択
※は平成17年に提出された議案及び受理された陳情です。
ホームページ掲載更新が遅れて申し訳ありません。
機械の故障やら私事の事情で更新が遅れてしまいました。
今回は、平成17年度第2回定例会代表質問全文、第3回定例会議決結果一覧、第4回定例会議決結果一覧、を掲載いたしました。
ご高覧頂ければ幸いです。 小林たつや
平成17年度第2回定例会
私が行った代表質問の全文を掲載いたします。関連質問として中山寛子議員のご質問と答弁も一緒に掲載しております。
通告に基づき、自由民主党西東京市議団を代表いたしまして質問いたします。
平成13年1月21日、田無市と保谷市が21世紀最初の、また平成の大合併の先駆者として、都市型大合併をして西東京市が誕生したことは周知のとおりであります。その後当時の両市長が立候補した市長選により、保谷市の市長であった保谷高範氏が当選し、初代西東京市長となり4年間が過ぎ、本年2月の2期目の市長選において、坂口市長が誕生されました。私見でございますが、保谷高範市政はその選挙当初の問題が尾を引いた形となり、また両市の議会運営に予想以上の違いがあったり、両市の市長が立候補したことによる地元意識が必要以上に浮き出る形となり、西東京市の市政運営にも支障を来したことも数多くあったように思えます。しかし、前市長である保谷高範市長は初代西東京市長としての重責を全うしたものと私は思っております。
さて、2月の選挙でその後を継ぐ形となった坂口市長におかれましては、保谷初代西東京市長がやり残したこと、また計画途中である事業、そして独自に打ち出す御自身の色とも言える市政運営を、この6月議会にかかる平成17年度予算から本格的に実行されるものと思います。
世界状況を見ますと、身近な問題としての中国・韓国等における国家策略とも思えるジャパンバッシング、戦闘状態でも、宗教的な闘争も紛争もないままに、他国の首相の人形や、ましてやその国の象徴である国旗を破いたり、焼いたりする行為が、世界的に許されざるべき行為であることは、だれの目にも明らかであります。後で述べますが、偏った教育がいかに危険なものかがわかる一面でもあります。また、そのような行動の根底には、自国の経済状態の不安を現政権に向けさせないためや、領土問題などのさまざまな原因、要因が考えられます。それ以外にも紛争の絶えない国、人種問題、本来あってはならない宗教闘争、自然災害、そして最も恐ろしいオゾン層の破壊や、二酸化炭素の量の上昇による地球温暖化など、将来に向けて世界的レベルで取り組まなければならない問題が山積しております。本来ならば、アメリカやEU諸国に経済的な対抗として、東アジア共栄圏のようなものを考えていかなければならない時期に来ていると、私は思います。そのリーダーシップは、きのうのニュースでもよく流れておりましたが外交の大変な集まりのときに自国の都合で国に帰ってしまうというような国や、一党独裁の国ではなく、我が国日本がとるべきであると思っております。
国の情勢としては、景気の回復の兆しが見えてきたとはいえ、さまざまな状況から、いまだ市民の皆様が実感するには至っていないというところではないでしょうか。そして石原慎太郎東京都知事という強いリーダーを擁する東京都においては、平成17年度予算を第二次財政再建推進プランの折り返し予算と位置づけ、都税増収の好機ととらえ、引き続き財政構造改革に積極的に取り組む必要があると見ていると市長の施政方針にも書いてあります。
そこで伺います。まず第1点として、市長の政治姿勢としての基本的な考えについてを伺います。総論として、そのような中、我が市では厳しい財政環境が続き、本年度予算編成ではマイナスシーリングを設定し、約13億円の削減を余儀なくされ、従来の抑制型予算から緊縮型予算編成に移行されたところであります。我々市議会議員の仕事は、行政の予算執行がきちんとなされているかなどの、いわゆるチェック機関としての役割、そして市民の要望や夢を、市民を代表し行政側に伝えるという仕事があると思います。私は後者の役割に重きを置いた行動を常々とっているつもりであります。今回の市長の施政方針は、市長の、また行政側の大きな夢の塊と私は思っております。そこに市民を代表した、私を含めた議員たちの夢を乗せ、今よりももっと住みやすい、すばらしいまちづくりをするのが、この西東京市議会の仕事であろうと確信しております。
新市長である坂口光治市長が基本的な考え方として政権公約(マニフェスト)に挙げた42の目標と3つの基本理念の実現に向け、その基礎づくりに取り組み、既存の政策をスクラップ・アンド・ビルドし、事務事業の検証や点検を推し進める必要があると言われておりますが、前述しました緊縮財政の中、いかにこのような事業を行っていくのか、もう少し具体的にお話しください。ともすれば耳ざわりのよい横文字による説明が目につきますが、市長の施政方針は我々議員だけでなく、多くのさまざまな市民の皆様が見られたり、聞かれたりすることをよくお考えになり、万人にわかりやすい、専門的でない言葉で御説明を願います。
2番目として、財政問題について、行政改革の推進としての(1)指定管理者制度への移行に伴うスポーツ振興財団の解散について伺います。社会経済情勢の変動が続き、地方行財政制度が大きく変化する中、行財政改革は避けて通ることのできない課題であります。今後も厳しい財政状況に基づき、本年8月を目途に第二次行財政改革大綱を策定する予定の一部として、民間委託の今後の方針と職員の定員目標、そして指定管理者制度への移行に伴う経費節減の方法についてと、スポーツ振興財団の解散について、またスポーツ関連施設、一般の市の施設に対しての受益者負担の原則に基づいた有料化について市長の考えを伺います。
続いて(2)地元企業への配慮について伺います。地元企業の育成については、合併から多くの要望が出されていることは市長も御存じのことと思います。経済状況は踊り場的な段階から上昇方向への移行を始めているとの話もありますが、地元のさまざまな企業の皆様にお聞きしますと、まだまだそのような状況ではない等の話も多く聞かれます。そのような中、今後地元企業育成の配慮について、どのような態度で臨まれるかを伺います。
続いて(3)として、いわゆるJV(建設工事共同事業体)における地元企業の参入について伺います。東京都では、いわゆるJVの規則ができており、現在も実施されておりますが、西東京市においてはJVはほとんど行われていないと聞いております。早々に規則整備を図り、地元企業育成のためにも、地元企業だけではできない経審点数の高い建設事業等でも、大企業と一緒に仕事できるような体制をつくるべきと考えますが、市長の御見解を伺います。また、JV以外でも地元企業の救済方法はいろいろとあると思いますが、その点もどうお考えか伺います。
続いて(4)公民館の統一、出張所の統合について伺います。施政方針の中で、市役所は市内最大のサービス機関であり、その原資が税金であることから、行政サービスは市民が納めた税金に見合っているか、さらによりよいサービスが提供できないかが問われていると、またコストデメリットの追求や、コンシェルジュの導入などを検討したいと述べられています。そのような中、市内北側の旧保谷市のひばりが丘公民館と旧田無市の谷戸公民館は近距離のため、この2館の統一を考えられないか、公共施設適正配置計画という計画もありますが、市長はどうお考えか伺います。それと同時に市内には3カ所の出張所がありますが、その施設機能を統合もしくは変更し、かわりにスクラップ・アンド・ビルドの観点からも、市内の各駅周辺の市の施設や出張所の跡地に住民票、印鑑証明等の機械を設置することや、インターネット、郵便、宅配等の利用により自宅からそのような各種サービスが利用できないか伺います。
続いて(5)総合窓口について伺います。総合窓口の設置についての課題は、平成15年度に「検討する」となっていました。その後市民の視点から、より便利でわかりやすい窓口サービスを目指して、総合窓口、ワンストップサービスの導入の検討を進めているとの市の考えが示されておりますが、その実現はいつになるのか伺います。また、生活相談室の取り扱い件数はどのくらいなのか伺います。先日ある方から、50代の女性でひとり暮らしの隣人が大病を患い、退院はしたものの食事や家事ができるまでではなく、また入院するほどでもない、市のサービスで何か受けられるものはあるかとの陳情を受け、私が対応したのですが、介護保険課、高齢福祉課、社会福祉協議会と3カ所に電話をかけ、有料であればサービスは受けられるとの結論を得ました。議員の私が介在したので、電話は数本で結論を出せましたが、普通の市民の皆様であったり、ましてや高齢者の方であったら大変困ることになると思います。もちろん市の職員は大変親切に対応してくれておりますが、上述のワンストップサービスの導入が早急に求められる事例だと、私も痛感しております。このようなことも含め市長にお考えを伺います。
続いて(6)タウンミーティング(車座集会)について伺います。市長はマニフェストで小学校区単位で車座集会(タウンミーティング)の実施を約束され、今回の施政方針でも、その実現に向け準備に入りたいと述べられております。行政が市民の視点に立った政策立案や、行政運営を実現するための手法としてのタウンミーティングは、市民の意向を把握するための一つの方法であると思います。しかし、これまでの市長の御答弁では、なかなか具体的なイメージが浮かばないと言わざるを得ません。そこで少なくともタウンミーティングが市の公式的事業の一つとして実施されるのであれば、その実施目的や方法、予算等を明示する規則を制定し、それに基づき行われるべきと考えますが、いかがでしょうか。
続いて(7)歳入について伺います。今年度1月から3月期のGDPは実績年率換算で5.3%増となっています。その要因としては昨年来の天候不順などによる落ち込みの反動増のための伸びと言えるもので、デフレ要因がよくなっていないのも事実であり、原油高で景気の減速懸念が広がっている状態でもあります。このような状況の中で、過去3カ年の税収の状況と三位一体、景気の影響などを勘案して、今後の歳入について、税収入と国や都からの交付金についての市長の御見解をお伺いします。
次に、各論として、平成17年度の主要な取り組みについて伺います。
質問としては、大きな1番、情報公開・市民参加・説明責任についてとして、(1)財政白書を作成し、合併後の本市の財政状況を市民に明らかにし、このことにより行財政改革大綱のアクションプランをより実効性の高いものにしていきたいと考えているとなっていますが、本市の財政状況は厳しいとの説明があったところです。このことで何が実効性の高いものになるのかお伺いいたします。
次に、各論の大きな2番としての(1)新町都営住宅跡地の活用について、この件については、平成14年請願第14号 西東京市新町一丁目都営住宅跡地の緑地保存に関する請願として、2,699名の署名を添えて提出されました。その後当時の建設委員会で審査され、趣旨採択とし、「市の財政状況を踏まえ、総合計画、都市計画マスタープラン等の計画の中で、願意に沿うよう検討願いたい」との意見をつけて、執行機関に送付した経緯があります。それから2年余りが過ぎ、今回の坂口市長のマニフェストにも、「魅力あるまちづくりの推進」の中の目標12番で、「市有地や都などの未利用地の活用について検討」とし、その手段として「市民の意向を十分に尊重しながら、市長が先頭に立って関係諸機関と協議します。例えば新町1丁目の都営住宅跡地の活用については、東京都、近隣の学校施設、社会福祉法人などとすぐに協議に入ります」と述べられていますが、既にアクションを起こされたのか、その後の経緯を伺います。
続いて(2)ひばりヶ丘駅周辺のまちづくりについて伺います。ひばりヶ丘駅北口は都市計画道路3・4・21号線の測量調査を行うとされていますが、北口の整備は早急に進める必要があると考えています。保谷駅北口から来ている都市計画道路3・4・13号線はライオンズマンションを除き併用開始される都道保谷志木線まで開通したところです。少しずつではありますが、このようにその準備は整いつつあると思います。今後はどのような計画を持って進めるのかお伺いいたします。
続いて、南口では亦六都営住宅跡地は民間業者に売却しましたが、この地域の整備について、道路を含めどのようになるか伺います。また、市所有の土地の取り扱いについては、民間業者と市民の利便性を考慮した形で調整ができるのかお伺いいたします。
続いて(3)「はなバス」ルートの見直しについて伺います。現在5路線により運行しています「はなバス」につきましては、さらなる利便性の向上を図るための検討を行ってまいりますとのことですが、坂口新体制になられて、何を課題とされたのかお聞きいたします。また、第3ルートをいわゆる内陸部を走るルートに変更することをかねがね主張してまいりましたが、このことについての検討はなされたのでしょうか。
続いて(4)市道の整備基準については、4メートル未満の道路で、建築基準法に適合した道路整備をしようとした場合、本市での取り扱い及び指導方法はどのようになっているのかを伺います。
続いて(5)道路の拡幅について伺います。西東京市には農道がそのまま生活道路になったところが多く、現在の道路を拡幅するには幾つかの問題があると思います。市で購入して拡幅、隅切りをされる方法と、地主の御厚意によりセットバックする方法がありますが、後者のときでも障害となる樹木や建築物等を地主負担で撤去することになっています。その御厚意にこたえるためにも、行政負担で障害物は撤去すべきと考えますが、いかがでしょうか。道路拡幅計画の問題点の早期解消になると思いますが、どうでしょうか。また、生産緑地のため、地主がセットバックできないで、同様に問題となっているところもありますが、国に税制改革を求めることはできないでしょうか。
続いて(6)道路舗装の見直し期限について伺います。開発行為などで大型車が頻繁に走ったり、水道管、下水道等のライフライン設備工事のため、道路掘削作業を繰り返しているところがあります。これらは原状復帰のため舗装されると思いますが、繰り返し掘り返されている道路は、だれが責任を持って舗装し直すのでしょうか。その中でも市道の舗装の見直しについては期限があるのでしょうか。または市民の要望に沿って行うのでしょうか。
続いて(7)北原交差点について、3月議会でもお聞きいたしましたが、北原交差点の旧道部分にあるパイロンの撤去について、市長はその後、答弁の中で信号機が置かれることにより、車の通行に影響が出るとのお話でした。そのときも申し上げましたが、あの交差点は通過するためのものなのか、それとも近隣に住む市民のためのものなのかというところに最終的には行き着くと思います。自転車と歩行者を通すほどのパイロンを移動し、たとえ信号機をつけたとしても、交通の流れに大きな影響はないように私は思います。それよりもそこを通る人々が車のために迂回をせずに、所沢街道寄りの狭い歩道を行き来するよりも安全なのではと思いますが、その点も含めもう一度お考えを伺います。
続いて、各論の大きな3番、子育て、健康長寿の推進についてとしての(1)みどり保育園の建てかえについて伺います。緑町二丁目にあるみどり保育園については、既に実施計画を終え、今年度中に完成し、来年度からは当市、初の公設民営方式で運営されることが決定しています。工事期間中は園児は西原四丁目の仮設保育園に通園することとなり、保護者の住所によっては距離的に遠くなり、毎日の通園が困難になる家族もおられるようですが、市では現時点までにどのような対処をしてこられたのか、また引き続き行われる建てかえ計画の中での考え方を伺います。
続いて(2)(仮称)こどもの総合支援センターについて伺います。厚生委員会に、常に何らかの陳情がある(仮称)こどもの総合支援センターについては、担当部長より市民の意見等を取り入れて保健福祉部とも連携をとるが、新市長就任により若干変化が生じてきた、今後は全庁的な集約を行うと言われておりましたが、本予算の編成も完成し、どのようになったのか伺います。
続いて(3)深刻化する児童虐待問題についてを伺います。最近親が自分の幼子を虐待したり、あげくの果てには殺してしまったりする事件がしばしば報道され、その悲惨な現実に、子どものいない私でも暗い気持ちにさせられます。児童相談所や警察の少年相談に寄せられる児童虐待についての相談は年々増加傾向にあり、その対策は火急を要することと思いますが、当市での取り組みについて伺います。
続いて(4)高齢者ささえあいネットワークについて伺います。昨年の12月議会で遠藤議員の質問の中で、この組織率が1%であるということがわかりましたが、その後の展開について伺います。年をとっても、地域の中でいつまでも元気でいたいという願いはだれにでもあると思います。高齢世帯の増加の中で、互いに助け合う共助の精神、坂口市長の言う地域の底力を発揮するべきシステムとして、この高齢者ささえあいネットワークの組織力強化は至上命題と考えますが、市長の意気込みを伺います。
続いて(5)社会福祉法人西原樹林会「青い鳥」について伺います。やはりこの問題も3月議会でお聞きしたものですが、「青い鳥」の今後について、入所者、また職員のことを考えると、早急な対応が必要と考えますが、いかがでしょうか。
続いて(6)住吉福祉会館の建てかえについて伺います。先ほどの(仮称)こどもの総合支援センターと同様というか、それが含まれている住吉福祉会館の建てかえについては、先日の全協で御説明いただいたところですが、今後の利用者との調整において、どのような要請を受けていくか伺います。以前の建物に比べ、約2倍の広さを持つすばらしい福祉会館となるものと考えますが、いかがでしょうか。
続いて各論の大きな4番、みどりの創造とリサイクルの推進についてとして、(1)いこいの森公園の安全対策について伺います。西東京市誕生、合併の象徴としてのいこいの森公園が4月29日に開園いたしました。身近に自然や緑に親しみ、また市民まつりなどのイベント会場として、まさに名前のとおり市民の憩いの場として広く活用されることと思います。そのためには日常の管理、特にさまざまな事故防止対策が何より大事だと思いますが、市の安全管理に対する見解を伺います。
続いて(2)せせらぎ公園の修理地、観察池等について伺います。4月29日、いこいの森公園がオープンいたしました。開園初日の午後に愛犬小太郎と視察に行ったのですが、驚くほどの市民の皆様の数で、管理に当たられていた市の職員さん方にもお聞きしたのですが、開園初日の来園者数は千人単位を上回ったのではないかとのことでした。いかに西東京市民が、このようなまさに名前のとおりの憩いの場所を必要とされているのかがわかった日でした。その北東部に位置するせせらぎ公園の修理地が、開園当初より修理地のままですが、どうしてなのか、またどうするのかを伺います。それと観察池等の状況はいこいの森公園のすばらしさと比べると、余りにも見劣りすると言わざるを得ません。流れのある部分のブルーシートがむき出しになっていることや、池の中にいてはいけないカメや金魚などの対応等──これはいこいの森公園にも言えることですが、つい2〜3日前にもいこいの森公園に、先ほどの小太郎と行きましたところ、既に池の中に赤い和金が1匹泳いでいました。このままではせせらぎ公園の二の舞になるのも時間の問題と思いますが、今後の両方の公園管理についてどうするのか伺います。
続いて(3)下野谷遺跡を含む石神井川の改修について伺います。下野谷遺跡と石神井川の改修については、先日の稲垣議員の質問に対し、遺跡部分については、公園建設に向け実施設計を行う等の御答弁を伺いました。そして市長は、できれば蛍の飛び交う川にしたいと言われておりましたが、あながち不可能ではないと、私も思っています。そのためには上流部の水質を良化させることが重要だと思いますが、上流部の改修について市長のお考えをお聞きします。
続いて(4)ドッグランの設置について伺います。ドッグランの設置については、保谷前市長にも再三要請してきました。今回の選挙では公約にも挙げていただいたものですが、坂口市長の公約には、たしかなかったような気がいたします。坂口市長のドッグランに対するお考えをお聞きしたいと思います。ドッグランというのはもう御存じだと思うので、後でよく考えてください。
続いて(5)ごみの減量化や有料化、そしてリサイクルの推進について伺います。ごみの減量化については、既に有料化を実施している自治体もありますが、市長の言われる受益者負担の考え方からすると、本市でもすべてのごみ収集を有料化することは、市長の考えに合致すると思いますが、いかがでしょうか。
続いて、大きな5番、防災・防犯対策と地域の底力についてとしての(1)向台町の通称タコ公園に交番設置をについて伺います。昨年から市の南西部地域は、戸建て住宅やマンションの建築ラッシュが続き、人口が急激に増加しつつあります。また近隣の大型企業の撤退も決まり、さらに人口増が予想されますが、市道14号線はひったくりの多発地帯でもあり、近隣市民からは交番の設置要望が続いている地域でもあります。大きな公園もあるこの地域に、交番誘致を早急かつ積極的に行うべきと思いますが、どう考えられているか伺います。
続いて(2)向台地域から新町に入れる道路を確保せよについて伺います。去る5月4日の新町の火災は3棟が焼失するという大規模なものでした。この火災の教訓は、北側から新町に入っていく道路がなく、消防車が大きく迂回しないと現場に到着できなかったことであると思います。都の水道管が入っていて、強度が弱く、大型車が直接通れないサイクリング道路が障害になり、回り込むことしかできないのが原因ですが、再三議会でも遠藤議員が取り上げたとおりであります。都の水道ということで、元都議の市長として、東京都に強力に働きかけるべきと思いますが、どのようにお考えか伺います。また、新町、緑町、谷戸町において、私道にストッパーがあり、緊急車両も入っていけないところが数カ所ありますが、その対応はどのようにしているのか伺います。
続いて(3)私立保育園は市の防災対策に入っていないが、どうかについて伺います。災害発生時に、市の防災計画では小中学校は緊急避難場所に指定されており、公立保育園も第2次避難場所に指定されております。しかし、民間の保育園については、そうした指定もありません。そこで万一の災害発生時には、その地域での避難状況や被災者数の把握等のため、同様の機能を持たせる必要があると考えますが、市の見解を伺います。
続いて(4)犬の散歩をする方々の防犯協力を得ることについてを伺います。先日の稲垣議員の関連質問の御答弁として、市長は防犯組織づくりに対し、市民組織の重層的かかわり方、コラボレーションを目指し、今年度は防犯団体のネットワークづくりを中心に行うと言われました。防犯組織の方々とは、すなわち市民の皆様のことです。組織としては現在活動していないのですが、犯罪に対する抑止力として強力な力を発揮できる皆さんが、犬の散歩をしている方々だと私は思います。江戸川区では既にワンワンパトロールとして、ジャンパーや腕章をつけた方々が活躍されております。武蔵野市でも同じような事業をなされていると聞いております。犬の散歩は最低でも1日1回、多い人は数回行われます。この方々に市民防犯組織としてお手伝いいただいたらどうかと思いますが、市長の御見解を伺います。
続いて(5)女性消防隊について伺います。消防団の本部付でその運営が開始されていたはずですが、女性消防隊はどのような活動を行われているのか伺います。
続いて(6)溢水対策について伺います。今までもさまざまな議論がなされてきていますが、宅地化が進めば新たな溢水箇所が発生してくるように思います。都市化が進む中、今後どのような課題を想定し、対策をしようとしているのか伺います。
続いて、大きな6番、教育・スポーツ・芸術・文化振興についての、教育問題として(1)セカンド・スクールについて伺います。セカンド・スクールは武蔵野市で実施していると聞いております。これはふだんの学校生活、これをファースト・スクールといいます。これではできにくい体験学習を授業の一部として、自然豊かなところに長期滞在して行うというものです。成果として生きている実感、自然への新鮮な驚き、感動、生活力の基礎をはぐくむ、人と人とのつながりを再認識などなどがあるとしていますが、このセカンド・スクールということについて、市でどのように評価されているか伺います。
続いて(2)職業体験について伺います。東京都は将来の社会を担う子どもの自立や社会参加を促す教育の充実の一環として、中学生の職場体験を実施しております。その期待される効果として、地元の商店街や事業所に赴き、身近な地域の産業に触れ、このような職場で実際に仕事をすることで、地域の一員としての自覚が芽生えたり、働くことのすばらしさを学ぶことができるとされております。本市の状況や問題などがありましたらお示しください。
続いて(3)過激な性教育について伺います。去る3月の国会参議院予算委員会で、小中学校における過激な性教育の問題が取り上げられました。大阪の吹田市や横浜市の小学校で過激な性教育が行われ、保護者から強い批判の声が上がっているとのことです。また、大田区のある中学校では、ことしの2月、学年末の1年生の保健体育の試験で、性交時の受精に必要な男性器の長さを問う問題や、勃起したときの長さ、思春期の自慰の回数と健康について簡潔に述べよ等の問題が出題されました。この問題には正解がなく、また問題自体が不適切として、採点から外す措置をとったとのことですが、考えようによっては、この問題自体がセクシュアル・ハラスメントであるとも言えます。特に男性器の長さや勃起時の長さについては、医学的に見ても不適切極まりない出題と言わざるを得ません。出題した教師は、性器の大小で悩んでいる子どもの思いを払拭したくて出題したと言っているそうですが、出題の意図も勘違いしているようです。学校内の出来事は、外部にはなかなかわかりにくいと言われますが、西東京市ではこうした過激な性教育の問題はないか、もちろんないと思いますが、市長の御見解及びこうした過激な性教育問題に対する教育長の御見解を伺います。
続いて、スポーツ・芸術・文化振興についてとしての(1)スポーツの振興について伺います。スポーツをするということは、人間の最も人間らしい行動と思います。当市において体育協会加盟団体は32団体に上り、そのほか未加盟の団体も多数あり、市内各地でそれぞれの活動を行っております。スポーツの効用も青少年の健全育成から、成人・高齢者の健康増進等さまざまあり、市民生活に潤いをもたらしていることは言うまでもありません。市は各種スポーツ施設を設置して、市民に提供しておりますが、需要に応じ切れないのが現状です。市長は今年度にスポーツ振興計画策定の検討を行うと述べられておりますが、各種スポーツ団体に対する施設提供についての基本的な考え方を伺います。
次に、大きな7番、産業・NPOなどの多面的な交流についてとして、(1)農業振興について伺います。地元農産物に愛着を持っていただき、新鮮で安全な地元農産物のPRと、地産地消の仕組みづくりに取り組んでいきますということですが、具体的にどのようになされるのか伺います。
次に、産業振興について伺います。主にここでは商業の振興について、商店街の発展について、市がどのようにかかわっていけるかを伺いたいのですが、会派、委員会等の視察で地方都市を訪れますと、閑散とした商店街とにぎやかな商店街に二分されるように思われます。その違いは何か。それはその商店街の持つ独特の雰囲気、プラスアルファであると私は思います。統一された景観を持つ商店街には、観光地でなくてもその魅力があり、買い物以外の人々が休日の散策がてら訪れたりするようです。このようなことが西東京市でも行えないか、市長に御見解を伺います。
次に、(3)姉妹友好都市との多面的な交流・連携について伺います。施政方針では、姉妹友好都市との多面的な交流・連携を通じて、産業や教育などのさまざまな分野で、発展的な協力関係が構築できるように調査研究をするとなっております。また、西東京市教育計画・教育プラン21でも姉妹都市との自然体験交流等、活動の場と機会の提供、確保とともに、その指導者の育成も図るとなっています。市長が言われている多面的な交流・連携とは何をどうしようとしているのか伺います。また、先ほどのセカンド・スクールを姉妹友好都市を活用して、その可能性を検討してみてはいかがでしょうか。
以上、多岐にわたる諸問題を西東京市はまだまだ抱えていると思いますが、市長におかれましては、大変でしょうが、簡潔かつ明快な答弁をしていただきますようお願いいたしまして、私の第1回目の代表質問を終わらせていただきます。
〔市長 坂口光治君登壇〕
市長(坂口光治君) 小林たつや議員の大変前向きな質問をいただきまして、ありがとうございました。答弁をさせていただきたいと思います。
まず、市長の政治姿勢と基本的な考えについてでございますけれども、私の市長としての基本的な政治姿勢は、第1回定例会における所信表明でも述べさせていただきましたが、4つございまして、1つは開かれた市政、それから2番目として活力のある市政、3番目に一党一派に偏しない市政、4番目として公平で公正な市政、この4点でございます。そして、マニフェストとしてお示しした政権公約を着実に実行していくことであると考えております。基本的な政治姿勢については、既に表明し、実践しているものの、あるいはマニフェストの項目として、既に実行した市長の多選自粛宣言、市長の退職金の20%削減、市長の公用車の廃止、また実施を待つ段階のタウンミーティングなど、できるものから徐々に開始しているところであります。特にタウンミーティングについては、施政方針でも述べましたように、市民の声を市政に生かし、目指すべき協働参画型のコミュニティの形成に向けた第一歩でありますとともに、市民と行政の日常的な新しい接点を開く場として、大変重要な役割を果たすものと考えております。小平では既に、私の友人でもございます小林新市長がタウンミーティングを2回ほど実施したということで、大変精力的だなと感じております。ただ西東京市はいろいろな課題を抱えておりまして、決裁をしなければならない項目が多かったこともありまして、ちょっとおくれております。議会終了後、直ちに開始できるよう準備をしていきたいと思っております。私は基本的な政治姿勢を誠実に実行する中で、究極的には市民の皆様に合併してよかった、そしていつまでも住み続けたいと感じていただける西東京市のまちづくりを目指してまいる決意でございます。しかしながら、御指摘のように厳しい行財政環境のもとに置かれているわけでございますから、当面は速やかに第二次行財政改革大綱を策定し、財政白書をお示しして広く市民の皆様に、情報公開と説明責任を果たしつつ、事務事業の点検、見直し等の課題に取り組んでまいりたいと考えております。
次いで、財政問題、特に行財政改革を進めていくに当たりましての一つの主要な課題でございますが、指定管理者への移行に伴う文化・スポーツ振興財団の解散について、特に最初のところで、指定管理者制度導入によるコスト削減と触れておられますので、ちょっと指定管理者制度、長くなるかもしれませんが、お答えをさせていただきます。文化・スポーツ振興財団の扱いについては、御案内のとおり、これまで公共施設の管理は公的性格を持つ団体に限られていましたが、地方自治法の改正により、指定管理者制度が導入され、民間事業者の施設管理が可能となりました。文化・スポーツ関連分野でも、施設管理や事業を行うことが可能となり、財団を存続させておく必然性が薄れてきていると考えることができます。市の考え方として、民間活力の導入を基本とし、民間事業者を公募し、民間ノウハウ等経営努力により、よりよい市民サービスの提供と、効果的・効率的施設運営に期待するものであります。財団の解散については、財団理事長である助役と協議をし、地方自治法の改正趣旨の相互理解と、現在の財団職員体制等の状況をかんがみ、解散の検討・助言と、公募参加の見合わせを市の考え方としてお示しさせていただいたところでございます。財団と民間事業者との混在した公募では、民間事業者に対し公平性を欠くことと、解散の検討・助言をしていることから、公募から除外をするものであります。
次いで、民間委託の今後の方針と職員の定員目標についてでございますけれども、現在定員適正化計画の目標は、平成12年4月1日から平成22年4月1日までの10年間で218人削減ということでございまして、これに対して80%程度、具体的には175人削減が行われております。3分の2採用方式という目標でございますけれども、退職した者に対して、補充の数を少なくするということです。現行の定員適正化計画を2〜3年以内に100%達成する見込みとなっております。したがって、当初の計画が10年計画であったわけでございますが、7〜8年で達成できる見込みであるということになろうかと思います。目標達成が近いことから、新たな定員適正化計画の策定に向けた検討が必要となり、今年度からその検討を始めたいと考えております。職員の定員目標は、どのサービスを行政職員が担い、どのサービスを民間委託や協働などの行政職員以外の者が担うかという問題を整理しなければ、設定することができないことは言うまでもございません。したがいまして、次期の定員適正化計画の策定に当たっては、民間委託化の方針・検討とあわせて検討を行う必要があるものと考えますが、民間委託や市民との協働など、行政職員以外の者が担うことができる行政サービスの分野は、民間活力を積極的に活用することを基本に考えております。
次に、スポーツ関連施設、一般の市の施設に対する受益者負担の原則に基づく有料化についてでございますけれども、使用料・手数料につきましては、平成17年7月に定めました使用料・手数料等の適正化に関する基本方針に従い、受益者負担の原則から水準の見直しを進めてまいりました。第二次行財政改革においても、使用料・手数料等の適正化は、引き続き重要な課題であると認識しております。スポーツ施設については……(傍聴席から発言する者あり)
ここでの数秒の中断は傍聴席より別の会派の議員に対するもので、私の質問や市長の答弁とは全く関係ありません。
議会傍聴に関しては規則を守り、お静かに傍聴される事をお願いいたします。
議長(鈴木宏一君) 静かにしてください。
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市長(坂口光治君) (仮称)西東京市体育館の建てかえに伴い、使用料等審議会の答申に基づき、使用料の改定を今定例会に上程させていただいているところでございます。今後その他の使用料・手数料等についても引き続き見直しを行い、適正化を図っていく必要があると考えております。
次いで、地元企業への配慮についてということでございますけれども、指名競争入札における業者の指名は、西東京市指名競争入札指名基準により実施しており、発注標準金額に対応する等級区分に属するものの中から原則指名しております。この基準において、市内の業者は市外の業者に優先して指名できる、また市内の業者は、発注標準に対応する等級区分の直近上位または下位の等級まで指名することができます。これらの優遇措置を定めて、市内業者の入札参加機会をふやしているのが現状でございます。今年度予定している電子入札の導入に際しても、市内業者の育成につながる入札参加資格の地域要件等は許される範囲の中で維持をしていきたいと考えております。いずれにしても、地元業者の育成につきましては、経済の活性化、つまり雇用を創出していただいておりますし、納税もしていただいております、また天災防等のいろいろな形での防災協力もしていただいているということがあるわけでございますので、そのような観点からも十分に留意をしていきたい、そのように考えております。
次いで、ジョイント・ベンチャー、JV共同企業体についてでございますが、工事の規模、内容、効率性、履行確保等十分に精査して対応する必要があると考えております。当市においては、JVの導入については地域性、受注機会の確保等、地域産業の育成という意味も含めて、十分視野に入れ、施工能力や契約の適正な履行確保等を見きわめた上で、案件ごとに検討してまいってきているところでございます。
次いで、公民館の統一、出張所の統合についてでございますけれども、現在の3出張所は、合併前の旧2市それぞれの市域において、市民サービスを考慮し配置されたものでございます。出張所では市民課の受付事務のみならず、課税・納税証明書等の発行及び市税、国民健康保険料、保育料、水道料、下水道料、介護保険料等の収納事務も行ったり、その役割は大きなものと認識しております。現市域での配置につきましては、谷戸出張所及び中原出張所は近接した配置となっております。今後ひばりヶ丘駅南口事業の進捗、「はなバス」等による両庁舎への交通網整備、出張所そのものの運営効率化の視点から、統廃合も含め、施設の配置見直しの検討をいたします。住民票、印鑑登録証明書の自動交付機による対応、郵便宅配による申請、インターネットによる電子申請等の各種サービスにつきましては、制度の充実に努めつつ、対応いたします。
次いで、総合窓口についてでございますけれども、市民と市役所の接点である窓口のあり方は、市のサービス水準や行政運営全般の評価に大きく影響を与える重要な要素であると考えております。施政方針でも、またさきの答弁でも申し上げましたが、市内最大のサービス機関、そのような意識というものが大変重要だと思います。また、それが税金によって賄われているわけでございますから、なおさらのことでございます。市民の視点から、より便利で、わかりやすい窓口サービスを目指した取り組みが必要であると考えております。大変努力はしているわけでございますが、まだまだ市民の皆さんからは、市長に直接いろいろなお手紙をいただいたりしております。大変評価をしていただいくものも中にはあるわけでございますが、やはり苦情、もっとどうにかならないかという、そういう要望が多いのも事実でございます。1カ所で多くの手続が済むようなワンストップ・サービスにつきましても、窓口サービスの向上に効果が大きいものと考えたり、窓口改善につながる他の手法、今回も申し上げましたフロアマネジャー、または自動交付機などの活用も交えながら、検討を進めておるところでございます。
次に、総合窓口についてでございますが、今の答弁とも関連いたしますが、市民相談事業につきましては、田無・保谷両庁舎による市民相談室を設置し、法律相談などの各種専門家による専門相談と、職員による一般市民相談を開設しております。一般市民相談では、市政に関することや窓口の案内も含め、市民の日常生活における、あらゆる悩みや困り事に対応しております。また、どちらか一方の庁舎に統合されている部署の簡易な受付事務等を、両庁舎にある市民相談室で横断的に補完し、市民の利便性を確保するための取り組みをしているところでございます。市民にとって利用しやすい、効率的で横断的な組織体制の構築については、市民相談室の現在の機能を含めた検討が必要と考えているところでございます。実現はいつごろかということがございましたので、いつまでとお答えしたいんですが、今鋭意努力をしているところでございますので、いましばらく猶予をお願いしたいと思います。
歳入についての御質問でございます。合併後平成13年度から平成15年度までの3カ年間における、市税を初めとする主な歳入の推移等を、三位一体改革の動向等を踏まえた平成16年度以降の見通しについてお答えをしたいと思います。まず、合併後3年間における歳入の推移についてでございますけれども、平成13年度から平成15年度までの3カ年間につきましては、歳入の基幹的な自主財源である市税収入が大きく落ち込む中で、地方に対する財源調整機能や保障機能を有する交付税と、交付税の振替財源である臨時財政対策債による補てんや、国・都の合併に対する特例的な補助金等により、高齢化に伴う一般行政経費としての経費の増加や、合併に伴う臨時的な財政需要に対し、一定の財源を確保してきたところでございます。この間の自主財源比率と一般財源比率の推移を見ますと、自主財源比率は低下傾向が続く一方、一般財源比率については、ほぼ横ばいの状況にございます。このことは所要の一般財源の確保は図れており、一定の財政の柔軟性は担保されているものの、国の地方財政対策に大きく依存したもので、自立性や安定性といった観点から、大きな課題や問題が残されたものと考えているところでございます。
次いで、三位一体改革の動向と歳入の見通しについてでございますけれども、今後の歳入の見通しでありますが、まず市税については、現時点では個人所得や企業業績の大幅な改善は見込みにくく、平成17年度の配偶者特別控除の加算分の廃止、平成18年度以降の定率減税の段階的廃止など、税制改正を主な要因とした増収にしか期待できない現状にございます。一方、市税の落ち込みを補てんしてきた交付税や臨時財政対策債について、三位一体改革により大幅に削減されたとはいえ、平成16年度並みの水準は、平成18年度までは国の方針で確保される見込みでございますが、平成19年度以降については、全く不透明であり、楽観的な見通しはできない状況にございます。このように残念ながら歳入には大きく期待できない状況でございますので、今後は自立した財政運営の確保を前提に、今まで以上に歳出の効率化やスリム化に向けた市の努力が最大限求められるものと考えているところでございます。特に、自由民主党の皆様方には、この税財源等の移譲について、政権与党を担っているわけでございますので、特段の御配慮をお願いしたいと思います。
次に、タウンミーティング(車座集会)についてでございますけれども、前の答弁と重複するところがあって恐縮でございますが、一応お答えをさせていただきます。車座集会(タウンミーティング)は、私の基本的な政治姿勢として掲げたマニフェストの極めて重要な目標の一つであります。内容は毎年市内19の全小学校区で1回ずつ、私自身がそれぞれの地域に出かけ、地域住民の皆様と車座となって、広く市政や地域の問題等について御意見や御要望、あるいは苦情等も含めて、率直な声を聞かせていただく場として、また意見交換の場として開催するものでございます。具体的な会議の持ち方等の実施方針については、現在担当でいろいろなタウンミーティングの事例なども、小泉首相なども100回近くやっているようでございますけれども、そんなものも参考にしながら、またお隣の小平の例なども参考にしながら、やらせていただきたいと考えています。まず、タウンミーティングの目的でございますけれども、施政方針でも述べましたが、市民の視点に立った市政運営に向けて、市民の皆様の生の声を的確に聞かせていただくために行うものでございます。坂口市長は、自分が話すだけで、聞くことをなかなかしないというのが定評になっております。それは熟知しております。しかし、このようなシステムといいますか、市民の声を直接聞けるような構造をつくることによって、そのことを担保していきたいと考えております。もちろん、持って生まれた性格もありますので、これが一朝一夕に直るものではございません。そのためにキャッチャー役の、女房役の──私は中学のときピッチャーをやっておりまして、助役はたまたまキャッチャーをやっていたということでございますので、キャッチャー役の助役を用意させていただきました。その点も御理解いただきたいと思います。
実施開始は本定例会終了後の7月を予定しております。基本的には市議会定例会の開催日を除いた月に3回ないし2回開催し、1年間で19地区を実施いたします。会場としては、可能な限り小学校を利用したいと考えております。開催に当たっては、できるだけ市民の皆様が参加しやすいよう平日の夜間、もしくは土曜日の午後等に開催したいと考えております。小林市長が土曜日の夜にやりまして、大変好評だったという評判も聞いております。けさの東興通信にも載っていたように思います。タウンミーティングは、いわゆる行政側の説明会ではありませんので、さまざまな御意見、御要望、御提言をいただき、これを今後の政策や市政運営に生かしていきたいと考えております。したがって、今年度は特にテーマを定めずに、私自身が地域の皆様の声を率直に聞かせていただきたいと考えております。タウンミーティングの開催状況については、市のホームページで公表する予定でございます。なお、タウンミーティングは、今後全市域において継続的に実施するものでございますから、小林議員の御提言にございましたが、実施に当たっては、目的や開催方法を定めた実施要領によって行っていきたいと、そのようなものを今、検討していただいているところでございます。
次に、財政白書を作成し、市民に明らかにするとあるが、どういうことかということでございます。財政白書は、地方自治体が決算データ等をもとに算出した各種の財政指標を用いて、自治体財政の現状を分析したり、将来を展望したりする内容が主なものとなっており、近年全国の地方自治体においてこれを作成、公表するケースがふえてきております。市の財政状況につきましては、これまでにも議会を初め、市報への掲載等により、広く周知を図ってきておりますが、合併後の財政データも蓄積されてきましたので、今年度は改めて市の財政状況と、将来展望などを解説する財政白書を作成していきたいと考えております。市民の皆様方にもできるだけわかりやすい工夫をしていきたいと考えております。これにつきましては、市民の皆様、議会、行政の3者が、ともに情報を共有できますように、冊子を作成するほか、市報やホームページなどを活用して、これらの情報を公表していきたいと考えております。既に我孫子市などでは、市民の方が大変見やすいものをつくっていますよという御提言もいただいておりますので、そういうものも大いに参考にさせていただきたいと考えております。
次に、魅力あるまちづくりの推進についてでございますが、新町都営住宅跡地の活用についてのお尋ねでございました。都有地につきましては、東京都が地元自治体に対し買い取り意思の確認を行いますが、この照会において、東京都は地元自治体が取得を希望する場合には、現に計画があって、近年中に事業に着手する必要があるなど、取得を強く希望すると限定しています。つまり具体的に事業化が確定していることを前提にしているところでございます。また、仮にこの条件を満たし、取得を希望する場合においても、都に対して買い取り予定時期を明示する必要がありますので、財源的な裏づけも必要となります。市は、都有地の買い取りについて照会を受けた場合、照会のあった土地の取得希望の有無について関係部署に調査、または関係者による会議等を開催する等して、検討を行った上で回答を行っています。新町一丁目都営住宅跡地につきましては、前市長のときでございますが、平成14年3月に東京都財務局からの取得希望に対する照会を受けておりますが、庁内検討の結果、買い取りの予定がない旨回答していると承知しております。今後はどうするのかということでございますが、東京都財務局との情報交換を行い、連絡を密にすることで、御質問の土地に関する都の動向等の把握に努めるとともに、当該用地が処分される場合には、近隣住民だけでなく──これは都議会議員のときに地元の皆さんにも申し上げたんですが、お隣の社会福祉法人、または学校法人などの意向を十分踏まえながら、西東京市内にある公有地なわけでございますから東京都に協力を要請していきたいと考えております。既存の都営住宅につきましては、先般の答弁で申し上げましたとおり、100戸以下の団地で約39戸あるわけでございますが、地元市に引き取りの意向があるならば、東京都が払い下げをしたい──払い下げといいますか、移管をしたいと言っているんです。そういう大きな過渡期でのこの問題でございます。どういう知恵が絞れるのか、鋭意検討していきたい。申しわけないんですが、市長になった後に、地元住民の方のところに出向いて、いろいろ説明をすることをまだしておりません。議会が終わり次第、早急に対応していきたい。地元住民の方、それから社会福祉法人、学校法人と、そんなふうに考えております。
魅力あるまちづくりの推進に関連して、ひばりヶ丘駅周辺のまちづくりについて、特に北口でございますが、今後どのような計画を持って進めるのかということでございます。ひばりヶ丘駅北口地区のまちづくりは、新市建設計画の重点施策の一つに掲げられており、関係権利者などへの情報公開、市民参加、説明責任を果たしながら、駅前広場の整備、魅力ある商店街の形成、都市計画道路や生活道路の整備を進めてまいりたいと考えております。平成17年度以降は、平成16年度に策定したひばりヶ丘駅北口地区まちづくり基本構想に基づき、地元権利者等の意向を伺いながら、早期に事業着手できるよう努めてまいります。平成17年度は西東京都市計画道路3・4・21号線、これはひばりヶ丘駅から北側に抜ける道路です、このひばりヶ丘駅北口線の現況測量調査、関係権利者意向調査、整備計画の策定等を予定しているところでございます。基本構想で示させていただきましたとおり、都市計画道路の整備事業手法は、街路事業が中心となると考えており、その事業着手時期は平成18年度後半、来年の後半を目標としております。また、東京都施行路線であります都市計画道路3・4・13号線、保谷秋津線と呼んでおりますが、これと、それから、3・4・20号線、武蔵境保谷線については、東京都に対し今後積極的にその整備を要請していきたいと考えております。きょうもニュースで道路特定財源の状況が報じられておりました。我々が思っている以上に、何か財源があるやの情報も入っておりますし、また北南建の今年度の事業を見ましても、この財政が厳しい中で予算が上積みされているということがありますので、そういうものも適切に引き出せるような努力をしていきたいと考えております。
ひばりヶ丘駅周辺のまちづくり、南口についてでございますが、この地域の整備について、道路を含めどのようになるのか、市有地の土地について、民間業者と市民の利便性を考慮した調整ができるのかということでございますが、ひばりヶ丘駅南口のまちづくりは、新市建設計画の重点施策の一つに掲げられており、都営亦六住宅跡地の開発を中心に、駅前立地の利便性を生かし、さらなる町の活性化が図れるよう周辺整備を進めてまいります。都営亦六住宅跡地周辺では、土地開発公社により先行取得した用地を有効に活用し、隣接地権者等との共同事業化を視野に入れ、西東京市公共施設適正配置計画に基づき、公共施設や公共自転車駐車場などの検討を進めてまいりたいと考えております。あわせて関連する市道を生活道路として拡幅整備し、歩行者の安全性や快適性を高めていきたいと考えております。都営住宅跡地を取得した民間業者との関係でございますが、これらの方針を踏まえて、土地開発公社により先行取得した用地を含めた共同事業化、小なりとはいえ、貴重な種地、種空間でございますので、それを最大限有効に利用した共同事業化の実施に向け、協議を行っているところでございます。現在は共同事業化に向けた協議途中であるため、その方向性が定まった時点で、改めて御報告したいと考えております。先般久しぶりにひばりヶ丘駅へ参りました。見違えるように南口が変貌してきておりまして、さらに東側が整備されると、前に40年前の吉祥寺によく似ているというような所見を述べたわけでございますが、すばらしい可能性を持った地域になると考えています。特に、鉄道の連続立体、それができるようになると、さらにすばらしくなるのではないかと思います。
魅力あるまちづくりの推進について、「はなバス」ルートの見直し、坂口新体制になり、何を課題とされたのかということでございます。それから、第3ルートについてのお尋ねでございますが、現在5路線により運行しております「はなバス」につきましては、さらなる利便性の向上を図るため、見直しの検討を行ってまいります。御指摘の第3ルートにつきましても、現状を踏まえつつ、どのような見直しが可能なのか、検討をしてまいりたいと考えております。
それから、道路の拡幅でございますが、納税猶予農地にかかわる税制改革を国に要望するということでございますが、ぜひお知恵とお力をおかりしたいと思います。都市基盤整備の大前提となる用地の取得については、土地所有者の理解と協力を得るべく、誠心誠意努力を重ねているものの、関係する税制、法令等が障害となり、取得が困難を極める場面が発生しております。西東京市では、現在東京地区用地対策連絡協議会の会員となっており、この協議会で現状の公共用地の取得において、問題となる制度の改善に関する要望事項をまとめ、用地対策連絡協議会全国協議会を通じ、国に要望しているところでございます。ということですが、こういうまちづくりに障害になるような法律等があった場合には、今、特区制度というのがあるんで、都市基盤整備が大変おくれた地域でございますので、こういうものがうまく使えるならば、そういったもので、例えば特区申請をするなどしてやるというような手法があってもいいのではないかと考えております。今後行革大綱、またはアクションプラン、あの答申の中でも特区制度を使えるものがあれば、使うべきだというような方向性も示されておりますので、鋭意検討を進めていきたいと考えております。
市道の整備基準、道路の拡幅、道路舗装の見直し期限はということでございますが、市道の整備基準についてお答えをいたします。市道の整備基準でございますが、御質問の件は、いわゆる2項道路の件かと思いますが、再建築時の拡幅につきましては、残念ながら市でも情報の把握が難しいというのが現状でございます。市が把握した際には、市への無償譲渡をお願いしております。また、道路拡幅についてですが、市の負担で障害物を撤去することにつきましては、現在の財政状況を考えると、大変難しい課題と考えております。次に、道路舗装の見直し期限はとのお尋ねですが、東京都の設計基準では10年と定めておりますが、通過交通量、大型車両及び天候等にも左右されますので、危険度の高くなったものから整備をしております。整備要綱でございますが、落ち込み、亀裂、継ぎはぎ、がたつき等、それぞれ評価点を合計し、14点以上を対象路線として道路整備選定委員会で選定をしております。整備対象路線につきましては、幅員4メートル以上で、道路環境が確定している道路については、排水整備──L型等を指しているようでございますけれども、及び舗装整備を行い、その他の道路については、舗装整備を行います。
舗装掘削規制期間でございますけれども、高級舗装55型5年間、中級舗装40型3年間、簡易舗装25型1年間だそうでございますが、詳細はまた後に担当者からお聞きいただければ幸いでございます。
北原交差点の問題についてでございますが、北原交差点緑地帯西側の都道112号線から武蔵境道路に向けては、平成12年5月下旬に田無都市計画道路3・4・10号線、武蔵境保谷線の交通開通に伴って、従来あった新青梅街道及び所沢街道の信号と、横断歩道が廃止され、中央分離帯を設置しておりまして、小林たつや議員の御指摘のとおりでございます。この横断歩道等の廃止は、東京都、警視庁及び市において十分な実地検証及び検討を図り、北原交差点付近の渋滞解消と歩行者の安全性を確保するため、田3・4・10号線の開通により、一般車両及び歩行者の流れを変えたものでございます。この安全性ということに関しましては、私ごとでございますが、私もおばをこの北原交差点で亡くしております、交通事故でですね、そんな経験がございます。これをもとに戻すということは、このような経緯から非常に難しいところであります。しかしながら、依然として北原交差点は全体的に交通課題を抱えていますので、抜本的、総合的な中長期の交通対策について、引き続き警視庁及び道路管理者である東京都と協議をしてまいります。ことし事業が予定されておりますものに、小林議員御指摘の所沢街道に抜ける歩道ですね、これを拡幅するということになっております。歩道橋を一部移しまして、道路側に──私は都議会議員の時代、逆に駐車場側に拡幅しろということを言ってきたんですが、いろいろな検討を加えた結果、道路側に拡幅をしたい、そして歩道橋を一部内側に移したいということでございます。その事業がようやくことし行われることになりました。つけ加えておきます。
みどり保育園の建てかえについてでございますけれども、みどり保育園の建てかえに当たっては、保護者会等への説明会や話し合いを行いながら計画を進めてきている。建てかえ工事期間中の保育は、西原町四丁目の仮設園舎で行うことになり、御不便をおかけする分もあると思いますが、御協力をお願いしているところでございます。昨年9月に保護者から本市議会に園舎建てかえ期間中の仮園舎の通園に関する要望の陳情が提出され、採択されたことを踏まえ、市では1として、朝夕に現園舎近くのみどり児童センターと仮園舎間の送迎バスを運行すること、2として、保育時間を15分延長して午後7時30分までとすること、3として、仮園舎に通い切れない人の転園措置を行う、以上の3点の対応をすることといたしました。1番の送迎バスの運行については、現在調整中でございますが、朝は3往復程度、夕方は4往復程度を想定しております。また、平成18年度に予定している田無保育園の建てかえ工事の期間も送迎バスを運行する予定でございます。
次いで、子育て、健康長寿の推進について、(仮称)こどもの総合支援センターについてのお尋ねでございますが、(仮称)こどもの総合支援センターは、西東京市子育て支援計画の基本理念を踏まえるとともに、障害を持つ、持たないにかかわらず、地域の中で子どもたちが一緒に育つという視点に立ち、わいわいがやがやとみんなで集い、協力しながら子育てする拠点施設とすることを基本コンセプトとしているものでございます。具体的には子ども家庭支援センター「のどか」といいますが、これとこどもの発達支援センター、「ひいらぎ」といいますが、2つの子育て支援施設機能を総合した施設として、住吉公民館の建てかえに合わせて、平成20年度の開館に向け整備を進めることといたしました。発達に関する専門相談と支援、並びに子育て家庭からのさまざまな相談に対する対応及びサービス調整にかかわる機能を統合化することにより、一貫した子育て支援サービスの提供を目指してまいります。どのような規模、内容で事業を行うかにつきましては、今後利用者、市民の皆さんの御意見等をいただきながら、市内関係部署により検討をしてまいりたいと考えております。地域の子どもたちの健やかな育ちを支援し、子育て家庭の支え合いや子育ての楽しみを共感できる。子育て・子育ち支援の拠点施設としての事業を展開してまいりたいと考えております。
次いで、深刻化する児童虐待問題についてでございますけれども、平成16年改正された児童虐待防止法及び児童福祉法により、児童相談等の一義的相談が市町村の業務として明確に位置づけられてまいりました。児童に対する虐待問題がますます深刻化している今日にあっては、地域における関係機関が連携し、児童虐待について定期的な検討をするとともに、具体的な対処方法を協議することが重要でございます。当市においては、これまで子ども家庭支援センターを中心に、庁内関係部課及び東京都児童相談所との連携のもと、児童虐待に関する相談に対応してまいりましたが、このたび関係機関との連携をより強化するため、平成17年4月に西東京市児童虐待防止協議会を立ち上げたところでございます。今年度この協議会を通じて、関係機関とのネットワークの構築を図り、児童虐待防止並びに早期発見、的確な対応に努めていきたいと考えております。
次いで、高齢者ささえあいネットワークについてでございます。高齢者ささえあいネットワークにつきましては、高齢者の方々が、地域の中で安心して生活できる環境づくりを進めていくために、地域の住民と在宅介護支援センターなどの関係機関と市が、相互に連携し合う仕組みでございまして、昨年4月にスタートをしたところでございます。また、このネットワークは、真に地域で生きた仕組みとしていくためには、ネットワークを構成する協力員、協力団体などの御協力が最も重要であると考えております。市といたしましては、この間協力員、協力団体の拡充に努めるとともに、PRなどを行ってきたところでございます。今後ともこのネットワークを高齢者福祉の重要施策の一つに位置づけながら、積極的に取り組んでまいりたいと考えております。そして、このネットワークを構成している協力員、協力団体、社会福祉協議会、在宅介護支援センターなどと協議検討を進めていく中で、将来的にはそれぞれの地域にさりげない、何気ない支え合いの機運が醸成し、これは地域の底力のところでもやっておりましたが、余りわざとらしいのはノーサンクスといいますか、敬遠されるということでございます。さりげない、何気ない支え合いの機運が醸成し、閉じこもりがちな高齢者の方だけではなく、地域の方々が地域の活動に参加をしたり、近所の人たちと交流ができるようなネットワークに発展させてまいりたいと考えております。具体的な取り組み等詳細につきましては、担当部長より答弁をいたさせます。
次に、社会福祉法人西原樹林会「青い鳥」についてでございます。社会福祉法人西原樹林会に対する補助金等の返還につきましては、本年1月13日に東京都より返還命令が出たことを受け、対応策を検討してまいりました。市としては、この東京都の返還命令の考え方を踏まえ、庁内に設置しております「青い鳥」調査対策委員会において、特別養護老人ホームの社会的必要性、現入所者の保護などについて十分な検証を加え、補助金等の返還にかかわる方針案を取りまとめ、その後首脳部会議において、補助金の一部返還を方針決定したところでございます。方針の内容についてでございますが、東京都が認定をした特別養護老人ホーム「青い鳥」などの工事費の水増し分1億8,000万円に係る施設建設費の償還金相当額については、本来市が補助する必要のなかったものであると判断をし、5月19日に法人に対し、平成12年度及び平成13年度に交付した特別養護老人ホーム等補助金の一部を取り消し、違約加算金を含め総額771万円余の返還を命じたところでございます。市の今後の対応につきましては、この補助金等の返還命令に基づき、返還請求額及び違約加算金の納付が行われれば、速やかに現協定書の変更について協議を行い、補助金返還の基本的な考えを踏まえ、平成14年度から平成31年度の間、市議会の議決を経て、各年度892万円を補助する考えでおります。なお、平成14年度から平成16年度の補助金相当額2,676万円については、同様に市議会の議決を経て協定変更の年度に交付する考えでおります。
次いで、住吉福祉会館の建てかえについてでございますが、住吉福祉会館の建てかえ事業については、この間、1として公民館移転の問題、きょうのどこかの新聞でも取り上げていたようでございますが、この問題、それから、2の女性センター設置の問題、3のグループホーム等の設置の問題等について検討してまいりましたが、本建てかえ事業につきましては、個々の施設に関する市民参加の状況や合併特例債の適用等、これまでの事務的積み上げが既に一定のレベルに達していること等を考慮し、現行案、すなわち老人福祉センター、こどもの総合支援センター、女性センターの3機能を基本として事業を進めることといたしました。なお、利用者との調整についてでございますが、建てかえの基本設計をもとに、市民説明会などを開催し、より多くの市民の皆様から御意見をいただき、今後の実施設計に反映していくよう努力してまいります。市民説明会等につきましては、担当部長より答弁をいたさせます。
次いで、みどりの創造とリサイクルの推進に関連して、いこいの森公園の安全対策についてでございますが、小林議員御指摘のとおり、1,000を超えている──私が聞いた範囲では1万人近い方が29日には入園をしていただいたようでございます。大変すばらしいことだと考えております。この安全対策でございますが、小さい子どもの公園内の事故等につきましては、基本的に親の対応が大変重要でありまして、これによって基本的には防いでいただきたいと思います。しかしながら、あわせて自助・共助・公助といいますけれども、その近隣の方、他人の子どもであっても、何か危ないことをしていたら注意をして差し上げるとか、もちろん川に落ちてしまった、池に落ちてしまった場合に助けるということは言うまでもないんですが、そういう努力も欠かせないと思います。あわせて、公として管理責任があるわけでございますから、公園内の事故を未然に防ぐためのあらゆる方策を担当部とも協議をして、適切に対応していきたいと考えております。
次に、せせらぎ公園の修理地、観察池でございますけれども、私も前は通るんですが、中までは最近入ることがありませんで、状況がいま一つ把握できておりませんので、担当部長から答弁をいたさせます。
下野谷遺跡を含む石神井川の改修についてでございますけれども、石神井川につきましては、東京都では将来1時間当たり50ミリ規模の降雨に対処できる、50ミリ改修というわけでございますが、改修工事に合わせた河床の自然化を図り、河川環境の向上に努めることとしています。私といたしましても、さきに申し上げましたとおり、4メートルの道路 ができるわけでございまして、かみそり護岸にしないでくれと、水生動植物がちゃんと生息できるような環境をということ。もう1つは、歴史のある川でございますので、また中島飛行機の地下ごうなどのあるところでもありますし、上層部には縄文中期の下野谷遺跡があるという場所でもございます。また、中世の土高墓があるということもわかってきております。これは早稲田のグラウンドのところ等ですね。そんな歴史のある場所でございますので、そんなようなものにも配慮をしながら、バードウオッチングですとか、サンクチュアリーといいますか、散策ができるような、できれば蛍が飛び交うような、そういう水辺環境をつくっていけたらすばらしいなと考えております。都議会議員のときにも文書質問でやらせていただいておりますが、東京都にも要請をしてまいりたいと考えております。
次に、ドッグランでございますけれども、ドッグランの設置につきましては、(仮称)合併記念公園の整備懇談会でも検討され、この公園内には設定しないということになったと聞いております。また、現在開園している公園の規模では、ドッグランの設置は困難と考えているところでございます。
次に、ごみの減量化や有料化、リサイクルの推進についてでございますが、平成16年11月に策定しましたごみ減量化及びごみ減量推進協議会におきまして、平成17年度までの2カ年の中で市民、行政、事業者がそれぞれの立場で、ごみの減量資源化を推進するアクションプログラムづくりに取り組んでいるところでございます。現在その具体的な取り組み内容につきましては、議論を重ねているところでございまして、本年度末までに、私、市長に提言される予定と聞いております。本市といたしましては、市民や事業者に対する意識啓発や資源となり得る廃棄物につきまして、3Rといいますけれども、減量や再使用、再利用などによって、環境負荷の少ない循環型社会を築き上げることが大事であると考えております。また、ごみの戸別収集ですとか、有料化が多摩の市内でも半分くらいの市において取り組まれておりますけれども、本市の総合計画における3カ年実施計画では、平成18年までは調査検討を行うこととしております。今後実施効果など、他市の先進的な事例が幾つか出てきておりますので、これらの事例も含めまして、十分に検討し、適切な対応を図ってまいりたいと考えております。
それから、向台地域から新町に入れる道路を確保せよということでございまして、これに対する答弁でございますが、向台地域と新町地域との間には、東村山浄水場から境浄水場までの送水管が埋設されております。これはもう御承知のとおりでございます。そのため両地域が分断されており、緊急車両の通行等に不便を生じていることは認識しております。消防団活動にも隘路となっているということも承知しております。しかしながら、車が通れる道路を整備するということになりますと、古い送水管に荷重がかからないようにしなくてはならず、現状を考えると難しいと考えております。しかし、このままの状態がよいとは思っておりませんので、東京都に古い管の改良を要望してまいりたいと思いますが、市としてもただ東京都に要望するだけではなくて、調査、研究、検討をしていく必要があると考えております。何かいいアイデア、御提案がありましたら、ぜひお伺いをしたいと思います。
犬の散歩をする方々の防犯協力を得ることについてでございますが、一部の地域で既に犬の散歩ついでにパトロール、いわゆるワンワンパトロールを実施していると伺っております。こうした活動が自発的な防犯活動の一環として、今後各地域に広がっていくことを期待しておりますので、御協力をいただける地域の方には、防犯協会などを通して、またはタウンミーティングなどを通じて、そのような活動を広くお願いしたいと考えております。
それから、女性消防隊についてでございますが、23区では結構あるんです。また多摩地域でも八王子が音楽隊を持っておりまして、実は東京消防庁の音楽隊かと思うと、八王子独自の音楽隊があるんです。手持ち資料を見ますと、一般の消防隊員24名、音楽隊18名を採用しているんだそうです。大変うらやましいんですけれども、西東京市で音楽隊をつくるというわけにはまいりませんが、消防団は災害防御活動を中心に考えられてきましたが、社会経済の変化及び火災実態の変化に伴い、災害予防や市民に対する啓発活動にも活躍の場を広げる必要が強まってまいりました。23区においては、平常時の活動について、防火広報、訓練指導や啓発指導等を実施し、女性消防団員が大きな成果を上げていると、聞いているのではなくて私も実際に見ております。いろいろな炊き出しなども女性消防隊員が積極的にやっています。女性消防隊については、今後消防団幹部会議等で検討してまいりたいと考えております。
次いで、溢水対策でございますけれども、市内溢水箇所の解消につきましては、市民要望も高いことから、計画的に取り組んでおります。都市化の進展に伴い、溢水状況に変化が生じた場合には、実施計画のローリングに合わせて柔軟な対応をしたいと考えております。今後も雨水処理は自区内処理を基本とした対策を指導し、雨水流出の抑制を講じてまいりたいと考えております。地下涵養ができれば一番いいわけでございますが、それらを含めまして、今後取り組んでいく課題と承知しております。
農業振興についてでございますけれども、西東京市の農業の振興のため、昨年3月に策定した西東京市農業振興計画の推進プロジェクトの中で、市民に身近な生産、加工、流通体制づくりに向け、西東京産のネーミングと普及として、16年度に西東京市の農産物に使用するキャッチフレーズとキャラクターを決定させていただきました。皆様方も御承知のことと思います。キャッチフレーズ、キャラクターとも市民公募したものを農業振興計画推進委員会で選定していただき、キャッチフレーズは「市民と農家の宝もの けやきの里のめぐみ」に決定し、キャラクターはキャベツをイメージしたものに決定いたしました。なかなかいいフレーズだと思います。16年度にはキャッチフレーズ、キャラクターを刷り込んだのぼり旗を作成し、市内約100カ所の直売所に配付をいたしました。地元でとれた新鮮で安全な農産物を、より多くの市民の皆様に知っていただき利用していただきたい。また市外に向かっても、このキャッチフレーズ、キャラクターを活用し、西東京市産の農産物を大いにPRしていきたいと思います。そのためにどのような方策があるか研究するため、今後JA、各農業団体等とも協議しながら進めていきたいと考えております。最近ナシ組合の皆さんと懇談を2回ほどさせていただきましたが、大変すばらしい経営をしているんです。大体直売といいますか、生食でほとんどさばけるということでございまして、ジュースやワインの話も出たんですけれども、生で食べていただけるのであるならば、これはもう一番いいなと、そんなことを実感してきた次第です。
商業振興についてでございますが、西東京市の商業振興については、平成15年3月に策定した西東京市商店街振興プランに基づいて、平成24年度までの10年間を計画期間として活性化施策の具体化を図っていくこととしております。15年度から商店街まちづくり懇談会を設置し、16年度には街なかサロン事業を、いずれも商工会への補助事業として実施しております。これらの事業は、17年度も引き続き実施することとしております。今後も商業者、商店会、商工会等と調整し、市民の意見を聞きながら、事業を実施してまいりたいと考えております。先般も町の魅力ということにちょっと触れましたけれども、古くからの町並みを保存したり、これは歴史性ということになると思うんです。それから、アニメのキャラクターを利用したり、これはある意味では夢やビジョンをはぐくむということになると思うんですが──して、大勢の観光客を誘致、町の活性化に成功した例を聞いております。西東京市の活性化事業の可能性について、地元商店会等、関係者に相談するなど、検討をしていきたいと考えております。
最後になりますが、姉妹友好都市との多面的な交流・連携についてでございます。現在西東京市の姉妹都市は福島県の下郷町、友好都市は千葉県勝浦市となっております。姉妹都市にあった山梨県須玉町は平成16年11月1日に合併をし、北杜市となっております。八ヶ岳から甲斐駒、金峰山に至るまで、西東京市は16平方キロですが、約45倍の面積を持っております。きれいな空気、水、大地ですね、これが売りということになります。当面の間は旧須玉町だった地域と、これまでどおり地域間交流を続けていくこととしておりますが、これまでに産業・スポーツなどを通じて交流を行ってまいりましたが、こうした実績も踏まえながら、さまざまな交流、例えば人の交流もさることながら、産業協力、または防災協力、または健康長寿のまちづくりに何か協力ができないか──先ほどセカンダリー・スクールも出ましたけれども、生涯学習やセカンダリー・スクールなどの場としても利用できないか。このような交流・協力関係の可能性について調査研究を進め、横断的に機能する庁内組織の整備を進めてまいりたいと考えております。
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教育長(宮崎美代子君) 教育、スポーツに関して幾つかのお尋ねがございましたので、私の方から御答弁申し上げます。
まず最初に、セカンド・スクールについてでございますが、今日家庭や社会における生活の中で、子どもたちに人とのかかわり、自然との触れ合い、市民的体験などの欠如が見られます。このことは体験を通して身につける学習において、必ずしもその人間的発達にふさわしい体験をしていないことを意味しております。このような状況の中で、体験学習の重要性や必要性を認識しております。学校では生活体験や自然体験などの体験学習を取り入れた学習の機会をふやしております。さらに地域や家庭との連携による体験学習が進められるようにも努めております。具体的に申しますと、各教科などの指導に当たっては、体験的な学習を重視するとともに、児童の興味、関心を生かし、自主的、自発的な学習が促されるよう工夫しております。例えば、学校行事、遠足、学校農園、小学校5年生の菅平少年自然の家への2泊3日移動教室、中学校の3泊4日移動教室などが挙げられます。総合的な学習の時間では、自然体験や社会体験などもなされております。また、武蔵野市のセカンド・スクールを見ますと、平成15年の支出が1億1,500万円かかっていることから、本市も大変財政が厳しゅうございますので、セカンド・スクールにつきましては、御提案の姉妹都市との交流も含めまして、今後調査研究してまいりたいと考えております。
次に、職場体験でございますが、職場体験活動は、生徒が職業の実際、及びそこで働く人々の思いに接し、みずからの個性や生き方について考え、学校での学習と将来の職業との関連、社会のルールやマナーの大切さの実感を通して学ぶことができる重要な機会でございます。本市では平成16年度より地域の企業、商店、福祉法人などの御協力をいただきまして、西東京市中学校全校で職場体験が実施されております。職業観、勤労観などを培う上で大きな成果を上げております。地域の方々には大変心より感謝申し上げております。東京都教育委員会では、本年度より中学校2年生を対象に、連続5日間程度、さまざまな仕事を体験する、中学校の職場体験授業を試行的に実施しております。先般都の事業でございますが、町田市の事例が報道されておりまして、5日間連続しての受け入れとなりますと、非常に難しいようでございます。こうした事例を参考にしながら、調査研究を進めてまいりたいと思っております。
次に、過激な性教育についてでございますが、西東京市立小中学校では、適正な性教育が行われていると認識しております。性教育の指導に当たりましては、次の4点から指導を行うべきと考えております。まず1つ目に、学習指導要領の内容を逸脱しないこと、2つ目に、児童生徒の発達段階を踏まえていること、3つ目に、保護者の信頼を得られること、そして学校の全体計画や年間指導計画に基づいて行うことが重要であると考えております。このような考えに立ちまして、各学校に対しては、教育委員会は校長が適切な教育内容の管理運営ができますよう、職員が週ごとの指導計画を提出することや、適正な性教育を実施するための通知及び資料をもって指導をしております。今後も継続的に指導していく考えでございます。
次に、公民館の統一についてでございますが、谷戸公民館、ひばりが丘公民館は確かに近接しておりますが、開設以来谷戸公民館は20年、ひばりが丘公民館も15年が経過しており、それぞれの地域に密着した施設として、地域住民に活発に利用されております。西東京市公共施設適正配置計画でも、住吉公民館以外の公民館につきましては、現在の施設配置を基本として継続的な運営を行うとしております。このような状況から、教育委員会でも谷戸公民館、ひばりが丘公民館は、現状のまま運営していくことを考えているところでございます。また、適正配置計画では、施設老朽化などにより建てかえのときには極力他の施設との統合化、複合化を推進して、スペースや運営の効率化を図るとも言及しております。これは将来のことになると思われますが、そのときは的確に状況を判断しての対応が必要になろうかと考えております。
次に、スポーツの振興についてでございますが、基本的な考え方といたしまして、スポーツ振興計画策定の基礎資料として、平成16年度に実施したスポーツに関するアンケート調査の結果によりますと、市民のスポーツ調査に対する重要度は、スポーツ施設、設備の充実が高い数値を示しております。施設登録団体のスポーツ施設に対する重要度が高いのは、予約手続の手軽さとなっております。調査結果にもあらわれておりますが、現在仮称でございますが西東京市体育館の建設による施設整備と、既存施設の総合体育館の使用区分の是正を図ることにより、より市民に対して施設提供が図れていくものと考えております。
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市長(坂口光治君) 申しわけございません。答弁漏れが2つほどございましたので、お答えをしておきたいと思います。
まず、防災・防犯等と地域の底力について、向台町通称タコ公園のところに交番設置をということでございますが、交番があることで安心するということで、交番の必要性は十分認識しているところでございます。しかしながら、現在警視庁、また田無警察等では、大変財政が厳しいということとともに、人の配置、これがなかなかできないと。空き交番をどうするかというような問題が、大変大きな課題になっておりまして、この場所への新たな交番設置は難しいので、移動交番でその運用をしていると聞いているところでございます。交番の新設につきましては、犯罪の発生数や隣接交番との位置関係、人員の手配というところで難しいということでございますが、今後警察当局の計画による交番の移設や建てかえがあるというような場合には、市民の要望を踏まえまして、適切な場所に配置していただけるよう、申し入れることはできると考えておりますので、またいろいろ情報を収集していきたいと考えています。
次に、私立保育園は、市の防災対策に入っていないかどうかということについてお尋ねがあったと思いますが、地域防災計画では、市立保育園は2次避難所として明記しておりますが、私立の保育園についてはありません。今後地域の避難人口等を考慮しながら、災害協定を結べる私立保育園については、検討していきたいと考えております。
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◯市民生活部長(牧野一夫君) 私の方から、総合窓口の関連で、市民相談室の取り扱い件数についての御質問があったと思いますので、簡単に実績について御報告を申し上げます。1つは市民生活や市政に関する一般市民相談でございますけれども、16年度の実績でございますが、田無庁舎で約4,100、保谷庁舎で約3,400でございます。
それから、2庁舎体制から来ます簡易な受付事務、これは例えば広報掲示板の掲示物の受付でございますとか、自転車駐車場の利用助成の申請でございますとか、狂犬病の注射済証の交付でございますとか、高いところの枝切りや噴霧器の貸し出しなどなどでございますが、田無庁舎で約700件、保谷庁舎で約180件でございます。
それから、専門相談につきましては、10の専門相談を行っておりますけれども、一番多いのが法律相談で、両庁舎合わせて914件、税務相談が両庁舎合わせて193件、交通事故相談が128件、不動産相談が127件というのが主なところでございます。
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保健福祉部長(岡山修策君) 私の方から2点ほど市長に補足して答弁させていただきます。
1点目につきましては、高齢者ささえあいネットワークの協力員、協力団体の状況でございます。協力員は本年5月現在293人、昨年4月現在で199人でございましたので、94名ほど増加いたしております。また、協力団体におきましては、本年5月現在55団体、昨年4月現在が44団体でございますので、11団体ほど増加しております。今後も協力員、協力団体の拡充につきましては、広報紙、パンフレット、出前講座などによりPRを行うほか、在宅介護支援センターの職員が、地域の中で積極的に働きかけを行っているところでございます。
続きまして、福祉会館の建てかえにつきまして、市民説明会の開催でございますが、6月15日号の市報でお知らせする予定で、今準備を進めております。内容といたしましては、高齢福祉課、子育て支援課、生活文化課、建築営繕課の4課合同で実施したいと考えております。日時につきましては、6月28日、火曜日でございますが、午後保谷庁舎研修室、夜間田無庁舎イングビル、それから6月30日、木曜日でございますが、夜間住吉福祉会館大広間を予定しております。説明内容といたしましては、基本設計について施設ごとに説明し、御意見をいただく予定でございます。また、あわせまして、パブリックコメントの実施といたしまして、6月15日から7月15日、約1カ月間で基本設計に対するパブリックコメントを実施する予定でございます。これら市民説明会、パブリックコメントで出されました御意見につきましては、市で検討を加えまして、実施設計に反映していきたいと考えております。また、その結果につきましても、市のホームページにより公表する予定でございます。
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都市整備部長(高根和孝君) それでは、私の方からせせらぎ公園につきまして、補足をいたします。
まず、修理地の件でございますけれども、現在囲いを設置しているという状況でございます。これにつきましては、囲いを撤去して開放してほしいという市民の声も承知しておりますけれども、なかなか築山が高いことから、のぞかれるという周辺の住民の方々のお気持ちのところの、説得がなかなか難しい状況でございます。今後といたしましては、現在くいで囲いを行っておりますけれども、これを植栽等に変更することで御理解が得られるのかどうか、そういったことを検討してまいりたいと考えております。
また、小川の件でございますけれども、これにつきましても、現在防水シートが露出している状況で、対応策については考えなければならないというふうに認識をしております。今後勾配等の構造部分も含めた改良を検討してみたいと考えております。また、池の部分でございますけれども、自由池につきましては、本年3月に清掃を行いまして、その際水を抜きまして、下の自由池におりましたコイ、カメにつきましては、上の観察池の方に移動をしておるところでございます。また、いこいの森公園の池につきましては、西東京市近隣に生息している生き物のためのすみかとすることをコンセプトとしておりますので、コイやカメなどの無断放流というのは、当然御遠慮願いたいと思っているところでございまして、今後この辺の注意看板等を用意しましてお願いをしていきたいと考えているところでございます。
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(小林たつや) 大変多岐にわたり御答弁ありがとうございました。私の方から何点か再質問させていただきます。
まず最初に北原交差点、この点については東京都と市と警察との協議をしていると、以前したということだったんですが、歩道の方を拡幅していただけるということをお聞きしましたが、はっきり言って東京都と市は市民のこと、都民のことを考えてくれると思うんですけれども、警察は車のことしか考えていないと思うんです。渋滞をなくすことをまず警察は中心に考えているので、どうも今までの話──それから以前山田東京都議会議員と一緒に東京都の職員とお話ししたこともあるんですが、やはり交通渋滞をなくすということを中心に考えられているように聞いておりますので、その辺を市民のためになる方向に、ぜひよろしくお願いしたいと思いますので、お願いいたします。
それから、西原樹林会「青い鳥」の件は、先ほどの一部返還と、年間約892万円の補助も出るということは、議会で議決されなければいけないことでしょうけれども、ぜひよろしくお願いいたします。職員、それから入所者の方が大変困っているのも事実でありますので、早急によろしくお願いしたいと思います。
それから、今部長から答弁いただいたんですけれども、せせらぎ公園の池の方は、市長就任前の話ですけれども、公園ができてすぐに小さな子が池に転落して、その後に300万円くらいだと思ったんですけれども、かけてさくをつくったんですが、全くあのさくも意味はないし、さくをつくるんだったら、池を直したり、おっこちてもどっちにしても水深30センチのところで子どもがおぼれるかということを考えれば、ここのところでよく用水池なんかに落ちて地方で子どもさんが亡くなったりしているのとは、もう全く別のものだと、私は思います。ですから、そういうこともこれからは考えていっていただきたいと思います。
また、せせらぎ公園の自由池のコイやカメを観察池に移動させたと、要するに上流側の観察池ですね。あそこはビオトープだから、コイやカメがいてはいけないんじゃないかと。特にミドリガメというのは、あれはミシシッピーアカミミガメといって、たしか日本にはいないカメだと思うんです。あれも30センチとかになると、かなり凶暴になってきて、釣りなんかしていても、私もたまに釣れちゃったりすることもあるようなカメですから、あういうのは別の、例えば小学校の飼育池とか、そういうところに移動させていただけたらと。あそこはやはりビオトープとして、いこいの森公園も同じようにビオトープとするつもりでいると思うんですけれども、先ほども言いましたように、いこいの森のビオトープですら、たった何日かしかたっていない間に、赤い和金が1匹──あれは確実にこの間の商店街のちびっこ祭りですか、あのときの金魚すくいの金魚が入っているんだと私は思っているんですけれども、サイズ的にも同じものが入っていましたので、そういうものの管理、これは市の職員さんだけではなくて、やはり地元住民の皆さんとの公園の管理団体があると思いますので、そちらとも御協議なさって、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
それから、石神井川のことですが、下野谷遺跡の件はもうよくわかりました。それで、50ミリ改修というのも私も知っております。しかし、私が言いたいのは、石神井川の上流部、芝久保とか、向台地域のこちらの方をまずきれいにしないと、市長の言うような蛍の飛び交うような川には水質が戻せないわけです。水量が少ないのもわかっているんです。これはどうするかというと、ポンプアップで戻すとか、循環させることによって、バクテリアの発生が大きくなって、それによって水がきれいになり、水がきれいになると生き物が戻ってくる。いまだに現状でもあそこにヤマベという魚──これはオイカワとか、ヤマベと呼ばれる魚ですね、あれぐらいまではいると確認をされているというのは数年前の情報でありますので、そういうことも含めると、水質は悪くはないんです。そもそも石神井川は小金井ゴルフクラブ周辺のわき水を水源にしてできている川ですので、水量の増加というのは、今の状況を考えると、難しいというのはわかるんですけれども、縄文時代から水源地としての文明が発展してきた石神井川の現状のどぶ的な排水路からの、戦前には向台のあたりの橋から飛び込むことができるくらいの水量があったそうです。そこまでは戻せなくても、市長の言う蛍のすむ川に再生が可能と思いますので、その点からも都の50ミリ改修を待たずに、市独自の上流部の改修とか、そういうことをお考えいただき、早急な対応をお願いいたしたいと、これは要請及び要望でありますので、よろしくお願いいたします。
それから、ドッグランについては、以前の保谷高範市長と同じ冷たい御答弁、ありがとうございますとは言いたくないですが、合併記念公園で検討したけれども、だめだったというのは聞いております。それで、結局私の言っているドッグランというのは、都立公園なんかにあるように何百メートルとか、何十メートルもあるようなのを、それも何メートルも金網で囲うというのではなくて、例えばこの議場くらいの広さの公園がありますよね。そのほんの一部、一隅10メートル四方くらいを囲うだけでも、簡易のドッグランはつくれると思うんです。そこの中で午前中は、例えば1メートルくらいの金網の高さで十分だと思うんですけれども、1カ所か2カ所出口をつくっておけば、そこを閉めておいて草むらにしておけば、例えば午前中は小さな子どもさんを連れたお母さんたちが、そこに子どもさんを入れておけば、それ以上のところには出ないし、けがもしないからと。何と言うのか知らないけれども、子どもランとでも言うんでしょうか、そういうこともできると。そして午後は犬のために使えるようなドッグランと、そういうような双方向の使い方も、ほかの高齢者の方々が体操に使うこともできるとか、そういうことを含めての、囲われた安全な場所というのをつくるべきではないかと、ドッグランという言葉が悪ければ別の方向でもいいんですが、そういう部分もお考えになってはいかがでしょうかということを、一応頭に入れておいてください。今後もしつこくやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
それから、タコ公園の交番の件ですが、設置依頼はして、人員の配置が難しいと、警視庁というより田無警察からの言葉だそうですが、つかまったから言うわけじゃないんですけれども、一時停止違反だとかスピード違反をやっているときに、10人も20人もおまわりさんがいて、人員の配置が難しいというのは、私はどうかと。もう少し強く市から交番の配置について言っていただきたいと、恨みを込めてお願いしたいと思います。
それから、先ほど言ったワンワンパトロールは一部実施されている、これは我が市でやっているということなんでしょうか。それとも他市のことですよね。西東京市もぜひそれをやっていただきたいと。そのときに、私のアイデアとして、江戸川区のジャンパーや腕章もいいんですけれども、武蔵野市も腕章だったと思うんですが、それよりも予防注射のときに──いわゆる犬を散歩している人は、必ずトートバッグみたいなバッグを持って歩いているんです。当然例のものを拾うために、持って帰るために使うわけなんですが、そのバッグのような、ああいう簡易なものならそれほど予算的にもかからないと思うんですが、そのバッグに「防犯」と大きく字をつけて、それを持ち歩いていただく。そのわきには携帯電話の入るポケットでもつけていただければ、携帯電話も当然持ち歩けるでしょうし、そうするとそれがすごく防犯、そして防災意識の高揚につながるのではないかと私は思うのです。この点をきょうはもう時間がないので、また次の機会にやらせていただきたいんですが、よくお考えいただきたいと思います。
それから、女性消防隊については、先日市長も青年会議所の委員会の中でも、都民要請のトップは防犯・防災であると言われていました。女性消防隊は、消防活動に当たるだけではなく、女性特有の情報網を持たれているわけですから、その情報をフルに活用してもらい、防犯・防災に役立ててもらってはいかがでしょうかということで、またそのような意味からも、女性消防隊の整備を早急に図られれることを強く要請いたします。
最後に産業振興についての統一された景観について、これは市長も言われているように、アニメのキャラを使った町並みでも私はいいと思うんです。事実境港市にはゲゲゲの鬼太郎ロードというのがありまして、あれもすごい観光客を呼んでいる。観光客を呼ぶためではなく、商店街の発展のためだったら、あそこまではやらなくても私はいいと思いますので、そのようなこともぜひお考えになっていただきたいということを要望します。
以上で私の質問は終わりまして、午後になると思うんですが、関連質問を会派の諸先輩方がされると思いますので、よろしくお願いします。
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◯議長(鈴木宏一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
引き続き関連質問の発言を許します。
31番(中山寛子君) 自民党西東京市議団の代表質問に関連し、新町一丁目都営住宅跡地の活用について質問をさせていただきます。
この件につきましては、過日の市長選挙直前に、みずから現地を視察され、運動体の住民の皆さんとも話し合われたようで、請願に至るまでの経緯、あるいは行政としての見解、そしてその後の諸問題等を十分に御認識をされている。その上でマニフェストに、例えば新町一丁目の都営住宅跡地の活用については、東京都及び近隣の学校施設、社会福祉法人などとすぐ協議に入ります。すぐ協議に入ります、このように明確に書かれております。ということは、それなりの見通しなり、あるいは決意があってのことと、私は解釈をいたしておりました。その後、都議会議員5期の輝かしい実績をお持ちになられる坂口市長が当選され、そして30数年の長きにわたる都庁において、住宅局一筋に御活躍された角田助役をお迎えし、まさにこの件に関しては機が熟したと、このように私は大変意を強くしていたところでございます。しかし、残念ながら先ほどの御答弁によりますと、御当選されて4カ月弱でございますから、ちょっと御無理かなと、このようには思いましたけれども、平成14年3月のあの時点の事例を持ち出されまして、市の方で事業計画がない。したがって、買い取りの意思がないということを都の方に回答した、こういう御答弁がございました。このことにつきましては、当然私も承知しているところでございます。当時の14年3月、先ほど申し上げました請願が出されましたのが14年9月の議会でございます。都の方から市の方にそういう意向調査があった時点で、地元の住民、あるいは組織に対して、何の説明も、また相談もないままに、全く市民が知らないうちに行政の方で都に回答がされてしまった。こういうことを何カ月かたって市民が知り、そしてこれは大変なことだということから、あの署名運動が始まった。たまたま私、すぐそばに住んでおりましたので、旧田無の人間ではございましたけれども、一応地元のことということもありますし、趣旨がよくわかりましたので、いろいろとお手伝いをさせていただいた経緯がございます。
市長のおっしゃる地域の活性化、あるいはみんなで協働参画型コミュニティの形成、こういうふうなことからしましても、長くあの地域は旧保谷時代、全く政治の光が差さない地域であった、このように地元の方からも伺っております。そうしたことから、新市長登場同時に、今度こそはこの地域にも政治の光が差し、市民の夢の実現に向かって、大きな期待が持たれているところでございます。
そこで伺いますけれども、先ほどの御説明ですと、まだ時間がなくて何の手だても講じていない、話し合いもしていない。施設の方にも伺っていないという御答弁でございました。例えば、社会福祉法人緑寿園では、あの跡地を活用して地域開放型施設をつくりたい、このような意向が一昨年の暮れぐらいから、既に都の住宅局と話し合いがなされているんです。この件につきまして、市議会議員の選挙が終わった後に、私も山田都議会議員ともども、都庁の住宅局の方に伺いまして、その後どうなっているのか、このような話を伺いにいった経緯がございます。それと同時に地元では、あの中の一部ですけれども、まだ境界確定がなされていない、そういう部分があるために、それが終わるまでは次のステップに移れない、このようなことも聞いているところでございます。私が知る限りの時間的な問題としましては、それからもう既に1年が経過いたしております。こうした施設の方で地域開放型施設をつくりたいという意向が都の方に示されている、あるいは境界確定がされていない、そういうふうなことも含めて、市長は御承知なのでしょうか、まず最初に1点目としてお伺いしたいと思います。御答弁によりまして、引き続き関連質問を続けさせていただきます。
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市長(坂口光治君) 中山寛子議員の質問にお答えいたします。
東京都議会議員という立場で、今までの経緯の概略は承知しておるつもりでございます。あそこは引揚者住宅法に基づく住宅でございまして、多くの住宅の建てかえが進んでいく中で、当初建てかえ計画があったんです。しかし、動線がなかなかとれない、特に南側の方から、または学校法人の武蔵野女子学院の方から、いろいろ検討したんですが協力がなかなか得られない。結果として、その導入路が確保できないということで、ずっとまいりました。そんな中で、学校法人の武蔵野女子学院が、校地の一部としてといいますか、拡幅という形で取得をしたいということで、代替地を東伏見の方に用意をいたしまして──これは当時永沢議員も相談にあずかっていたと思うわけでございますけれども、代替地を用意するので、こちらの場所を提供してほしいと、そういうことまであったということを住宅局の方から聞いております。取得をしたいということであったわけでございますけれども、しかしながら、1軒だけなかなか移転をされない方がいた。それが何年か続きました。普通の公営住宅ですと、公営住宅法の中で対応するということなんですが、引揚者住宅法、私も初めてその法律に接したわけですが、もう極めてまれな、東京都が抱えている住宅の中でも、その法律の適用ということで、なかなか公の力をもってしても、移転をしてもらうことができにくかった。そうしてそのようなことを引きずっている過程で、実は武蔵野女子学院の経営に対する方針が変わってきたんです。つまり少子化の中で、これ以上のなかなか入学者の増というものは見込めないということで断念をされました。それが正確には今覚えていないんですが、数年前でございます。その後に、何とかこの地域に役立つような公園として整備ができないだろうかという御要望が出てきたと、そのように承知をしております。
それで、先ほども注意をしながら答えたわけでございますけれども、これは東京都と西東京市だけの問題ではなくて、地域の住民の方、先ほど中山議員からお話がありました居住しておられる方の道路の問題とも関連しております。実は都営住宅に面したところに生活道路が入っておりまして、それからその境界確定の問題があるわけでございますけれども、やはり地元住民の方にしてみれば、庭先同然のところでございますので、できるだけ空地として、公園として、また一朝有事の際には防災機能を持った広場として確保してほしいと、これは実によくわかるんですね。
ですから、できるだけそういう御要望におこたえをしていきたいわけでございますけれども、東京都も都営住宅と同じように、「あげるよ」と言ってくれれば一番いいんですけれども、「あげるよ」と言っていないんですね。住宅局から財務局にまだ正式には移管されていないということでございますので、東京都の財産であるということです。東京都住宅局は、住宅が建っているところについては──今は住宅局から都市整備局になりましたけれども、100戸以下のところは地元に移管するということも前向きに検討しているわけですが、更地になったところについては、移管するよという話にはなっていないんです。それが大変微妙なところです。方向としては、財務局に移管をしたいということでございまして、財務局に移管されますと、それは近傍隣地の価格を一応前提といたしまして、どこまで公共減額ができるか、住吉町の都営住宅の跡地のところで買収が行われる予定で、西東京市が取得をする予定でございますが、それと同じような問題が出てくるということでございます。
したがって、そのような経過を踏まえながら、どのように地元の住民の皆様方の御要望におこたえできるのか。また、かねてから隣地であります社会福祉法人の方からも、できれば特別養護老人ホーム等の増床、または新設になるのかしれませんけれども、そのような思いも聞いております。それから、地形がちょっとくの字形になっている部分がありますので、境界確定などの問題とも関連してくるとかと思うんですが、女子学院の方の動向も確かめる必要があるのではないかと、そのように考えているところでございます。地元の皆様方には、全部市が買うとか、またはすべてかゼロかというようなことだと、なかなか話がつきづらい部分があるわけでございますが、これは中国の故事に倣うわけではございませんが、天下三分の計で考えるような視点が、もし可能であるならば、一部は例えば社会福祉法人、一部は女子学院さんの方の思いを聞いてみないとまずいんですが女子学院さん、そして一部は例えば市が取得をするというようなことも踏まえまして、これから検討して、市の役割はそういう市として取得ができるかどうかということとともに、全体のコーディネーションといいますか、そういったことをすることが大変重要な役割と心得ておりますので、そのような視点で対応をしていきたいと考えています。
31番(中山寛子君) 今、確認が1つできまして、まだ都の住宅局の方に権利というか、所管があるということで安心をしました。ということは、持っていきようによっては今からでも遅くないと。これは市長、助役、そして住民の方も含めた、あるいは都議会議員を一緒にして、政治手腕の見せどころというんでしょうか、やはりこういうのは時期があり、タイミング、持っていきよう、それによって不可能なことも可能になることだってあり得るんです。
一つの新しい発想の転換という観点から私は御提案をさせていただきたいんですが、実は高齢者福祉の施策として、御承知のようにケアハウスというのがございます。これは市民から大変高い評価を受けているわけでございますけれども、これの屋外版、実は先日ケアハウスに対してケアガーデンですね、これをきょうはぜひ坂口市長に御提案させていただきたい。過日NHKのラジオで千葉県佐原市で現在築造中のケアガーデンの概要の話がいろいろと放送されました。それによりますと、高齢者や障害者は歩行はもちろん長距離を歩くことはもちろん、しゃがんだり、中腰になったり、そういうことが一番苦痛である。といって家に閉じこもりがちなこうした方々を、リハビリを兼ねて少しでも野外に連れ出し、個々の体力、あるいは趣味に応じた花づくりや野菜づくりを通して土に触れ、草を見、草をむしり、あるいは花をながめ、そしてそこに集う人との出会い、触れ合い、そういうことがこういう高齢者、障害者にとっては大変機能回復訓練にもなるし、認知症の予防になるんだと、こういう趣旨で佐原市でケアガーデンというのが初めて今築造中だそうでございます。
時間が余りありませんから、詳しくはまた次の機会といたしますけれども、一部その概要について御紹介をさせていただきたいと思います。一般的に花壇とか、畑とか申しますと、地面が平坦にありまして、そこを仕切ってあって、市民農園によく見られるような形態、ああいうふうなものを都市の中では想像するわけでございますけれども、このケアガーデンの発想というのは、高さが1つは30センチのエリア、それから50センチのエリア、そして70センチのエリア、そういうゾーンを幾つかつくって──と申しますのは、実は御承知のように私は足の骨を折りまして、1カ月思うように動けない不自由な生活をしました。そういう中で、歩行器に座りながら、カニの横歩きですけれども、流し台、調理台、ガス台を行ったり来たりしながら、毎日夕飯の支度をしました。そして庭におりたときに、猫の額のような庭でございますけれども、チューリップが終わって、今度は夏の花の植えかえ、そういうのも今度は家にたまたまあったビールのケースを下に向けて幾つか並べて、そこに腰かけながら隣の方へ、また位置を変えながら毎日昼間1時間、花の手入れ、植えかえもしました。おかげさまで思ったよりも早くこのように回復できたというのは、これがすなわちリハビリなんですよ。それにうまくつながった、自分なりの勝手な、家の中での生活ですけれども、そういうものがやはり今言ったケアガーデンにも同じようにその趣旨として見られるのではないか。大変価値あるそういう施設が、もしあそこに夢として実現できたら、あの地域にも大勢のそうした御不自由な方、お年寄り──今のラジオの話に戻りますけれども、大きな区画は要らないんです。せいぜいプランターの5つ6つも置ける小さな区画、そういうものを幾つか用意する、あるいは市民農園に見られる程度の一つの多少大き目の区画も幾つかつくる、そして平面のところのそうした農地、畑、花壇、さらに30センチの高さの花壇。これは30センチだと車いすのまま座って作業ができるんです。50センチですと、ずっとベンチを並べた形で、腰かけたまま花の手入れや好きなことができるんです。70センチの高さにやっておきますと、立ってサークルで、あるいは歩行器で、あるいは松葉づえをついたままじかにこういうふうに手入れができるんです。そしてそれを昼間1時間、夜1時間、私の実際の体験として、今申し上げました。
これまでの請願ですと、漠然と何となく緑地、公園にしてほしいという具体性のないものだったものですから、それが今申し上げましたように、福祉も一緒に大きな施策の一つとしてやっていけるようになれば、この公園ですと、中の通路、そういうところは車の通らない、車いすがやっと1台通れるだけで、幾つも機能的に道路をつくる。そして端の方には、フジ棚とかブドウ棚、そういうものを塀沿いにつくっておきますと、暑い盛りには、そこでちょっと一休みができる、お弁当を持っていってお昼を食べる、あるいはおやつやお茶を持っていって、たまたまいらした皆さんと一緒にそこでコミュニケーションが図れる、こういう新しい発想のケアガーデン。私はまだ地元の皆さんにこのお話はしておりません、多少でも新市長がなるほどと、できるかできないかは別として御検討いただく意欲があるかどうか、その辺の感触をきょうの時点でまずつかみたいなと思うわけでございます。
時間がないですから、御答弁はすぐには無理でしたら、一方的に言わせていただきますけれども、いこいの森公園がオープンしまして、大変皆さんに喜ばれておりますけれども、やはり今申し上げた障害者、高齢者、そういう方には、バスを使ってとはいっても、なかなか行かれないんです。そういう方は生活道路、生活の場の延長として、すぐそばのこういうところで、何かちょっと1時間、おしゃべりができたり、あるいは手作業ができたり、そしてそこで、きのうはつぼみだったけれども、きょうは咲いているかな、開いているかな、種をまいた野菜の芽が出たかな、そして毎日その成長を見る、それがやはり生きがいであり、励みであり、ちょっとつらいけれども、やはりきょうもまた行ってみよう、これが大変重要な福祉の施策であろう、このように思うわけです。
あの地域は、承知のように夏になりますと、身の丈に余る夏草が生い茂ります。子どもたちがもしその中に入り込んでいたずらをしても目につかない、大丈夫かなと、いつも心配しております。これについては、年に2回東京都の方で草刈りをしておられるそうでございますけれども、これもかなり予算がかかる。そして、それが冬になりますと、枯れ草となって、秋口に刈られていますから、背丈はそんなに大きくなくても、一面の枯れ草の状況で、一応生活道路になっておりますから、通行人がもしそこでたばこの投げ捨てでもやったら、たちまち野火のように大変な事態も起こるのではないか。もう10何年ああいう状況のままですから、今までにそういうことがなかったのが不思議なくらい、こういうふうに私は大変いつも心配しているところでございます。
それまでの公園緑地の保全、そういうやや抽象的な目標から具体的に夢が描ける、高齢者福祉を基本に据えた構想として、新しい発想の転換、そういうことで何とか──今回新しい市長の、なおかついろいろとやる気十分の御意見を今までにも伺っておりますので、事業主体として、例えば東京都の新規事業として、東京都のモデル事業として、そしてその上で運営管理を市に委託してもらえないか。あるいは緑寿園の事業拡大にあわせ、緑寿園との共同事業として払い下げを、あるいは借り上げ方式で、そういうことが不可能なのか。地域の住民の皆さんと一緒になって、NPOの法人の立ち上げ、そうした組織によることが無理なのか、そしてさらに多少の受益者負担をしながらでも、地域の住民の皆さんが本当に障害者、お年寄り、そして健常者も含め、やはり健常者の御協力がないとできるものではございません。水やりにしても、あるいはちょっとした土の持ち運び、あるいはプランターを外したり、おろしたり、上げたりということもございます。そういうふうなことも含めて、やはり地域の皆さんが、こうした地域の活性化のためにやっていただけるならば、本当の意味の地域づくり、まちづくりにつながっていくのではないか、このように思うわけでございます。
最初の日に言われておりました援農ボランティアですか、そういうふうな組織、あるいは今高齢者の見守りネットワークという組織もでき、それを拡大した形で、もしそういう夢が実現すれば、そういう方々の協力もいただきながら、本当に初めてあの地域の皆さんの夢を実現させていただけるような、喜んでいただけるような、そういう発想の転換をやっていただけたらというふうに考えるところでございます。まだまだ具体的にはこれから専門家の御意見等も伺い、いろいろな方式があると思うんです。西東京の中には農家の皆さん、そして林業の皆さん、専門家の皆さんが大勢いらっしゃいます。そういう方々も含めまして、今申し上げたようなことが、夢として市長のお気持ちの中に多少でも御検討していただけるお気持ちがあるかどうか、最終的にはまた次の機会ということにいたしまして、私がただいまNHKの話として御提案申し上げましたことについて、市長の御所見をお伺いしたいと思います。
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市長(坂口光治君) 大変貴重な御提言をいただきましてありがとうございます。基本的には前の市長のとき、14年3月に取得希望に関する照会を受けて、庁舎検討の結果、買い取る予定がない旨の回答をしておるということでございますけれども、先ほど申し上げましたとおり、この新町の地域というのは、私も大変好きな地域でございまして、我が家族も昭和33年までは田無工業高校の前、保谷二小のすぐ近くに住んでおりまして、亡くなりました母ですとか、さらには家内等からも話を聞いているところでございます。あそこには千川上水がありまして、ちょっと行きますと玉川上水もありまして、道路の景観も含めて、大変いいところです。この場所につきましては、そういう女子学院等に隣接したいい場所ではあるわけでございますが、仮に財務局に移管されて競売されると、恐らく家が建ってしまうと思うんです、戸建ての住宅。土地の価格からしましても、30坪くらいで3,000万円から4,000万円ぐらいの戸建て住宅が建ってしまうのではないかということが推測されます。では、そのようなことでいいのかというと、市としても余り好ましいとは思えませんし、地元住民の皆様方の要望は、できれば今、中山議員からお話がありましたような、ケアガーデンかどうかは別としまして、私は大変いいアイデアだと思いますけれども、やはり空地としてまたは公園として残してほしいと。それは日ごろの憩いの場だけでなくては、一朝有事の際の災害にも対応できるような空間になるということです。こういう強い要望があるわけですから、前回は買い取り予定がない旨の回答をしているわけでございますが、先ほどありましたように、東京都をやめて助役にも来ていただいた、都市整備局のプロパーでございますので、協議をいたしまして、また庁内的な再検討を含めまして、先ほど言いました3つぐらいの主体がお互いに、よく言うような顔合わせ、心合わせ、力合わせができるような関係ができれば、これは中山議員の思いに沿うような、またはそれに近いようなアイデアも出てくるのではないかと思っておりますので、ぜひまたお知恵と力をおかりしたいと思います。
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1番(中山寛子君) 最初の代表質問の御答弁から、かなり前進したというか、希望が持てる御回答を最後にいただきまして、意を強くいたしまして、最後に顔合わせ、心合わせ、力合わせ、市長から何回かお聞きしております。これがどうぞ背中合わせになりませんように、最後にお願いして、私の質問を終わります。
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以上をもちまして、自由民主党西東京市議団の代表質問を終わります。
平成17年第4回定例会付議案件・結果 平成17年12月19日現在
案件 件名 議決結果
議案第97号 工事請負契約の締結について 同意
議案第98号 西東京市手数料条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第99号 外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例 原案可決
議案第100号 西東京市議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第101号 西東京市長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第102号 西東京市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第103号 西東京市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第104号 西東京市保谷こもれびホール条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第105号 西東京市保谷こもれびホールの指定管理者の指定について 原案可決
議案第106号 南町地区会館の指定管理者の指定について 原案可決
議案第107号 下宿地区会館の指定管理者の指定について 原案可決
議案第108号 緑町地区会館の指定管理者の指定について 原案可決
議案第109号 谷戸地区会館の指定管理者の指定について 原案可決
議案第110号 向台地区会館の指定管理者の指定について 原案可決
議案第111号 芝久保地区会館の指定管理者の指定について 原案可決
議案第112号 東伏見コミュニティセンターの指定管理者の指定について 原案可決
議案第113号 ふれあいセンターの指定管理者の指定について 原案可決
議案第114号 西東京市田無総合福祉センター条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第115号 西東京市保谷障害者福祉センター条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第116号 西東京市高齢者在宅サービスセンター条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第117号 西東京市老人憩いの家条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第118号 西東京市奨学資金支給条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第119号 西東京市立保育所設置条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第120号 市道路線の認定について 原案可決
議案第121号 市道路線の廃止について 原案可決
議案第122号 アスタ市営駐車場の指定管理者の指定について 継続審査
議案第123号 西東京市スポーツ施設条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第124号 西東京市スポーツ施設の指定管理者の指定について 原案可決
議案第125号 東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合規約の一部を改正する規約 原案可決
議員提出議案第11号 議員の寄附行為にかかる決議 原案可決
議員提出議案第12号 「真の地方分権改革の確実な実現」に関する意見書 原案可決
議員提出議案第13号 議会制度改革の早期実現に関する意見書 原案可決
議員提出議案第14号 公団(都市再生機構)の家賃値上げを見合わせ、居住の安定を図り、国会決議の全面実現を求める意見書 原案可決
陳情第23号 東京都建築安全条例第4条に関する陳情 趣旨採択
陳情第24号 「西東京いこいの森公園」の騒音対策要請についての陳情 継続審査
陳情第25号 西東京いこいの森公園の水遊びの遊具(噴水)の使用禁止についての陳情 継続審査
陳情第26号 公団(都市再生機構)の家賃値上げを見合わせ、居住の安定を図り、国会決議の全面実現を求める意見書提出についての陳情 採択
陳情第27号 保谷駅南口再開発の見直しまたは中止を求める陳情 継続審査
陳情第28号 介護保険改正に関する陳情 継続審査
陳情第29号 「医療制度構造改革」による高齢者への負担増等に反対する意見書の採択を求める陳情 継続審査
陳情第30号 居住費・食費に対する西東京市独自の軽減対策を求める陳情 継続審査
*趣旨採択に当たっての意見
陳情第23号…「陳情の趣旨を勘案して可能な範囲で努力されたい。」
議案第59号 西東京市長等の退職手当の特例に関する条例 継続審査
議案第60号 西東京市教育委員会教育長の退職手当の特例に関する条例 継続審査
議案第86号 西東京市都市計画税条例の一部を改正する条例 修正可決
議案第88号 平成16年度西東京市一般会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第89号 平成16年度西東京市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第90号 平成16年度西東京市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第91号 平成16年度西東京市受託水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第92号 平成16年度西東京市中小企業従業員退職金等共済事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第93号 平成16年度西東京市老人保健(医療)特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第94号 平成16年度西東京市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第95号 平成16年度西東京市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第96号 平成16年度西東京市保谷駅南口地区第一種市街地再開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
議員提出議案第7号 西東京市都市計画税条例の一部を改正する条例 議決不要
議員提出議案第10号 西東京市議会議員定数条例 否決
陳情第2号 西東京市学齢期の障害児支援についての陳情 継続審査
陳情第19号 容器包装リサイクル法に基づいた「ごみ減量」システムの整備に関する陳情 継続審査
陳情第22号 議員定数の削減を求める陳情 不採択
*議決不要(議員提出議案第7号)
議案第86号が修正可決され、それと同一事項を内容とする議案であるため議決の必要がなくなったものです。
平成17年第3回定例会付議案件・結果 平成17年9月29日現在
案件 件名 議決結果
議案第75号 平成17年度西東京市一般会計補正予算(第1号)の専決処分について 承認
議案第76号 平成17年度西東京市下水道事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分について 承認
議案第77号 平成17年度西東京市一般会計補正予算(第2号) 原案可決
議案第78号 平成17年度西東京市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 原案可決
議案第79号 平成17年度西東京市下水道事業特別会計補正予算(第2号) 原案可決
議案第80号 平成17年度西東京市中小企業従業員退職金等共済事業特別会計補正予算(第1号) 原案可決
議案第81号 平成17年度西東京市駐車場事業特別会計補正予算(第1号) 原案可決
議案第82号 平成17年度西東京市介護保険特別会計補正予算(第1号) 原案可決
議案第83号 平成17年度西東京市保谷駅南口地区第一種市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号) 原案可決
議案第84号 西東京市用品調達基金条例を廃止する条例 原案可決
議案第85号 西東京市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第86号 西東京市都市計画税条例の一部を改正する条例 継続審査
議案第87号 東京市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約 原案可決
議案第88号 平成16年度西東京市一般会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第89号 平成16年度西東京市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第90号 平成16年度西東京市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第91号 平成16年度西東京市受託水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第92号 平成16年度西東京市中小企業従業員退職金等共済事業特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第93号 平成16年度西東京市老人保健(医療)特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第94号 平成16年度西東京市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第95号 平成16年度西東京市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第96号 平成16年度西東京市保谷駅南口地区第一種市街地再開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議員提出議案第7号 西東京市都市計画税条例の一部を改正する条例 継続審査
議員提出議案第8号 アスベスト被害救済のための新法制定に関する意見書 原案可決
議員提出議案第9号 耐震改修等促進のための施策充実・強化を求める意見書 原案可決
議員提出議案第10号 西東京市議会議員定数条例 継続審査
陳情第16号 西東京市在住の私立小中学校就学者に対する教育費助成についての 陳情採択
陳情第17号 ひばりヶ丘駅北口のバリアフリー化促進に関する陳情採択
陳情第19号 容器包装リサイクル法に基づいた「ごみ減量」システムの整備に関する陳情 継続審査
陳情第20号 集中豪雨に伴う「かえで通り」の冠水災害の解消に関する陳情 採択
陳情第21号 「はなバス」第5ルートの運行改善に関する陳情 採択
陳情第22号 議員定数の削減を求める陳情 継続審査
◎陳情第15号 障害者自立支援法に関する陳情 審議未了
※審議未了…会期中に結論を出さず、継続審査の手続をせずに廃案となることをいいます。
議案第59号 西東京市長等の退職手当の特例に関する条例 継続審査
議案第60号 西東京市教育委員会教育長の退職手当の特例に関する条例 継続審査
※陳情第30号 「東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合に情報公開条例制定を求める意見書」提出に関する陳情 不採択
※陳情第47号 調布保谷線整備における住環境保全に関する陳情 不採択
陳情第2号 西東京市学齢期の障害児支援についての陳情 継続審査
陳情第9号 大地震に備え青梅・新青梅街道の歩道橋撤去を求める陳情不採択
※は平成16年受理分です。
平成17年第2回定例会付議案件・結果
○付議案件・結果
案件 件名 議決結果
議案第49号 平成17年度西東京市一般会計予算 原案可決
議案第50号 平成17年度西東京市国民健康保険特別会計予算 原案可決
議案第51号 平成17年度西東京市下水道事業特別会計予算 原案可決
議案第52号 平成17年度西東京市受託水道事業特別会計予算 原案可決
議案第53号 平成17年度西東京市中小企業従業員退職金等共済事業特別会計予算 原案可決
議案第54号 平成17年度西東京市老人保健(医療)特別会計予算 原案可決
議案第55号 平成17年度西東京市駐車場事業特別会計予算 原案可決
議案第56号 平成17年度西東京市介護保険特別会計予算 原案可決
議案第57号 平成17年度西東京市保谷駅南口地区第一種市街地再開発事業特別会計予算 原案可決
議案第58号 西東京市手数料条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第59号 西東京市長等の退職手当の特例に関する条例 継続審査
議案第60号 西東京市教育委員会教育長の退職手当の特例に関する条例 継続審査
議案第61号 西東京市市税条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第62号 西東京市市民交流施設条例 原案可決
議案第63号 西東京市保谷こもれびホール条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第64号 西東京市立児童館条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第65号 西東京市地区計画等の案の作成手続に関する条例 原案可決
議案第66号 西東京市立公園条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第67号 西東京市駐車場条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第68号 西東京市スポーツ施設条例 原案可決
議案第69号 工事請負契約の締結について 同意
議案第70号 工事請負契約の締結について 同意
議案第71号 工事請負契約の締結について 同意
議案第72号 工事請負契約の締結について 同意
議案第73号 西東京市収入役の選任につき同意を求めることについて 同意
議案第74号 西東京市監査委員の選任につき同意を求めることについて 同意
議員提出議案第5号 地方六団体改革案の早期実現に関する意見書 原案可決
議員提出議案第6号 地方議会制度の充実強化に関する意見書 原案可決
陳情第8号 財団法人西東京市文化・スポーツ振興財団こもれびホール運営改革を求める陳情 不採択
陳情第9号 大地震に備え青梅・新青梅街道の歩道橋撤去を求める陳情 継続審査
陳情第10号 大地震に備え保谷駅南口ペデストリアンデッキ計画の廃棄を求める陳情 不採択
陳情第11号 西東京市施設内における和弓場設置に関する陳情 趣旨採択
陳情第12号 教科書採択に関する陳情 不採択
陳情第13号 学習指導要領の目的を十分に踏まえた中学校の歴史・公民教科書の採択を求める陳情 採択
陳情第14号 こもれびホールの事業存続に関する陳情 採択
◎趣旨採択に当たっての意見
・陳情第11号…「市財政を勘案し、願意に沿うよう努力されたい。」
○継続案件・結果
案件 件名 議決結果
※請願第4号 全天候型総合和弓場の設置に関する請願 取り下げ
※陳情第30号 「東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合に情報公開制度を求める意見書」提出に関する陳情 継続審査
※陳情第45号 補助金支給に関する陳情 趣旨採択
※陳情第47号 調布保谷線整備における住環境保全に関する陳情 継続審査
※陳情第50号 「公的年金等控除」縮小・「老年者控除」の廃止の中止と定率減税の廃止を行わないことを求める陳情 不採択
陳情第1号 「市場化テスト」や「給与構造見直し」に反対する意見書の採択を求める陳情 不採択
陳情第2号 西東京市学齢期の障害児支援についての陳情 継続審査
陳情第4号 西東京市緑町三丁目都営アパートへの駐車場設置計画の中止を求める陳情 取り下げ
陳情第7号 西東京市緑町三丁目都営アパートへの駐車場設置計画の中止を求める陳情 取り下げ
◎※は平成16年受理分です。
◎趣旨採択に当たっての意見
・陳情第45号…「建設費補助金の停止を解除するものとみなし願意に沿うよう努力されたい。」
平成17年第1回定例会付議案件・結果
○付議案件・結果
案件 件名 議決結果
議案第2号 平成16年度西東京市一般会計補正予算第2号 原案可決
議案第3号 平成16年度西東京市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 原案可決
議案第4号 平成16年度西東京市下水道事業特別会計補正予算第2号 原案可決
議案第5号 平成16年度西東京市受託水道事業特別会計補正予算(第2号) 原案可決
議案第6号 平成16年度西東京市老人保健(医療)特別会計補正予算(第2号) 原案可決
議案第7号 平成16年度西東京市介護保険特別会計補正予算(第2号) 原案可決
議案第8号 平成16年度西東京市保谷駅南口地区第一種市街地再開発事業特別会計補 正予算(第1号=@j 原案可決
議案第9号 西東京市個人情報保護条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第10号 西東京市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第11号 西東京市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例 原案可決
議案第12号 西東京市市税条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第13号 西東京市中小企業不況対策特別緊急事業資金融資あっせん条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第14号 西東京市心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第15号 西東京市乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第16号 西東京市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第18号 西東京市文化財保護条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第19号 西東京市文化財保護審議会条例の一部を改正する条例浴@ 原案可決
議案第20号 西東京市国民健康保険条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第21号 平成17年度西東京市一般会計暫定予算 原案可決
議案第22号 平成17年度西東京市国民健康保険特別会計暫定予算 原案可決
議案第23号 平成17年度西東京市下水道事業特別会計暫定予算 原案可決
議案第24号 平成17年度西東京市受託水道事業特別会計暫定予算 原案可決
議案第25号 平成17年度西東京市中小企業従業員退職金等共済事業特別会計暫定予算 原案可決
議案第26号 平成17年度西東京市老人保健(医療)特別会計暫定予算 原案可決
議案第27号 平成17年度西東京市駐車場事業特別会計暫定予算 原案可決
議案第28号 平成17年度西東京市介護保険特別会計暫定予算 原案可決
議案第29号 平成17年度西東京市保谷駅南口地区第一種市街地再開発事業特別会計暫定予算氏@ 原案可決
議案第30号 西東京市立公園条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第31号 西東京市監査委員の選任につき同意を求めることについて 同意
議案第32号 西東京市助役の選任につき同意を求めることについて 同意
議案第33号 西東京市監査委員の選任につき同意を求めることについて 同意
議案第34号 西東京市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 同意
議案第35号 西東京市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 同意
議案第36号 西東京市、柳泉園組合及び多摩六都科学館組合公平委員会委員の選任に
つき同意を求めることについて 同意
議案第37号 西東京市固定資産評価員の選任につき同意を求めることについて 同意
議員提出議案第2号 BSE(牛海綿状脳症)対策で、全頭検査の維持を求める意見書 原案可決
議員提出議案第3号 乳幼児医療費助成制度の所得制限を撤廃し、対象を小学生以上に拡大す
ることを求める意見書 原案可決
議員提出議案第4号 生活保護に関する国庫負担の引き下げに反対する意見書 原案可決
陳情第1号 「市場化テスト」や「給与構造見直し」に反対する意見書の採択を求める陳情 継続審査
陳情第2号 西東京市学齢期の障害児支援についての陳情 継続審査
陳情第3号 図書館休館日の変更を求める陳情 趣旨採択
陳情第4号 西東京市緑町三丁目都営アパートへの駐車場設置計画の中止を求める陳情 継続審査
陳情第5号 少人数学級の実現を求める陳情 趣旨採択
陳情第6号 住吉公民館移転の計画に関する陳情 取り下げ
陳情第7号 西東京市緑町三丁目都営アパートへの駐車場設置計画の中止を求める陳情 継続審査・lt;/p>
※趣旨採択に当たっての意見
・陳情第3号…「願意に沿うよう努力されたい。」
・陳情第5号…「願意に沿うよう努力されたい。」
○継続案件・結果
案件 件名 議決結果
請願第4号 全天候型総合和弓場の設置に関する請願 継続審査
陳情第30号 「東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合に情報公開制度を求める意見書」提出に関する陳情 継続審査
陳情第45号 補助金支給に関する陳情 継続審査
陳情第47号 調布保谷線整備における住環境保全に関する陳情 継続審査
陳情第50号 「公的年金等控除」縮小・「老年者控除」の廃止の中止と定率減税の廃止
を行わないことを求める陳情 継続審査
平成16年度 12月議会 厚生委員会 委員長報告
私が12月議会において報告しました委員長報告を掲載いたします。
議案第62号 「西東京市生活つなぎ資金貸し付け条例の1部を改正する条例」についてを報告します。
まず最初に生活福祉課長より、平成16年6月159回通常国会において破産法の全面改正が行われ、新たな破産法が成立し、平成17年1月1日から施行となるため、条例に規定されている法律番号を改めるものである。等の説明を受け、
続いて質疑に入りました。
質問 新旧対象表では旧は「破産法の制限」になっていて新の方は「破産手続きの開始決定」というふうに文言が変わっているが内容についてもう少し詳しく教えてほしい。
答弁 本改正については、破産の原因の発生から、いわゆる破産の申し立て、破産の手続きの開始、破産財産の管理、債権者の債権の決定、配当、破産の集結という手続きの中でいわゆる破産に対する規制を減らし、再起に力点を置くという考えの中から手続きを簡素化するということで細部にわたって改正がなされている。特に、旧法においては「破産の宣告」という言葉が使われているが新法においては、「破産手続きの開始決定」というような言葉に改められている。
質問 自己破産件数がものすごくふえている、今まで厳しかった手続きの時間だとかスピードだとかということについても、もっと緩和していこうというふうな趣旨の改正法ということで理解してよろしいか。
答弁 その通りである。
以上のような質疑の後、討論なく、本案は挙手全員で可決されました。
続いて陳情51号 介護保険制度の円滑な運営を図るための陳情については、
介護保険課長より
陳情項目1番と2番については、全国市長会、東京都市長会等でも要望している。3番目については現在社会保障審議会介護保険部会で継続審査している。
4番目は社会保障審議会の介護保健部会の7月20日に意見というものが出ているが、この中では特に議論はないところである。
介護の場合、保険制度なので高額介護サービス費ということであればお金が返ってくる仕組みになっている。
以上のような説明の後、質疑を行い、討論なく、挙手全員で採択されました。
なお、のちほど意見書が提出されますので合わせてご審議の程よろしくお願いいたします。
続いて 平成15年 陳情第29号(仮称)「子供の総合支援センターにおける障害児支援の陳情」について報告致します。
この陳情については平成15年6月議会より継続審査してきたものでございます。
まず平成15年6月議会では児童青少年部長より今議会において、(仮称)子供の総合支援センターについては、住吉福祉会館の建て替えの中で考えていくという市長答弁がある。との説明の後、質疑に入りました。
意見 市長から委嘱されている審議会の結論が出ていない、そのような中で審議を闊達にやってもうためには、もう少し様子をみるということも必要ではないか。
質問 策定委員会が解散した後に市民が継続して計画参加できるというような事が可能か。
答弁 今後は、基本設計、実施設計の分野に入っていく、複合施設全体の中で市
民参加それ自体にもさまざまな整合性があると思うのでこれから調整する。
質問 住吉福祉会館については、いわば陳情が本会議とのずれがあったので若干トラブルがあった感じがするが、これは解消できるという含みで理解していいのか。
答弁 指摘通りだと思う。時間的なズレの中で多分前よりは安心していただいている部分があるのではないかと思う。
意見 学齢期の余暇対策という面では、当然このセンターだけの問題ではないというのは十分承知いるが、ぜひこれからは本当に全市的に対策を、きめ細かな形での対応できるよう努力していくことを要望する。
以上のような質疑の後継続審査となりました。
続いて平成15年9月議会では、子育て支援課長より、陳情2番の部分、「9月上旬の子育て支援計画策定委員会解散後」という表現があるが、これがすでに9月であるので現在こちらについては11月までということで2カ月延ばしている。との説明を受けた後、質疑に入りました。
意見 この委員会が行政側とのやり取りの中で、保護者の皆様方もかなり明るい見通しができてできたようなご意見をいただいたり、お手紙をいただいたり、そういう報告をいただいたりしている。
また9月から11月いうことなので2カ月間伸ばしたということにも大きな意義があると思う。以上の理由により継続審を提唱する。
以上のような意見の後継続審査となりました。
続いて平成15年12月議会では、
子育て支援課長より
陳情項目2番目のその後の市民参加については、また別の組織ということで考えている。
3番目については「学齢期(障害のある小・中・高校生)の子供を対象に本人の社会参加」云々であるが、これについては現在策定をほぼ完了している。子育て支援計画の中においても、子供の居場所の再検討と言う中に、児童館の再編成と言う場において障害児の放課後活動事業の場と言うような形で表現されている。
というような説明、質疑の後、継続審査になりました。
続いて平成16年3月議会では、
子育て支援課長より子育て支援計画策定委員会が解散したそれ以後の市民参加ということについては、平成16年度予算については、子供の福祉審議会の中で審議を仰ぐよう考えている。
また児童青少年部長より、それぞれの施設にかかわる基本的な考え方として、基本的な機能に対応して例えばこの機能を充足させるためには、具体的にいうとどんな部屋が何平米必要とかということを事務サイドで作業させていただく段階にきていると考えている。
「学齢期の余暇対策支援の設置」というのは具体的にちょっと良く分からない部分があるが、例えば今年の建設される総合支援センターの中にそれなりのスペースをというのことであるとすれば占有という形にはならないかもしれないが、基本的な機能に対応する施設スペースを考える中でそういうことも活用できるという視点で検討してみたい。以上のような説明の後、続いて質疑に入りました。
意見 確かに3年間にわたる計画になる。そういった面では児童青少年部ひとつの問題ではないと思うが、他の部署とも当然調整しながらそういう計画のタイムスケジュール的なもの示していただくように要望する。
このような意見の後継続審査となりました。
続いて平成16年の6月議会では子育て支援課長より「さらなるニーズへの柔軟な支援を踏まえ、拡充され、障害児の適切な療育と家庭支援を受けられるようお願い申しあげます」という点について全体として1500平米だが、部屋の積み上げでいうと約1,000平米「ひいらぎ」と支援センター両方で約2倍ということで拡充につながるかと思う。
また、子育て支援計画策定委員会においては、「基本設計等具体的な段階に入る際は、専門家、市民参加の検討委員会等を組織することが必要と考えるを特に付記する」ということがあり、言葉として具現化されている。
との説明、質疑の後、継続審査に決定しました。
続いて9月議会では、児童青少年部長より6月3日に市民説明会をした、その後陳情団体から市長あてに質問状をいただいた。学齢期の障害児支援について、子供の発育センター「ひいらぎ」の機能の今後について、市民からの要望の組みとり方についての3点を質問された。
「ひいらぎ」の機能については子供の相互支援センターの方でその機能を引き継ぐという答弁を、学齢気の障害児支援については子供の総合支援センターの方に拠点をというような要望だったが、活動のスペースは用意できると思うが、いわゆる拠点というような位置づけでは考えていないという答えと、その他、現在児童館を中心にそう言った活動の場所については提供してきているというような実情についてを説明した。
市民からの要望についてはここで基本設計を委託したので、住吉福祉会館の建て替えについては、今年度基本設計を行う予定であり、これは複合施設になるので担当ごとに検討している段階で、これを持ち寄り基本設計の準備に入る予定である。との説明、質疑の後に継続審査に決定しました。
続いて今議会では、子育て支援課長より現在住吉福祉会館関係課による調整担当者会というものを設けており、施設機能に関する基本的な考え方というものをそれぞれ持ち寄り、受託設計会社とともに基本設計の作業を進めている段階である。今後のスケジュールとしては、17年同の5月、6月には議会、利用者、近隣の住民の皆様に住吉福祉会館全体としての基本設計の説明を行うという予定である。との説明を受けた後、質疑入りました。
質問 をこの間ずっと継続してきた経過の中で陳情者の意向がどう反映されてきたのか、話し合いが継続されているのか。
答弁 6月3日に市民説明会をした。その後市長あての質問状も頂いている、全体的にはご理解いただいていると考えている
質問 来年の5月から6月に基本設計が示されるということだが、それからでも修正意見と言うものが反映されるのか。
答弁 それらは会館全体の話になるかと思うが、全体の調整検討会ほかで検討させていただき、実施設計の段階で組みにいられるというか、可能なものについては対応してけると考えている。
以上のような質疑の後、討論なく本案は挙手全員で採択されました。
続いて 陳情 第49号 女性センター建設に関する陳情 については
執行部から特に説明なく、直ちに質疑に入りました。
質問 利便性のいい場所ということは何を意味しているのか、所管でニーズをつかんでいるか
答弁 利便性についてはよくわからないが、今作ってる場所については市として中央部にあり子供の総合支援センターとの合築、全市的なサービスを視点においた施設が作られる、特に不便であるという認識は持っていない
質問 男女平等推進計画に検討小委員会の資料編が載っているが、単独施設が最良、他機関との複合の場合は2機関までというような、そうした面では女性センターという位置づけからして、複合施設先にありきというものは私も避けるべきだと思う。
またある意味プライバシー保護の観点に立ったような内容がのぞまれると思うがどうか、また400平米とはどのぐらいになるのか。
答弁 合築だからこそ良い部分もあると考えている、子供総合支援センターが入るということでその連携等もしており、子供の相互支援センターに来たお母さん、子供さんでお母さんが悩んでいるという場合はすぐに女性相談の方に来れるかなと考えている。
プライバシーについては何できたのかわからない部分もあるかなということで合築の方がいいのではないかと思う。400平米というと小学校の普通教室が60平米ぐらいだと思うので約7倍になるかと思う。
質問 女性センターを作るという選択肢に立った場合に可能なのはこの場所かあるいは再開発ビルの公益施設という2か所しかないんじゃないかと思うがどうか。
答弁 合併協議会の新市建設計画の流れもひとつの課題となっていたことなので、
早い時期に形にしたいということから住吉福祉会館の建て替えの中で見通しがたてるということでそういう方向にした。
質問 現在調整担当者会議が開かれているが、市民の要望があればこの会議にも
反映していくのか
答弁 原則的にはそう考えている。
以上のような質疑の後、取り扱いについて趣旨採択されたしとの発言があり協議が整い、討論を省略し陳情第49号は「現行の計画を進める中で願意に沿う
よう努力されたい」との意見を付し、趣旨採択することに決定いたしました。
続いて陳情第52号住吉福祉会館の建て替えおよび子供総合福祉センター等の合築
に関する住民参加の陳情については、休憩中の協議により書面審査とすることで協議が整い、討論なく挙手全員で本件は採択されました。
続いて 陳情第46号 幼稚園就園奨励費負担堅持の意見書採択に関する陳情についても、休憩中の協議により書面審査とすることで協議が整い、討論なく、
挙手全員で本案は採択されました。
後ほど意見書が提出されますのでご協議の程よろしくお願いいたします。
以上で、2年間にわたる私の委員長報告を終わらせて頂きます。
平成17年度からの議会人事においても厚生委員会に配属されましたので、これからは、一委員として、どんどん意見を言って行くつもりです。ご意見、ご要望のある方はお気軽にメール下さい。
平成16年第4回定例会付議案件・結果
○付議案件・結果
案件 件名 議決結果
議案第61号 西東京市表彰条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第62号 西東京市生活つなぎ資金貸付条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第63号 市道路線の変更につい 原案可決
議案第64号 市道路線の変更について 原案可決
議案第65号 市道路線の変更について 原案可決
議案第66号 市道路線の変更について 原案可決
議案第67号 市道路線の変更について 原案可決
議案第68号 市道路線の変更について 原案可決
議案第69号 市道路線の認定について 原案可決
議案第70号 市道路線の認定について 原案可決
議案第71号 市道路線の認定について 原案可決
議案第72号 市道路線の認定について 原案可決
議案第73号 西東京市農業委員会の選任による委員会の議会推薦委員に関する定数条例 原案可決
議案第74号 指定金融機関の指定について 原案可決
議員提出議案第21号 平成17年度地方交付税所要総額確保に関する意見書 原案可決
議員提出議案第22号 幼稚園就園奨励費国庫負担堅持を求める意見書 原案可決
議員提出議案第23号 介護保険制度の円滑な運営を図るための意見書 原案可決
議員提出議案第24号 被災者生活再建支援法の抜本的改正など、自然災害被災者支援の拡充を求める意見書 原案可決
議員提出議案第25号 北朝鮮に対して即刻経済制裁を求める意見書 原案可決
陳情第44号 西東京市立中学校に通級指導学級の早期開設を求める陳情 採択
陳情第45号 補助金支給に関する陳情 継続審査
陳情第46号 幼稚園就園奨励費国庫負担堅持の意見書採択に関する陳情 採択
陳情第47号 調布保谷線整備における住環境保全に関する陳情 継続審査
陳情第49号 女性センター建設に関する陳情 趣旨採択
陳情第50号 「公的年金等控除」縮小・「老年者控除」の廃止の中止と定率減税の廃止を行わないことを求める陳情 継続審査
陳情第51号 介護保険制度の円滑な運営を図るための陳情 採択
陳情第52号 住吉福祉会館の建てかえ及びこどもの総合支援センター等の合築に関する住民参加の陳情 採択
趣旨採択に当たっての意見
・陳情第49号…「現行の計画を進める中で願意に沿うよう努力されたい。」
○継続案件・結果
案 議決結果
議案第53号 平成15年度西東京市一般会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第54号 平成15年度西東京市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定につい 認定
議案第55号 平成15年度西東京市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第56号 平成15年度西東京市受託水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第57号 平成15年度西東京市中小企業従業員退職金等共済事業特別会計歳入歳出決算の認定につい 認定
議案第58号 平成15年度西東京市老人保健(医療)特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第59号 平成15年度西東京市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第60号 平成15年度西東京市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
請願第4号 全天候型総合和弓場の設置に関する請願 継続審査
平成15年陳情第29号 (仮称)こどもの総合支援センターにおける障害児支援の陳情 採択
陳情第30号 「東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合に情報公開制度を求める意見書」提出に関する陳情 継続審査
陳情第35号 浜岡原発非常事態における放射能災害を防ぐことに関する陳情 不採択
陳情第39号 ごみ排出量の半減を目標とし、「ごみ1/2宣言」を求める陳情 採択
陳情第42号 「浜岡原発非常事態」における放射能災害対策に関する陳情 不採択
平成16年第3回定例会の付議案件・結果
○付議案件・結果
案 件 議決結果
議案第37号 平成16年度西東京市一般会計補正予算(第1号 原案可決
議案第38号 平成16年度西東京市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 原案可決
議案第39号 平成16年度西東京市下水道事業特別会計補正予算(第1号) 原案可決
議案第40号 平成16年度西東京市受託水道事業特別会計補正予算(第1号) 原案可決
議案第41号 平成16年度西東京市中小企業従業員退職金等共済事業特別会計補正予算(第1号) 原案可決
議案第42号 平成16年度西東京市老人保健(医療)特別会計補正予算(第1号) 原案可決
議案第43号 平成16年度西東京市駐車場事業特別会計補正予算(第1号) 原案可決
議案第44号 平成16年度西東京市介護保険特別会計補正予算(第1号) 原案可決
議案第45号 工事請負契約の締結について 同意
議案第46号 工事請負契約の締結について 同意
議案第47号 西東京市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第48号 西東京市国民健康保険高額療養費等貸付基金条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第49号 西東京市道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第50号 市道路線の廃止について 原案可決
議案第51号 市道路線の廃止について 原案可決
議案第52号 西東京市農業委員会委員選挙による委員定数条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第53号 平成15年度西東京市一般会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第54号 平成15年度西東京市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第55号 平成15年度西東京市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第56号 平成15年度西東京市受託水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第57号 平成15年度西東京市中小企業従業員退職金等共済事業特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第58号 平成15年度西東京市老人保健(医療)特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第59号 平成15年度西東京市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第60号 平成15年度西東京市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議員提出議案第15号 地方分権推進のための「国庫補助負担金改革案」の実現を求める意見書 原案可決
議員提出議案第16号 中央自動車道高井戸・八王子間の料金撤廃を求める意見書 原案可決
議員提出議案第17号 郵政事業分割・民営化反対に関する意見書 原案可決
議員提出議案第18号 永住外国人の地方自治体参政権確立に関する意見書 原案可決
議員提出議案第19号 多摩地域の地下水を水道水源として安定的に飲み続けることを求める意見書 原案可決
議員提出議案第20号 沖縄宜野湾市で起こった米軍ヘリ墜落事件に関し、普天間基地の早期返還を求め
米軍の主権侵害を許さないことを求める意見書 否決
請願第2号 郵政事業分割・民営化反対に関する請願 採択
請願第3号 ひばりヶ丘駅北口地区まちづくりの早期実現を求める請願 採択
請願第4号 全天候型総合和弓場の設置に関する請願 継続審査
陳情第28号 ひばりが丘団地西口交差点前信号機の早期改善を求める陳情 趣旨採択
陳情第29号 西東京市在住の私立小中学校就学者に対する教育費助成についての陳情 採択
陳情第30号 「東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合に情報公開制度を求める意見書」提出に関する陳情 継続審査
陳情第31号 芝久保町三共製薬計算センター接道沿い歩道の設置に関する陳情 趣旨採択
陳情第32号 芝久保町一丁目三共製薬工場跡地に建設予定のマンションに関する陳情 趣旨採択
陳情第33号 永住外国人の地方自治体参政権確立のための意見書採択を求める陳情 採択
陳情第34号 永住外国人の地方自治体参政権確立のための意見書採択を求める陳情 採択
陳情第35号 浜岡原発非常事態における放射能災害を防ぐことに関する陳情 継続審査
陳情第36号 児童図書館としての存続に関する陳情 不採択
陳情第37号 都市計画道路見直し案策定においては市民参画で行い、市民への周知を十分行うことを求める陳情 不採択
陳情第38号 西東京市立みどり保育園及び田無保育園の園舎建てかえと民間委託導入に関する陳情 採択
陳情第39号 ごみ排出量の半減を目標とし、「ごみ1/2宣言」を求める陳情 継続審査
陳情第40号 保谷駅再開発ビルに建設予定の公民館・図書館に関する陳情 採択
陳情第41号 公的年金制度に対する国民の信頼を回復させるための陳情 不採択
陳情第42号 「浜岡原発非常事態」における放射能災害対策に関する陳情 継続審査
陳情第43号 教育基本法「改正」ではなく、教育基本法に基づく施策を進めることを求める意見書を
政府等に提出することを求める陳情 不採択
趣旨採択に当たっての意見
・陳情第28号…「関係機関と協議の上、交差点改善にさらなる努力をされたい。」
・陳情第31号…「陳情の趣旨を勘案して、努力されたい。」
・陳情第32号…「陳情の趣旨に沿うよう努力されたい。」
○継続案件・結果
案 件 議決結果
※陳情第29号 (仮称)こどもの総合支援センターにおける障害児支援の陳情 継続審査
※陳情第62号 大規模学童クラブ解消を求める陳情 不採択
陳情第12号 住吉公民館の移転に関する陳情 不採択
陳情第15号 住吉福祉会館改築に関する陳情 採択
陳情第20号 下保谷図書館を現在の位置で建てかえ、存続させることを求める陳情 不採択
陳情第23号 下保谷図書館の存続を求める陳情 不採択
陳情第26号 住吉公民館存続に関する陳情 不採択
◎※は平成15年受理分です。
04.09 厚生委員会委員長報告
去る、9月13日本議会休会中に開催されました厚生委員会の報告を致します。
初めに、議案第48号 西東京市国民健康保険高額療養費等貸付条例に一部を改正する条例に付いてを報告致します。
保険年金課長より、西東京市国民健康保険から出産育児一時金の支給が見込まれ、出産予定日前に出産に要する費用が必要になった時に、出産育児一時金の支給額に相当する額、32万円の8割以内の資金25万6000円を貸し付ける制度を新たにも受けるものである等の説明を受け続いて質疑に移りました。
質問 出産費として500万増額されるが、基金と貸付額との関係は?
また、なぜ8割にしたのか?
答弁 500万円については、半年とか、1年間と言う考えでなく、その理由は3点程ありまず、厚生省の国民健康保険課長の通知と言うものがありその中に「基金の金額は出産育児一時金支給額の実績を勘案して定める」とある。
2点目として実績として、15年の支給件数が281件あり月平均23件で8割を貸すと19件程度で500万となる。
三点目は、市の規模が似ている立川、武蔵野、調布を調べたところ基金の額が500万円としていたためである。
8割の理由は、3点程あり同様の通知の中で「資金の貸付限度額は出産育児一時金の支給額の8割を基準とすることが適当である」とある。2点目は、高額療養費の貸付基金条例の一部改正と言う事で、これも8割以内とするとなっているものである。3点目として25万6000円とすると19件で約500万になると言う事も勘案している。
質問 この制度の周知方法は?
答弁 委員会および議会で承認後、10月1日の市報に掲載予定である。
以上の答弁の後、討論なく本議案は挙手全員で可決されました。
続いて平成16年陳情第29号 西東京市在住の私立小中学校就学者に対する教育費助成についての陳情に付いて報告します。
子育て支援課長より、昭和55年度旧保谷市の時、1人年学2000円の補助と言う事業でスタートした。63年には4000円、平成2年度には5000円、3年度に6000円、4年から10年度にかけては、6500円の補助を、その後、11年に、財政状況を理由に廃止したものである。
26市中、三鷹、武蔵野、調布が実施しているが、町田市は15年をもって制度を廃止している。等の説明を受けただちに質疑には入りました。
質問 今後の方針は?担当課としての見解は・・・?
答弁 現在市内で補助金のみなおしが行われている。制度自体も昭和の時代からのもので陳情者は、税の不公平感をもたれていると思う。
今後は、個々の経済的援助よりも児童館の夜間開放などの事業展開のなかで西東京市の子供としての事業充実を考えて行く。
以上で質疑を終結し討論なく挙手全員で本陳情は採択されました。
続いて
陳情第62号大規模学童クラブ解消を求める陳情については
まず6月10日の厚生委員会において児童課長より、大規模学童クラブの解消を
および定員超過対策として16年度にいくつかの施設整備を図っている。
東学童クラブの施設整備、住吉学童クラブの施設整備、向台学童クラブの施設
整備、本町学童クラブの施設整備、それとこの夏に、定員超過対策として夏休み限定学童クラブの試行を予定している。との説明を受け、継続審査となりました。
続いて今議会中の委員会において、16年度8月までに住吉学童クラブは住吉小
学校の余裕教室を2教室借用し施設整備を終え、定員50名として9月1日より開設。
向台小学校を仮分室として借用していた学童クラブを桜の園跡地の移設整備を行い向台第2学童クラブとして定員50名で9月3日から開設。
本町学童クラブは本町小学校の学年ホールを利用し、定員50名として整備を図り、定員超過対策も図ったところである。
東小学校学童クラブの改修工事については、約116平米も増設整備を行い工事準備を進めている。
以上のように順次総合計計画に基づき整備を図っている。との報告を受け、続いて質疑に入りました。
質問 厚生労働省の放課後育成クラブもの定員は40名が望ましいとしているが、
一定のガイドラインがあるのか?
また、けやき学童での弊害は出たのか?
答弁 1998年に始めで学童クラブは放課後支援児童健全育成事業として制度化された。通達が出ているがそれに縛られることはない。また地方自治体にはさまざまな事情があって学童クラブが運営されている。おおむね10歳に未満程度の小学生を対象に制度ができたが施設整備についての縛りはない。
弊害については4月から8月までの様子を見たが、けやき学童はで4月に82名でスタート、平均74%、60.7人。5月76.6%、62.8人、7月56.3人という出席状況である。
土曜日については平均7.3人程度である。
けやき第2についても48人の利用があるが、大体35人から40人以下の利用が現状である。
質問 40名程度を目安として整備を進めていると思うが、指導員の配置に例えば50名に3人とかという形があると思うが、けやきに関しては単純に2倍という配置をしているのか?
答弁 旧市にもそれぞれの経過があるが、1教室、約60平米程度の余裕教室を借りれば旧保谷市では35名定員という1つの枠がある。旧田無市では平米数やなにかとは別にして50名という設定があった。基本的には50名程度を弾力的に工夫していきたいと考えている。
平均的な出席人数を勘案すると、弾力的な定員設定もやむを得ない。
職員配置については20名に対し1名の嘱託職員の配置を目安にしている。
そのほかに定員超過の臨時職員、障害児加配などをしている。
以上で質疑を集結し、討論なく本陳情は不採択されました。
続いて
陳情第15号 住吉福祉会館改築に関する陳情については、保健福祉部長よりこの建て替えに向けて説明会を6月25日に行った。出席者は34名であった。
その後、西東京市保健福祉審議会に諮問し8月5日に答申をもらっている。
内容は利用者の要望が集約されたような答申であると理解している。
その内容は、当審議会としては新しい施設建設が厳しい状況にある中で、従来の機能を拡大するとともに、バリアフリー化を図り、安全かつ使いやすく、明るい空間取り入れたものとすることが望ましい。
また機能面においては、機能訓練室を充実し、健康づくりや介護予防施策の展開にも応えることのできる施設であるとともに、高齢者はもとより障害者、児童などさまざまな市民の多世代交流を目指す、地域ささえあいネットワークの場のひとつとするべきであると進言する。との説明を受け、続いて質疑に入りました。
質問 陳情にある「北口にも出入り口を」「小ホールを2〜3室設置」「浴後の休憩室の整備」は取り入れられたのか?
答弁 出入り口にについては、北側の道路に続く新設道路を作るようなことを想定している。ホールについては現在使っている部屋を充実し、世代間の交流ができるようなところを検討したい。入浴後の休憩の関係は交流の場のところで対応ができるかと思っている。
以上のようにおおむねこの陳情については、設計の中に取り入れていくような方法が可能ではないかと考えている。
質問 今回は住吉福祉会館改築の説明会という形でやられたと思うが次は3施設合同の説明会という形になるか?
答弁 そのへんは工夫させて頂きたい。
以上のような質疑の後、討論なく挙手全員で本陳情は採択されました。
続いて、陳情第38号西東京市立みどり保育園および田無保育園の園舎建て替えと民間委託導入に関する陳情についてを報告致します。
この陳情については9月10日2,189名の署名簿が提出されました。
まず最初に保育課長より西東京市総合計画に基づき、老朽化している保育園を順次建て替えする計画を進めている。平成17年度にみどり保育園を、平成18年度に田無保育園を、平成20年度には西原保育園を改築する予定になっている。みどりについては平成18年度から、田無については平成19年度から保育園の運営を民間に委託することを計画している。
改築にあたり仮園舎を西原町の自転車保管所として利用している市有地に建設し、3園で順次共同で利用する計画がある。
かり園舎の場所は改築予定3園のほぼ中心にありみどり保育園と西原保育園からの距離は800メートル弱、徒歩で約10分、自転車で5〜6分であり、田無保育園からは約1. 3キロメートル、徒歩で約15分、自転車で10分程度のところに位置している。
これらの説明については今年6月から8月にかけてみどり、田無のそれぞれの父母会や保育園父母会連絡協議会の定例会で計画の経緯や内容、さらに今後の子育て支援策の考え方を説明した。
説明会では入所時には改築や民営化に付いての事前情報がなかったことで、今回の要望がだされている
1点目の通園バスについては経費や他団体で例がないことを考え理解を求める努力をしなければいけない項目であると考えている。
2点目の保育時間の延長については職員組合との協議が残っているが、保育時間を15分のばす対応をしたいと回答している。
3点目については、他の理由による、希望者との関連も考慮する必要があるが一定の加算店をつけるなど、転園しやすい方法を考えていきたいと回答している。
また民間委託の導入にわたっては、よりよい民営化を進めたいと考え、保育サービスに関する事項や受託事業者の選定方法等について検討する保育サービス検討委員会を設置し、学識経験者や保育園の保護者等を構成員として検討を始めている。との説明を受け、続いて質疑には入りました。
質問 保護者の方々ともこれまでどの程度、協議されてきたのか、民間委託については保護者の皆さんに周知が遅かったのでないのか?
答弁 建て替えについては議会の承認後、4月以降こちらで具体的に基本プランとかを作成する期間もあり、それ以降話を詰めている。
民間委託ついては3月まで職員で保育園のあり方検討委員会を設置し、その結論を踏まえ4月以降、児童青少年部の内部で民間委託検討委員会を立ち上げ、一定の方向を検討した。
それらを踏まえ5月以降に保護者に説明しようとしたが、双方の都合がつかず最終的には6月21日に緑の父母会の役員に対し説明した。
これ以降田無の父母会にも説明している。
みどり保育園保母会全体件についても7月16日にもう一度説明に行き、田無に付いても7月13日に役員に、8月4日に全体会を開いている。
保連協については役員の方に6月26日に、定例会の7月17日に説明している。また3園合同の説明会を8月9日に行っている。
質問 転園を望む人も多くいると思うが優先度をあげなければと思うがどうか?
答弁 子供福祉審議会方に全体的な保育園の入所基準の見直しを諮問し、保連協と調整をしながら、ある程度客観的なものつくっていかなければと思っている。
しかしある程度優先的な取り扱いをしていくべきだろうというのが福祉審議会の意見である。
質問 通園バスについては検討したか?
答弁 試算している。朝晩1台のバスを2時間程度運行すると人件費との合計で年間1000万程度の費用がかかる。
質問 民間委託について一般的な民間委託と違ったさまざまな声や要望が出ると思うがどうか?
答弁 西東京市で採用検討しているのは公設民営であり、保育の業務を民間の方に委託する。
公立保育園として担わなければいけない責任というものは今まで通り担保して行く。
以上のような質疑の後、討論なく、採決の結果、挙手全員で本陳情は採択されました。
続いて陳情第41号 公的年金制度に対する国民の信頼を回復させるための陳情については、休憩中の協議により書面審査とする事となり、質疑、討論なく採決の結果挙手少数で本陳情は不採択と決しました。
続いて特定事件に係る委員派遣に付いてでは、10月の5日、6日の両日とし、
視察先は「すこやかプラザについて」を兵庫県尼崎市に、また「地域子育て支援センターについて」を大阪府守口市にそれぞれ視察いたします。
以上
平成16年第2回定例会の付議案件・結果
案 件 件 名 議決結果
議案第28号 西東京市市税条例の一部を改正する条例の専決処分について 承認
議案第29号 西東京市都市計画税条例の一部を改正する条例の専決処分について 承認
議案第30号 工事請負契約の締結について 同意
議案第31号 工事請負契約の締結について 同意
議案第32号 西東京市市税条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第33号 西東京市印鑑条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第34号 西東京市立児童館条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第35号 保谷都市計画事業保谷駅南口地区第一種市街地再開発事業施行に関する条例の一部を
改正する条例 原案可決
議案第36号 西東京市立学校施設使用条例の一部を改正する条例 原案可決
議員提出議案第9号 地方分権を確立するための真の三位一体改革の実現を求める意見書 原案可決
議員提出議案第10号 農業委員会の必置規制の堅持と交付金の維持・確保に関する意見書 原案可決
議員提出議案第11号 教育基本法の早期改正を求める意見書 原案可決
議員提出議案第12号 少人数学級の早期実現を求める意見書 原案可決
議員提出議案第13号 緊急地域雇用創出特別交付金の継続・改善を求める意見書 原案可決
議員提出議案第14号 遺伝子組み換え作物等のガイドライン策定を求める意見書 原案可決
陳情第14号 緊急地域雇用創出特別交付金の継続・改善を求める陳情 採択
陳情第15号 住吉福祉会館改築に関する陳情 継続審査
陳情第16号 住宅リフォームの5%助成に関する陳情 不採択
陳情第17号 保谷跨線人道橋の改修整備を求める陳情 採択
陳情第18号 大規模小売店舗(イオン)の営業時間に関する陳情 趣旨採択
陳情第19号 保谷駅南口再開発計画の縮小を求める陳情 不採択
陳情第20号 下保谷図書館を現在の位置で建てかえ、存続させることを求める陳情 継続審査
陳情第21号 教科用図書採択に際し教科担当教員の専門性を有効活用できるシステムの維持を
求める陳情 不採択
陳情第22号 教科用図書採択に際し保護者代表の委員の選考法の変更を求める陳情 不採択
陳情第23号 下保谷図書館の存続を求める陳情 継続審査
陳情第24号 市民活動の情報コーナーを市庁舎内に設置を求める陳情 不採択
陳情第25号 イオン西東京田無店出店に関する陳情 趣旨採択
陳情第26号 住吉公民館存続に関する陳情 継続審査
陳情第27号 少人数学級の実現を求める陳情 採択
※趣旨採択に当たっての意見
・陳情第18号…「陳情の趣旨を勘案して、可能な範囲で努力されたい。」
・陳情第25号…「陳情の趣旨を勘案して、可能な範囲で努力されたい。」
○継続案件・結果
案 件 件 名 議決結果
※陳情第29号 (仮称)こどもの総合支援センターにおける障害児支援の陳情 継続審査
※陳情第55号 中央防災会議に浜岡原発震災専門調査会の設置を求める意見書に関する陳情 不採択
※陳情第62号 大規模学童クラブ解消を求める陳情 継続審査
※陳情第63号 住吉町六丁目都営住宅跡地利用に関する陳情 趣旨採択
陳情第8号 保谷駅南口地区第一種市街地再開発事業に関する陳情 継続審査
陳情第12号 住吉公民館の移転に関する陳情 継続審査
陳情第13号 中央防災会議に浜岡原発震災専門調査会の設置を求める意見書に関する陳情 不採択
※趣旨採択に当たっての意見
・陳情第63号…「陳情の趣旨を勘案して、可能な範囲で努力されたい。」
厚生委員会委員長報告 04.06
去る6月10日本定例会の休会中に行われた、厚生委員会、議案1件、陳情3件につての報告を致します。
議案34号 西東京市立児童館条例の一部を改正する条例に付いて報告致します。
児童課長より本議案は、児童館条例にある住吉学童クラブの小学校余裕教室の利用に伴う移設および向台第2学童クラブの新設により、条例中の条文を改めるものであるとの説明を受けた後に質疑に入りました。
質問:現在の住吉学童クラブは住吉福祉会館の中にあって、小学校の中に学童クラブを設置するが、これは第2学童クラブと言う位置づけなのか。または、住吉福祉会館にある学童クラブもそのまま移転すると言う事なのか。
向台第2学童クラブについて移設後の活用方法はどうするのか。
また、田無時代に今の向台学童クラブの所の2階に児童館をつくると言う約束があったが立ち消えてしまったのか。
答弁:住吉小学校の既存の学童クラブは、そのまま移設する。現在は2教室を借用し恒久的施設として92平米ほどだが、150平米ほどの施設整備が可能となる。定員も47名から50名になる。
福祉会館のその後は、あいた状態で福祉会館へ返したいと考えている。
向台第2学童クラブは現在向台小学校に2教室借用しているが、これは当初の定員超過が著しかったので増設の場所を探していた、その結果恒久的な施設ができるまで限定と言う事で、借用していた。
さくらの園、跡地に恒久的施設として移設するので今の教室は学校へ現状復帰して返す事となる。
児童館を建てると言う事は、公共施設の適正配置と言う部分もあり、現在の13児童館は、18万人の人口の中で十分満たされていると言う事と、遊びの学校と言う名目で、余裕教室がおおむね750名に児童館として配置されていると言う事が検討委員会の中でも申し述べられている。
子供の遊びの居場所として各小学校に、遊びの場を提供して行きたいと言うのが子育て支援計画の大きな提言である。
今後も校庭開放を行っている事業と連携を取りながらより効果的な遊びの場が各小学校に設置できるよう今後も検討を重ねて行きたい。
以上のような質疑の後、討論なく議案第34号は全員賛成で可決されました。
その他の陳情については全て継続審査になりました。
平成15年第4回定例会は去る3月1日から28日までの日程で開催されました。
平成16年第1回定例会の付議案件・結果
案 件 件 名 議決結果
議案第1号 平成15年度西東京市一般会計補正予算(第4号) 原案可決
議案第2号 平成15年度西東京市国民健康保険特別会計補正予算(第2号 原案可決
議案第3号 平成15年度西東京市下水道事業特別会計補正予算(第2号) 原案可決
議案第4号 平成15年度西東京市受託水道事業特別会計補正予算(第1号) 原案可決
議案第5号 平成16年度西東京市一般会計予算 原案可決
議案第6号 平成16年度西東京市国民健康保険特別会計予算 原案可決
議案第7号 平成16年度西東京市下水道事業特別会計予算 原案可決
議案第8号 平成16年度西東京市受託水道事業特別会計予算 原案可決
議案第9号 平成16年度西東京市中小企業従業員退職金等共済事業特別会計予算 原案可決
議案第10号 平成16年度西東京市老人保健(医療)特別会計予算 原案可決
議案第11号 平成16年度西東京市駐車場事業特別会計予算 原案可決
議案第12号 平成16年度西東京市介護保険特別会計予算 原案可決
議案第13号 平成16年度西東京市保谷駅南口地区第一種市街地再開発事業特別会計予算
原案可決
議案第14号 新市建設計画の変更 原案可決
議案第15号 西東京市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正kc案第16号西東京市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例
原案可決
議案第17号 西東京市犯罪のない安全なまちづくり条例 原案可決
議案第18号 西東京市中小企業不況対策特別緊急事業資金融資あっせん条例の一部を改正す
る条例 原案可決
議案第19号 田無市中小企業従業員退職金等共済条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第20号 西東京市国民健康保険条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第21号 西東京市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例原案可決
議案第22号 西東京市保谷駅南口地区第一種市街地再開発事業特別会計条例 原案可決
議案第23号 西東京市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 同意
議案第24号西東京市、柳泉園組合及び多摩六都科学館組合公平委員会委員の選任につき同意
を求めることについて 同意
議案第25号 西東京市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて
同意
議案第26号 西東京市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて
同意
議案第27号 西東京市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて
同意
議員提出議案
議案第1号 容器包装リサイクル法の見直しを求める意見書 原案可決
議案第2号 独立行政法人都市再生機構法に対する国会の附帯決議の全面実現を求める意見書
原案可決
議案第3号 安定した公的年金制度の確立に関する意見書 原案可決
議案第4号 東京都として少人数学級を実施することを求める意見書 否決
議案第5号 障害者施設への国庫補助削減に反対する意見書 原案可決
議案第6号 都市農業に関する意見書 原案可決
議案第7号 食の安全確保と食糧自給率の向上を求める意見書書 否決
議案第8号 有事法制の廃止と有事関連法案の撤回を求める意見書 否決
請願第1号 国民健康保険料の引き上げを行わないこと、国庫負担をもとに戻すことを求める
請願 不採択
陳情第1号 「容器包装リサイクル法の見直しを求める意見書」提出を求める陳情 採択
陳情第2号 心身障害児の居住地交流を推進することを要望する陳情 採択
陳情第4号 治安維持法犠牲者国家賠償法の制定を支持し政府に対し意見書の提出を求める陳
情 不採択
陳情第5号 集中豪雨等による道路の冠水災害の解消に関する陳情 採択
陳情第6号 地方財政計画・地方交付税等の見直しの意見書採択を求める陳情 不採択
陳情第7号 三共製薬田無工場跡地開発に関する陳情 趣旨採択
陳情第8号 保谷駅南口地区第一種市街地再開発事業に関する陳情 継続審査
陳情第9号 「西東京市教育計画」のまとめに当たって市民説明会開催を求める陳情
不採択
陳情第10号独立行政法人都市再生機構法に対する国会の附帯決議の全面実現を求める意見書
提出に関する陳情 採択
陳情第11号 西東京市教育計画(案)教育プラン21に関する陳情 不採択
陳情第12号 住吉公民館の移転に関する陳情 継続審査
陳情第13号 中央防災会議に浜岡原発震災専門調査会の設置を求める意見書に関する陳情 継続審査
継続案件・結果
案 件 件 名 議決結果
※請願第4号 「ハンディキャブけやき号」に関する請願 採択
※陳情第29号 (仮称)こどもの総合支援センターにおける障害児支援の陳情 継続審査
※陳情第55号 中央防災会議に浜岡原発震災専門調査会の設置を求める意見書に関する陳情 継続審査
※陳情第60号けやき学童クラブの定員80名を堅持すること、それに伴いけやき学童クラブ
が大幅に定員超過した場合には西原北学童クラブを継続活用することを求める陳情 趣旨
採択
※陳情第62号 大規模学童クラブ解消を求める陳情 継続審査
※陳情第63号 住吉町六丁目都営住宅跡地利用に関する陳情 継続審査
平成15年第4回定例会は去る12月1日から16日までの日程で開催されました。
平成15年第4回定例会の付議案件・結果
案 件 件 名 議決結果
議案第85号 平成15年度西東京市一般会計補正予算(第2号)の専決処分について 承認
議案第86号 平成15年度西東京市一般会計補正予算(第3号) 原案可決
議案第87号 平成15年度西東京市介護保険特別会計補正予算(第2号) 原案可決
議案第88号 西東京市組織条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第89号 西東京市手数料条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第90号 西東京市議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第91号 西東京市長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第92号 西東京市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第93号 西東京市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第94号 西東京市国民健康保険条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第95号 西東京市休日診療所設置条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第96号 西東京市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例
原案可決
議案第97号 西東京市児童保育費用徴収条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第98号 西東京市道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第99号 西東京市立公園条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第100号 西東京市体育館条例を廃止する条例 原案可決
議案第101号 損害賠償の額の決定について 原案可決
議案第102号 損害賠償請求事件に関する和解について 原案可決
議案第103号 西東京市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 原案可決
議員提出議案第20号 障害者ホームヘルプサービスの利用増加に見合う予算確保を求める意見書 原案可決
議員提出議案第21号 国から地方への税源移譲に関する意見書 原案可決
議員提出議案第22号 地方警察官の抜本的な増員を求める意見書 原案可決
議員提出議案第23号 DV防止法(配偶者からの暴力の防止および被害者の保護に関する法律)の改正と社会環境整備を求める意見書 原案可決
議員提出議案第24号 中小企業・商店街対策の推進及び中小企業向け金融対策に関する
意見書 原案可決
請願第8号 保育所保育料の見直しに関する請願 みなし不採択
請願第9号 教育基本法を守り、生かすことを求める請願 不採択
請願第10号 市立中学校において学校給食法にのっとった給食の実施を求める請願
趣旨採択
陳情第54号 小学校の副読本に「非核・平和都市宣言」「市民憲章」を掲載するよう
求める陳情 採択
陳情第55号 中央防災会議に浜岡原発震災専門調査会の設置を求める意見書に関する陳情 継続審査
陳情第56号 保谷駅南口再開発用地先行取得に反対する陳情 不採択
陳情第57号 「西東京市教育計画(教育プラン21)」策定に際し一般市民の意見表明の機会を求める陳情 不採択
陳情第59号 東伏見駅(北口・南口)周辺の自転車駐車場の一時利用料金の値下げと自転車置き場に屋根をつけることなどを求める陳情 趣旨採択
陳情第60号 けやき学童クラブの定員80名を堅持すること、それに伴いけやき学童クラブが大幅に定員超過した場合には西原北学童クラブを継続活用することを求める陳情
継続審査
陳情第61号 新市民体育館使用に関する陳情 取り下げ
陳情第62号 大規模学童クラブ解消を求める陳情 継続審査
陳情第63号 住吉町六丁目都営住宅跡地利用に関する陳情 継続審査
○継続案件・結果
案 件 件 名 議決結果
議案第77号 平成14年度西東京市一般会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第78号 平成14年度西東京市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第79号 平成14年度西東京市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第80号 平成14年度西東京市受託水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第81号 平成14年度西東京市中小企業従業員退職金等共済事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第82号 平成14年度西東京市老人保健(医療)特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第83号 平成14年度西東京市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
議案第84号 平成14年度西東京市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 認定
請願第4号 「ハンディキャブけやき号」に関する請願 継続審査
請願第7号 市立中学校において学校給食法に基づく完全給食の実施を求める請願
趣旨採択
陳情第29号 (仮称)こどもの総合支援センターにおける障害児支援の陳情 継続審査
陳情第49号 イラクへの自衛隊派遣の中止を求める意見書に関する陳情 不採択
陳情第50号 戦闘状態の続くイラクへの自衛隊派遣を見合わせることを求める意見書に関する陳情 不採択
陳情第53号 公害苦情処理制度活用不備に関する陳情 不採択
厚生委員会 報告
去る12月5日本会議休会中に行われました、厚生委員会、議案5件についての報告をいたします・amp;amp;amp;lt;br> 最初に、議案第94号西東京市国民健康保健条例の1部を改正する条例については、保険年金課長より本議案は、
平成15年10月22日公布の国民健康保険法施行令の1部改正に伴い、国民健康保険料の所得割算定において・amp;amp;amp;lt;br> 商品先物取引にかかわる雑所得の賦課の特例に有価証券等先物取引を加え、従来の算定方法を継続させるとともに・amp;amp;amp;lt;br> 損失額の控除を平成17年度以降、最長3年間認めるものであり、内容については、6月定例議会で専決処分で承認いただいたものであるとの説明を受け・amp;amp;amp;lt;br> 続いて質疑に入りました。
質問 商品先物取引の拡大された商品というのは何点あるか、
答弁 主に有価証券がこの先物取引の中に加入される。
質問 市で国保の保険料の収入に若干でも影響が出てくる見込みはあるのか、
答弁 今回の条例の適用については16年1月1日以降に発生したものについての適用となるので現在ではわからない。
以上で質疑を集結し、討論なく、挙手全員によって本案は可決されました。
続いて、議案第95号西東京市休日診療所設置条例の1部を改正する条例については、
健康推進課長より、保谷保健福祉総合センター2階に設置されている西東京市休日診療所を中町分庁舎に移設することによる位置の変更であり・amp;amp;amp;lt;br> 施行日は平成16年3月1日からである。との説明を受け続いて質疑に入りました。
質問 旧田無市の場合は、病院を順番に回っていた、旧保谷市の場合は場所を限定しているが、医師会ではすり合わせをしているのか、
答弁 旧保谷地区では、中町分庁舎今度移設される固定の診療所と旧田無地区においては、診療所と病院の組み合わせの輪番制で実施している・amp;amp;amp;lt;br> 今後も継続していく。
質問 すり合わせについては話し合われているのか、
答弁 健康推進課では医師会内部のということで存じ上げていない。
質問 旧田無市の医師会の事務所は総合福祉センター内にあったが閉鎖したのか、
答弁 現在まだ荷物等整備期間中で貸し出し中である。
質問 事務処理等について市の方で考えはあるか、
答弁 検討中である。
質問 小児医療とかについては、今後どのような問題意識を持つか、
答弁 小児救急については、都立清瀬小児病院が府中病院の方へ統合されるので・amp;amp;amp;lt;br> 現在西東京市の保健医療福祉問題連絡会医科部会で引き続き協議をしている。
以上で質疑を集結し討論なく、挙手全員で今は可決されました。
続いて議案第96号西東京市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の1部を改正する条例については・amp;amp;amp;lt;br> 子育て支援課長より母子および寡婦福祉法等の1部を改正する法律により本事業が所得制限等準拠している児童扶養手当て法が改正となったため・amp;amp;amp;lt;br> 同法にならって本事業の所得の制限においても、父または母の監護する児童が「母または父から当該児童の養育に必要な費用の支払いを受けたときは・amp;amp;amp;lt;br> 父または母が当該費用の支払いを受けたものとみなし、所得の額を計算するというもので、
それにより東京都のひとり親家庭医療費助成事業を実施要項の改正に伴い西東京市の条例も改正するものである・amp;amp;amp;lt;br> との説明を受け続いて質疑に入りました。
質問 助成を受けられない人はいるのか、
答弁 所得制限オーバーの方というふうに考えられる。
質問 子供に対する養育費の支払いを母親の所得とみなすということだが、いくら養育費を受けているんだということはあくまでも自己申告となるが・amp;amp;amp;lt;br> 何らかの証明をするとか、第三者機関があるのか、
答弁 自己申告である。
質問 養育費用気取っていても申告しなかったケースは申告漏れになるか、
答弁 偽りその他の不正の手段により手当ての支給を受けた者は、3年以下の懲役または30万円以下の罰金に処するというような法律上の規定はある。
質問 市の条例を変えなかった場合どうなるのか、手当て支給のような代替策はあるか、
答弁 影響度ということで考えてみると、これの前に児童扶養手当ての改正があり半年ほど先行して法改正している・amp;amp;amp;lt;br> その例をみると制限オーバーでもらえないという方は940件に対して2件出ている。
これは国の制度で、自治体の訪問それに従って改正をしていくというのが筋道であると理解している。
意見 代替措置がないままこうしたひとり親家庭に対する必要以上の課税というか、負担増に対して納得しがたいものがある。
質問 母親と子供が1人もしくは2人というケースだと年収いくらで助成から外れてしまうのか、
答弁 ひとり扶養で230円以下という形になる、2人の場合は268万円である。
以上で質疑を集結し、討論なく、賛成多数で本案は可決されました。
続いて議案第97号西東京市児童保育費用徴収条例の1部を改正する条例について報告致します。
保育課長より、合併協議会における負担調整に関する基本方針は負担にかかわる各制度の中で受益者負担の考えに基づく制度の取り扱いについては・amp;amp;amp;lt;br> 新市においても本来のあり方を踏まえて引き続き検討を行うものとするというものであった。
今回の改正は、この基本方針に基づき西東京市行財政改革大綱における検討課題である財政健全化への取り組のため、保育所を保育料の見直しを行うものである。
見直しにあたっては、子供福祉審議会に諮問したところだが、平成15年11月11日に答申を得たので、その結果を踏まえ、条例の1部を改正するものである。
諮問にあたり市長からは値上げをすることが前提でないこと、いろいろな費用のあり方をどう考えたらよいかということを基本にしてほしいとの考えが示された。
今回の見直しの視点としては、旧両市が基本的な考え方としていた国基準の50%レベルに戻すことを新市のスタートラインとすることとした。
今回の改定は2年かけて行うので、初年度は半分の9.2%、1人月平均約1,290円の増、年間 3300万円となる。とのせつめいを受け続いて質疑にはいりました。
質問 出生率は、国全体では1.33か1.34だったが、西東京市ではどうか、
またパブリックコメントにかけたのか、
答弁 詳しいことは分からないが人数的には横ばいである。
パブリックコメントについては、審議の中には保護者の代表も加わっていただき、さらに保護者の方にもご意見をいただいたという手続きは取ったが・amp;amp;amp;lt;br> 一般の方からはいただいていない。
意見 パブリックコメントについてはやった方がいいと思う。出生率については、イタリアが最下位で次日本が位置している・amp;amp;amp;lt;br> そのようなことからやはりどこまでストップをかけて出生率を上げていくということを考えると値上げはどうかと思う。
質問 審議会の構成には利用者の代表が入っていないが保育園などの代表の方も入っていると聞いている。
その利用者の代表が署名をやったというようなことがあるのか。
また2,133人が現在保育園の入所者になっているが、0歳から5歳の22.5パーセントである。あとの8割はどこにいっているのかということになるが・amp;amp;amp;lt;br> 保育園に入ってる人たちは36億6900万もの運営費がかかっている。しかし保育料はそれほど高くない・amp;amp;amp;lt;br> ところが残りの人たちは5万も6万も払っているこの人たちに対する市の見解は、
答弁 当初請願の名前がそうだった。
子育て支援の考え方としては、事業基盤を整備していくという考え方と、経済的負担という2通りがあると思う。さまざまな選択肢があるか、
全子育て家庭に対するサービス基盤、さまざまな事業基盤を整備していくことが第一と考えている。
質問 待機児対策についてはどうか
答弁 公立保育園を作るのは難しいが1時保育というような事業を展開させたり・amp;amp;amp;lt;br> 相談窓口を作って子育てを孤立化させないこととか交流できる場をつくっていくことが必要であると考えている。
意見 公設民営というような形の展開というのは今後大変重要になってくると思う。
質問 行革大綱の議論と一緒に西東京市としての低い方に合わせると言ってたのがまだ3年目であるそれを上げていくことについて審議会の中で議論されたのか、
入りたくても入れない人がいっぱいいる。その人たちの払っている保育料負担との均衡性や公平性の議論というのは審議会の中で行われたか、
最終答申の説明でわかるがD階層の人たちは大変だと思う、経過措置ということで2年というふうに提案されているが、激変緩和となっているのだろうか、
答弁 1点目についてはされていない。
入所の基準については見直しをしていく必要があると思っている。
激変緩和措置は来るべきであると審議会でもいわれていた。
意見 審議会の議事録をホームページでアップしてもらいたい。
緩和措置については最低2年という議論だったが、負担感が実感として大きいと思う。5年とか3年とかにしないと理解を得られないのではないかと思う。
質問 子育て支援という観点から私はどういった施策を展開するのがベストと考えているか、特に保育園事業に関してうかがう。
答弁 保育サービスの観点でいうと保育サービスにおける公費負担のあり方は、保育サービスを含めた子育て支援全体の施策に対して、限られた財源と人員をいかに効果的に配分していくか、
という視点で子育て家庭間の受益と負担の公平性を考慮しながら検討する必要があるというのが審議会の基本的な認識である。
現在策定している子育て支援計画が次世代育成支援対策法の中で義務づけられている行動計画として17年度以降これをベースに計画をつくり上げてゆくこととなる。
意見 全体的には諸般の情勢、状況の中で一体的に市民サービスをさらに充実していくためには、一定程度の料金見直しは妥当であると思う。
保護者の負担割合が上がるといっても1割にも満たない、待機児、あるいは他の私立等
に措置されている方々の全体のバランスを考えれば妥当な水準であろう。
以上のような質疑の後、取り扱いを含めた休憩をとり、その間に担当所管においては執行部への報告をお願いし・amp;amp;amp;lt;br> 委員会の全体的意見として激変緩和の考え方を取り入れるべきではないかという意見の集約を見たので・amp;amp;amp;lt;br> 執行部に再度検討してほしいとの意見を付け会期内の継続審査とすることに決しました。
本日、10時より行われた厚生委員会におきましては、担当より修正案の説明、質疑の後、挙手多数で本案は可決されました。
続いて議案第102号損害賠償請求事件に関する和解についても報告をいたします。
保育課長より平成8年10月4日市立の向台保育園の0歳児保育児がフリー保育士の看護中園庭テラスから4歳児室に入ろうとしたとき・amp;amp;amp;lt;br> 足ふきマットにつまずき転倒しけがをしたという事故に関し、原因が私の安全配慮義務違反であるとして市に対して損害賠償請求されたことに関・amp;amp;amp;lt;br> 双方の間で和解に向けた基本了解に達し、市は相手方に対し損害賠償金として150万円支払うというものである。
との説明を受け続いて質疑に入りました。
質問 保育園あるいは保母の責任についてはどうか
答弁 処分の対象になるものと思われる。
以上で質疑を集結し討論なく、挙手全員で本案は可決されました。
請願8号については、不採択とみなしました。
9月議会報告
平成15年第3回定例会は去る9月5日より26日までの日程で開催されました。
第3回定例会の付議案件は以下の通りです。
平成15年第3回定例会の付議案件・結果
案 件 件 名 議決結果
議案第43号 平成15年度西東京市一般会計補正予算(第1号) 原案可決
議案第44号 平成15年度西東京市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 原案可決
議案第45号 平成15年度西東京市下水道事業特別会計補正予算(第1号) 原案可決
議案第46号 平成15年度西東京市中小企業従業員退職金等共済事業特別会計補正予算(第1号) 原案可決
議案第47号 平成15年度西東京市老人保健(医療)特別会計補正予算(第1号) 原案可決
議案第48号 平成15年度西東京市駐車場事業特別会計補正予算(第1号) 原案可決
議案第49号 平成15年度西東京市介護保険特別会計補正予算(第1号) 原案可決
議案第50号 西東京市基本構想 原案可決
議案第51号 西東京市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第52号 西東京市民集会所設置条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第53号 西東京市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第54号 西東京市公民館設置及び管理等に関する条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第55号 市道路線の変更について 原案可決
議案第56号 市道路線の変更について 原案可決
議案第57号 市道路線の変更について 原案可決
議案第58号 市道路線の変更について 原案可決
議案第59号 市道路線の変更について 原案可決
議案第60号 市道路線の変更について 原案可決
議案第61号 市道路線の変更について 原案可決
議案第62号 市道路線の変更について 原案可決
議案第63号 市道路線の変更について 原案可決
議案第64号 市道路線の変更について 原案可決
議案第65号 市道路線の変更について 原案可決
議案第66号 市道路線の認定について 原案可決
議案第67号 市道路線の認定について 原案可決
議案第68号 市道路線の認定について 原案可決
議案第69号 市道路線の認定について 原案可決
議案第70号 市道路線の認定について 原案可決
議案第71号 市道路線の認定について 原案可決
議案第72号 市道路線の認定について 原案可決
議案第73号 市道路線の廃止について 原案可決
議案第74号 多摩地域農業共済事務組合の解散 原案可決
議案第75号 多摩地域農業共済事務組合規約の一部を改正する規約 原案可決
議案第76号 多摩地域農業共済事務組合の解散に伴う財産処分 原案可決
議案第77号 平成14年度西東京市一般会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第78号 平成14年度西東京市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第79号 平成14年度西東京市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第80号 平成14年度西東京市受託水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第81号 平成14年度西東京市中小企業従業員退職金等共済事業特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第82号 平成14年度西東京市老人保健(医療)特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第83号 平成14年度西東京市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議案第84号 平成14年度西東京市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 継続審査
議員提出議案第11号 年金制度の改善による国民の将来不安解消を求める意見書 原案可決
議員提出議案第12号 「在日外国人の国民年金の無年金高齢者および障害者」に対する救済措置を求める意見書 原案可決
議員提出議案第13号 東京都立多摩老人医療センター歯科の存続を求める意見書 原案可決
議員提出議案第14号 戦争のない平和な世界の実現に関する意見書 原案可決
議員提出議案第15号 食品安全条例(仮称)制定に関する意見書 原案可決
議員提出議案第16号 若者の雇用確保に政府として全力を挙げることを求める意見書 原案可決
議員提出議案第17号 すべての外国人学校の大学受験資格を早急に認めることを求める意見書 原案可決
議員提出議案第18号 「これからの東京の心身障害教育の在り方について」十分な検討を求める意見書 原案可決
議員提出議案第19号 携帯電話の利便性の向上と料金引き下げを求める意見書 原案可決
請願第4号 「ハンディキャブけやき号」に関する請願 継続審査
請願第5号 東京都立多摩老人医療センター歯科の存続に関する請願 採択
請願第6号 全小中学校のプールに温水シャワーの設置を求める請願 趣旨採択
請願第7号 市立中学校において学校給食法に基づく完全給食の実施を求める請願 継続審査
陳情第32号 西東京市在住の私立小中学校就学者に対する教育費助成についての陳情 採択
陳情第37号 「教育基本法」の理解を深め、教育の正常化を求める陳情 採択
陳情第38号 普通学級に通う障がい児の介助員についての陳情 採択
陳情第39号 東京都教育委員会へ『これからの東京の心身障害教育の在り方について』十分な検討を求める意見書を提出することに関する陳情 採択
陳情第42号 中教審最終答申に基づく教育基本法改定に反対する意見書を国に提出することを求める陳情 不採択
陳情第43号 文化・スポーツ振興財団への委託業務縮小と助成金削減を求める陳情 不採択
陳情第45号 容リ法によるその他プラスチック処理を、条件を整え平成17年までに実施することを求める陳情 採択
陳情第46号 年金制度の改善による国民の将来不安解消を求める陳情 採択
陳情第47号 「在日外国人の国民年金の無年金高齢者および障害者」に対する救済措置に関する陳情 趣旨採択
陳情第48号 可燃ごみの収集回数を減らさないことを求める陳情 不採択
陳情第49号 イラクへの自衛隊派遣の中止を求める意見書に関する陳情 継続審査
陳情第50号 戦闘状態の続くイラクへの自衛隊派遣を見合わせることを求める意見書に関する陳情 継続審査
陳情第53号 公害苦情処理制度活用不備に関する陳情 継続審査*趣旨採択に当たっての意見
・請願第6号・・・「財政状況を勘案し、願意に沿うよう早急に善処されたい。」
・陳情第47号・・・「市財政勘案の上、願意に沿うよう努力されたい。」
請願第2号 政府に「平和の意見書」の提出を求める請願 不採択
請願第3号 外国人学校の大学受験資格における朝鮮・韓国・中国等アジア系民族学校に対する「差別」をなくし、大学受験資格を早急に認めることを求める請願 採択
陳情第24号 学校・市庁舎等市管理の公共施設すべての全面禁煙を求める陳情 趣旨採択
陳情第25号 ひばりヶ丘駅北口並びに障害者用施設に関する陳情 趣旨採択
陳情第29号 (仮称)こどもの総合支援センターにおける障害児支援の陳情 継続審査*趣旨採択に当たっての意見
・陳情第24号・・・「健康増進法に基づいた受動喫煙防止対策を講ずるべきである。」
・陳情第25号・・・「諸般の状況を勘案の上、趣旨に沿うよう努力されたい。」
15年度から私が委員長に任命されました厚生委員会の簡単な報告と寸評を掲載致します。
平成15年度 第3回 定例会 厚生委員会報告
休会中の去る9月11日、第3委員会室において厚生委員会が開催され議案1件、請願2件、陳情6件についての審議が行われました。
その経過と結果を報告致します。
議案第52号 「西東京市民集会所設置条例の一部を改正する条例」について報告致します。
生活文化課長より返還を求められた理由として、22年を経過し平成12年12月に自治会側から使用貸借契約の解除申し入れが出され、協議を重ねてきたが、市側としては「なんとか地域に集会所施設確保したい」という立場でまず法的な問題として、契約が継続できないか、という問題を顧問弁護士と協議した。しかし民法604条の第1項には賃貸権の存続期間が20年を超えてはならないと言う規定があり、すでに22年を経過しているということで応じざるを得ないという回答を得た。
代替施設としては都道を挟んだ反対側に消防の第7分団の詰め所があり、防災課と協議し2階の和室を引き続き保谷町市民集会所として使用できることとなった。
との説明を受け、続いて質疑に入りました。
質問 地区会館とかコミティーセンターがあるが、その地域的役割の範囲とか、地域住民の貢献に対する概念についてどう考えるか。
答弁 市民集会場は合併前の保谷市の時代に地域コミティー施設、地域寄り合い所というのが各町ごとに1つぐらいあるという経過があった。500メートル範囲、歩いて10分かからない。おおむね市内を網羅できる範囲に設けられていた。目的としてはコミティー施設、寄り合い所として解釈されている。
市民集会所では葬儀は行えない。
質問 一部では葬儀もできるところもあればできないところもある、同じ税金を払っている。市民が別々のサービスを受ける形になる。この辺で地区会館とか、コミュニティーセンターとか集会所といったものをその分類について協議するという所にきていると思うがどうか。
答弁 合併したことにより交流施設というものが旧保谷では2つの交流施設の設置条例からなっており、旧田無では地区会館という呼び名で交流施設がなっている。現在一市に3つの交流施設の設置条例があるということで、これについては、一市二制度がまだ引きつづいている。今後は整理が必要と考えている。また地区会館には無人と運営協議会で運営している施設がありコミティーセンターも運営協議会で運営しているところが2施設あるが、10月には市民に意見を聞きながら相談をしてみたいと思っている。
質問 契約解除したいという理由については、また年間いくらの賃借料を払っていたか、実績と年間利用人数、稼働率は、第7分団2階の和室を利用するという事がこれは緊急避難的な代替ということなのか、また本町5丁目で未利用地があるが、
答弁 返還理由には3点ほどあり、1点目として設置状況が変わっている。例えば、沿線上では庁舎やこれでホール等ができたこと。2点目は、マンション住民が高齢化によりリタイアされて余暇の時間を過ごそうと思っても自前の集会施設が使えないという理由。もう一つは民法上の件で契約が長すぎると言う点である。賃借料についてはここが1番安く、15年度で247,000円になっている。利用状況は高い方に位置しており上位4位ぐらい、35%から40%くらいの時間帯がふさがっている。
7分団の2階についてはあくまで消防施設ということで、分団の規則の範囲で設置し、部屋については支障のない範囲でお借りする。保谷町5丁目の土地については、これからの市全体のコミュニティ施設の配置について検討していかなければいけないと思う。
以上で質疑を集結し討論なく、議案第52号は 挙手全員で可決されました。
続いて、請願第5号 「東京都立多摩老人医療センター歯科の存続に関する請願」について報告します。
保健福祉部長より昭和61年に多摩地区の高齢者の高度専門医療を行う病院、紹介、いわゆる予約制病院として開設され、現在は地域の医療機関と連携し、緊急救急病院として地域医療に参加している。
現在歯科医師3人、平成14年度実績、1日平均外来患者数38人、年間外来3,801人、うち西東京市64人、月間平均5、3人となる。
多摩医療センターと歯科医療連携を各地地域の歯科医師会等で結び、田無歯科医師会36人、保谷歯科医師会9人が連携を結んでいる。
都立病院改革マスタープランおよび都立病院改革実行プログラムの内容については、多摩北部地域病院として17年度を目途に統廃合等の中で医療機関の改革等を行うもので、財団法人東京都保健医療公社に運営が移管されいわゆる総合病院化を目指すものである。
公社化の方針としては、入院が主体となり外来は紹介書のみと聞いている。
現在の多摩医療センターについては、充実に関する要望書も近隣の市長から出ている。
との説明を受け続いて質疑に入りました。
質問 歯科部門というのは一般的に不採算部門なのか
答弁 収支比率が35,7%ということで赤字になっている。収入は4千2百万円に対し、支出が1億1千8百79万2千円と大幅な赤字になっている。
質問 不採算なっても残す意義があるか、
答弁 高度歯科医療と地域の診療所の連携というのは今後とも存続されるべきだと認識している。
以上のような質疑の後討論なく請願第5号は挙手全員で採択されました。
続いて陳情第32号 「西東京市在住の私立小中学校就学者に対する教育費助成についての陳情」について報告致します。
子育て支援課長より旧保谷市において昭和55年に発足した制度で、平成11年度に財政状況から補助金の見直しにかかり、制度廃止となったという経過がある。
昨年の同時期に陳情があり、陳情処理表によると、検討結果として「市内在住の私立小・中学校義務教育就学者に対する教育費助成の復活、早期実施は難しい」。
理由として「その後も財政状況は好転せず、引き続き厳しい状況にある」。
また「平成14年度において26市中この制度があるのは、武蔵野市、三鷹市、調布市、町田市の4市のみである。このような事情を鑑み新設の補助金制度である当事業の復活、早期実地は難しいと考える。」
本年度についても、4市のみが行っている。
以上の説明の後、質疑を受けました。
質問 助成金復活には650万円の予算、これはそんなにかけ離れた数値ではないと思うが、旧保谷市が11年度に打ち切った、合併による統一、そういう政策的な判断がここに表れていると思うがどのように考えるか、
答弁 設立年度を調べると昭和47年から60年くらいにできた制度で、仄聞によると、当時いくつかの市があったが、全体的な流れとして廃止の方向できている。旧保谷市のでも、全体的事務事業の見直しの中で、優先順位をつけていった結果廃止した。
意見 旧田無市の時にも採択した、政策的、政治的にこたえていくという姿勢が行政に求められているのではないのか、議会の意思ということも踏まえた対策、制度を創設することが必要だ。
意見 確かに4市は財政力がある、考え方として、義務教育は無償である、税金は公立学校に使われている。税の公平性とか配分から見た時、年額数千円程度というのは公立に行かない分戻るぐらいの額なのではないかと思う。
以上のような質疑の後、討論なく挙手多数で本件は採択されました。
続いて 陳情第43号 「文化・スポーツ振興財団への委託業務縮小と助成金削減を求める陳情」について報告致します。
市民生活部主幹より財団は公益法人という性格上、営利企業と違って収支で利益があがる事業中心に事業展開することができない。その事業内容は1、文化・スポーツおよびレクリエーションの進行を図るための事業、2、文化・スポーツ活動の奨励、普及および団体を育成するための事業、3、文化・スポーツ情報の収集及び提供のための事業、4、市から受託するする文化・スポーツ施設の管理運営のための事業を公益性の観点から実施している。
この陳情の中に契約職員の時給が著しく高いと指摘されているが、市の嘱託員の報酬と同程度のものと考えている。
以上のような説明を受け続いて質疑に入りました。
質問 財団の収益性を呼び職員数正職と嘱託は何人か、
答弁 収益性といっても一般に収容人員は1,200席位ないとなかなか上がらない。こもれびホールが660席だから収益は2分の1である。
職員構成は市の派遣職員が今年度当初で8名、契約職員が10名、スポーツ指導員が4名であるが
今年の5月にスポーツ指導職員2名を補充している。時給は1千5百90円である。
質問 年間の人件費はどのくらいかかるか、
答弁 平成14年度決算ベースで財団の総務管理費ということで財団の運営分も1部含まれているが
総額で1億3000万あまりである。
質問 現在の財政状況を見て市からの助成が文化・体育あわせて6億ぐらいが妥当だというように
西東京市としてどのくらいが妥当かと考えているか、またまた行革大綱を出しているがその中で補助金等について何らかの考え方が示されているのか
答弁 助成金については総額でいうと6億ということになるが、施設管理費、これは市の直営でやって さほど変わらないが、この額が3億3000万くらい。事業費が1億1千400万あまり、総務管理費、これはほとんどが人件費になるが、これが1億3000万ということとなり、財団に対しては事業収入が約5,000万くらいあるので、事業費が1億1400万くらい、そこに先ほどの事業費が入るので6400万円このぐらいが要するに市としての持ち出し分になるかと思う。
行革大綱の中ではビルドの部分で文化・スポーツ振興財団の活用ということで、スポーツ施設の管理・運営を委託するようなことで一筆入っている。
以上のような質疑を受け討論なく採決したところ挙手なしで本案は不採択となりました。
続いて陳情第46号 「年金制度の改善による国民の将来不安解消求を求める陳情」について報告致します。
執行部より、特に説明等なく直ちに質疑に入りました。
質問 市民の中で年金、無年金者という実態をどの程度把握しているのかうかがう。
答弁 現在市としては把握していない。
国民健康保険の中で64歳までの方については把握できるが、基本的には65歳以上の方が年金をもらっている。介護保険1号被保険者の中で引き落としをされていない方についてが、基本的には無年金者と考えている。
意見 無年金者とか低年金者というのが救済を求められていることと思うのでぜひご賛同の上意見書を送っていただきたい。
以上のような質疑の後、討論なく、 本案は挙手全員で採択されました。
最後に陳情第47号「在日外国人の国民年金の無年金高齢者および障害者」に対する救済措置に関する陳情について報告致します。
執行部より意見等なく休憩中に「意見を付し、趣旨採択されたいとの発言があり、意見の集約を見たので討論を省略し直ちに採決を行い、陳情第47号は、「市財政を勘案の上、願意に沿うよう努力されたい」との意見を付し趣旨採択することに決定いたしました。
基本構想審査特別委員会審査報告
去る9月5日、18日及び19日の基本構想審査特別委員会で審査いたしました議案第50号 西東京市基本構想の審査結果について報告いたします。
本議案は、委員会初日の5日に基本構想については企画部長から、基本計画については企画部主幹からそれぞれ補足説明を受け、18日、19日の2日間で審査を行いました。本委員会が正副議長を除く全議員で構成されていることから、主な質疑等の概要について報告いたします。
質問 行政評価制度の確立とあるが、これについては市民に公開するのか。
答弁 市民に協力いただく中で、行政評価の内容は公表して市民判断をとり入れたい。
質問 地方分権と住民自治ということがあるが、具体的に地方分権に対応することとして基本構想にどのように組み込まれているのか。
答弁 基本構想の中で「協働で拓くまちづくり」等具体的に展開している。
質問 4つの重点プロジェクトの中身はチャートでつなげるのか。
答弁 基本構想は基本理念と4つの理想のまち将来像と6つのまちづくりの方向として施策展開し、主要事業としている。主要事業を実施することによって6つのまちづくり、4つの理想のまち、1つの基本理念が位置づけられるという流れだ。
質問 「安心して暮らすために」の中に、行政、社会福祉協議会、NPO等の連携によりとあり、これは大事だが、行政の役割が明確でない。福祉そのものの時代が変化してきて市の役割が大きくなっているのではないか。構想に入れてほしかった。
答弁 社会福祉行政の基本的な担い手は社会福祉協議会であり、行政は地域福祉計画をつくり、少子化、高齢化の施策を明らかにし、計画を具体的に展開していく。
質問 基本構想・計画については市民参加で行ったが、主要事業一覧というのが市民にとってわかりやすい。この構想の議決後にこれを市民に示して意見を聞く場をつくって、最終的に基本計画を確定するというやり方をしてほしい。
答弁 基本構想・計画まで審議会で審議いただいており、途中経過において市民ワークショップ等行っており、市民の意見が生かされていないとは考えていない。
質問 新市建設計画の見直しに当たっての市長の基本的考え方を聞きたい。
政策選択として何を追加するのか。
答弁 基本構想が議決されたら、主要事業を精査し、東京都と協議に入り合併特例債の目的に合致する事業について変更手続をやっていきたい。優先するものとして老朽化施設の建て替えだと思っている。約3分の2残っている合併特例債を有効活用したい。
答弁 主要事業の中から優先順位をつけて基本構想、基本計画に沿った事業を選択したい。
質問 主要事業一覧に行政改革大綱の策定と推進とあるが、これまでの手法をとって行くのか。このまま推進するのは大変なことだ。
答弁 この大綱は16年度で切れるので、17年度以降、同レベルの手法としてやっていきたい。
質問 この構想の主要事業の財源は、柔軟に対応できるようにしたいということなのか。とりあえず載せて様子を見ながら選択してやるものとやらないもの選ぶということなのか。
答弁 主要事業の優先度は、この10年間でどの年度にどの事業をするか位置づけ、また合併という特殊要因から合併による財政支援が22年度まであるので、これを活用し、それと行政改革で有効財源どう生み出していくかという視点で財源確保を図り、施策の方向性に沿って事業したい。
質問 基本構想・計画での市民の期待感というのは、言葉だけでなく本当に市民参加条例が生かされた、行政全体が市民に開かれた市政というのが要請されていた。策定に当たって憲法、地方自治の問題では審議会でどんな論議がされたのか。地方自治体としての役割的な論議はされてないのか。
答弁 直接法律論等はしていないが、地方分権と住民自治のところの議論の際に、地方自治体の置かれている状況を認識しながらこの文面ができている。
質問 主要事業一覧の中に東伏見地域の図書館設置がない。100平米くらいで絵本館的なものはできないか。早稲田大学との協定は生きているのではないか。こういう重要な転機のときには復活検討する案件ではないか。
答弁 早稲田大学の施設には公共施設は入らない方針である。
質問 地域リハビリテーションの事業構築の要請がある。NPO、ボランティアだけでなく、学校栄養師、養護教諭との連携も必要ではないか。
答弁 これについては社会福祉協議会が主体となるもので、NPO、ボランティアと連携をとっていくよう検討している。地域リーダーの育成も必要である。現在、福祉計画策定中であり、さまざまな計画として検討している中で地域リハビリテーションは考えている。
2日目
質問 重点プロジェクト推進委員会の委員選出方法は。市民が意識的に提案したいということや、進行管理したいという団体の方の提案の機会も広げる必要がある。公募も考えるべきだ。
答弁 16年度早々に立ち上げ、16年度事業を含めて御意見等をいただきたい。メンバー選出は4つの重点プロジェクトの施策展開に関連した市民、事業者等にお出でいただく。市民公募でなく市の方からお願いする。当初から予定する事業を実行するだけでなく、コンセプトに沿った取り組みも進めるので、その検討の際に市民参加も考えられる。
答弁 委員は1年交代であり、審議会で審議したスタイルとして当初これで立ち上げたい。検討させていただきたい。
質問 活力と魅力のあるまちづくりは結構なことだが、実行は大変だと思う。地域経済を発展させる仕組みの構築とはどんなことを考えているのか。人が集まるまちづくりとはどんなことを構想しているのか。そろそろ商工業振興条例が必要ではないか。
答弁 活力と魅力のあるまちづくりは基本計画では5つの柱となっており、既存の市内産業を育成する視点、起業家への支援、広域的取り組みとして産学公の連携という中で、地域発展に努める。人が集まるまちの施策としては、地域の自然環境等の地域資源を活用していきたい。
質問 基本構想については市民公募委員も含めて検討されたことは評価するが、より広い市民の意見反映ということでは外国人、子ども、障害者の反映はどのようにされたのか。
答弁 市民参加の手法として意識調査を実施しこの中に外国人も含まれ、また18歳、19歳の協力も得ている。子どもワークショップも開催しており、市民ワークショップでは子ども連れという配慮もした。そのほかパブリットコメント、市民説明会、出前講座もやっている。
質問 西東京市の基本構想としてのオリジナリテイーはどこにあるのか。
答弁 特徴としては合併をしてできた市ということで市民参加により策定したというものだ。新市建設計画を包含した形で、市民ニーズを踏まえて、発展させた重点施策をさらに事業展開させていく。合併ということから、市民融和を中心にしたまちづくり、福祉の実現をしていくものである。また重点プロジェクト推進委員会を位置づけ、市民、企業・団体の方々にかかわっていただくことがある。
質問 まちづくり全体について、各部としては個別に具体的な方針があるのか。公共施設配置計画が出されていても、学校施設が重要な役割を持っているのにここに含まれていない。適正なまちづくりのこの辺も観点から出していただかないと、どうしていくかグランドデザインが見えない。
答弁 学校については、特殊で一律に統廃合を進めていけるか等難しい。庁内検討会を立ち上げて研究していく必要がある。
質問 子ども参加の促進で、子どもの権利条約について書かれているが、子どもの権利の解釈はさまざまあるが、権利の裏には義務があるということも主張してほしかった。また家庭・学校・行政が同列に書かれているが、子どもを育てるのは親の責任であるということをはっきり構想の中に主張してほしい。
答弁 子育て支援計画では子どもが大人になることを支えるという視点で5つの項目がある。子育てについては第一議的には家庭が責任を持つということは次世代育成対策の法案でも基本理念である。
質問 10年間の市民ニーズを的確にとらえて、実施していくためには担保すべき財源問題に行き当たる。三位一体の改革等、財政をめぐる制度改革が不透明の中で、どのように自治体運営していくのか。
答弁 制度改革の不透明な中で、楽観できないもので、国・都に対して言うべき主張はしていく。これからの地方分権の時代に対応した自己選択、自己決定、自己責任の原則のもと市政運営されなければならないと考えている。
質問 西東京市の10年間の構想の特徴として生産人口と15歳以下の人口の横ばいというのが大きい。これをまちづくりの基本にしなければならない。
答弁 勤労人口、若者の人口がふえることは大歓迎だが、現在の少子高齢化の動きからすると安易に人口数はカウントできない。人口というのは自治体運営の力であり、エネルギーである。それを視野に入れて事業展開していかなければならない。
質問 地方分権と住民自治のところで、職員の政策立案能力が重要だということがあるが、市民自身の自己責任も課題としてあるのではないか。
答弁 地方分権の構成員という土壌を構成していく方針を要請していく必要がある。それは行政指導でできるものではないので、政策を提起したり、市民参加を求める中で投げかけたい。まずは、自治体職員の能力向上が先決だ。
質問 基本構想、計画は市民の暮らしの現状をとらえ、策定しているか。
答弁 現在の経済情勢を踏まえて策定している
以上で質疑を終結した後、討論を省略し、採決の結果、挙手 多数で議案第50号 西東京市基本構想は、原案のとおり可決されました。
平成15年第2回定例会は去る6月6日から20日までの日程で開催されました。
平成15年第2回定例会の付議案件・結果
▼付議案件・結果
▼継続案件・結果
○付議案件・結果
案 件 件 名 議決結果
議案第33号 西東京市立児童館条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第34号 西東京市建築協定に関する条例 原案可決
議案第35号 工事請負契約の締結について 同意
議案第36号 工事請負契約の締結について 同意
議案第37号 財産の取得について 原案可決
議案第38号 財産の取得について 原案可決
議案第39号 西東京市市税条例の一部を改正する条例の専決処分について 承認
議案第40号 西東京市都市計画税条例の一部を改正する条例の専決処分について 承認
議案第41号 西東京市特別土地保有税審議会条例を廃止する条例の専決処分について 承認
議案第42号 西東京市助役の選任につき同意を求めることについて 同意
議員提出議案第4号 電力の安定供給に関する意見書 原案可決
議員提出議案第5号 乳幼児医療費助成制度を国として創設することを求める意見書 原案可決
議員提出議案第6号 北朝鮮による拉致問題の早期解決を求める意見書 原案可決
議員提出議案第7号 郵便投票制度等の改正を求める意見書 原案可決
議員提出議案第8号 教育基本法見直しで国民的議論を求める意見書 原案可決
議員提出議案第9号 税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現を求める意見書 原案可決
議員提出議案第10号 小中学校の普通教室へのクーラー設置に国の財政支援を求める意見書 原案可決
請願第3号 外国人学校の大学受験資格における朝鮮・韓国・中国等アジア系民族学校に対する「差別」をなくし、大学受験資格を早急に認めることを求める請願 継続審査
陳情第23号 生活習慣病の治療に代替医療を第一選択とする医療制度改革に関する陳情 不採択
陳情第24号 学校・市庁舎等市管理の公共施設すべての全面禁煙を求める陳情 継続審査
陳情第25号 ひばりヶ丘駅北口並びに障害者用施設に関する陳情 継続審査
陳情第26号 精神障害者共同作業所確保に関する陳情 採択
陳情第27号 心身障害児学級の配置計画に市民参加を求める陳情 趣旨採択
陳情第28号 教育基本法の改正に反対する意見書を国に提出することを求める陳情 不採択
陳情第29号 (仮称)こどもの総合支援センターにおける障害児支援の陳情 継続審査
陳情第30号 「医療費負担の軽減を求める意見書」の採択を求める陳情 不採択
陳情第31号 「基礎年金の国庫負担の引き上げを求める意見書」の採択を求める陳情 不採択
継続案件・結果
案 件 件 名 議決結果
請願第2号 政府に「平和の意見書」の提出を求める請願 継続審査
陳情第12号 谷戸せせらぎ公園の自由池のさくに関する陳情 採択
陳情第21号 文化問題懇談会(仮称)の設置に関する陳情 継続審査
陳情第22号 環境問題に係る粒子状物質減少装置装着助成に関する陳情 不採択
以上のような結果となりました。
( 厚生委員会報告 )
15年度から私が委員長に任命されました厚生委員会の簡単な報告と寸評を掲載致します。6月議会からの報告となりますが、ご了承下さい。
まず最初に、議案 第33号西東京市児童館条例の一部を改正する条例について
児童課長より説明を受けただちに質疑に入りました。
質問 反対するものではないが、この条例が改正されたら要綱の方もかわるという形になるのか、ある面では動向を見守るようなことも考えているのかどうか、
答弁 条例そのものが要綱そのものに関連するわけではない、その間には行政の意思というものが入る。パブリックコメントの手続きを経てこのような政策ができていいるということ、先般の陳情に関してもこちらの委員会を通じているのでケヤキ学童クラブ開設に伴って、西原、西原北については従来の形で進まざる得ないのかなとは思っている。
しかし、議会全体の意思としてさまざまな状況を踏まえて、提案があるとすれば、市長の方に相談しなければいけないと思っている。
質問 3月の陳情については、不採択にした経過がある。審査の過程の中で市の方針が十分に保護者に伝わっていないんじゃないかと思う。4月に説明会を開いた経過があると思うが、保護者に理解、納得をいただいたか、またその説明会の状況、保護者の意見、要望をはどうだったか。
答弁 議会より示唆を受けていたので、4月24日に西原北学童クラブ、25日に西原学童クラブの父母会において統合するという説明会をした。意向として116名という入会児童数に対して不賛成ではない、しかしそれ以外の部分については暫定的に弾力的なものは考えられないかという意見が占めていた。
市の方は十分に規模、職員配置、環境整備等についての説明、実質状況数、稼働率についての説明をした。また提案として部屋を2区分に区切り児童の動きへの安全ということは考えていきたいという説明もした。
その後5月14日に再度、市の姿勢についての説明のしている。定員が従前通り80名であるということに対して100名にしたといういきさつ等についての説明をした。
意見 西原北を何とか暫定的にでも残してほしいという声も根強いと思う。やはり柔軟な対応というのは当然必要だと思う。9月に西原きた学童クラブをやめてしまうということではなく、ケヤキ学童クラブの開設を見ながら、学童クラブ統合については柔軟に対応されることを望む。
以上のような質疑の後、討論なく、議案第33号は挙手全員で可決されました。
陳情第23号 生活習慣病の治療に代替医療を第一選択とする医療制度改革に関する陳情につきましては、陳情趣旨については理解できましたが、陳情者の言うところの代替医療の範疇が広く医療と民間療法が混じりあい定義付けをする事が不可能と判断し書面審査のみにて不採択と決しました。
続いて陳情第26号 精神障害者共同作業所確保に関する陳情については、障害福祉課長をより陳情書にもあるとおり小規模作業所の社会福祉法人化を目指しているサンワーク田無が15年2月に都へ調査表を提出したおり、築30年以上、16年度に契約更新ということがあり、更新が難しいということで、相談を受けた。
しかし、このような作業所は近隣の了解を得るというのは非常に難しく、また通所者が通いなれた所に通いたいという条件があり、まずは契約更新ができるように大家さんにお願いし、了解を得て喜んでいたところが、東京都の方から作業所の場所がまだその時点では不安定ということで、不許可となってしまった。
4月に入ってから施設長個人に貸すのはいいが、古いことが非常に不安であるとの話をうかがい、市の方でも社会福祉法人化の支援をしているという話をし、現在市内には14カ所の作業所があり、市では国都の方針に準じて、自立に向けた社会福祉法人化を推進している等の説明をし、新たな物件が見つかるまで貸してほしいという事を文書にして了解を得たところである。
との説明を受け、続いて質疑に入りました。
質問 現状ではそれでも見通しがつかないのか?西原第二小学校の跡地利用の関係で、作業所の場所として検討される可能性はあるか?
答弁 跡地利用の関係では、5月26日に市民説明会があった。その中で保険福祉部としては高齢者の生きがいづくりを支援する施設、見守りネットワーク機能の充実に寄与する施設、身体、知的、精神障害者の活動を支援する施設の3つの考え方に対しての具体的なイメージとして、ひとつは高齢者のミニデイを中心とした地域との交流、いわゆる通所ミニデイを考えたい。また現在高齢保健福祉計画をもとに進めているいわゆる重点施策である高齢者の見守りネットワーク事業の展開の拠点としても位置づけたいと話し、もうひとつはシルバー人材センターの作業所及び各種教室も考えている。
また、身体、知的、精神障害者の対応については、小規模授産施設を考えている。これは卒後対策が今後10年で200人からいるわけで、来年度の卒後予定者が18人ということから当然その対応策が急務であるということで考えており、大きく3つに分けて検討している。
なお、当該校については3階建てになっており、1階がすべて使われる。
あくまでも学校施設をのため目的外使用とされ暫定的な使用については文部科学省への届で承認で済むので所管はあくまでも保健福祉部の事業展開として考えている。
質問 サンワークをそこにもってくる可能性はないのか、または周辺も含め検討に値する場所はあるか?
答弁 2小跡地については非常に難しいことになると思う。今後の対応については、お尋ねの母子保健センター等があるが、まだ4年ほど一定の使途の条件があり、今後の事業展開の場では十分検討されると考えている。
質問 市としても精力的な努力は認めるが、全面的になんとか場所を確保するという努力を引き続きしていただくよう要望しその見通しはどうか?
答弁 確か児童青少年部の中でもすでに障害児の放課後対策についての話があったと思うが、こういった事業拡大策のひとつとして学童クラブの跡を使えないかという調整をした経緯がある。
このような経過を踏まえ、週2回障害児の放課後対策として使用するというあくまでも、暫定的使用ということで了解を得ている。このようなことからも公共施設以外の空き店舗、あるいは借家等も視野に入れながら努力していきたい。
以上のような質問の後、討論なく
陳情第26号は挙手全員で採択されました。
続いて陳情第30号 医療費負担の軽減を求める意見書の採択を求める陳情について報告致します。
執行部より特に意見等なく、また質疑討論もなく直ちに採決を求めたところ、可否同数となり、委員長は委員会条例第17条の規定により否と認め不採択すべきものと決定いたしました。
続いて陳情第31号 基礎年金の国庫負担の引き上げを求める意見書の採択を求める陳情 について報告致します。
執行部より特に意見等なく、また質疑討論もなく直ちに採決を求めたところ、挙手少数により本陳情は不採択と決しました。
( 継 続 審 査 )
陳情21号 文化問題懇談会(仮称)の設置に関する陳情につきましては、3月議会で文教委員会に付託されましたが主旨が厚生委員会のものであろうとの意見が出、今議会において厚生委員会に付託されましたが、6月の委員会では結論が出ず継続審査となりました。
陳情第29号 (仮称)こどもの総合支援センターにおける障害児支援の陳情については、審議会等の意見集約も今後あるので継続審査となりました。
( そ の 他 )
議案第42号の助役選任の件につきましては前任の野口助役同様、東京都より柴田健次氏が選任され同意を得られました。
また、議員提出議案第6号 北朝鮮による拉致問題の早期解決を求める意見書につきましては全員賛成で可決されました。
陳情項目では、陳情第12号 谷戸せせらぎ公園の自由池のさくに関する陳情につきましては、 採択され新聞紙上を賑わせたこの案件も一応の解決を見る事ができました。この件につきましての部長答弁ではせせらぎ公園の建設段階の初心に帰り対応していきたいとの答弁を得ております。以下に議会最終日に行いました賛成討論を掲載致します。
陳情第12号 谷戸せせらぎ公園の自由池の柵に関する陳情について賛成の立場で討論に参加致します。
この陳情については先日の一般質問で私も、市長に対し同主旨の質問をいたしましたところでございますが、その時の部長答弁として「当初の利用状況とは変わってしまったが、今後は建設段階の初心にかえり対応していく」とのご答弁をいただいております。
子供たちが自由に遊ぶというコンセプトで作られた、谷戸せせらぎ公園の自由池、開園当初の幼児転落事故等のため、このような大変残念な経緯を経てきてしまいましたが、7月になれば子供たちも夏休みに入ります。
そうでなくても、遊ぶところが少なく、特にこの西東京という地域は、大きな川もなくいわゆる自然の水場で遊ぶということができにくいところでございます。自然の水場は確かに遊ぶことに対し多少の危険を伴うかもしれません、しかし多かれ少なかれ人が生きていくためには多少の危険と向き合い、それにいかに対処するかと言うことが子供のころから求められるものではないのでしょうか、そして安全なプールだけで遊んでいれば体験できない多くの経験も積むことができると私は信じております。
このような地域に住んでいる子供たちが少しでも自然に触れ、楽しい夏休みが過ごせるよう、自由池を正しい管理のもと利用できますことを要望し、賛成討論といたすものであります。
( 一 般 質 問 )
今回の一般質問は公園行政について質問致しました。
上述のせせらぎ公園についてとドックランの設置等を市長に要望しましたが、ドックランについては、合併記念公園に付いては考えていないとの事でしたが、市民要望の強いこの件に付きましては、引き続き要望を繰り返していきます。
また、石神井川上流域の親水化に付いても現状では難しそうですが、上流部を直さなければ川の浄化は進まないとの考えに基づき今後も要望、提言を繰り返していくつもりです。
最後になりましたがホームページを見られた市民の方で市制に対するご要望等ありましたらお気軽にご連絡下さい。
3月に開かれました平成15年度第一回定例会では平成15年度の当初予算が成立しました。
私はこの当初予算に賛成いたしました。
細かいところでは、問題もありましたがその点においては市長にこれからも提言等をしていきますが、当初予算が決まらないと市民生活に影響も出るところもあり、おおむね問題なしとしての賛成であります。
この15年度予算は、一般会計で555億9千300万円で前年度に比べ7,1%の減となっており7つの特別会計と合わせると950億8千730万円になり、前年度比4,4%の減となっております。
15年度予算は新市建設計画に揚げられた4つの重点施策(合併記念公園の整備・コミュニティバスの運行・地域情報化の推進・ひばりヶ丘駅周辺まちづくりの推進)の実行が行われますが、それとともに以下のような施策がおこなわれます。
1,地域の中で支えあう福祉のまち として
基幹型在宅介護支援センターの設置
病後児保育室の設立 等
2,環境にやさしく美しいまち として
(仮称)合併記念公園の整備
リサイクルプラザの建設 等
3,若者を育てるまち として
小・中学校の施設整備
青嵐中学校校舎建て替え 等
4,安全で快適なまち として
コミュニティバスの運行
ひばりヶ丘駅周辺まちづくりの推進 等
5,さまざまな産業が育つまち として
地域産業の育成
6,市民が参加する活力あるまち として
地域情報化の推進
男女平等の推進 等
以上のようなものが揚げられますが、これからも小林たつやは市政に対し、市民の皆様の真の利益を第一とし意見、提言を行っていくものであります。 |